◆4月12日(金)の子どもたち
2019年04月12日 金曜日
◆同じタイミング(つぼみ)

周りを見る余裕が出てきた子どもたち。
保育室でも、ひとり遊びはもちろんですが、並行遊びが見られるようになりました。
タイミングよく同じ玩具に手を伸ばしてみたり、音の出る玩具を同じタイミングでたたいてみたり、保育士が積み上げた積み木を同じタイミングで倒してみたりと、たくさんの同じタイミングが出始めています。
これも、周りを気にし始め、お友だちを気にし始めたからこそ出てくる姿です。
タイミングが重なり、思い通りに使えず、泣いてしまうこともありますが、こういう経験をしながらお友だちと一緒に遊ぶ姿が出てくるので、それぞれの遊びの中での同じタイミングを大事にしていきたいと思います。
園庭では、まだなかなかシートの上に降りで遊ぶよりも、お散歩カーに乗ってお散歩をすることの方が安心するようです。
バギーに乗ってお散歩をしていると、ひとりが泣き出すと、隣の子も泣き出すという同じタイミングが見られます。
そんなときに、ふじ組の子が保育士と一緒にバギーに手を添えて歩き始めてくれました。泣き止むことはなかったのですが、顔を見ながら歩く姿がとても微笑ましく思えました。
今週も1週間がんばったつぼみぐみ。
慣れ保育が進み、園で過ごす時間も長くなり、後半は疲れも出始め、体調を崩してしまう子もいました。
週明け、元気に全員集合して、たくさん遊べたらいいなと思います。(E.Y)

◆4月2週目が終わります。(ふじ)

4月2週目が終わります。
泣き声が聞こえない時間が日に日に伸びてきているようです。慣れて来てくれている証拠。嬉しいことです。慣れてきて自分の意思を表現してくれるようになっています。
今日はおひさま広場で体操してから園庭にいきました。
わぉの曲がかかると手を大きく動かしジャンプやダンゴ虫になりきってハイハイをして身体を動かし園庭へ。一人が外に行く準備をするとそれに気づき僕も私もと一斉に準備が始まります。準備が出来た子から靴を履きにベランダへ。砂場に一直線の子すべり台へ行く子外あそびを楽しんでいます。
進級児の◎君は園庭に行くとお友だちと保育士と一緒にかけっこをして遊んでいました。ニコニコ走っていた次の瞬間転んでしまった◎君。転んだショックですぐに立ち上がれなかった姿をみた一緒に走っていた進級児の◇君が近づきそっと手を差し伸べてくれました。
◇くんの姿を見ていた周りの子どもたちも顔を覗き込んだり頭をなでてくれたりと◎くんの心配をしてくれました。仲間を思いやる固い絆が見られた場面でした。
最近の遊びのブームはあり探しの▽ちゃん。保育士の手を取りアリを以前見つけた花壇へ向かって行きます。「ありさ~ん」と呼びかけながら歩き見つけると「あっ」と言い腰をかがめて観察。動くたびについて行き手で触ろうとしていました。興味関心、好奇心が一段と湧き上がっているようでした。
(K☆H)


◆アリとだんごむし(きく)

進級して2週間。きく組は朝から賑やかです。
笑いあり、ケンカもあり、ワイワイ子どもたちの元気な声が響き渡ります。
しかし、朝の集まりを始めようと、手遊びを始めた途端、シーンと静まり返る部屋の中。さっきまであんなに賑やかだったのに・・・とその切り替えの早さに驚いた朝の一コマでした。
「お父さん指、どこでしょう?ここよーここよー」と手遊びをすると、よく聞いてくれますが、一緒に言ったり、口ずさんだりという姿は見られず、あまり好きではないのかな?と心の中で思っていた保育士でしたが、その後給食の時間に「あかちゃんゆび、どこでしょう?」と口ずさんでいる女児たちがいました。その場では反応を見せなくても、ちゃんと頭の中にしまっておいてくれているのだと嬉しく思いました。
今日は少し肌寒い一日でしたが、有り余る元気な子どもたちでしたので、園庭へ遊びに行く事にしました。
昨日、アリを見つけたので、「今日もいるかな?見に行ってみようか?」と子どもたちを誘ってみました。
花壇のそばへ行ってみると、一匹のアリが登場。子どもたちのテンションも上がります。
「まてー」と言いながらちょっぴりこわごわしている姿が可愛らしいです。アリも次々登場し、「あ、足にきたー」と逃げる児もいます。そんな中〇ちゃんが果敢にアタック。えいっと指でうまくつかんでアリを捕まえることが出来ました。
「みてー」と〇ちゃんも嬉しそうです。それを見ていた◇くんもチャレンジ。小さなアリを捕まえました。手のひらでちょこちょこ動くアリの姿に「みせてー」と◇くんの周りに集まって見せてもらいました。◇くんも良い笑顔でした。
「他にはいないかなー」と探していると、ダンゴ虫を発見。
真ん丸になったダンゴ虫を見せると、「?」という表情です。「ダンゴ虫っていうんだよ」と言うと「ダンゴ虫、ダンゴ虫」と鼻歌まで聞こえてきました。
そっとしているとひっくり返ってバタバタしているダンゴ虫、△ちゃんが助けようと枝でそっと触ってみるとまた真ん丸になる様子が面白くて、ダンゴ虫の観察会が始まりました。
保育士が手のひらに乗せようとすると、嬉しそうに見つめる児と、きゃっと怖がる児。怖いけれども、見てみたい。いろんな気持ちが現れたダンゴ虫との遭遇でした。
I・Y


