◆4月16日(火)の子どもたち
2019年04月16日 火曜日
◆晴れ空の下で(つぼみ)

今日は初めての身体測定をしました。
つぼみぐみにとって初めての身体測定とは、大が着くほどの難問です。オムツ姿で、何者かもわからない計測器に座らされたり、一瞬だけ嫌な瞬間がやってきます。そんな身体測定では、慣れるまでは泣かない子はほとんどいないと思います。大泣きする子どもたちに「がんばれ~」「もう少しだよ~」と声を掛けることしかできず、心の中では「ごめんね」という気持ちでいっぱいでした。
ひと泣きした後は、園庭へ行きました。今日はとても暖かくていい気持ちでした。一瞬泣いてしまう子もいましたが、保育者と一緒にいたり、近くに保育者がいるのを確認しながら安心してあそべている子もいました。気持ちの良い日差しの中、自分からシートを飛び出しで園庭を半周する姿があったり、花を見つけて手を伸ばしたりしている〇くん。そんな〇くんをみて、保育者に抱かれていた☆ちゃんも花に手を伸ばしてみていました。
保育者の存在が安心できるきっかけになったり、保育者を通して他の子の存在を知っていったり、様々なことに触れたり経験していけたらなと感じました。
互いに刺激し合って成長していきたいです。
(K.E)


◆わくわく 初めてのお散歩 (ふじ)

今日は、わくわくグループと進級児で聖堂へお散歩に行きました。
まずは園を出て目の前の発祥の地へ行き、今年度のご挨拶をしました。新入園児の子も自然と手を合わせ、ご挨拶することが出来ました。進級児さんにとっては久しぶりのお散歩、ふじ組になって初めてのお散歩。移動中は、車が通る度に大きな声を出して指さし、喜ぶ姿がたくさん見られました。聖堂に着くと、みんなニコニコしてお散歩カーから降りました。日なたの日差しがとても暑く感じ、そのためか、蓮の池や壺の中をのぞいていて中のお水をピチャピチャさわり出しました。魚がいるよーの声は聞こえず、魚を見るよりはお水を触っている方が楽しいようです。池の周りや壺の周りに並んで楽しそうでした。
ふわふわ、きらきらの子は、園庭やお部屋に分かれて自由に遊びました。お部屋ではボールテントの中に入ったり音の鳴る玩具で遊んだり、広いお部屋の中で楽しんでいました。
(T.Y)

◆こいのぼりとさやえんどう(きく)

小さな小さなこのぼりがきく組にやってきました。みんなで集まってこいのぼりを泳がせながら『こいのぼり』の歌を唄いました。こいのぼりの事やこどもの日の事を話しましたが、ひらひらと泳ぐこいのぼりの方が気になったようです。「みんなもこいのぼり、作る」と聞くと張り切って「やる」と言って椅子に座って制作する準備をはじめました。クレパスと青とピンクの紙をもらうと元気に描きだしました。いっぱい描いた紙を頭の上でヒラヒラする姿がありました。まだこいのぼりの形になっていないのですが、空を泳がせたかったようです。
園庭に出るとお兄さんお姉さんたちが花壇の所にある『さやえんどう』を収穫していました。きく組の子も少し参加させてもらい、大きくなったさやえんどうを取らせてもらいました。小さなさやえんどうしか見つからず、探していた子にお姉さんが「これあげるよ」と言って分けてくれました。お兄さん達がさやえんどうを水で洗いに行ったので、一緒に洗いに行きました。保育士が園庭でフライパンを出してきてその場でさやえんどうを炒めてくれました。子ども達は、興味津々、ジーッと見ているといい匂いがしてきてジュージューという音が聞こえてきました。もう動けません。炒め終わったさやえんどうを目の前に「食べたい人」と聞かれお兄さんお姉さんたちに負けまいと両手を上げて「は~い」「手を出して」と言われてお兄さんお姉さんたちに混ざって両手を『ちょうだい』の手にいしてもらえるのを待っていました。何回ももらっている子や、給食で野菜苦手な子がいくつも食べていたりして、取れたてのさやえんどうは、おいしかったようです。
まだ花壇のさやえんどうは、花が咲いているのでこれからも収穫できそうです。取れたての味をまた味わいたいと思います。これからも子どもたちと共にさやえんどうの花や実が出来るのを楽しみに見ていきたいと思います。 M.K


