◆4月15日(月)の子どもたち
2019年04月15日 月曜日
◆一歩一歩(つぼみ)

新しい一週間の始まりは良いお天気でみんなの気分を後押ししてくれているかのようです。お休み明けということもあり、一日の始まりの朝は涙でスタート。しかし、2週間過ごしたお部屋に少しずつ親しみを感じてくれている様子も伺え、玩具に手を伸ばしたり遊んでみたりと子どもたちの心に一息つく時間も増えてきました。また、保育士の腕の中で心地よさを感じてくれている場面も多くなり、保育士と共に日向ぼっこをしたりと時折笑顔を見せてくれています。
園庭のシートの上でゆったりと風に吹かれながら辺りを見回している〇くんの元へふじぐみの△ちゃんがやってきました。一緒に遊ぼうと思ったのか手には石が握られていましたが、石よりも△ちゃんの帽子が気になる〇くんは帽子を掴んでクイッと引っ張ってみせます。△ちゃんは帽子が取られないように体を移動させるので届かなくなることもあるのですが頑張って掴もうと夢中になっていました。
☆くんは今日、保育士の腕の中を飛び出して音の鳴る玩具で遊んでいました。まだまだ保育士の腕の中が心地よいようですが満足した☆くんは意気揚々と行動開始したりと新しい姿を見せてくれたのです。みんなそれぞれ行動や表情に嬉しい変化が見られています。
一人ひとりの気持ちを大切にしながら焦らずゆっくり一歩一歩進んで行きたいものです。
K・E


◆園庭遊び(ふじ)

今日から新入園児の園生活も3週目に入りました。進級児も新しい環境に少しずつ慣れてきているようです。ミッキー体操が終わった後の紙芝居もおひさま広場で楽しそうに落ち着いて見ていました。
そんな朝の時間につぼみ組の〇ちゃんが参加していました。自分からつぼみから続くふじ組へとやってきておもちゃで遊んでいると、いつの間にかおひさま広場まで行き紙芝居を見ているふじ組に仲間入りしていたようです。つぼみから自然な流れで遊びに来た〇ちゃん。ふじ組の子ども達も自然に受け入れてあげていてとてもいい雰囲気になっていました。
その後は、お天気が良かったので園庭に出て遊びました。泣いている子も外に出ると気分転換になるようでした。新入園児の☆ちゃんも少しずつ泣いている時間が減っているようです。自分の安心できる場所が出来てきているようでした。保育者にも自分から手をつなごうとする場面が見られ、だいぶ慣れてきたように感じました。
進級児は園庭に出ると楽しいものを発見して遊んでいました。昨日の雨で大きいプールの横にある裏がいしてある小さいプールの淵に浅く雨水がたまっているのを見つけると子ども達で集まってパシャパシャと元気に遊んでいました。
ふわふわも少しずつ慣れてきているようで午睡の時間も寝れる時間が増えてきています。今週からは園で過ごす時間も増えてきたり通常の保育時間になってきている子も増えてきました。安心して体を休められる時間が増えていけるようにと思っています。(y.n)


◆葉っぱでart (きく)

良いお天気になりました。今日は外でたくさん遊びたいと思います。
新入園児の〇ちゃんはお休み明けどうかなと思っていましたが、ママと離れる時に少し泣いただけで、泣きながらも保育士の所に来てくれました。△ちゃんは、〇ちゃんのことを気にかけて、自分が持っている玩具を一つ貸してあげます。△ちゃんは、スカートを何枚も重ね履きするのが好きなのですが、今日も2枚ほど自分が履いた後、見ていた〇ちゃんに「あなたも履いてみたら」という感じで、無言でスカートを渡していました。おかげで、〇ちゃんの顔には朝から笑顔が輝いています。
園庭に行くまえ、ベランダでお友だちを待っていると、たんぽぽぐみの※くんがやってきました。※くんの肩には、「3」と書かれたバッチ。今日は、※くんのお誕生日です。暖かい日差しのもと、みんなで※くんにハッピーバースデイの歌をプレゼントしました。
園庭に出ると、◇ちゃんが葉っぱを数枚手に持ってきました。◇ちゃんは最近、園庭に出ると、葉っぱを拾って、おうちへのお土産にしています。先日、持って帰った葉っぱを紙に貼ってみましたと、お便り帳に書いてあったのを思い出し、園庭でやってみることにしました。紙とボンドを用意し、◇ちゃんを誘ってみると、やる!と興味を示しました。◇ちゃんがやり始めると、他にもやりたいという子が集まってきました。◇ちゃんを見て、同じように葉っぱを持ってきます。ボンドで貼るのはなかなか難しいですが、苦戦しながらも葉っぱを貼りつけていきます。手に付くのを気にしながら貼る子、むしろボンドのベタベタ感も楽しみながら、手を真っ白にして貼る子と、それぞれの個性が見え、楽しいです。木の枝を持ってきた子がいました。それを見た☆ちゃんは、自分も枝を持ってきて、枝の先にちょんちょんとボンドをつけて、画用紙につけたり、葉っぱにつけたりしていました。
子どもの遊びや発見に、大人のアイデアを足して、さらに遊びが広がっていく・・・、そんな保育をこれからも展開していけたらと思います。
(T.M)


