◆4月18日(木)の子どもたち
2019年04月18日 木曜日
◆園庭にも慣れてきました(つぼみ)

今日もみんなで園庭に繰り出しました。
今までは保育士に抱っこされたり、お散歩カーに乗って楽しんでいたのですが、少しずつ視野も広がり、自由に園庭を移動し、遊べるようになりました。
担任だけでなく、他のクラスの保育士に近づいて遊ぶ姿も多く見られるようになりましたが、今日は、幼児組のお兄さん・お姉さんに遊んでもらう姿も見られました。
お外が大好きで、自分から遊びに出かけていく〇ちゃんは、園庭の奥まで探検に出かけ、幼児組の子のやることが気になり、じっと観察し、子どもたちがいなくなると、同じものを触ってみたり、お姉さんに話しかけられた◇くんは、抱っこをしてもらってご機嫌になると思ったのですが、抱き方がしっくりいかなかったのかグズリ出してしまいました。
しかし、お姉さん達はそんなことは気にせず話しかけたり抱っこをし続けると、気持ちが通じたのか、泣くのをやめ、お姉さんの言葉に耳を傾けていました。
砂場にデビューした子も何人かいて、おもちゃに手を伸ばしたり、砂の上をハイハイで移動してみたりして、新しい遊び場を開拓していきました。
園生活に慣れ、視野も広がったことで、新しい刺激がたくさん受けるようになった子どもたち。
沢山のお兄さん・お姉さんに囲まれて、大きく成長していくのが楽しみです。(E.Y)


◆あり探し(ふじ)

お部屋と園庭に分かれて過ごしました。
今日もいいお天気。園庭にでるとまずは園庭探検に出発。
プールの裏のシャワーの所で遊ぶことがブームになっている進級児の子ども達。シャワーのホースを引っ張り蛇口をまわす真似をしてみたりそこにあるベンチに座り休憩したりと色々なあそびを見つけています。〇ちゃんは靴を脱ぎくつろぎタイム。ベンチに腰掛けのんびりしていました。
あり探しをする子はどこかな?と言いながら地面をみながら歩きその姿は子どもたちの方がありの行列になっているようでした。いつもありがいる場所に行くとじっくり観察するためにごろーんと寝っころがり、ありに顔を近づけて観察開始。
ありを見つけると今までは観察するだけでしたが触ってみようと手で追いかけて掴む姿も出てきました。「あっあっ」と保育士に手を見せてくれる◇ちゃん。なになに?と覗き込むとありを掴んでいました。これには驚きです。
トランポリンをして遊んでいた△くんと☆ちゃん、お姉さんお兄さんたちが跳んでトランポリンを揺らしてくれその揺れに合わせ身体を振って飛んでいる風を楽しむ△くん。しばらくすると揺れが心地よくなりウトウト。ポカポカ陽気と心地の良い揺れで☆ちゃんもウトウト。トランポリンを楽しんでいました。
お休みのお子さんが増えています。無理せず身体を休め体調を整えて下さい。
(K☆H)


◆お部屋でも外でもさやえんどうさん (きく)

