◆4月17日(水)の子どもたち
2019年04月17日 水曜日
◆気になるなぁ(つぼみ)

朝おやつが終わってすぐにみんなで園庭へ飛び出しました。保育士が園庭の真ん中にシートを準備していたり立っていると泣きながらも保育士を追いかけてくれる姿が見られ、保育士の存在が子ども達の中で認識され始めているのを感じます。
地面をハイハイや高這い、歩いたりと自ら行動を起こしてくれるようになり同じ場所に留まらない様子も伺えています。気付けば保育士と一緒にさやえんどうの収穫をしている〇ちゃんもいたりと新たな経験をしているようでした。
園庭の真ん中で数人のつぼみぐみの子ども達がお座りして遊んでいます。落ちている葉っぱを拾い集めたり玩具に手を伸ばしている中で、時折、お友だちと同じものに手を伸ばすタイミングが重なることがありました。
最初は玩具に集中しているものですから向かい側からお友だちの手が伸びてきていても気づきません。しかし、玩具を自分の方へ寄せてもなかなか来ないことでやっと目の前にいるお友だちの存在に目を向けました。すると『あー』や『うー』とお互い声を出し合い、『わたしが使うの!』『ちがう。ぼくだよー』とでも話しているかのようなやり取りが長々と続いていました。
他の場所でもお友だちの頬をツンツンしている子や髪の毛を触っている子など、子ども同士の触れ合いがたくさん見られた日となりました。こうやって沢山の人と関わって触れ合う中で絆が生まれてくるのが楽しみです。
K・E


◆はじめての・・(ふじ)

先週から朝の集まりを初めています。
朝の集まりは全員参加ではなく、気づいた子から集まってやっています。
ミッキー体操をし終わるり、「あつまって~あつまって~♪」と歌いながら集まりを促すとまずは進級児が反応し最前列へ。そんな姿を見てか、「トントントントンひげじいさん・・」と楽しそうな手遊びが始まったからか、新入園児も徐々に集まってきます。
初めてやった日は新入園児はほとんどいませんでしたが、日に日に集まる人数も増え周りの様子を感じ取れるほどに落ち着いてきた事を実感します。
今日は新入園児にとって初めての身体測定の日です。
進級児は、先輩らしく泣かないで行うことが出来ました。・・とはならず、チラホラと泣いてしまった子が・・。新入園児は予想通りに涙、涙の身体測定でした。「はじめてのこと」誰だって緊張するものですがよく頑張りました。
身体測定が終わった子から外に出ました。
昨日、きぬさやを幼児組に子どもたちと一緒に収穫して食べた〇ちゃんはその出来事が印象的だったのか出た瞬間にきぬさやの所に一直線です。大きくなったのを2つ採ると満足そうな表情です。嬉しかったのか、周りにいた先生に「見て」と言うように手を一生懸命のばして見せていました。
明日にも残るような体験が出来たことが素晴らしいなと感じました。これから先、思い出せるような楽しい体験をいっぱいしてもらえるよう環境を用意していきたいと思います。(I・K)


◆園庭には楽しいことがいっぱい(きく)

