◆4月19日(金)の子どもたち
2019年04月19日 金曜日
◆はじめての (つぼみ)

本日、避難訓練がありました。
いつも通り園庭に行く準備をして、園庭へ行ったところでサイレンが鳴り子どもたちは避難車に乗せられ、良かった気分も少し崩れてしましました。何が起きているかわからず、いつも通りの子もいましたが、初めての避難訓練でいろんな姿が見られました。
昨日もお伝えした通り、園庭にも慣れ室内で泣いていた子も園庭に行くとすぐ泣きやみ遊びはじめている姿を見て、3週間の中で慣れてきてくれたんだなと嬉しく思います。
園庭でもたくさんのお兄さんお姉さんが「名前なんて言うの?」「〇〇ちゃん、おはよう」と声を掛けてくれ、様々な関わりも増えてきました。
(K.E)


◆はじめての(ふじ)

今日は今年度初の防災訓練がありました。育子園では平成最後の防災訓練となりました。新年号になるまであと1カ月あると思ってたらもう10日ほどでになってしまいました。早いもので新しいふじ組になってからももう20日が過ぎようとしています。
少しずつ子ども達も落ち着いてきているように見えますが、疲れも溜まっているようでお休みの子も増えています。そんな中今日は防災訓練が行われました。まだ何が起こっているのか分からない様子でしたが子ども達も頑張っていました。
地震の緊急警報には驚いた子もたくさんいましたが、地震のために火災が発生し園庭に避難する訓練は進級児で慣れている子もいたので落ち着いて出来ているように感じました。全園児が園庭に避難してくるまでよく頑張って待機していました。
避難訓練が終わった後は園庭で遊びました。暖かい少し暑さを感じるくらいの気持ちの良い園庭で元気よく遊びました。
保育者にずっと抱っこだった〇ちゃんも静かにつぼみさんのマットに入れてもらっていた◇ちゃんも段々と慣れてきて保育者と手をつないで園庭を歩いていました。お互いに信頼できる保育者が同じ保育者なのではた目から見ていると〇ちゃんと◇ちゃんの間にも信頼のような安心できる空間が出来上がっていてとてもいい雰囲気になっていました。
いろいろな所で信頼関係が出来上がってきていると思いました。子ども達の安心できる空間、環境を作っていけるようにしていきたいと思いました。(y.n)


◆避難訓練に参加しました(きく)

避難訓練に参加しました。ちょうど、園庭に出ようと帽子をかぶって、靴も履いてベランダに出たところで放送が入りました。地震の訓練だったので、階段の前で座って避難しました。どの子も静かに落ち着いて座っていました。
人数の確認をしているとまた放送が入り、給食室から火事が出たとのこと、園庭に避難になりました。階段を下りて、ウッドデッキの所に座って待ちました。どの子も階段を下りてくると保育士とお友だちのいる所に座りに来るので、なんとスムーズな避難訓練でした。
さすがきく組に進級しただけのことはあると感心しながら子どもたちの顔を見ると、ちょっと緊張している子もいれば、少しずつ遊びだしている子もいました。それがきく組らしくてかわいく思えました。また少しずつ避難訓練の大切さをお話していきたいと思います。
避難訓練から解放された子どもたちは、早速、アリ探しが始まりました。アリに触れる子が1人2人と増えてきて、自分の手に乗ってきたアリをジーッと見て観察する子も出てきて、逞しくなってきました
。
園庭にあった赤いコーンが倒れているのを発見した子どもたち、中をのぞいて虫探しが始まりました。指差して見ているからアリがいるのかと思って覗いてみると、何もいません。それでも、とっかえひっかえ子どもたちが覗いて行きました。
虫への興味、これからもどこまで広がっていくのでしょう。楽しみです。 M.K


◆消防車くるかなぁ?(たんぽぽ)

