◆4月22日(月)の子どもたち
2019年04月22日 月曜日
◆楽しくなってきたかな(つぼみ)

今日はお休み明けなので沢山泣いているかな~と思いきや、「おはよう」と顔を合わせるとじっと顔を見つめたりニッコリ笑ってくれたりとなんだか少したくましくなっている様に感じました。朝のおやつも少しずつではありますが順番こにみんなが食べ終わるまでの時間が短くなって来ていたりと、日々の生活に子どもたちなりに対応してくれているのが分かります。『いただきます』のポーズをとってくれる姿もあったりと一日の中のほんのわずかな瞬間も子どもたちは見逃さず、自分のものへと習得しているようです。
園庭が好きな子・室内が落ち着く子とそれぞれ分かれます。園庭に出たものの開放的な雰囲気が合わなかったのか早々にお部屋に戻ってきた〇くん。園庭ではずっと涙顔だった表情が嘘のようにお部屋ではスッキリしていて球落としの玩具で夢中になって遊んでいました。「遊べてよかったねー」と声を掛けるとキョトンとしていましたが、気持ちが落ち着いているのが伝わってきました。
園庭が好きな子は沢山います。行きたい所に積極的に向かう姿も多く見られるようになってきました。行動範囲も広がって来ているので様々な人にも出会い、最近『かわいい~お名前なんて言うの?』と幼児組のお姉さん達から聞かれ『△くん(ちゃん)だよ』と教えるのが日課となっています。今日も、にじグループのももぐみ女子達が数人来て『この子□くんだよね?』と答え合わせが始まりました。『□くーん!☆ちゃーん!』と名前を呼ばれたり手を広げられるとつぼみぐみの子ども達も嬉しそうにその腕の中へ入って行きます。お姉さん達が持ってきてくれた赤いシャベルを三人で取り合っていると『ちょっと待っててね』と人数分持ってきてくれて一人一個のシャベルを手にして満足気な様子。お姉さんが持って来てくれると分かった☆ちゃんは欲しいものを指さしてちょうだいと何度も要求していました。『分かったよーちょっと待っててね』と優しいお姉さん達。
沢山の人との触れ合いで更に園生活が楽しいものへと変化していくと嬉しいです。
K・E


◆自分の足で(ふじ)

4月4週目に入りました。休み明けでしたが、登園時泣く子が少なくなったように感じます。
朝のミッキー体操の音楽が流れると、『あ、始まった。』というような表情で元気よく飛び跳ねたり、保育士を見ながら真似たりしている姿がありました。
今日は室内と園庭に分かれて遊びました。
ゆりかごスイングを指さすキラキラの二人。乗せて揺らすとニッコリ笑顔でとても嬉しそうです。
わくわくの子ども達は固定車に乗っていました。お出かけでしょうか…。「しゅっぱーつ!」と運転する子と乗る子に分かれると楽しそうです。
ふわふわの○ちゃんは泣いていたのですが、マットの上で音のなる玩具を見つけるとぴたっと泣き止みました。そこからは園庭内をまわり始め、砂に触れたりベンチに座ったりしていました。
子どもたちの行動範囲が広がり、自分の足でいろんなところへ行くようになりました。
保育士に抱っこされることが安心から見守られる中でのびのびと遊べるようになって来ているなと感じます。
体調を崩している子や病み上がりの子もいるので体調面に気をつけながら今週も楽しい一週間を過ごせたらと思います。t.y
◆ちょうちょさん、ばいばーい(きく)