◆3歳第1号(たんぽぽ)

昨日で3歳になった○君。朝の会で、改めてお祝いをしました。冠をかぶり、3さいの誕生バッチを付けて・・・誕生会の日同様、緊張してやや硬い表情の○君。
「お~めでとう」と歌ってもらいながらも、固まっています。
けれど、「何歳になりましたか?」「3さいだよ」
「どんなプレゼントをもらいましたか?」「ショベルカー」
と質問にはしっかりと答えてくれました。『3』と描かれた憧れのバッチ。
園庭に行くために出たベランダで、そのバッチを見せたらきく組のたくさんの友達にもお祝いの歌を歌ってもらいました。
これから続々と、この憧れの3歳バッチを付けてもらう日がきます。楽しみにしています。
気持ちの良い晴れだったので、上着は着ずに園庭へ行きました。
朝の会で、上着は着なくてもよいかもということ。ということは、園庭から戻ってきたらズボンだけではなく、Tシャツも脱いで着替えることを伝えておきました。
そのせいでしょうか。園庭から戻ってきて、Tシャツを先に脱ごうとする児、『てつだって』と袖を抜こうと必死になる児がたくさんいました。
まだわからないかな・・・ではなく、どんなふうに伝えたら理解してもらえるかと言うところを考えていきたいと改めて思いました。
『自分でやってみたい』『できるけど、甘えたい』『お友達も気になる』
さまざまなな姿を見せてくれるこの時期。一人一人の気持ちを感じながら日々過ごしていきたいと思います。(M.C)


◆草むしり (うみグループ)
今日も室内と園庭で過ごしました。
室内では、プリキュアのダンスや歌謡曲に合わせてダンスをする年長女児がおりました。
この歌知ってる〜と年少女児も来ましたが、踊りを見ているだけで羨ましそうにしていました。きっと後少ししたら年少女児も同じ姿になるのだろうと感じます。おままごとやお絵かきゾーンでは様々な作品を作っていました。日々作品が増え続けるので、室内の天井付近の空間には作品が立ち並んでおります。ぜひお時間あるときにご覧下さい。おままごとでは、ロフトの上を使って料理を運んだりごっこ遊びをしたりと次々に遊びが広がり興奮冷めやまない場面が多々ありました。
興奮して玩具の使い方が乱暴になってしまったり思いやりを持って使うことを忘れてしまう時があります。その都度、子ども達の姿や背景、思いを汲み取って伝えていきたいと感じます。
園庭では風が強い中子ども達は負けずに走ったり築山の工事をしたりと活発でした。
木々も成長し葉っぱが緑化しています。
虫もたくさん飛んでおり、冬には出て来てない虫も出ている事を伝えると新しい虫は?新種の虫は?と期待大の子ども達でした。
空中菜園にも行き、草むしりを行いました。子ども達は5、6人でしたが次第に増えていき倍の数までになりました。
草をむしると葉っぱが出て来てそれを取ると今度は虫が出てきます。
そうなると子ども達の目的は草むしりから虫探しや虫の観察に移行します。
何を言ってもどうやってもその意向は止められません。
しばらくしてからやっと、土の中の方が沢山いる、草むしりが終わらないと土を掘れない事を知り、急いで草をむしる子ども達でした。
それでも、人が足りず中々終わらない為、年長男児が、みんな〜美味しい焼き芋やるために草むしり頑張ろう〜手伝ってくれないかな〜と叫んでいました。
もも組の子どもや他グループの子どもがやってきてやはり土遊びや虫探しを始めます。
その行動に対し、虫探しはダメ。最初に草をむしってやらないと美味しい焼き芋出来ないんだよ。と伝えていたのです。
自分も同じだったのですが、思考を切り替えた後に見える景色は先ほどの景色とは違うようです。
他人の事だからこそそう思えるのかもしれません。
子ども達は今日も素直な健気な姿を見せてくれました。
k☆y


