出したり入れたり
2019年03月08日 金曜日
0歳児のA君が室内で遊んでいました。籠の中に電車の玩具を入れたり出したり、何度も何度も繰り返し行っていました。いつになったら飽きるのかな・・・としばらく眺めていましたが、この単純な出し入れに夢中です。
もう一人、0歳児Bちゃんは、籠の中にパズルのピースや電車のおもちゃなど片っ端から入れて持ち歩いています。まるでお買い物をしているお母さんです。
2人にとって、玩具の種類や分類にはこだわりが無いようです。
子どもたちは、自分のできることを楽しみ、いきいきと活動しています。子どもたちの成長に合わせて、保育者はどのような素材や玩具を用意したら良いか、室内外の環境をどのように整えたら良いかを常に考えています。
しかし、その用意した素材や玩具は、大人の硬い頭では想像できないような方法で使われていくことも多々あります。『これはそんな使い方じゃないでしょ』と大人が決めたルールの中だけで遊んでいたら発展はありませんが、子どもたちが自由な発想で遊ぶことで新たな発見や気づき、学びを得ることができます。
そして、成長と共に少しづつ玩具の遊び方を理解したり用途に合わせて使ったりできるようになっていきます。
夢中で遊び込むふたりの微笑ましい姿を見ながら、これからの成長が益々楽しみになり、心が温まりました。
保育主任
Posted in 三感ブログ