◆4月8日(月)の子どもたち
2019年04月08日 月曜日

初めての登園から1週間が経ち、初めての休み明けの登園です。
1週間通ったこの場所で「見慣れた場所だな」と思いあそび始めたり、「知らない場所だな、嫌だな」と大泣きする子、まだまだそれぞれのペースで慣れようとしています。
お母さんと離れて不安な気持ちはいっぱいで泣いている子が多かったのですが、始めに抱っこしてくれた保育士を求めて抱っこしてもらったり、子どもたちなりに慣れようとしているのを感じます。
まだ始まったばかりですが、保育士や保育室の環境、玩具など子どもたちが安心して過ごせるようになっていければいいなと思います。
(K.E)

◆大丈夫?の気持ち(ふじ)

入園児には初めての週明け。予想通りに朝は涙、涙、でママ・パパとお別れです。
ピンクの扉に集まり、ママとパパが出て行った赤い扉を指さして「おいてかないで~」と言うように泣いています。でも、中には保育者の側まで来て抱っこ~とアピールして来たり、好きな遊びを見つけ遊んでみたり・・個人差はありますが少しずつお気に入りを見つけながら慣れようと頑張っています。
そんな寂しい気持ちを受け止めながらも楽しいことをどんどん提供できればと思います。
今日はあいにくの雨。おひさま広場と廊下を開放して過ごしました。廊下では音楽を流してコンビカーを出しました。最初に飛び出してきたのは進級児達。そんな姿を見てか新入児達も廊下を覗き込むようにして徐々に出てきました。車に乗っても中々上手く漕げない〇君。その車を△くんが押してくれました。〇くんはとっても嬉しそうで満面の笑みを浮かべていました。
また、ハイハイをしてやっと廊下までたどり着いた☆くん。でも、車の勢いの良さに驚いたのか泣いてしまいました。そんな☆くんが気になったのか◎ちゃんが側まで来て頭をいい子いい子したり☆くんがしていたよだれかけで涙や鼻水を拭ってあげていました。
進級児が新入児を気にかけて優しく接している姿を今日はたくさん見る事が出来ました。友だちとしての関係性がどんどんと築いていけるようにゆっくりと見守っていけたらと思います。(I・K)

◆「2さい!」(きく)

今日は4月8日、降誕会の日です。
降誕会とはお釈迦様がお生まれになった日で、育子園でも式を行いました。
「今日はお釈迦様の誕生日だよ。みんなでお祝いしにホールに行きます」と子ども達に話をしてホールへ向かいました。階段も上手に降りられるようになりました。
新入園児にとっては初めての集まりです。”何をするのかな?”と言った表情の子ども達でしたが、誰も泣くこと無く、みんなで一緒に集まって座ることが出来ました。
「ゴーン」という鐘の音を合図に式が始まりました。
司会の保育士が話し始め、「年長児の奉献です」と言うと、まるで私たちがこれから奉献をするかのように「はい!」と返事をするほどでした。やる気満々のきく組の子ども達です。
「いつか私たちが・・・」というような真剣なまなざしで、奉献の様子を見守っていました。
曲が流れ始めると、手拍子をするのは〇ちゃんです。リズムをとりながら体を揺らしてノリノリでした。初めての式典参加とは思えないほど、落ち着いて参加してくれていました。
甘茶供養も代表児が行う様子もしっかり見つめていました。後で、みんなも行いたいと思います。
その後はお部屋に帰り、子ども達に「お外に行く?お部屋で遊ぶ?」と尋ねてみました。
その返事はまちまち・・・。数人で外へ行く支度していても、いつもなら一緒に支度を始めるのに、今日はお部屋で遊びたい様子の児もいます。
という事で、今日は選択制にしてみました。
お部屋で遊ぶ児はおままごとをしたり、ポンポンを持ってダンスタイムを楽しんだりしていました。
園庭へ行った児は、今日は貸切状態。
新しい砂場の玩具もたっぷり使って遊びを満喫できました。
△くんは、砂場玩具を綺麗に一列に並べて満足げです。「みてみてー」と長く並べた玩具を披露してくれました。
砂場で砂を盛っていると、女児たちが手伝ってくれました。
「お釈迦様のお誕生日だから、ケーキを作ろうか!」という事になり、みんなで大きなケーキを作ります。葉っぱでデコレーションしてみたり、枝でろうそくに見立ててみたりと立派なケーキが出来上がりました。「お釈迦様、何歳かな?」と聞いてみると、すかさず□ちゃんが「2さい!」と答えてくれました。2歳とは。思わず笑ってしまいました。
その後も、たっぷり遊んで、笑顔の多い一日となりました。
I・Y


