◆3月28日(木)の子どもたち
2019年03月28日 木曜日
◆ほのぼの園庭遊び(つぼみ)

園庭にでてすぐサイレンがなり避難訓練が始まりました。築山に登りパトカーに手を振っていた男の子たちは「あれ?」「なに?」とすぐに反応して保育士と一緒にすばやく築山を下りて園庭の中央に避難しました。〇くんはちょっぴりサイレンに驚いたようでフエ~ンとなってしまいましたがそれでもみんなの所に行くと安心して訓練に参加することが出来ました。
園庭遊びを再開すると砂場が大人気。砂場のほとんどが黄緑帽子で埋め尽くされていました。
砂場遊びは大得意な▽くん。自分でカップとシャベルを取りに行きせっせと砂をカップに詰め込みログハウスの中に持って行きお店屋さんのようにどうぞと差し出してくれました。
△ちゃんはバケツに半分くらい砂を入れシャベルでサクサクするのが楽しいようで、色々な場所に持って歩きながらサクサクかき混ぜていました。
幼児組が音楽を流しダンスを始めました。その音に反応し集まってくる□ちゃんと◇ちゃん。知っている曲だけではないのにリズムを上手にとって身体を揺らし、幼児組の並んでいる真ん中を陣取り、幼児組を引き連れるようにダンスに参加していました。その姿に幼児組のダンスを見ていた子も保育士たちもメロメロになってしまいました。
給食の準備が整い子ども達も順番に保育室に戻っている時ふじ組の子と◎君が柵越しに顔を見合わせ微笑み合い「バッ」と柵の上に顔を出し、いないいないばーをして遊んでいる姿、なんと微笑ましい姿でしょう。
3月の終わりほのぼのとした園庭遊びでした。
K☆H


◆次から次へとチャレンジ(ふじ1)
今日は今年度最後の火災訓練がありました。慌てることなく保育者の周りに集まり、防災頭巾が出てくると自分で受け取りに行く子もいました。ベランダからの避難も初めてでしたが頑張っていました。
園庭に出ると一か所に集合しようとしましたがいつもと同じように遊びに行こうと走り出す子もいましたが避難場所にみんなで固まって避難が解除されるまで頑張って待っていました。
避難訓練が終わりました。2階に移動しての初めての訓練へのチャレンジとても落ち着いて頑張って参加していました。
その後、園庭で遊びました。ウォールクライミングに最初に登れるようになった〇くんが登り方を忘れてしまったようで苦戦していましたが手伝う訳にはいきません。足の置き場所や手のつかむ位置などのヒントを伝えながら何とか頑張っていました。上には既に登っていた△くんがいました。先日〇くんが応援してあげて登っていた△くんです。〇くんの様子を見ながら応援していました。〇くんも一生懸命です。保育者も一度降りてもう一度登りなおしてみたらと提案しましたが頑張ってしがみ付いています。そのうち、ふとした瞬間に少し〇くんの位置が下がると、違う場所に足や手が行き登り方を思い出したようでスイスイと登ってしまいました。
上で待っていた△くんと一緒に喜んでいました。先日とはお互い逆の立場でしたがお互いに励まし合ういい仲間同士といった感じでした。
△くんはまた戻ってきてウォールクライミングにチャレンジしていました。それを見ていた☆くんもチャレンジしてみました。なかなか上手く行かず、涙をながす姿も。
少しヒントとタイミングを教えてあげるとあともう少しという所まで登ることが出来ました。悔し泣きする程のやる気。☆くんも登れる日が近いなと感じました。
さまざまな事にチャレンジする姿にとても成長を感じました。4月からはきく組さん。
いろいろな所できく組さんの新たなチャレンジが見れることを楽しみにしています。そしてそのいろいろな場面で関われることや見守ることも楽しみにしています。(y.n)


◆パーティー!(ふじ2)

今日は11名のふじ2組。少ない人数ですが、みんな元気いっぱいです。
テーブルをいつもと違う形にレイアウトし、ちょっとしたパーティー気分を味わってみました。子どもたちも「パーティー!」と盛り上っていました。みんなで顔を合わせて、「おはようございます」と元気にご挨拶しました。「みんなのお顔が見えるね。見えるって楽しいね」と言うと、子どもたちも見合わせてにっこり笑顔を見せてくれました。
今日も園庭へ遊びに行こうと支度をしていると、突然サイレンが鳴りだしました。避難訓練です。みんな落ち着いて部屋の真ん中へ集まってくれました。ちゃんと今までの訓練が身についています。園庭への避難も無事上手に出来ました。ふじ2組での最後の避難訓練、バッチリでした。
ふじ2組はそのまま園庭で遊びましたが、幼児組は訓練の大切なお話を聞いています。
〇ちゃんも自分にお話ししてもらっているかのように、一緒に並んでお話を聞いていました。その表情があまりにも真剣だったので、思わず笑ってしまいました。
園庭では太鼓橋に挑戦する児が続々いました。
先日登れるようになった△君ももちろんいます。今日も快調に登れて満足し、次の遊びへと向かって行きました。◇ちゃんも挑戦しています。体は小さいものの、その小さな指で木の間をギュッとつかむなど、◇ちゃんなりに工夫して登ろうとしているのが分かりました。◇ちゃんが登れる日も近いかもしれません。
園庭の真ん中では、久しぶりに幼児組がダンスをしていました。
子どもたちも楽しそうな音楽に引き寄せられるように集まってきました。
聞いたことのある曲もそうでない曲もお兄さんお姉さんの踊りを真似て、手や足を動かします。そのうち自然に手を繋ぎはじめ、皆で輪になってピョンピョン飛び跳ねて踊りました。
踊りは分からないけれど、お友だちと一緒に同じ動きをしてみたり、同じ時間を共有できたことがとても楽しかったようです。「きゃはは」と笑い声をあげながら楽しむ姿がとても微笑ましく感じました。
いっぱい遊んだ後は、またパーティーのようにみんなで顔を合わせて美味しい給食をいただきました。みんなで食べるのもあとわずかです…。
I・Y