◆年長さんなんだから(にじグループ)
今日は春らしい気候となり、子ども達にとっては夏を思わせるほど暖かくなりました。
「もう夏がきそうだよ」「夏がきたら、食べれる野菜も沢山できるんじゃない?」という会話が園庭で繰り広げられていました。
園庭へ出てすぐ、年長児が集まって鬼決めをはじめました。
昨年度の年長児もよく集まって氷鬼をしていたのを思い出しました。
今までは好きなお友達と少人数で集まって遊んだり、好きな遊びへ一人で向かっていく児が多かったのが、徐々に大きな集団になって遊ぶ時間が増え、年長児同士の絆が深まっていることを感じました。
鬼決めをし、鬼になった〇くんは「鬼やだ」と言いました。
すると、△ちゃんが「年長さんなんだから我慢して」と言い、それでも嫌がっていた〇くんと言い合いになるのかなと思いながら見ていると、「じゃあ、私が鬼やってあげるよ」と△ちゃんが言いました。
少しケンカ腰になっていた〇くんも拍子抜けし、驚いた表情を一瞬見せながらも「ありがとう」と大きな声を出して、鬼になって走る△ちゃんを追いかけながら言っていました。
別の場面では、もも組の〇くんが「先生、あかちゃんがお山の上に登ろうとしてる」「落っこちちゃうからダメだよね」と話しにきてくれました。
保育士が止めずに見守っていると、その児はどんどん登っていくので〇くんが「ここは上らないで」と優しく声をかけにいきました。
それでも登り続け、上まで到着すると「あかちゃんも行けたね」と感心した様子で見ていました。
「年長さんなんだから」や「赤ちゃんだから」という言葉で我慢できたり、頑張れたり、優しくできることもあります。しかし、年長児でも甘えたい時や我慢できない時があったり、赤ちゃんだっていろんなことが出来るんだということに気づき、お友達の気持ちに寄り添える姿がとても素敵だなと感じました。(B・K)


◆数への興味 (そらグループ)

金曜日、お誕生日のお友達がおりました。
その日はお休みであったため、今日お祝いです。
質問をする側の子どもたちもこんな質問をすればいいんだ、と既に何度か行っているそらグループでの誕生会をよくみています。
もも組の子どもたちも好きな色を聞いてみたり、好きなケーキを聞いてみたり今までよく出る質問を真似して質問をする姿がありました。
机上遊びでは制作をしたり、かるたをしたり、塗り絵をしたり楽しむ子どもたちが増えてきました。
おままごとゾーンの玩具は片付けが大変であったため、使う時終わった時は保育者にいう面倒なシステムにしましたが、上手に行います。
今日はたくさんある玩具の絵を描いてその箱に戻してもらえるようにしてみました。
それを見守っていてくれたゆり組の◯くんから素敵な提案が。
「色を塗った方がもっとわかりやすいんじゃない」と教えてもらいました。
◯くん中心に色塗りをお願いしました。
お皿やコップは枚数をわかりやすくするため数分の絵を描きました。
戻す時に「1.2.3.4・・・」と数えて借りたときと返す時の枚数が正しいことを確認します。
普段の遊びの中で数を数えることを増やすことにより元あったように戻す、ということと共に数への興味にも繋がっていくことが理解できます。
園庭へ出るのは室内遊びが充実したこともあり少し遅めの園庭へ。
砂場遊びやコンビネーションでの遊びはもちろんのこと今日は空中菜園の草むしりを行いました。
草むしりはうみグループの子どもたちが行なっていましたが、「いってみたい」「やってみたい」と興味を示してくれたことから始まりました。
夏の前にはさつまいもを植える予定です。
集まりなどで子どもたちと今日行った遊び、おままごとセットの戻し方、空中菜園の草むしりの話など共有していきたいと思います。
(a.y)


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