◆あま~い雨 (たんぽぽ)

週明けの今日は朝から雨。
「ママがいい」と涙でお別れの子もしばらくすると、からっとおひさまのようなニコニコになり遊んでいます。
朝の集まりで「たんぽぽくみさ~ん」と呼ぶと元気に「はーい」と返事が返ってきました。
今日もタンバリンで名前を呼んでいきます。
「はぁい」とタンバリンの音と共に元気な返事も聞こえました。
朝の集まりでのはなしです。
今日はだれかのお誕生日。だれだろう?
とお話しすると「〇くんのたんじょうびー」と先日誕生日だったのを覚えていた子、「△ちゃんの誕生日」と自分の誕生日を思い出した子もいました。
今日は『おしゃかさま(ほとけさま)』の誕生日です。
今日みたいに雨が降っている日のお誕生日。不思議なことに甘いあめが降ってお祝いの花がきれいに咲いたことを伝えると、しっかりこちらを見て話を聞いてくれる子どもたちの姿に感動しました。
おしゃかさまの誕生日をお祝いする、お花まつり(降誕会)の行事に参加しよう。と、ホールに行きました。
あたらしいお友だちは初めての行事に参加でしたが、なにがはじまるのかな?とドキドキしながらも一緒に参加できました。
年長児代表の奉献や降誕会についての話しや、お花まつりのお歌も歌いました。
誕生時に甘い雨が降ったことにちなみ代表児がおしゃかさまに甘茶を3回かけました。
「ロビーのところに設置しとくので帰りにお母さんたちと甘茶をかけて帰ってね」と司会の保育者が言うと「ママとやる」と楽しみにしていました。
参加後はお部屋に戻り遊びました。
机上遊びでクレヨンでお絵描きや花はじき入れを出すと「やりたい」「◇くんもやるー」と
楽しんでいきました。
花はじきの入ってるふたがなかなかあけられない◇くん。隣に座っていた☆ちゃんがそっと開けてくれました。嬉しそうに花はじきを入れる◇くん。
◇くんが「できたー」と言うと気づいて開けてあげる☆ちゃん。
なんども繰り返すやりとり。お互い自然なやりとりになっていました。
そんな二人を見て、ほっこり。あったかい空間になっていました。
そんな素敵なお友だち同士の関わり、やりとりを大切にしていきたいです。
おしゃかさまが願われた
『自分を大切に、お友だちも、他のみんなも大切』(天上天下唯我独尊)
そんな降誕会のお話しが繋がった『やりとり』のエピソードでした。
t*s

◆降誕会 (うみグループ)

今日は4月8日お釈迦様のお生まれになった日『降誕会』です。
年長女児は、聖堂にてお花踊りに参加しました。赤いワンピースに髪の毛には白いリボンを身に着けて今までの練習の成果を大舞台で披露しました。
「楽しかった」「おばあちゃんたちがいっぱいいたよ」「お土産もらった」「甘茶も飲んだ」と沢山感想を聞かせてくれた女の子たちでした。
一方では、年長男児はホールでの降誕会で奉献の儀を行いました。うみグループからも3名の代表児がお茶、お菓子、お花をお供えしてくれました。
新年度が始まり最初の仏教行事。年長になって初めての大役ではありましが、女の子も男の子もしっかりと務めてくれた姿に頼もしさと心の成長を感じた瞬間でした。
降誕会の後は、お部屋で過ごしました。
先週の金曜日に手裏剣を作りたかったゆり組の○くん。「先生一緒に作ろう」と声を掛けてきてくれたので、一緒に作ることに。
すると次々と手裏剣つくりたいと折り紙を持って集まり始めました。
始めは、保育士が作り方を教えながらやっていましたが、作り方を覚えると後からきたお友だちに教えてあげようとする姿も見られました。○くんは、手裏剣を作り終えると、スズランテープを頭、腰、膝、足の甲に巻き始めました。「忍者になるんだ」と自分なりに考えて準備していました。その姿を見た他のお友だちもスズランテープを出して頭や腰にスズランテープを身に着けていきました。『手裏剣忍者』の曲を流してみると「あ、手裏剣が足りない。もっとつくらなきゃ」「先生~私にも(スズランテープ)つけて」と手裏剣づくりと忍者が伝染していってました。
新年度が始まり、2週目。子どもたちの『やりたい』という姿を受け止めながら、環境を整えていきたいと思います。(O.Y)


