◆4月5日(金)の子どもたち
2019年04月05日 金曜日
◆園庭に出てみました(つぼみ)

朝の涙の大合唱は続いていますが、その中にも笑顔が見られるようになってきたつぼみ組の子どもたち。
今日は、みんなで園庭に出てみました。
お散歩カーを出して、ひとりひとりを乗せていきますが、初めての乗り物に戸惑い、再び大合唱が始まりましたが、いざ動き出すと、不思議なことに泣き声はピタッと止み、保育士の歌に合わせて身体を揺らす子もいるほどで、お散歩カーが停まるとまた泣き出してしまうため、お散歩カーは動きっぱなしです。
中には、朝からの泣き疲れなのか、お散歩カーの揺れが気持ちよかったのか、ウトウトしてしまう子もいましたが、お散歩カーの中から園庭の雰囲気をキョロキョロ見回しているようでした。
まだ、お座りが安定しない子も、今日は同じように園庭に飛び出しました。
少し緊張気味にバギーに乗り、お日さまの光を浴びたり、お友だちに話しかけてもらったりして、園庭の雰囲気を味わいました。
広げてシートに降りて遊べる子もいて、お部屋のおもちゃを用意してもらい、音を楽しんだり、砂の感触を楽しんだりして、思い思いに遊んでいました。
次回は、園外にも進出して、様々な刺激を求めに行けたらいいなと思っています。
つぼみの子どもたちにとっては、初めてづくしの5日間だったと思うと、本当によく頑張りました。
来週からも、笑顔も泣き顔もかわいい子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
(E.Y)


◆入園進級して一週間(ふじ)

登園時少しずつ泣き声が少なってきたふじ組の保育室。朝のおやつも落ち着いて食べる子の姿が多くなってきました。子ども達の柔軟性はすごいです。
今日は園庭で遊びました。「園庭行こう」と保育者が話していると進級児の◎君「園庭?」と話を聞いていて足をだし「靴下」自分の頭をポンポンして「帽子」とアピール。早くいこうと保育士の手を引っ張る▽ちゃん。意思表示をしっかりしてくれています。進級組は園庭に行くと必ずと言っていいほど向かう場所があります。
水道です。
幼児組がバケツに水を入れるのを待ち横から手を入れて水の心地よさを感じそのままびしゃびしゃと水遊びがスタートします。保育士が一度は止めるのですが保育士が水道の側を離れるのを待っていたかのようにまた集まりびしゃびしゃ。遊びの天才たちにはかないません。
新入園児の子ども達も外遊びは好きなようで笑顔をたくさん見せてくれるようになってきています。昨日まで保育士が抱っこしていても泣き続けていた◇ちゃん。少しずつ慣れてきたようで保育士と一緒にトランポリンで弾み泣くことなく過ごせ楽しむことができました。
その横でお友だちが跳んでいるのと振動で身体が弾む事が楽しくて笑顔を見せる◎ちゃん。すっかりなじんでいました。
「まてまて~」と言って保育士と一緒にかけっこをする☆くんの笑顔。3日前には泣き顔だったのにと嬉しい気持ちになりました。
給食は昨日よりも落ち着いて食べる事が出来、カレーをモリモリたべられました。
来週からも少しずつ慣れていき、いつの間にか泣く時間が減っていき楽しい時間が増えていくことでしょう。今の泣いているこの時期大切に心に刻んでおきたいです。
(K☆H)


◆楽しい声が響き合う一日 (きく)