◆各々の出来たを見つけました(たんぽぽ)

今日は、今年度初の身体測定をしました。進級児にとっては、今までと変わりない測定ではありますが、新入園児にとっては、初めての体験です。
「洋服を脱いだら畳んで大きくなったかな(身体測定)をしてもらおうか」という言葉かけにお兄さん・お姉さんになったなと感じてくれたのか嬉しそうに準備を始めました。
まだまだ着脱の手伝いは、していますが意欲満点な子たちは、出来ることを頑張っています。測定をしてみると先月よりも大きくなっている子が多く大きくなることを喜んでいました。
その後は、園庭に出て遊びました。いつものように好きな場所に行き遊び始める子どもたち。
太鼓橋ブームの子たちの顔ぶれは、一緒ですが…。友だちが頑張っていると後ろから「頑張れ!出来るよ!」と応援が自然に入り、出来なくて苦戦していると「手伝って!」「困っているよ」と気持ちが聞こえてきます。
側にいる子がおしりの辺りに手を添えてくれたり、上にいる子が手を差し伸べようとしたり、その時々で友だちのピンチに反応し、子どもたち同士の関係も深まっていることが感じられます。
また、段差に一人で登ることに抵抗があった△くん。ウッドデッキの低い所に登り、そのまま保育者と手を繋ぎ高い所に登ることができるととても嬉しかったようで「もう一回」と言うかのように保育者の手を引き一緒に「もう一回」と上り下りを楽しみ、成功体験が意欲に繋がってきたのか笑顔いっぱいで何度も行っていました。意欲的取り組む姿に大きな成長を感じる一コマでした。
やってみたい事ややりたい子とは、各々違います。「今やりたい」「また、やりたい」の気持ちを今後も大切にしていきたいと感じました。
今週もたくさんの初めてを体験した子どもたち。来週は、どんな楽しいことを見つけ取り組む姿が楽しみです。
(N,Y)

◆変わりないです。 (うみグループ)

もも組の子ども達だけで室内で遊べる時間が最近あります。
朝の集まりをもも組は最小限に済ませ、自由活動に移っているためです。
トイレを済ませ、清潔や心地よさを実感した後思う存分遊びます。
幼児クラスにもなっても、まだ乳児と幼児を行き来するもも組の姿もあるため個々に合わせて見ていくこと、徐々に主活動だけではなく、共有の場への参加を促していけたらと感じます。
もも組の子ども達は、お兄さんお姉さんの真似をして忍者になったり、財布を作ってバッグにしたり、LaQやレゴブロックなど年上の子どもの遊びに触発されています。
触発されずに自分の好きな遊びを選択する子ども達は好きな場所に行って友達と話を楽しんだり、おままごとやくつろぎゾーンでレンジャーになりきったりごっこ遊びを楽しんでいます。
ゆり、ひまわり組はもも組が遊びに切り替えた後、共有の時間を設け保育者と子どもとの双方の関わりを大切にしています。
今日は迷子の折り紙と半端紙をどうするか話し合いました。
無駄遣いだよ、勿体無いよとその場でその言葉で伝える事も大切な時がありますが、そうでない場面を園生活の中で大切にしていきたいと感じます。
遊びの面では、ゆり、ひまわり組はもも組の子ども達に対して優しく接している姿があります。物を落としたら拾ってあげる場面や、遊びに誘ってみたり、おちゃらけてみたりと遊びの妨げにならない程度に関わっている姿が印象的です。
兄弟がいる子どもとそうでない子どもがいる中でこの異年齢交流の場が、とても良い環境になっているのだと感じます。
作った作品を壊されてしまう事もあります。
故意ではない場合が多いですが、つい触りたくて壊してしまう場合もあります。
同年齢の子どもに対しては、強めの口調で抗議するのですが、年下だと分かると気持ちを抑えたり、許してあげられたりしています。
兄と弟の存在、妹と姉の存在。
園ではそんな関係性と、そんな個性が40通りあります。
日々進化、成長している子どもたちですが、今日も変わりなく元気に過ごしています。と伝えられる日々を大切にしていきたいと思います。
k☆y