◆お誕生日プレゼント(にじグループ)

今日は降誕会がありました。年長女児は大聖堂ではなおどりを披露し、育子園では年長の代表児が奉献をしました。朝の集まりで「4月8日は何の日でしょうか?」とみんなに質問すると奉献をしてくれた☆くんが「み仏さまが生まれた日」と答えてくれました。そして、ホールでお釈迦様の誕生日をお祝いしました。今年度最初の仏教行事ではじめての奉献でしたが、緊張しながらも最後まで堂々とした姿を見せてくれました。
降誕会についてのお話で「お釈迦様は生まれてすぐに何歩歩いたでしょうか?」という質問がありました。すぐに手をあげる年長児の★くん。「7歩」と大正解でした。
みんなに「小さいお釈迦様はどんなお顔してるかな?」と質問すると「うれしそうな顔してる」「こんなお顔」と顔を真似している子もいました。優しく目を閉じて微笑んでいるような顔。怒り顔。真顔。様々な表情をしています。
お部屋に戻り、絵の具遊びをしました。大きい画用紙を用意すると、お花やお菓子など素敵なものをたくさん描いている子ども達。花御堂のまわりのお花をイメージし「み仏さまにお花の絵見せてあげたいな~」と言っている子もいました。子どもたちの描いた素敵な絵をこれからお釈迦様に見せに行ってきます。お釈迦様のお誕生日に素敵なプレゼントができました。
(K.Y)


◆誕生の日 (そらグループ)

今日は何日、という問いに「はちにちだよ」と正確に発表してくたゆり組の○くん。
みんなは、なんでわかるの、すごい、といいうような驚きの表情を隠しきれません。
今日○くんのお誕生日です。「ぼくきょうたんじょうびだよ」
一つ組が大きくなり、新しいそらグループでの誕生日を楽しみにする姿があります。
それを聞いた周りの子どもたちは「えっぼくは」「ぼくもだよね」と便乗します。
○くんの前にもも組の□くんのお祝いをします。
□くんはお休み中の昨日がお誕生日でした。
緊張しながらもみんなから拍手をもらえて大喜びの◯くん、◻︎くんでした。
他にも誕生日の人がいる、ということで今度こそ僕でしょ、といった様子でしたが違います。
み仏さまの誕生日です。
集まり後はホールへ向かいました。
年長児による奉献の儀が行われ、み仏さまにお供え物を差し上げます。
他にも生まれてすぐに甘い雨が降ってきたということで甘茶を代表の年長児にかけてもらいました。
奉献の儀が始まると子どもたちは静かに見守ります。
代表の年長児が前に出るときも静かに見守ってくれていました。
そんな姿を見たもも組から「私もあれやりたい」「あっちもやってみたい」といってくれました。
年長児しかできないことをしっかりと理解していることに関心します。
またみ仏さまは生まれたすぐに7歩歩き、あることをいいました。
子どもたちは「喉が渇いたっていったんだよ」「お腹が空いたっていったんじゃない」と自分ならと考えていました。
年長児の女の子たちは大聖堂でお花踊りを披露しました。子どもたちには明後日の4月のお誕生日会でお披露目です。
そらグループに戻り、室内遊びを行いました。
おままごとゾーンではなにやらもも組の子どもたちが丸いテーブルに集まりお食事会を行なっていました。
「◻︎くんのお誕生日パーティーだよ」といい「はっぴーばーすでーとぅーゆー」とみんなでお歌を歌い、◻︎くんはろうそくの火を消すかのように「ふーっ」とすると拍手をしてみたり、とてもステキなパーティーが行われていました。
「おめでとう」「食べたらそのままでいいからね」とまるでお母さんのような姿も見受けられました。
そらグループには生き物を飼育しています。
ザリガニ、金魚、メダカです。
ザリガニを覗くと動かないザリガニが一匹いました。
「死んじゃったね」と気づき、お墓に埋めに行くことにしました。
数人の子どもたちと園庭にいき、なぜ死んでしまったのか考えました。
「餌をあげていなかったから」「お水を替えてあげなかったから」と教えてくれました。
ザリガニも子どもたちにも大人にも同じようにある命を大切にしていこう、と子どもたちと話し合いました。
誕生した日、ザリガニが亡くなってしまった日嬉しいことも悲しいことも体験できた日となりました。
(a.y)


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