◆優しい気持ちであふれている たんぽぽくみです。 (たんぽぽ)

今日も暖かくいいお天気になりました。
朝の集まりでも「たんぽぽくみさん」「はーい」の元気な声が聞こえてきます。
天気もいいのでお散歩に行くことにしました。
場所は『大聖堂』です。
たんぽぽくみになってはじめて遠くへのお散歩。
大きな仏さまに「たんぽぽくみになりました」との報告をしに行くことにしました。
散歩カーに乗って出発です。
道中バスやタクシーを見たりお花を見たりしていきました。
途中、犬のいる家の前を通ると大きな犬がひなたぼっこをしていました。
お家の方が犬を見せてくれようと小さな犬を連れてくると、初めて会った○ちゃんは驚きの表情です。
「こわい~」と顔を抑えていました。
「びっくりしたね。もう出発したから大丈夫だよ」と声を掛けるとそれを見ていた△ちゃんが「びっくりしちゃったの?でも、もう大丈夫だよ。ねっ。」と優しく声を掛けてくれました。
それを聞いて顔をおおっていた手をそっとはなす○ちゃん。安心した表情になっていました。
聖堂に着き大きな仏さまの前で
「たんぽぽくみです。よろしくおねがいします」とご挨拶をしました。
子どもたちから「おおきいね」「きらきらしてるね」と話している声が。
その神秘的な空間を感じているようでした。
その後は屋上にいって遊びました。
雲ひとつない青空が近くに感じ、気持ちいい中、思いきり走る子どもたちの顔もニコニコ・キラキラしていました。
走っている中で転んだ◇ちゃん。真似して○くんも隣で腹這いに。
転んだ◇ちゃんも「てへっ」と笑顔になりその後はわざと転んでみて腹這いになり楽しんでいました。
楽しい空間には自然とお友だちが集まってきて、腹這いにならんでかわいらしかったです。
階段をのぼるとさらにテラスが広がってます。そこでも走ったり、階段を上ったり下りたりと楽しんでいました。
走ってるときにぶつかってしまった☆ちゃん。そばにいた△ちゃんが顔を覗かせ「大丈夫?どこがいたいの?」と聞いていました。
☆ちゃんも泣きながら「ここ~」と指差していました。
痛いところをなでなでしてあげた△ちゃん。
友だちに寄り添いやさしく声を掛けている△ちゃんの気持ちがとてもうれしく、そんな関わりを大切にしたいと感じ、まずは気持ちをしっかり受け止めてくれた△ちゃんに
「△ちゃんありがとうね。☆ちゃんどうしたんだって?」と声をかけてきました。
「☆ちゃんぶつかっちゃったんだって。ここ痛かったって言ってたよ」としっかり教えてくれました。
「△ちゃん、☆ちゃん助けてくれてありがとうね。やさしいね」と伝えるとニコッと笑って遊びにいきました。
転んだ瞬間、すぐに声を掛けたくなりましたがお友だちが駆け寄る姿が見え、離れて見守ることで素敵な関わりが見えました。
これからも子ども同士の関わりも大切にし、△ちゃんのような優しい気持ちに寄り添っていきたいです。
t*s


◆音楽クラブ (もも)

今日は、もも組にとって2回目となる音楽クラブ。楽しい時間だとわかっているようで、ニコニコ顔でホールに向かいました。
講師がピアノで軽快なリズムだったり、ゆっくりなリズムだったりと音を替えて弾く音を聴いて、歩く速さを、個々に変えて歩くだけで、すでに楽しんでいる表情になっていました。
ウサギ歩き、お花、蝶々と子ども達に、なりきってもらい物語にして動きと歌を兼ね備えて、楽しく行いました。
カスタネット、タンバリン、鈴を用意して皆に見せて頭をポンとしてもらった児から、楽器を取りに…と言われると、待ちきれなくて思わず取りに行ってしまう程。
雰囲気に馴染めず集団には入らず隅っこで見ていた児が何人かいました。見て楽しい雰囲気が伝わればと思い、隣で見ていると頭をポンとされ、嬉しそうに好きな楽器を取りに行き自然と集団に混ざりパートごとに楽器を鳴らしていたのです。誰かに言われて嫌々するのとは違って自分で決めて行動できた方が、数段楽しいですし、吸収も違うと感じます。
そして自信にも繋がり自発的な行動にも。その瞬間を目の当たりで見る事ができ、応援したい気持ちでいっぱいになりました。最後に講師が持つタンバリンにハイタッチをして部屋へと戻りました。S・A