9時過ぎにたんぽぽぐみからきくぐみへ移動してくると、お部屋にいる保育士に「せんせい~!!」と呼びかけ、登園してくるお友だちに「おはよー!」と声をかけ、途端にお部屋が賑やかになります。
朝のおやつを食べる為に椅子に座ったら今度は、顔を見合わせて声をあげて笑い合い、そのうちに歌を歌い始めます。「きーらーきーらーひーかーるー♪・・・」と大合唱。
ミッキー体操が流れ出すと、お友だち同士、手を繋ぎ、どんどん輪が広がっていきます。手を繋ぎながら、ミッキー体操を踊り、片足で跳ぶところでは、「トントン ピッ!」とみんなで言い、また笑い合います。この日々のブログに写真だけでなく音声も入れられたらいいのに・・・というくらい、たくさんの声が行き交い、とっても賑やかなきく組です。
朝の集まりで、電車の紙芝居を見てから、「今日は久しぶりに電車を見に行こうか!」と提案すると、「やったー!」とここで賑やかな声が響きあい、張り切る子どもたち。やっぱり賑やかな中、お支度をそれぞれして外に出ます。先に靴を履いた子たちが「待ってるねー。」と言って、駆け出していきました。少しして、保育士も階段の方へ行くと、沢山の子たちが座って待っていてくれました。本当に待っていてくれたことが嬉しくて、「ありがとう!みんな待っていてくれて、先生すごーくうれしいなあ。」と言うと、みんなの顔も嬉しそうです。たくさんの嬉しい、楽しいの気持ちを伝えあうことで、ますます園生活が楽しくなるといいなあと思います。
久しぶりの電車散歩。いつもの見学スポットには、チューリップがきれいに咲いていました。「さくら!」と言ったり、「さいたーがある!(チューリップの歌から花の名前を「さいた」だと思っています)」と言って、そのあとはチューリップの合唱。電車を待っている間ももちろん賑やかです。
その後、ゴーッと音を立ててやってきた電車は、なんと丸の内線の新型車両。これには、保育士の方が感動して、「おーっ!」と歓声をあげていました。
(T.M)


◆あっという間の距離だけど、楽しみはいっぱい(たんぽぽ)

新年度が始まり1週間。新しい担任、新しいお友達という環境の変化の中まだまだ涙を見せる児もいますが、少しずつ少しずつ順応していく子ども達。小さな一つ一つの関わりでも、しっかりと寄り添っていきたいと感じます。
そして、今日は今年度初めての散歩に行ってきました。目的地は、地下鉄車庫。
散歩カーに乗る、歩いていく、自分で選びます。歩いていく児は、保育士とも友だちともしっかりと手を繋ぐことを忘れません。
私たち大人にとってあっという間の距離でも、パトカーが停まってるねと興奮したり途中できれいに咲く桜を見たり、川にカモがいるかなと探してみたり、車庫に近づいたら電車が来るかなとウキウキしてみたり。子ども達にとっては、楽しみや刺激が沢山の道中です。
今日は、丸ノ内線の新型車両も見ることが出来ました。
興奮気味に「お~」っと歓声を上げるのは大人の方です。子ども達も喜んで一生懸命手を振っていました。
帰りは歩くメンバーを入れ替えながら、給食のカレーライスを楽しみに戻ってきました。
園庭でも遊び、大満足の1日でした。(M.C)


◆卒園 (うみグループ)

今日は金曜日なので、飾り棚やお道具箱の整理整頓を行いました。
○くんのお道具箱に10センチほどの大きさの広告を丸めた作品がありました。
それを大切そうにバッグにしまいます。
これは武器。
と、短い剣である事を教えてくれました。
これ何?
というものを持ち帰る事もあるかもしれません。しかし、子どもにとっては思い入れのあるものでプロセスがありエピソードがあります。園生活の中で、これは持って帰らなくても良いのでは?これは持って帰ったら保護者の皆様は困るのでは?と思う事ばかりです。
持ち帰った作品のその後の経緯は保護者の皆様に委ねさせて頂いてますが、エピソードなど聞いて頂けると幸いです。
園庭に行く際に、もも組の子ども達はチャックが出来ないからやって〜と保育者の元に来る時もあります。年上の子ども達にやってもらったり、年上の子ども達が率先して、困っている子を見つけたり、困ってしまうだろうなという場面を見通して関わる援助のプロのような子どももいます。
○ちゃんは今週、毎日私の所に来てチャックを閉めてと言いました。
○ちゃんのジャンパーを真ん中に寄せるとポケットが膨らんでおり、ゴツゴツしています。中には宝物が入っていました。石です。
次の日、また次の日とジャンパーを真ん中に寄せる度にポケットがパンパンになっていきました。
まるで冬ごもりの準備をするハムスターのようでした。
(洗濯する時、お母さんびっくりするかもしれないな。洗濯機がカランコロンなってしまうかもしれないな。ジャンパーがやけに重い…と感じるかもしれないな。…etc)
と心の中では申し訳なさと、○ちゃんの散策を楽しんでいる証拠に喜びを感じます。
今日で通常保育の一週間が終わります。
保護者の皆様、お仕事お疲れ様でした。
慣れ保育、新入園児の保護者の皆様、ドキドキしているのはお子さんだけではないと思います。
でもまだ一週間しか経っていません。
子ども達がこう言っていました。
もう金曜日か〜。僕達もすぐ卒園するんだよね?
(いや、まだ先だよ…。でもそうかもね。)
また来週も元気な姿が見られるのを楽しみにしております。
k★y