朝、お部屋で遊んでいると、「これ、読んで」と絵本を持ってきた●くん。「わたしのワンピースという絵本です。ワンピースが周りの景色に合わせて、模様を変えていくお話しです。じーっと見ていた●くん、「くさのみってとってもいいにおい。」とうさぎが言う場面では、絵本に鼻をくっつけてにおいを嗅いでいます。言葉の発達が進んできて、絵本も内容を理解して、より楽しめるようになっているのを感じます。
昨日の集まりでは「おおきなかぶ」を見ましたが、今日は少し長めの絵本を読んでみることにしました。最近、園庭でさやえんどうに興味を持っていることもあり、「そらまめくんのベッド」にしました。少し長いけど大丈夫かなと言いながら読み始めたのですが、とてもよく集中して見ていて、驚きました。お話しの途中で、みんなも良く知っているアリ、てんとうむし、さやえんどうも出てきました。「昨日はさやえんどうまだ小さかったけど、今日は大きくなったかな」と、園庭に行くことにしました。
園庭に出ると、保育士が何やらテーブルをセッティング。これはもしや…とさやえんどうの近くに行ってみました。「今日もお料理するよー。」と言っています。一緒に、大きくなったさやえんどうを探します。6人ほど集まった子に一人ずつさやえんどうが行きわたりました。自分でへたを取ってから、水で洗います。へたを取っていたつもりが、細かくちぎってしまった子がいました。せっかくなので、さやを開いて中を見てみました。小さなお豆が出てきて、「ちっちゃいねえ。」と言いながら、指でつまんだり触ってみました。
野菜全般が苦手な▽くんも興味を持っています。「食べる子が取ってるんだけど、▽くんはどうかな。」と冗談ぽく言うと、しばらく考えてから「食べる!」と言って、一緒に下準備をしました。果たして食べるかなと楽しみです。
ここからは保育士のクッキングショーとなり、子ども達は周りで見守ります。フライパンの上で、さやえんどうが飛び跳ねる様子に釘づけ。少しだけお塩を振った今日のさやえんどう、どんなお味になるでしょうか。あっという間に出来上がり、少し冷ましてから一個ずつ手に乗せてもらいます。「今日は、あまり採れなかったので、おかわりはなしね。」と保育士が言ったのをしっかり聞いていた※ちゃん、腕をバッテンにして、「おかわり、できませーんなの?」と何度も保育士に確認してきます。ほんとはもっと食べたい気持ちのところを、自分に納得させるように言っているのが可愛いです。
さて、野菜苦手の▽くんはというと…、少し微妙な顔をしながらも、自分で口に恐る恐る入れました。しばらく噛んで口の中に入れていましたが、ごっくん。次回はまた食べるか、もういらないと言うか…楽しみにしたいと思います。
(T.M)

◆友だちの存在(たんぽぽ)

体調を崩してお休みしていた△ちゃんが久しぶりに登園し、18名が元気に揃いました。
そんな朝、ちょっとした事件が起こりました。パズルにじっくりと取り組む児が増えてきたので、しまってあった『電車』『きんぎょがにげた』『プリンセス』のパズルを出してきました。嬉しそうに始めていはずが…
ふと見ると、電車のパズルの1ピースが噛みちぎられていました。
「たいへんなことがね…」と、朝の会で子ども達に話をしました。パズルの遊び方について。1つでもなくなると、完成にならないこと。大事に遊ぶこと。
少しずつでも意識を持っていってくれるといいなと思っています。
園庭では、いくつもの『みつけた』を教えてくれた子ども達。
空を見上げて、「ひこうきだぁ」と〇ちゃん。
しゃがんで下を向いて「ありさんがあるいてるよ」と△ちゃん。
さやえんどうのさやをむいて「おまめだ」と☆ちゃん。
子ども達の目線の先には、小さな発見がたくさんあります。子ども達の『みうけた』に沢山共感しながらともに楽しんでいきたいと思います。
昨日までは、まだまだ涙を見せることの多かった新入園児の◎ちゃんですが、仲良しのお友達ができたことで「〇ちゃん、いっしょにあそぼう」と涙を流すことがぐんと減ってきました。
お友達の存在の大きさを感じます。
これから1年、同じクラスの仲間としてたくさんの楽しいを一緒に味わってほしいと思います。(M.C)

◆一人ひとりの得意分野を見つける仕事 (うみグループ)