園庭に出ようとテラスで靴を履いていた時です。
サイレンが鳴り「訓練地震です。」と放送が入り一か所に集まり避難しました。人数確認のため名前を呼ぶと「はい」と返事をしてくれますが、お友だちの方を向いていたり顔が確認できない子もいました。「はい」と手を挙げてこちらを見てお返事をしてねと伝えていきました。
地震がおさまり安全が確保されたかと思ったら次は火事です。
『園庭に避難してください』と指示がありみんなで避難していきました。
園庭の門よりのすぐに避難できるところに集まろと判断し「みんなついてきてね」と声を掛け誘導していきました。
ふじ組の時はお散歩カーにのっていたのでどうなるかな?と思いましたが、
しっかりついてきてちゃんと聞いてくれていることが伝わってきました。
ウットデッキに座りみんなそろったか確認で再度人数確認をしました。今度は「はい」と手を挙げ返事をしてくれました。素早く全員の安全を確保するためにも『お名前呼ぶときは先生にみんなのお顔が見えるようにお返事してね」と繰り返し確認していこうと思います。
みんなの安全が確認されるまで待っている時間があります。「火事が消えたか確認してるから待っててね」と伝えていきます。
遊びたい気持ちもあるなかでしっかり待っているたんぽぽ組NPO法人お休みします。子どもたち。「上手に待ててるね。すごいね」と伝えると得意げな表情です。意識しているんだなと感じました。
「火事きえたかな?消防車くるかな?」と火事が消えるか気にしてる〇くん。
今日は消防車は来なかったのですが消防車が来るのを楽しみにしていきました。
安全が確認され解散になった後、「みんな上手に避難できましたね」とお話しをていきましたが最後まで話しを聞いてくれました。素敵でした。
その後は園庭であそびました。
砂場のツリーハウスではお店屋さんごっこを楽しんでいます。
今日もあったかいので「アイスです」「次はオレンジジュースです」と冷たいものを作っていました。
「おかわりいりますか?」とおかわりまで用意してくれたりお店屋さんは大繁盛です。
日中、暑いくらいで半袖でも良い陽気ですが、朝晩との寒暖差があるため衣服での調節をしながら快適に過ごせていけたらと思います。
t*s


◆命 (うみグループ)

今日は室内と園庭で過ごしました。
金曜日なので玩具の片付けと部屋を綺麗にしていきました。
LaQやblockで作った超大作は二週間飾ると今度は箱の中身のLaQやblockが無くなり、写真におさめて片付けをしました。
僕は使ってない、僕はやってない、私のじゃないという言葉が出てきます。ご家庭でも兄弟がおられる所はその様な言葉を一度は聞いた事があるのではないかと感じます。
皆が片付けをしている中、遊び出す子どもや、遊んでいる子どももいます。
片付けも十分遊びです。寧ろ片付けという遊びを通して発見する事の方が多い時があります。それでも、僕は関係ない、私は関係ないという子ども達には魔法の言葉を言います。
片付けしようではなく、お部屋を綺麗にしていこうと伝えています。
君に出来る綺麗は何かな?
日課として曜日設定されている片付け、全体的な内容であれば特に、自分の片付けと自分に出来る部屋の整理整頓、玩具の整理整頓を見つけてもらっています。
片付けからお部屋を綺麗にしていこうと気持ちを変えるだけで子ども達は部屋の隅々まで、埃や、綻びを見つけて修繕、清掃、整頓していきます。
散らかっているから片付ける、汚いから片付ける、危ないから片付けるというマイナスな言葉ではなく、前向きに自発的に取り組める様な声かけ、綺麗にしていくと気持ちが良いと感じてもらう声かけを意識していきたいと日々考え、反省しながら取り組んでいます。
ある子どもは、ドミノを色別に分けたり、鉛筆の向きを揃えたり、お寿司を並べたり、ロフトを磨いたりします。
全部自分で見つけた、自分のやりたいと思えるやれると感じた内容に対する行動です。
大人はそれを見守り保証していきます。
もちろん、促しの声かけや気づきの声かけを投げかける事もあります。
個々に合わせていく事は絶対に念頭に置いて保育をしています。
室内が綺麗になり、それから朝の集まりです。先日の幼虫の話と、青虫の話をしました。
朝、登園するなり…
幼虫が死んでる。
と叫ぶ○君がいました。
青虫も死んでいました。
餌をあげたのに何でだろう?
どうして死んでしまったのだろう?
寒かったのかな?狭かったのかな?苦しかったのかな?
死んでいるのと生きているのがいるのは何でだろう?
死んだ幼虫はどうしよう?
…etc。
子ども達と共有をしていきました。
楽しみにしていたオオゼキへのお買い物は、子ども達に相談して話を聞いた結果、カブト虫が生まれたら買いに行くというかなり先延ばしの答えが帰ってきました。
そうは言ってもまた変化があるとそれに伴い考えが変わる為、楽しみにしています。
そんな話をした後に畑に行きました。
勿論、幼虫や青虫のお墓を作り弔いました。
ザリガニのお墓に手向けたお花がしおれて散らばっているのを見て、誰がこんなことをやったんだと呟く子どももいました。
畑では、肌着になり農業体験をする子どもがおりました。
その子どもは肌着になっちゃダメだよと年長女児に言われましたが、暑いんだよ。僕はここだけでしかならないからとまた畑仕事に取り組むのでした。先生?良いの?と年長女児が聞いてきたので、畑仕事の人はどうだろうね?先生もTシャツ一枚だし、それでも暑いから良いと思うよと伝えると、お婆ちゃんもそうだったと言う子どもがいました。
おじいちゃんの間違えだと思いたいですが、お婆ちゃんもきっと肌着で畑仕事をしていたんだろうなとその子どもを信じたいと思います。
しばらくすると、肌着の子どもが増えまさに農業を楽しむ子ども達の画が出来上がりました。
勿論、幼虫は出てきます。
ミミズも出てきます。
室内遊びが大好きなあの子も畑に来ています。
子ども達の虫取りに変化が生まれました。
子ども達の虫を入れるバケツにはたっぷりの土が入っていました。
k★y


