◆4月13日(土)の子どもたち
2019年04月13日 土曜日
◆異年齢のかかわり(低年齢)

今日は1、2歳児合わせて10名の子どもたちで過ごしました。
今年度初めて新入園児が土曜保育に入りましたが、在園児はすぐに新しいお友だちと気が付きます。朝保育の時間、幼児組の子が「この子何ていうお名前?」と保育士に訪ねてきたり、頭を撫でたりと優しいふれあいに朝から温かい気持ちになりました。
身支度を済ませ、園庭へ行きました。2歳児は砂場で思い思いのご飯を作っていました。
子ども達の姿を近くで見ていると、「おにぎり作ってるの。」と○ちゃんが教えてくれました。
「何おにぎり?」と尋ねると、「わたしはねー。梅干し!」と答えてくれました。
「△くんも梅干し。」
「◎ちゃんも。」
と、同じ空間で同じものを作っていることが嬉しいようで笑顔で顔を見合わせています。心がつながっていることの嬉しさを感じているのかもしれません。
1歳児は幼児組に興味津々です。ウッドデッキの上でバケツに入った水を、小さいカップに移している様子をじっと観察しています。どうやら『甘茶、コーヒー屋さん』というお店を開こうとしていました。幼児組の子がバケツやカップを小屋の方へ運ぼうとその場から離れると、後を追うように一生懸命走って追いかけていました。しばらくすると、自分たちでバケツを取りに行き水を汲もうとする姿が見られました。
年上のお兄さんお姉さんを見て吸収し、自分たちで遊びを楽しむ異年齢の関わりの素晴らしさ、面白さを感じました。t.y


◆波の音、聞こえるかな(土曜日 幼児)

土曜保育ならではのゆったりとした時間でした。
トランプ、パズル、ブロック、折り紙・・・自分のやりたいことを思い思いに楽しんでいる為、トラブルも起きません。
じっくりと集中している為、部屋のあちこちへの移動もなく落ち着いています。
人気は、様々な工具を使ってネジを木に付けていく事。先のとがっているネジですが、使い方を間違えていない為、危険なく楽しむ事ができています。
太いネジを小さなドライバーで必死に取り付けていたゆり組の〇君。違う工具で取り外そうとしますが上手くいきません。最初は力づくで取ろうとしましたが、悩んだ末やはりドライバーを使って取っていました。
自分でいろいろと試して、失敗して成功して良い経験だなと思いました。
園庭では年長女児二人が、植木鉢の中で見つけた『いいもの』を見せてくれました。
『カタツムリの殻』でした。
それを見た△ちゃん。耳をそっと近づけていました。何をしていたのか・・・「波の音が聞こえるか確かめているの。貝殻だったら聞こえるはずだから」とのこと。
二人には、貝殻に見えたようです。
『カタツムリの殻』という答えは伝えずに、同じように貝殻と思われるカタツムリの殻に耳を傾けてみました。嬉しそうな二人の表情を見て、正しい答えを教える事だけが良いのではないと感じました。
大事にお土産として持ち帰るようです。ぜひ、一緒に聞いてみてあげて下さい。(M.C)


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