◆4月23日(火)の子どもたち
2019年04月23日 火曜日
◆行ってみよう(つぼみ)

園庭遊びはわりと好きな子ども達。保育士と一緒に今日も葉っぱや枝を集めて楽しむ姿が見られました。
近くに保育士がいて安心できると思ったのか、〇くんは自分から保育士の側を離れ動き出し砂場横のお山をよいしょと登り、満面の笑みを見せてくれました。
□くんは保育者と一緒にトランポリンへ。座って少し揺られると「ふふぇ、ふふぇ」と声を出して喜んでいました。
天気がよかったので気持ち良く寝ていた子たちもいました。
他のクラスの保育者にも手を伸ばし抱っこしてもらっていた子もいました。
まだ園での食事に慣れていない△くんは、気分転換がてらテラスで青空ご飯。周りに集まってきたお姉さん達に「おいしいよ、おいしいよ」と繰り返し声を掛けてもらいながら食べました。
遊べる子もいるし、まだ眠い子もいます。それぞれのリズムに合わせて、一日を気持ちよく過ごせるようにしていきたいと思います。
(K.E)


◆ポカポカ春遊び(ふじ)

部屋に子ども達の足型こいのぼりがはためいています。
子どもの日はお休み中なので早めに飾りました。
足型をとるときは個性が出ます。初めての事にいや~と不安な気持ちを表す子、何をするの?と興味を持っている子など様々…。かわいいこいのぼりができました。
部屋では一人がごろんと寝っころがるとその横にごろんとしたり、トントンしてくれたりお友達を意識しています。子どもたちの輪が広がっているようです。
今日は園庭で遊びました。
遊んでいる間に靴が脱げてしまった▽君。そばでその姿を見ていた◇ちゃん。
▽君の顔を覗き込み脱げちゃったの?と話しかけているようです。▽君は自分の靴を見せて片方渡しています。◇ちゃんはそれを受け取り履かせてあげようとしていました。履かせてあげる事は、難しかった様でしたが優しい気持ちにほっこりしました。
水道に行き少し出る雫を手に乗せて嬉しそうにお友だちに見せる〇ちゃん。ポカポカ陽気ですが体調を見ながらあえて水を出さない保育士に子ども達はあきらめずに熱い視線を送ります。遊ばせてあげたいけれど…と保育士は心の格闘をしています。
猿の置物と対話をしたり、サイレンが鳴ったらすぐに見えるところまで走っていったり、蟻探しに夢中になり掴めるようになったりと日々の成長を感じます。
(K☆H)

◆大聖堂まで… (きく)

散歩カーは、つぼみ、ふじぐみがメインで使用するので、進級するとあまり使えないのですが、今日は貸してもらえることになり、大聖堂まで出かける事にしました。
久しぶりの散歩カーに大喜びの子が多い中、数人は「歩きたい!」と手をつないで歩きました。最近、会話の多い●くんは、道中も色々と話してくれます。「ママとね、お豆の種を食べたの。」「バスに乗ったの。タンクローリーに乗ったの?」「え?タンクローリーに乗ったの?」「うん、そうだよ。パパも乗ったの。ママも乗ったの。」など…。実際の話から想像の話まで、話すことが楽しくて仕方ないようです。
「ワンワン、いるかなあ?」「寒いって言ってるかなあ?」と歩きながら話している2人の女児。久しぶりですが、犬のいるお家をちゃんと覚えていたようです。家の前に来ると、じーっと中を見ていましたが、残念ながら今日は出て来ず。期待を次につなげたいと思います。
バス、ごみ収集車、クレーン車、フォークリフトと、働く車盛りだくさんの道中、たくさんの歓声が上がっていました。
大聖堂に到着してまずは、大きなみ仏さまにごあいさつ。「きくぐみになりました。元気にたくさん遊びます。」と手を合わせてきました。2回に分けてエレベーターに乗ったのですが、先に乗った●くんは「△くんは?」と何度も聞いて、置いてきちゃったのかなあと心配しています。しばらく待って、ようやく2度目のエレベーターが来て、中からお友だちが出てくると、ほっとしたように笑い声が起きていました。
その後は、波羅蜜橋で遊びました。「よーいどんしたい。」のリクエストで、何回も走ったり、ベンチの背もたれにまたがって電車ごっこをしたり、ベンチをはさんで向かい合い、「くーださいな。」とお店屋さんになったり…。まぶしい日差しの中、たくさんの笑顔が見られましたが、まだ慣れない暑さに少々ばて気味。「お茶、飲みた~い~」と言葉でしっかり伝えてくれました。
久しぶりの皆で行く散歩はとても楽しかったようです。少しずつ手を繋いで歩く体験も増やし、また行きたいと思います。
(T.M)


◆みんなの中心(たんぽぽ)

