◆4月9日(火)の子どもたち
2019年04月09日 火曜日
◆昨日よりも今日(つぼみ)

雨が止んでお日様が出てきたので園庭に出ました。
シートに座って日向ぼっこ。まずは周りを見てここはどこか確認から始まります。ドキドキして保育士のそばを離れない〇くん、砂が気になって触りに行く△ちゃん、保育士が吹くしゃぼん玉をじーっと見つめる□ちゃんとそれぞれ違う行動をしていました。そんな中、気付けばちょっと離れた所から熱い視線を送ってくる☆ちゃんは、ウッドデッキに掴まり、『みて!ここまで来たんだよ!』と言っているかのような得意気な表情を浮かべていました。見てもらえた事に満足したのか色々な所に自ら足を運び、昨日は沢山涙を流していたのが嘘のように今日は沢山の笑顔がいっぱいです。
お散歩カーチームはガタガタと動く振動を感じながら周りの景色を見てみたりとのんびりしています。でも、一人一人の距離が近い故に誰かが泣くと連鎖するかのように次々と涙を流し始めました。年少組のお兄さん達が『どうして泣いているの?』と心配して声を掛けに来てくれる位、お散歩カーが通る場所は元気に泣き声が響いていたようです。でも「ご飯の準備が出来たよーそろそろ飯たべようか」と一人ずつ保育士に抱かれるとピタッと声が聞えなくなり、こういった姿を見ると子どもたちも少しずつ保育士に安心してくれているのかなと嬉しくなりました。
昨日よりも今日がなんだか楽しそう。そしてなんだかほっとしているようにも感じます。一人一人慣れる時間も違います。一人一人の速度に合わせて一緒に過ごしていきたいと思います。
K・E


◆それぞれの園庭遊び(ふじ)

少しずつですが、園で生活することを理解してきたようで、泣いている声も少しずつ短くなってきました。今日も園庭で遊びました。
ふわふわさん。少し眠い子が多いようで、抱っこしていないと泣いてしまいます。トランポリンに座っていると、他の大きい子が跳ね、その揺れにきもちよくなって眠ってしまう子もいました。揺れるのがわかったのか、自分から身体を動かし始める◎ちゃんもいました。
きらきらさんも好きな所へ自分から行き、よく遊ぶ姿がみられるようになりました。大胆なわくわくさん。今日は昨日の雨で、築山の水路にお水がたまっていました。そのお水が気になり、長いシャベルを持って来て、その中をピチャピチャいじり始めました。他の子も集まってきて、何人かで今度は顔に水がかかったりしてビチャビチャになって遊んでいました。
玩具を渡したり、関わりも見られたり、またこれからまたどんな姿が見られるか、楽しみです。(T.Y)


◆園庭に遊びに行きます(きく)

園庭に遊びに行くときには、自分たちで準備をします。ロッカーから帽子をとってかぶり、次に靴下入れから自分の靴下を持ってきて履き、そしてジャンバーを着ます。ちょっとお手伝いはしますが、さっさと準備をし、できなくなると保育士の前に立って「やって」と言ってきます。出来た子から窓の所で待っていてくれます。
靴を履く時もベンチにすわり、さっさと履いて階段の所まで行って待っていてくれます。保育士と共に階段を降りて行くのも余裕です。きく組に進級しただけで、お兄さんお姉さんらしくなりました。
園庭に行くと砂場でお料理を始める子ども達、ベンチの所で食べようとするとふじ組の子ども達いるのを見て、ちょっと遠慮してそばで待っている姿がありました。ふじ組の子がいなくなると座ってお料理を並べていました。小さいお友だちに気を使えるようになったのかなと思うと急にお兄さんお姉さんになったことに驚かされます。
車に乗っていた子どもたちは、「公園に行くの」と言って仲よくドライブをしていました。時々、上を見上げていました。なんと桜が綺麗に咲いており、花見もしていたようです。保育士は、忙しさのあまり桜も見るのも忘すれていたこの4月、子ども達に桜を見上げて楽しむことを教えてもらいました。
落ち着かない4月ですが、子ども達はしっかり成長し、大人よりも余裕をもって花見までしていました。4月だからこそ、素敵なことがいっぱいあることを子ども達から教えてもらった気がします。M.k