今日はきく組18名全員出席です。みんなで顔を合わせられるのは嬉しいことです。
朝の集まりでは、大型紙芝居「大きなかぶ」を読みました。みんな知っているお話なので、「うんとこしょ、どっこいしょ」のセリフはバッチリです。みんなでかぶを抜く真似をしながら元気よく掛け声をかけてくれました。あまりに上手なので驚きました。抜いたかぶは・・・みんな一口ずつパクパク食べました。
園庭へ行く前に、昨日は収穫したさやえんどうを食べておいしかった事、〇くんがちょうちょうを見つけた事、△ちゃんが上手にアリを捕まえられた事、ウォールクライミングに登れた◇くんがいた事などなど、今まで園庭で遊んで楽しかったことを振り返ってみました。今日は何を発見できるか、どんなことが起こるか楽しみにしながら園庭へと向かいました。
靴を履くのも上手になり、みんなさっと支度を済ませ、階段の下で座って、まだ来ない児を待っててくれました。
☆ちゃんが「▽くーん」と呼ぶと、後ろから「え、ここだよー」との返事が・・・。「えへ」と笑い合ったりしているうちに、みんなが集まり、いざ園庭へ。
さやえんどうが気になっていた数名が、早速花壇へと向かいました。
「これ、ちっちゃいね」「うん、まだだね」という会話も聞かれました。
ちゃんとした会話がなされていることに改めて驚きます。
昨日収穫したばかりなので、今日はまだ小さいものばかりなようです。美味しかったことを思い出し、食べたくて大きいものを探すのをあきらめない児もいました。
近いうちにまた食べられるといいなぁと思います。
そんな中、アリを探していた数名が、「ごっつんこ、いたよー」と教えてくれました。※「ごっつんこ」とは「おつかいありさん」の歌に出てくるフレーズで、アリのことを言っているようです。
アリを捕まえようと必死な子ども達。アリもすばやく動く中、△ちゃんが今日も上手に捕まえられました。みんなに見せて、△ちゃんも嬉しそうです。
葉っぱや石のお土産を集めて大事にする◎ちゃんは、今日も早速大きな葉を手にしていました。花壇の近くに行くと、きれいなピンクの花びらが落ちていて、手にいっぱい集め始めました。いっぱいになりすぎて困っている様子。ビニール袋を渡すと、袋に集めたものを入れて、大事そうに持っていました。みんなも収集家になり、集めたものを見せ合ったりして楽しんでいました。
そして、アスレチックの上に行きたい児がたくさんいます。
太鼓橋に挑戦してみました。
今まで出来なかった児も今日はあきらめずに挑戦しています。
全身を使う中、腕の力や足の力、力の入れ具合など、個々に工夫をしながら、登ることが出来た児が3人も。「やったー」とアスレチックの上で笑い合っています。嬉しいシーンでした。
これからも、いろんなことに挑戦していく子ども達。
保育士も一緒に成長を見届けていきたいと思います。
I・Y


◆友だちと手を繋ぎお散歩(たんぽぽ)

昨日、大聖堂にお散歩カーに乗り散歩に行ってきましたが、その際に「歩きたい」というリクエストが多数上がっていたので、今日は、近距離ではありますが、育子園の周りをぐるっと1周友達や保育者と手を繋いで歩いてみました。
園庭に出る前に「お散歩カーを使わず、歩くお散歩だよ」と伝えると「お散歩。歩きたい」と嬉しそうです。
時間を気にせず、のんびり行けるように少人数にしようか、皆が行きたかったら全員で行こうかと保育者同士で話していましたが…。階段を降りると、行きたいと集まったのは、8人。
他の子たちは、園庭の遊具を目指し遊びに行ってしまいました。
その時の気持ちをしっかり通すしっかり者のたんぽぽ組の子どもたち。
初めての体験なため2回に分けて歩いて出発しました。
「お散歩」と足取り軽い子どもたち。ウキウキした気持ちが感じられます。
手を繋ぎ、楽しみながら前に進む子と様々なことに興味津々で行ってみたいところが沢山ある子と各々の楽しみ方を見つけているようでした。
そんな中、初めて歩いて散歩に出かける〇くん。いつも以上に張り切り、手を繋ぐ力が強く感じます。隣にいた△ちゃんに手を繋いでみたらと伝えてみると△ちゃんから手を伸ばし、二人で手を繋ぎ出発しました。
手を放すことなく同じ歩幅で前に進み、二人とも手を繋いで歩くことを楽しんでいます。
コンビネーションは、バッチリです。
他の子たちも会話を楽しむ余裕もあり、会話を楽しんでいました。
いつかは、脱お散歩カーでのお散歩を計画できるように定期的にこのような体験を取り入き、
歩きながら見える世界をみんなで楽しめたらいいなと願い、継続していきます。
今後どのようになるかこうご期待です。
(N.Y)


◆新しいクレパス (うみグループ)