ミッキー体操がかかると自然に友達同士手を繋ぎ、踊り始める子ども達。
いつのまにか、3人から4人。5人。6人と増えていきました。
新入園の児もすっかりと馴染んで、『みんなでたんぽぽ組の仲間』と言うのが伝わってきます。今日の朝の会は、みんなで丸くなって足を伸ばし、座って行いました。
みんなで丸くなって…なんだか、ウキウキします。
つい前に進み出て、気が付くと真ん中に座り込んでいる◎君。何度、外側に戻っても気が付くとまた真ん中へ。
みんなの中心でいたいのでしょうか。
今日も気持ちの良い天気だったので、園周辺に手を繋いでの散歩に出掛けることにしました。散歩に行きたい児は、すぐに集まります。誰と手を繋ごうか決めている児もいます。
『先生や友達としっかりと手を繋ぐ』こともわかっています。
前回同様、園の周りを1周。工事をしているところを見たり、給食室の前でおいしい匂いを嗅いだり、コンビニでは何を買うのかおしゃべりで盛り上がったり、あっという間の1周でした。この短い距離の中で、『手をしっかりとつなぐこと』『車などに気を付けながら歩くこと』を少しずつ経験していけたらと思っています。(M.C)


◆こいのぼり制作 (うみグループ)

「先生、見て~!」と手に大きな幼虫を見せてくれたひまわり組の☆ちゃんと◇くん。
昨日、名前を付けたサクラちゃんとリンくんの様子を朝から確認していました。虫かごに戻しては次の子が触れ、また次の子へとサクラちゃんとリンくんも朝から大忙しのようでした。
今日もこいのぼり制作をしました。
昨日は、ゆり・ひまわり組が中心だったので今日はもも組が作りました。
既に作り方をマスターしているお兄さんお姉さんたちが先生となり、ハサミやのり、目の付け方、そして絵の具でのデカルコマニーまで丁寧に教えてくれました。
普段から造形セット(のり、ハサミ、テープ)を使い慣れているもも組。上手にハサミも使っていました。絵の具を付けて合わせていると「うわぁ~できた」「きれ~い」と久しぶりの絵の具を楽しんでいました。豪快に絵の具を使う児、少しの量で満足な児とさまざまですが、その児なりに絵の具を楽しんでいました。デカルコマニーは、絵の具を付けて紙を折り合わせてからどんな色合いになっているか楽しみがあります。女児たちは、水玉やハート型を意識して絵の具を付けてみたり、とにかく色の混ざりを楽しみたい男児といったような違いも見れて面白いなと感じました。
今回はデカルコマニーでの制作をおこないましたが、吹き絵や転がし絵などさまざまな絵の具の楽しみを子どもたちと一緒に味わっていきたいなと感じます。(O.Y)


◆
◆許してあげる優しい姿 (そらグループ)

ブロックゾーンに積み木で作った立体駐車場がありました。
昨日、ゆり組の男児たちが高く高く積み上げていき、隙間にトミカを置いていったことで立体駐車場となりました。
「明日も遊びたい」とのことで壊さずそのまま保管。
朝もしっかり残っていることに安堵の表情でまずは違う遊びを楽しんでいました。
しばらくすると、ガシャーンという大きな音が響き、皆がブロックゾーンに目をやります。
「あーこわした」「わざとやった」という声が聞こえてきます。
壊してしまったのは電車で遊び始めた年少児。
お兄さんから責められたこと、壊してしまったこと、色々と突然のことで「…」。
わざとではないこと、線路を繋げていたことで夢中だったことを伝えながら直すお手伝いをすると、「もも組さんだから許してあげるよ」と優しい言葉が出てきました。
一生懸命に作ったものが壊されたら誰でも嫌な気持ちになります。
壊してしまった側の様子も伝えつつ理解し、優しい言葉を言ってくれた姿にはとても関心させられました。
その後、同じものを作るかと思っていましたが、昨日の仲間が加わり、また違うものに進化をしていました。今度は高さをなくし、壊れにくいよう考えているようです。
ゆり組の子どもたちは壊されてしまった経験が何度かあったので、そういった経験が次につながったのかもしれません。
今日もこいのぼり制作を行いました。
『デカルコマニー』は子どもたちに大人気。
同じ模様が反対側にも映ること、それが綺麗に感じるからかもしれません。
今日も、やってない子どもたちや、もう一度やりたいという子どもたちが集まってくれました。
三原色の絵の具を塗るという方法ではなく、垂らすという方法を伝えました。
垂らすと塗るでは仕上がりが違ってきます。
どちらも素敵です。
片方に垂らし、折ってみると丸い模様ができたりします。
子どもたちも片方に垂らしたり、塗ったり、「いくよ」と開く瞬間の表情は格別素敵です。
「うわぁ、綺麗」「かめみたい」「足跡みたい」「ちょうちょうだ」と様々な絵を想像し楽しんでくれていました。
園庭ではたくさんの絹さやを収穫し、その場で調理。
炒めて塩をふって完成。
そのままの絹さやの味を楽しみました。
昨日収穫したもの、他グループの収穫したものまでたくさんあり、給食前にもかかわらず何度も並び「おいしい」と食べてくれました。
収穫、その場での調理、青空のもとでみんなと食べるという特別感は、野菜嫌い、苦手ということまで忘れさせてくれる不思議な魔法のようでした。
その後の給食もモリモリ食べてくれました。
(a.y)


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