先週末、体調が心配になる児が続出しましたが、今週は朝から笑顔で会えて、ホッとしました。
お友だちと会えて、一緒の時間を楽しんでいます。
朝の時間、ゆったりと粘土をしたり、赤ちゃんを背負ってお買い物に行ったり、絵本をじっくり読んだり・・・。それぞれの遊びを楽しんでいました。
そして、きく組にはビッグニュースがありました。
ふじ組の時から見守っていたさなぎが、ちょうちょになったのです。
「はらぺこあおむし」を読んだ後、「じつは・・・、ちょうちょうになったんだよ」と話すと、こどもたちの顔が満面の笑みに変わっていきました。
ちょうちょのカゴをそれぞれのテーブルに見せに行くと、愛おしそうに見ている子ども達。とっても良い表情をしていました。
ちょうちょも羽をバタバタさせて、みんなに「ありがとう」と答えているかのようでした。
「ちょうちょさん、お外にはなしてあげようか」と相談すると、子どもたちもうなずいて賛成してくれました。
園庭で、みんなが見守る中、元気なちょうちょが羽を広げて飛んで行きました。あっという間の出来事でしたが、ちゃんと飛び立っていくのを見送れた子ども達。
「ばいばーい」と手を振って、見えなくなるまで、空を見つめていました。
大きくなったちょうちょ、また園庭へ遊びに来てくれるといなと思います。
ちょうちょを見送った後は、「せんせい、おまめ!」と〇ちゃん。
さやえんどうの成長も気になっていたようです。
見に行ってみると、先に集まっていた子どもたちが何やら話しています。「これ、いいよね」「あ、あかちゃんだ」などなど。そんな会話がやり取りされていて、微笑ましく感じました。
そして、良く見てみると週末の間にすくすくと大きくなったさやえんどうが次々と見つかりました。「これ、おおきいよね」と確認しながら、上手に収穫している△ちゃん、「せんせい、どれー?」と探してもらいたい◇くん。さまざまな姿を見せながら、今日も収穫を楽しませてもらいました。※△ちゃんはその後、お部屋まで大事に大事に持っていました。
アリ探しも上手になり、見つけては追いかけて、逃げられ・・・を繰り返しています。
アリと仲良しな時間を過ごせたようです。
今日も盛り沢山な園庭遊びでした。
I・Y


◆優しい気持ちが少しずつ育っています。(たんぽぽ)

先週、土台に自由に絵を描いたものでこいのぼりを作成し、廊下に飾りました。
朝、その話をしてみると興味津々でよく聞いてくれた子どもたち。
「おめめがついてる」「〇くんのあったよ」「△ちゃんも~」と見たものを教えてくれました。
見たものを伝えてくれるなど保育者との会話も広がり言語面の成長を感じます。
♪屋根より高いこいのぼり~♪と保育者がこいのぼりの歌を歌っていると歌声に合わせ一緒に歌える子もおり、関心を持ってくれていることが感じられます。
園庭に泳ぐこいのぼりの話もすると「さっきみたよ」「見たいな」と期待を膨らませて園庭に出ると◇ちゃんと*ちゃんがこいのぼりを見つけると「いたよ。お魚。」「こいのぼりおよいでる」と話したことを覚えていて教えてくれます。
「この季節ならでは」を感じとってもらえたらうれしいなと思えた一コマでした。
園庭に出て遊ぶ中で連日ブームは、太鼓橋登りにウォールクライミング。
今日も気になる子が集まり、ウォールクライミングを始めました。
手や足の置き場に苦戦しながら先に進めず苦戦していた☆ちゃん。
「わからないよ」と困っていること必死に伝えてきます。
するとその声を聴いた*ちゃんが「がんばれ!できるよ。」「手はこっち!」と保育者が話しているような口調です。
お尻あたりを支えてあげようと優しさいっぱいなすがたですが等の☆ちゃんは、「一人でやるの。大丈夫」と言っています。
やる側も応援する側にもしっかり気持ちがあり、友だちに伝える姿から言葉で思いを伝ええ合うことが自然とできていることが感じられます。
☆ちゃんの言葉を聞いた*ちゃんは、さっと離れました。
今回のようにやり取りがうまくいくこともありますが、状況によっては、まだ相手の気持ちを受け入れることが難しい場面もあり、涙する子たちもいます。
保育者が間に入り両者の思いを代弁するなど繰り返しの対応をしています。
出来ることが増えてはいますが、ぶつかることもたくさんあるので、その都度丁寧に関わり、みんなの中にある「優しいきもち」が育っていくように関わっていきたいと思います。
(N.Y)