ザリガニが天国に行きました。
その一言でどういう事なのか、どんな気持ちになるか、うみグループの子ども達には分かります。
今まで育ててきたザリガニ。
蚕糸の森公園で捕まえたザリガニ。
水換えを一年間行ったザリガニ。
イカや煮干しをあげたり、ミミズを捕まえてあげたりしました。
お兄さん達が見本を見せてくれた一年間、今度は僕たちがやると意気込んだ水換えでした。
昨日、園庭にお墓を作り皆で葬いました。
花を手向けてくれる子ども達。
プランターのパンジーやビオラをちぎって持ってきました。
野草の花をちぎる子どもとそうでない子どもがおりましたが、それぞれの見つけた一番綺麗な花を持ってきてくれたのだと感じます。
プランターの花は…と思いましたが、子どもの純粋な行動が花もザリガニも喜んでいるのではないかと思います。
今日の集まりではそんなザリガニの話もしました。命の話や飼育の話をしました。
最近では園庭遊びというよりも、菜園に出向く事が楽しみで仕方がない子ども達がいます。私自身も楽しみです。
現在、畑を耕す段階まできているのですが、それも子ども達が草をむしったり毎日の様に菜園に目掛けて園庭に出て行ってくれるからこその事です。
新入園児の○君も畑に行こうと約束をし、次の日の登園の際も、気持ちの良いスタートを切れました。畑好きなんだねと、話をしていくと僕はトミカが好きなんだよと言われました。
子ども達が菜園に行く目的はもう草むしりや耕しではありません。
幼虫です。
なんの幼虫か分からない幼虫を見つけるのが楽しい様子です。
一日に何回、幼虫という単語を口にしているかかぞえてみたいものですが、菜園にいる間は無限に誰かしらが幼虫、幼虫と口ずさんでおります。
これはカブト虫、これはクワガタ虫。
そんな訳…と大人は感じるかもしれませんが、全力で喜びを分かち合うと子ども達はとても良い表情をしてくれます。脇で、それはコガネムシだし…という○君の冷ややかな表情もまた良いです。
そんな子ども達が幼虫探しを始めて、菜園だけではなく花壇に目が行き、今度は青虫が見つかりました。
青虫に青い葉っぱをあげると、食べたーと喜んでいます。
そして、部屋に持ち帰り観察します。
午睡の時間があけると、青虫脱走です。
青虫大捜査線が始まりすぐに諦めます。
子ども達は、次がある、次見つけよう、です。
切り替えの早さはピカイチですが、この場面の切り替えの早さは…と少し考えさせられますが、長い未来のある人生のうちのこの瞬間と見ればこれこそが今、育まなきゃいけない前向きに考えていく力、行動力なのかもしれない、命の大切さはまた別の場面と考えていくのも大切だと感じます。
今日も園庭でまた新しい青虫を見つけては、何故か菜園に上がり今度は幼虫を掘ります。
青虫からしてみれば、たまったものではないかもしれませんが子ども達にとって青虫や幼虫は宝物でペットです。土の中から突如現れる大小違った幼虫は、常に出てこない時もあるからこそ出てきた時は大興奮です。宝石を見つけ、愛でる、一攫千金を手にした大人のようです。ペットの域を超えているのかもしれません。青虫は幼虫と違い餌まで食べてくれるので子ども達は目がハートです。
もしかすると、誰かにとっては人生初のペットであり人生初の小さい命、生き物に愛着がわく瞬間なのかもしれません。
そんなに集めて育てられるのか、可愛そう、命の大切さとは?と考える事もありますが、純粋に子どもの表情を見ると今大切なのはそれを伝える事では無いと改めて感じ、伝えるタイミングを見ています。
今日も捕まえられた青虫に緑の葉っぱをあげていました。
年長男児が、今度りんごあげてみない?と言います。
どうして?と聞くと、だって、りんごに穴開けてるのが見たいんだよね。
と言っていました。
答えが分かっている現実的な大人はそんなはずがないでしょう…と感じるかもしれません。
しかし、これこそが子ども達の純粋な思いで、探究心だと感じます。
日常の会話の中には沢山溢れている探究心や謎、謎解き、問いと答えがあり、それらを見つけていけるような環境設定を保育者は大切にしたいと感じます。
明日、りんごを買いに行く予定です。
給食室からもらうのは簡単ですが、どんなりんごが相応しいか子ども達に見定めてもらいたいからです。
そして、青虫には切ってあげるのかそのままあげるのか…。
勿体ないが出てきて、残りは僕たちが食べようと、食育に繋がるのか。
子ども達がどう決めるか既に楽しみです。
もしかしたら、また青虫が脱走して話が無くなるかもしれません。
今度は脱走しないように工夫を凝らす事でしょう。
それも楽しみです。
園庭では絹さやを収穫し、炒めて食べました。青々しい色と匂いが立ち上り、子ども達から歓声が湧き上がります。
今日は沢山採れましたがおかわりはできません。
その分食べる子ども達が倍以上に増えて足りなくなったからです。
一歳児が、保育者と絹さやを収穫し炒めて食べたその次の日、自ら花壇に行き、絹さやを自ら収穫しそれを齧りました。
普段野菜を食べない子どもが絹さやをもらい皆んなで食べ笑顔になりました。
皆が甘い甘いという中、苦い顔をしながら甘い甘いと便乗している子どもがいます。
食育とは何なのか、苦手なものでも食べて見るというその経験する場面のあり方を改めて見つめていきたいと思います。
食育を知っている子どもは今度はゴーヤね、きゅうりね、今度は焼き芋だねとリクエストをしてきます。
先生、料理上手だもんね。という子どもがいました。
そんなあなたは褒め上手だものね。という保育士がいました。
何か出来る事よりも誰かの上手を見つけられる事の方が素敵だと改めて感じるシーンでした。
k★y