◆お友だちの存在(たんぽぽ)

新年度が始まり1週間を終え、やや疲れが出始めている児もいます。鼻水や咳が出たり、体調を崩し始めている児もいます。しっかりと体調把握しながら過ごしていけるよう見守っていきたいと思います。
子ども達の様子を見ていると、お友達の存在が気になる児がたくさん。
園庭に行く支度を始めると「はい、くつした」「ぼうしあったよ」と自分の事よりもお友達の分を準備してあげようとする姿がちらほら見られます。
それと同時に、「◎ちゃんが先だよ」「まって。いま、やってるの」とどちらが先にできるかと刺激を受けあいながらやろうとする姿も見られます。
どちらも自分だけではなく、お友達の存在があります。
園庭でも、昨夜の雨で水路にたまった水をピチャピチャして楽しむ△君を見て、楽しそうだと思ったのかすぐに真似をする☆君。
水路にたまった葉っぱをすくって「パラパラ~」と言いながら葉っぱを落とす〇ちゃんを見て真似をする◇君。
お友達と一緒に・・・が楽しいを感じさせる姿でした。
少しずつ広がっていく子どもたちの世界。一緒に楽しんでいこうと思います。(M.C)


◆ピアノのお腹の中を見てみよう (もも)

もも組になって初めての音楽クラブでした。
「もも組さ~ん」という講師の問いかけに「は~い」と元気いっぱいに応えるもも組の子どもたち。
はじめに講師の紹介やホールでの約束ごとをみんなで確認しました。講師の話に真剣に目と耳で聴く姿勢は、とても立派でした。
「音楽クラブでのお友だちはこのピアノだよ」と部屋にあるピアノよりも大きなホールのピアノ。鍵盤を押して聞こえる音とピアノの中の音、何だかちょっと違うように聞こえてきました。
「みんなピアノのお腹の中を見てみたくない?」という講師の問いかけに「みた~い」と目をキラキラさせる子どもたち。特別にピアノのお腹の中を見せてもらいました。
鍵盤を押すとお腹の中がジャンプしているのを見ながら「わぁ~」と笑顔になる姿が印象的でした。中には、どうなってるんだ?何だか怖い・・・と感じた児もおりましたが、特別な体験をさせてもらいました。
ピアノから聞こえてくるメロディーに身体を揺らしながら楽しむ子どもたち。
いつもとは違う空間で、いつもとはちょっと違った体験が「楽しいな」と感じられるように温かく見守っていきたいと思います。(O.Y)


◆音楽クラブ(ゆり)

今日はゆり組になってから初めての音楽クラブがありました。
「もも組さんですか?」という講師の先生の声かけに、「ちが~う」と胸を張って答える子どもたち。1つ大きくなった喜びが感じられます。
ピアノのリズムに合わせ、「可愛い~女の子」「かっこいい~男の子」という歌での呼びかけに、「はれる~や」と応え、元気いっぱい。ワクワクの表情を見せていました。
リズム歩きをしたり、列車になって繋がったり、音に合わせて動物や昆虫を身体で表現し、花丸マークも沢山もらいました。
最後はやきいもグーチーパーを行いました。今までグループではそれぞれ経験していますが、音楽クラブでのやきいもグーチーパーは初めてです。
2人組になるのも、「一緒にやろう」と子ども同士声を掛け合ったり、周りを見て「ここにいるよ」と1人の子に教えてあげたりと、受け身ではない姿が印象的でした。
自信を持って取り組む姿に、大きな成長が感じられた音楽クラブでした。
O・Y


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