◆デカルコマニー (うみグループ)
カブト虫の幼虫を貰いました。
年長児の○さんは、春にタケノコを掘りに山に行き大人はタケノコを見つけて喜び、子どもは幼虫を見つけて喜ぶ恒例行事となっているそうです。
勿論一年前も頂きました。
タケノコではなく幼虫を頂きました。
一年前の今頃は虫カゴに沢山の幼虫がいましたが、今年はいません。その分子ども達の幼虫を見た瞬間の目の輝きや興奮は更なる上をいっていました。
すっごいおっきい。
クロワッサンみたい。
これオス?メス?
クワガタだったらめっちゃかっこいい。
これ大きすぎるからヘラクレスの幼虫じゃない。
観察がてら、室内に新聞紙を敷き、持って来ていただいた虫カゴから園の虫カゴに移し替えました。
10秒で潜っていったから下まで掘らないと出てこないと思うよ。
と共有の時間に子ども達に見せようと掘り続ける保育者にアドバイスをする○さん。
言っていた通り、下の方に潜っていました。
テーブルを回りながら幼虫を手のひらに乗せて見せたのですが、触ろうとする子どもはおらず…。まだ、怖い、気持ち悪いという気持ちの方が勝っているようでした。
そんな大きな幼虫が3匹います。
大中小と個体差もあるので子どもの興味はさらに掻き立てられます。
あのさ、名前つけてないね。
つけてあげなきゃ可哀想じゃない?
と年長男児が言いました。
そこから数人が集まり、カブト虫の幼虫の名前つけが始まります。
リンくんとサクラちゃんです。
ゆり、ひまわり組はどこかで聞いた事ある名前です。
去年のカブト虫の幼虫にも同じ名前を付けました。
今年もリンくんとサクラちゃんと命名し、でも全部男だったらどうしよう…女だったらどうしよう…と考え込んでいました。
そこで○君が、カブト虫になったらまた名前つけてあげれば良いんじゃない?
と提案してくれました。
ねぇ、エサはどうする?昆虫ゼリー早くあげなきゃ。
と気が早い○君もいました。
ねぇ、エサの時間どうする?
長い針が五にしようか?(ちょうど今25分でした)
という○君。
五じゃダメだよ。
給食とおやつの時間にしなきゃ。
という○君も。
そうだね、みんなで食べると美味しいもんね。と○君。
エサの時間はうみグループの給食とおやつの時間となりました。
また、身体測定と鯉のぼり制作を行いました。
個性あふれる作品の見た目と個性溢れる制作への取り組みが見られました。
是非ご覧下さい。
k★y

◆こいのぼり制作 (にじグループ)

先週の金曜日にデカルコマニーという技法を使って、自分の好きな色の画用紙に絵具でこいのぼりの模様を描きました。
筆で描く児もいれば、絵の具をそのまま画用紙に垂らして指や手のひらで伸ばして、いろの混ざり方や感触を楽しんだり、各々が選んだやり方がありました。
今日は、その作品にはさみを入れ、のりで目玉をつけてこいのぼりを完成させました。
最近は折り紙ブームの子ども達ですが、こいのぼり制作を通して、久しぶりにはさみやのりを使う児もいました。
普段は自分で想像した作品を作っていますが、線に沿ってはさみを入れるというのもとても上手になり、ももからひまわり組までの子ども達が同じように取り組むことができていました。
白目の中はクレパスで描いたのですが、黒だけでなくピンクや青やオレンジなど、目玉の色だからととらわれずに子ども達の好きな色使いや形を描くと、個性がさらに光り素敵な作品となりました。
出来上がった作品をお友達に自慢し、「いつ持って帰れる?」とお家で飾るのを今から楽しみにしています。(B・K)

◆好きなものを通して (そらグループ)

もうすぐ5月5日の子どもの日です。園庭にある大きなこいのぼりを見て興奮気味の子どもたち。目を輝かせて見つめていました。
朝の集まりでこいのぼりの絵本を読むと、絵本に出てくる折り紙や染めたこいのぼりに興味津々。制作や絵の具が大好きな子たちから「こいのぼり作りたい」との声があがります。
今日は『デカルコマニー』という技法を使ってこいのぼりを作りました。デカルコマニーは先週から遊びの中で取り組んでおり、「どんな模様にしようかな」とワクワクの表情でした。
まずは年長児を中心に行います。赤・青・黄色の3色を使いましたが、ハート型等はっきりとした形を描く子もいれば、自由に筆を滑らせる子、線や模様を描く子等様々です。
自分がイメージした通りになった子もいれば、思いもよらない模様になり、驚きの声をあげる子もいました。
その姿に年中児3人も「やりたい」と参加します。今後の年中・年少組の取り組みではどんな反応が見られるか、楽しみにしたいと思います。
園庭に出ると、真っ先に空中菜園へ。
シャベルで土をならすと「やきいもあるかな?」と年少の〇くん。以前のブログでもお伝えしましたが、何人かの年少児には、畑=やきいもという図式が出来ているようです。
年長児が「土をやわらかくしてからさつまいもを植えるから、まだやきいもはないよ」と教えてあげると「ふーん」と納得したようなしてないような表情を浮かべ、また土を掘っていました。幼虫を見つけた子もいます。嬉しそうに捕まえていました。「潰さないようにそっとね」と声をかける子もいます。
土に触れ、生き物に触れ、作物や生き物を身近に感じる子どもたちの育ちを、大切にしていきたいと改めて思いました。
O・Y


Posted in 園のこだわり