◆見て触れていく楽しさ (にじ)

今日は新にじグループになって初めての避難訓練でした。朝の会の途中で、避難の放送を聞いて、机の下に隠れる年長児たちの姿を見て下の児も自然に机の下に隠れて静かに聞いていました。もも組にとって初めての避難訓練でしたが、年上の姿を見て自然と真似て行動する姿は、とても立派でした。私たちも、恥じないような後ろ姿を見せられるようにしていきたいです。
避難訓練の後は園庭で遊びました。天気がとても良く今日も、虫探しに夢中の男児が数人いました。地面に顔を近づけて、食い入るように虫を探す姿は虫博士そのものです。
捕まえた虫をバケツに入れて、溜まっていくのは、どこか満足気で嬉しそうです。生き物に触れて見て触って…の時間は感性が育つ貴重な経験です。
ホッピングをやりたい女児が2人が保育者に持ってもらいながら、直立で飛び跳ねていました。最初手で支えてもらい、跳ぶので精一杯でした。交代で乗れる少しずつ秒数を増やしていくうちに「次はわたしの番」とお互いに張りあうようになりました。
段々と少しの支えでバランスをとれるようになり、更に上手くのれるようになりたい意欲が生まれ、気付けばアスレチックの木の柱に寄りかかって、バランスをとろうと自分で方法を編み出していたのです。自分でやりやすい方法を編み出そうとする意欲にすごいなと、感じました。
自分の希望に近づける為に、どうしたら良いか最善の方法を考えるたくましさ。
見ている私も嬉しい気持ちになりました。ホッピングの楽しそうな姿を見て、また一人、二人と増えていきました。
楽しい雰囲気で周りも誘われていくのは、素敵な事だと感じました。S・A


◆考える(そらグループ)

今日は避難訓練があり、放送が流れると部屋には静かな空気が流れていました。避難が解除になったらすぐに集まると、火事が起き、避難が開始になります。まずは防災ずきんを被って、担任の後を追います。自分達で火事の時には口を覆うというのを思い出し、保育士が言わなくても実践している姿があり、話す子もいないので、早く避難することが出来ました。素敵でした。
園庭では、水遊びに花が咲く子ども達の姿がありました。築山に水を流し、流れてくる水をシャベルでキャッチしたり、泥をシャベルで掘って、ベタッと乾いた土の上に乗せたりして、乾くのを観察したりしていました。
園庭を見回すと何故か暑い日なのにジャンパーを着ている□くんと▲くんがいました。
保「暑くない?なんでジャンパー着てるの?」
□くん「だって、着替えるのが面倒くさいから。ジャンパー着てたら着替えなくていいからさ。」
保育「でも、汗かいたら着替えないとダメだよね?」
□くんと▲くん「そうなの?!(驚いた表情で)」
という会話をした後、目一杯遊び込んだ2人。
やはり園庭から帰ってきた□くんと▲くんはびっしょりと汗をかいていたので着替えておりました。策士策に溺れるとはこういう事かもしれません。
空中菜園にはうみグループの子どもたに混ざってそらグループの子ども達も土を掘り起こしていました。
もも組の●くんに「なんで掘ってるの?」と聞くと「焼き芋掘るためにやってるの!」と秋の焼き芋会に向けて子ども達から進んで手伝ってくれているようです。焼き芋会がさらに楽しみになってきました。でも中には土を掘り返していると幼虫やミミズに出会うことがあり、それを目的に土を掘り返している子もいます。
日々の過ごす中で子ども達は色々なことを考えて行動しています。もしかしたら大人にとってはそんな事なのかもしれませんが子ども達にとっては大切なことなのかもしれません。子ども達が考えていることを実現できるような環境をこれからも整えていきたいと改めて思いました。
(K.H)


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