◆折り鶴(にじグループ)

最近にじグループでは折り紙ブームが来ています。
自分で考えて形を作ってみたり、説明書を見て作ったり、保育士に作ってもらったもので遊んだりしています。
ロビーに置いてある鶴のことから、「鶴作れるようになったよ」と折ったものをプレゼントしてくれる児がいました。
そこから保育士が一緒に取り組みはじめ、千羽鶴という幸福祈願や平和の象徴となるものもあることを話すと、どんどん鶴を作る輪が広がっていきました。
保護者の方から綺麗な和紙で作った小さな折り鶴をいただき、それにも興味を示して、小さな折り鶴にも挑戦しています。
頂いた折り鶴を子ども達と数えてみると115羽もありました。
小さな袋に沢山入っていましたが、子ども達の想像以上の数に興奮し、「みんなが協力して作ったら千羽鶴になるかもしれない」と喜んでいました。
年長児が中心でしたが、もも・ゆり組の子ども達も年長児に教えてもらったり、保育士と一緒に取り組み、出来上がった達成感を味わうと、何度も挑戦しようとする姿が見られます。
千羽鶴を作るという一つの目標があることで、お友達との輪が繋がっているので、遊びの発展も今後していける関わりをしていきたいと思います。(B・K)

◆身体測定 (そらグループ)

『おどるんようび』のダンスを行いました。
日に日に始めて行うダンスが上達していったり、恥ずかしくて見ていたり、ただただ見ていたり、と様々です。
普段椅子を持ってきてもらい、椅子に座っての集まりでしたが、今日はダンススタートの集まりのためお山座りの集まりとなりました。
お山座りも上手にお山を作って座ります。
子どもたちの様子はもちろんのこと、普段の集まりの仕方も時には違ったスタートを切ると気になったり、気にならなかったりします。
様々な角度から提供していけたらと思います。
今日は◯くんの誕生日の日。
ピアノを鳴らすと「僕だ」と前に来てくれました。
4月の誕生児はたくさんいますが、カレンダーに貼ってある誕生バッチを背の高い子は見えるため「◯くんだね、明日は僕だよ」と言ってくれました。
「好きな色は」「黄色」「私も黄色好き」と同じお友達もいて笑顔の◯くんです。
また4月の身体測定も行いました。
もも組の子どもたちから順番に職員室へ。
青い扉は基本大人だけの部屋ですが、身体測定の時は特別。
静かに中へ入り、名前をいいます。
もも組の子どもたちも上手に看護師に伝えます。
お礼も欠かさず伝えてくれていました。
お洋服を脱ぐ際、畳むことにも挑戦。
真似をしてみたり、自分なりに小さくしてみたり。
ゆり組の子どもたちから女の子たちはなにやらもぞもぞとし始めました。
「恥ずかしいよね」と恥じらいが出ていました。
すぐに脱ぎ、終わるとすぐに着ます。
ひまわり組からは男女別で測定します。
女の子たちから恥ずかしながらも準備を始め、「男の子たちきちゃう、きゃーやだ」といいながら着替えをしていました。
男の子たちは「おれの方が大きい」「□くんがやっぱり大きいね」と背や体重のことを比べる様子が伺えました。
園庭では氷鬼をしました。
少し走っただけでも上着が暑かったり、長袖が暑かったり。
水道の周りでは大きな水溜りができており、勢いよくジャンプして入るとたくさん周りに飛び散るのが面白く何度も何度も行っていました。
(A,Y)


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