◆新しいいのち (にじグループ)

朝からにじグループに嬉しい事がありました。蝶のサナギから蝶にかえったのを、○君が発見し、昆虫図鑑を見ながら、サナギになるまでの過程を見比べながら、新しく生まれた蝶を目のあたりにして、感動している○君。とても嬉しい出来事で、数人の児は蝶を目の当たりにして、喜びを共有して味わっていました。温かい雰囲気が漂っての気持ちの良い朝のスタートです。
新入園児の◎くんは、そらグループに兄弟がいる児で、時々涙が出てしまう時があるのですが、周りの友達に誘われ、神経衰弱かーどゲームに挑戦。最初は、ルールが分からずに参加していた様子でしたが、カードをめくっても、めくっても、皆と同じようにカードを手に入れられず、表情は曇っていました。
少しずつ理解していくと、ハッと何かに気付いたようで、自分の番になってカードをめくり、やっと2枚のカードを手に入れ、最後には満足気で、終わる事ができました。
最初はドキドキで、友だちとのゲームに参加しましたが、少しずつ触れ合って、友達や部屋の雰囲気にも慣れて、保育園って楽しい場所なんだと肌で感じてもらえるよう、私たちも言一緒に関わらせて頂きたいと思います。
にじグループは、他にもトカゲを飼っていて、トカゲの様子を見守る数人の児もいました。
生き物を育てる、観察することによって子ども達の視野を広げていけたらと思います。S・A


◆春?夏? (そらグループ)

大事な恐竜のフィギュアの手が取れていました。昨日の帰りの会で保育士がそのことについて話をします。
保育士「ブロックを片付けていた時にこれを見つけました。なんだろう。」
◎くん「それ恐竜の手じゃない」
▽くん「かわいそう」
○ちゃん「いたそう」
保育士「そう。先生もそう思って恐竜のフィギュアを調べてみると、この恐竜でした。」
「こんな風になってしまうのはなんでだろう」
★くん「ちゃんと使ってなかったから」
▲くん「ポキッて折っちゃったから」
保育士「そうだね。あと、わざとじゃなくてぶつけて壊してしまったという事もあるよね。」
「もう一度どういう風に使ったらいいか考えてみよう。この恐竜さんは腕が折れてしまっているので先生が包帯を巻いておくね。」
子どもたち「わかったー」
というやり取りをしました。
するとすぐにゆり組の◆くんが「先生、こっちの恐竜もないよ」と教えてくれました。なんと3体の恐竜もけがをしていたのです。「包帯してあげて」と持ってきてくれました。
保育士「わかった。包帯しておくね。」
と部品があるものはくっつけて包帯(マスキングテープ)を巻き、ないものはそのまま包帯を巻きました。
今日の朝の会でも「包帯を巻いたという話」と「まだ見つからないパーツがあるという事を伝え、お片付けの時に見つけたら教えてね。」という話をすると「はーい」とお約束してくれました。そらGにある玩具を大切にするという事を改めて伝えるいい機会になりました。早くパーツが見つかることを祈っています。
朝の会が終わると昨日からゆり組の●くんがクリスマスやお雛様の制作をしていて、今日も本を見ながら制作をしているともも組の子どもたちも刺激を受け、、最初の基は同じでしたがそこからは「こうしよう」「いいことおもいついた」と言ってビニールテープを切って貼り付けてオリジナルの作品を作り始めました。
一人ひとり個性のある素敵な作品ができました。
園庭では暖かい事もあり、ジャンパーを着ずに出たり、半袖の子もいるなか、虫探しや水遊びに夢中になっていました。そこへちょうちょが飛んでくると「先生、ちょうちょがきたよ」と大興奮です。少しずついろいろな虫が園庭にやってきたり、顔を出してくれるようになりました。虫探しも今以上に盛んになると思います。小さな命の大切さもその遊び、関わりを通して伝えていきたいと思います。
(K.H)

Posted in 園のこだわり