◆音楽クラブ (ゆり組)

今日は音楽クラブの日。
今日はどんな事をやるのか朝から楽しみにしていたゆり組の子どもたちです。
最初はピアノの音に合わせて、ゆっくり歩いたり、走ったりします。お友だちと手を繋ぎながら行う子や自分の耳を信じてひとりで行う子など様々です。
音楽クラブ恒例のストーリー仕立てで音と触れ合います。
富士山に登ろうという講師のお話から富士山に登るためにはどんな乗り物に乗っていくかを考えながら順番にバスや電車、徒歩とピアノのリズムを変えたり、歌を歌ったりしながら頂上を目指していきます。
頂上に着いたら今度は雲や森が見えてきました。雲はふわふわなので足を少しはずませたり、音を出さないように歩いたりと子どもたちが考える雲の上を表現していました。
森に行くと、うさぎやくまに会い、うさぎ、くまになりきって音に合わせて歩きます。すぐにちょうちょうやチューリップも見つけ、ちょうちょうの曲に合わせてちょうちょう役の子たちはホールをヒラヒラと飛び回ります。チューリップ役の子たちは可愛いチューリップを咲かせ続けます。
次はド、ミ、ソの音の違いを聞き分けられるかなという事でドは膝、ミが肩、ソが頭と各音が聞こえたらその体の部位を軽くポンポンと叩くというのをやると、「ソだよ」「肩だよ」「ドだ」と聞き分けていました。音の変わり目もすぐに気が付いて叩く場所を変えている姿に驚きました。今度は女児がド、男児がミ、全員がソに分かれて音の聞き分けが始まります。子ども同士で「女の子だよ」「ほら、男の子だよ」と教え合います。もちろん、自分で気が付き、走って前に出る子もいます。音の聞き分けは難しいですが、子どもたちにとっては簡単なことのようになってきたようです。
最後には音楽クラブで一番好きな焼き芋ジャンケンが始まり、じゃんけんの神様に祈っているのか、手を固くギュッとして祈るポーズをする子、曲に合わせてじゃんぷする子などここでも色々な姿がある中、チャンピオンが決まりました。にじグループの〇ちゃんです。チャンピオンインタビューの時には、少し緊張したのか自分の名前を少し小さな声で言っていました。
負けてしまった子も「次は勝つ」と気合をのぞかせてくれました。
(K.H)


◆音楽クラブ (ひまわり)

先週に続き、今月2回目の音楽クラブ。
タンバリンの音の数だけ座るというところからスタート。「パンパンパン」「パンパンパンパンパン」と聞こえてくる数もバラバラです。しかし、子どもたちは、しっかりと聞き分けて座っていきます。中には、前のお友だちに釣られて座りそうになるも自分で気がつく姿はさすがひまわり組です。
今日は、スキップ音符、旗音符、黒音符、白音符の4つのリズムを使ってリズム遊びをしました。まずは、自分がやりたいリズムに分かれてみることに。すると、黒音符と白音符が誰もいない状況でした。「やっぱり私黒音符やる~」「ぼくは白音符行こう~」と進んで移動する姿が見られました。旗音符も少なかったのですが、「大丈夫」とやる気満々な様子。その言葉どおり旗音符の音が聞こえたと同時に動き出す姿に感心しました。
次は、手と足の動きが違うリズム遊び。1回目は手が白音符、足が黒音符でリズムを刻み、2回目は、足は黒音符のままで、手は旗音符と少し難しいリズム。1回目のリズムは何とかクリアしていましたが、2回目のリズムでは苦戦する姿がちらほら。足は「くろ、くろ、くろ…」と足踏みしながら手が付くと、あれ…オットット…。頭では分かっていても身体がうまくついていけずという姿が見られました。それでも楽しそうに元気よく動く姿がとても微笑ましく感じる瞬間でした。
もも、ゆり組の頃から積み重ねてきたリズム遊び。少し難しいことへも「出来る」「大丈夫」という姿がとても頼もしく感じます。子どもたちが音楽クラブならではの空間を楽しんでいるように今後も大切に見守っていきたいと感じます。(O.Y)


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