ランチルームを開放して、ダンスで身体を動かしました。
パプリカ、まじめ忍者、エビカニクス、ブンバボーンと流れてくる曲に合わせてみんなでダンス。中には、椅子に座ってダンスを見学する児もおります。水道の鏡を使いながら、動きの確認をしているかのように踊る年長、年中児。とにかく踊るのが楽しい年少児といったように広々とした空間でのダンスを楽しみました。
今日は年少児がクレパスで自由画を描きました。一人ひとり新しいクレパスが配られると「やった~」「先生~開けていいの?」と嬉しくて早くはやくといった気持ちが伝わってきました。まずは、クレパスの使い方を子どもたちと一緒に確認。使い始める時、使い終わった時の約束を確認しました。「○ちゃんのも16(本)ある~」「もう描いていい?」とやる気も伝わってきました。描き始めていくと色んな色を使い楽しそうにダイナミックに描いていました。「アンパンマン描いた」「これはね、おばけと恐竜」「まぐろと太陽描いた」と真っ白な画用紙が子どもたちの手によって温かみのある素敵な作品に変身しました。
園庭にも行きました。だんだん暖かくなってきたこともあり、園庭では色んな虫が顔を出してきたように感じます。「幼虫探ししよう」と年長児は虫かごを片手に幼虫さがし。昨日は、大きなミミズがザリガニのご飯となっていました。
園庭あそびや散歩など戸外遊びの新たな楽しみや発見につながるように子どもたちと一緒に春を探していきたいと思います。(O.Y)


◆はじめての散歩(にじグループ)

今日はにじグループではじめて散歩に行ってきました。
朝の集まりでは歩くときのルールを伝え、並ぶ練習をしました。今までは2人組で歩くときには壁側を歩き、お兄さん・お姉さんに守ってもらっていた年長児・年中児も、今は年少児を守る立場になりました。しかし、まだ慣れていないせいか歩いていると、だんだんと白線の外に身体が向き、車道に出てしまいます。保育士が声をかけると年少児の手をひきながら元の位置に戻ってまた歩く、その繰り返しです。外には子どもたちの目を引くようなものがたくさんあり、花びらや葉っぱ、石を拾ってみたり、家や看板を見てみたり、通りかかったトラックを目で追ってみたり、色々なものに興味を持っていることがわかります。
公園では、おにごっこをしたり、虫探しをしたり、花びらや葉っぱを見つけたり、自分の好きなことを見つけて楽しんでいる様子でした。
木の下に集まり、土を少し掘って虫探しを楽しんでいる男児たち。
桜の木の下では散ってくる花びらを追いかけ、走り回っている子もいました。
ダンゴ虫を5匹も捕まえ、手の中に入れて保育士に見せてくれる年少児は、手の中でダンゴ虫が動くのがくすぐったいのか「ああああ」と言いながら静かに見せてくれました。
芝生の上には、金魚のエサのような、滑り止めのゴムがたくさんあります。子どもたちはそのゴムをたくさん拾い、楽しそうに遊びます。「鳩のエサだから鳩にあげる」という子もいれば「スイカとソーセージの種だよ」と夢のような話を繰り広げる女児たちもいます。年長男児は「よーし、鳩のエサ集めごっこだ!」と張り切っていました。
久しぶりの散歩で、子ども達も思う存分身体を動かせたようでした。
気温も温かくなり、春の自然を感じられるいい時間でした。
(K.Y)


◆じっくりと・・・ (そらグループ)

今日の室内遊びではそれぞれのゾーンで集中して遊ぶ姿が見られました。
絵の具ゾーンでは字や絵を描く事大好きな年中児と年長児が黙々と取り組んでいると、興味を示した年少児も加わります。年少児は色の混ざり具合や筆の感触を楽しんでいました。
その後、ハサミを紙の上に置き、その上から絵の具を付けた歯ブラシを手でこする『スパッタリング』へと発展し、園庭でも葉っぱや木の枝等で楽しんでいました。
箱や折り紙を使った制作も昨日同様人気です。折り紙のカラスを箱に乗せて、カラスの家作りを楽しむ年長児たち。家作りだけではなくストーリーを加え、想像の世界を楽しんでいました。
年長女児2人はロフト下に貼ってある富士山の絵を見ながら、富士山の周りにはどんな町が存在するのかを空想しながら地図を作成しています。
2人は「図鑑で富士山の周りを調べてみる?」「考えた町の方が面白いよ」「じゃあどんな町にしようかな」と、考えたり意見を伝え合って仕上げていました。
その他にも、粘土・ブロック・ラキュー・絵本・ままごと・色水の実験と、じっくり楽しむ光景がありました。
絵の具を使った色水実験でも、色の変化・混ざり具合に驚きの声をあげています。
興味を示したものにじっくり取り組むからこそ、走り回る事なく集中して遊んでいます。
子どもたちの遊びの保障や提供の仕方、環境と大人の関わり方等、常に最適であるかを考えていきたいと思います。
O・Y


Posted in 園のこだわり