◆おかたづけの日。(にじグループ)

今日は金曜日でお片付けの日でした。
にじグループでは、おかたづけチャンピオン・おてつだいチャンピオン・ようふくたためたチャンピオン・おともだちにやさしくできたチャンピオンなど、様々なことをチャンピオンにしています。自分の使ったものを片づけることや、洋服をたたむことは当たり前のことですが、その当たり前のことを毎回、忘れずにおこなうことは難しいことなのかもしれません。
自分のものでなくても、誰が使っていたかわからないものでも、何も言わずに片づけてくれていたり、一緒に片づけようと手伝ってくれる子がいるおかげでだんだんと片付けることが身についてきているように思えます。
また、金曜日のお片付けで自分のお道具箱の中を見ると、まだ使えるもの、壊れてしまっているもの、まだ作っている途中のものなどいろいろなものが見つかります。自分のお道具箱を整理することできれいにすることの大切さにも気付けたらいいなと思います。
今日は年長児で集まり、お絵描きクイズをしたり、絵の具遊びをしたりしました。年長児だけでということに子どもたちは特別感を感じたようで、満足そうな様子で年長児だけでの活動を楽しんでいました。お絵描きクイズでは順番にみんなの前で画用紙に絵を描き「これはなんでしょうか?」と質問すると、みんなが答えていきます。
絵が上手な子が多い年長児はハイクオリティーなお絵描きクイズになっています。絵の具遊びでも、みんなで絵具を譲り合いながら使い「何かいてるの?」「○○だよ。○○もつけるよ」と年長児らしい会話も楽しんでいるようでした。
午後は、年中児・年少児も同じように絵の具遊びをしたいと思っています。子どもたちが充実した時間を過ごせるように工夫して保育をしていきたいと思います。
(K.Y)


◆出来ることが沢山 (そらグループ)

今日は朝の会の前に子どもたちにいくつかお話をしてみました。ひとつはおもちゃのお片付けのお話。もう一つは新しい糊の使い方のお話。
順番に子どもたちと一緒に考えながら話をしていきます。
まず、おもちゃのお片付けについて。朝の会が始まる前、「朝の会が始まるからお片付けしよう」という声掛けに子どもたちはお片付けをスタートします。この頃お片付けが更に上手になってきたそらグループの子どもたち。今まではおもちゃを箱に入れるのがお片付けだと思っていた子どもたちも保育士が中の玩具を綺麗に同じ形を一緒にしたり、整理整頓している姿や声掛けから、子ども達自身がこういう風に片づけをしようと思ってくれたようで朝の会が始まる前にはお部屋のおもちゃ達は綺麗に片付けられていました。子どもたちの適応力の高さと綺麗にしたいという気持ちが育ってきた証です。
そして、新しい糊の使い方も実際に保育士が使い方を見せてみると、そういう糊もあるんだとみんな驚いた表情で見ていました。
ひとつひとつ色々なことを丁寧に伝えていくことで子ども達の遊び方も変化し、造形コーナーも増えたことにより、制作意欲もより出てきて、箱や画用紙を使ってバッグを作ったり、宝物入れを作ったりとステキな作品が沢山出来てくるようになりました。
もちろん、制作だけではなく、カプラやLaQ、塗り絵などもより遊び込めるようになってきたようです。
ロフトの下はおままごとコーナーに変身し、今までよりも大きなスペースになって、子ども達も「ここはお家なの」と言って、上履きを脱いで揃えて置いてみたり、お母さん役の子が「ご飯できたよー」というとみんなで「頂きます」をして食べ始めたりとすごく楽しんでいました。ロフトの上にはドールハウスセットが置かれ、順番にやりたい人形を持ってはその役を演じて、話を膨らませてごっこ遊びを楽しんでいました。
子ども達に合った環境作りをこれからも子ども達の様子をみながら行っていき、子ども達のやる気にも繋げられていけたらと思います。
(K.H)


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