◆明日、また (うみグループ/きく・たんぽぽ)

今日は、避難訓練がありました。
うGでは初めての避難訓練となった新もも組の子ども達は、防災音を聞いてすぐさま机に潜っていました。でも火事です。
朝の集まりではピアノの音が聞こえると自然と歌い出す子ども達がいます。次は○の歌だと、弾いてもいないのに歌い出すのが印象的です。この時期の子ども達の新しいものの吸収力は凄まじいと感じます。移行期間も残りわずかとなり、朝の集まりでの子ども達の落ち着きが当初と比べて落ち着きを見せ、意欲的になってきました。この時間はこんな事するんだな、紙芝居楽しみだな、手遊び歌楽しみだなと目的を持って参加している子どももいます。新ゆり、新ひまわり組の子ども達は流石はお兄さんお姉さんです。座り方や見本となる聞き方を見せてくれます。
ちょっとした事でも褒めて貰える新もも組の子ども達を見て、そんな事でチャンピオンなの?楽だね。それだけでチャンピオンなんて…そういうと思ってたし別に良いけどね。など、自分達が小さい頃を思い出す余裕はまだ無いようですが、しょうがないじゃん、まだ小さいんだからという○ちゃんもいます。
避難後には室内で遊びの続きを行いました。
最近の流行りは貝殻アートです。
サンゴや貝殻に絵の具を塗って幻想的な作品が出来上がっています。子ども達は混ざり合う色の中でこの色は綺麗、こうするともっと綺麗かもしれないと浮かび上がる色に興味を持っていました。並べで見るととても綺麗で、台紙となった広告や青い紙が貝殻のコントラストを最大限に引き出し、落ちている絵の具が更にアート感を醸し出していました。
先生、光に当てて写真撮ると良いよ。とっても綺麗だからと光が当たる貝殻の色を教えてくれました。これ見てーと、いくつもの出来上がった作品を室内にディスプレイしてありますので是非お時間ある際にごらんください。
また、新もも組にも人気の魚釣りが流行っています。今日も竿作りから始まる子ども達。一体何本の竿を作っていたのか無数の竿が立ち並びます。テープの貼り方や、ハサミの使い方、竿の原理など制作遊びを通してその難しさを痛感しているようです。出来上がった竿を使うのは簡単ですが、オリジナルの竿が欲しいという思いがすでに向上心が溢れており子どものエネルギーを実感します。今日も糸が短くて魚が釣れない子ども、絡まってお友達とトラブルになる子どもなど、失敗やトラブルも沢山ありますが今日も学びの一日となっています。
園庭では泥遊びや砂遊び、遊具など自分の好きな場所で自由に遊びます。園庭遊びを選択した子ども達ばかりで洋服を泥だらけにしてニコニコで帰ってくる姿はいつ見ても素敵だなと感じます。その洋服を洗濯する保護者の皆様はもっと素敵だなと感じます。
明日はいよいよ移行最終日です。
子ども達にとっては普通の一日です。
来週は新年度スタートです。
子ども達にとってはいつもの月曜日です。
大人と同じように寂しさや期待を抱く子どももいます。
全ての思いを大切に今日も明日も過ごしていきたいと思います。
k★y


◆実感(にじグループ/きく・たんぽぽ)

朝、ブレーメンの音楽隊のオペレッタの曲を流すと自然と子ども達が集まってきます。
きく・たんぽぽ組の児も歌を覚えて口ずさんだり、もも・ゆり組の児の動きや表情などを見ながら真似して表現する姿が見られます。
ゆり組の子どもたちは、来月初めに行われる降誕会のお花踊りや奉献に向けて年長になって初めてのお役目があり、取り組みが少しずつスタートしています。
移行期間中は、まだ年長児との関わりがあったり、特に年長児としての取り組みはなかったものの、「もうすぐ…」という期待を持って過ごす姿が見られましたが、実際に年長児としての取り組みが始まると、話を聞いている視線からワクワクした気持ちが伝わってきました。
環境が大きく変化したきく・たんぽぽ組の児は、楽しい反面、緊張があるとは思いますが、朝登園してくると名前を覚えてくれて「〇〇ちゃん、おはよう」と声をかけて手を引いてくれるもも・ゆり組の姿があり、緊張感をほどいてくれるような子ども同士の温かい関わりが見られて嬉しく思います。
そのような関わりから、刺激を受けて成長していく姿を見守っていきたいなと思います。
(B・K)


◆やってあげたい・やってあげるね(そらグループ/きく・たんぽぽ)
朝の会で日付の確認をしました。ゆりぐみの〇くんが気合いを入れて『8がつー!』と答えてくれ『もう夏がきちゃったじゃん』と、みんな笑顔になる場面が起こりました。その後、じゃあ本当は何日だ?と確かめ合う中で明日でひまわりぐみさんが保育園にくるのが最後だという話題になりました。もも・ゆりぐみの子ども達は『え…』と一瞬で表情が変わり、ひまわりぐみの存在の大きさ、そして一緒に過ごした日々の深さを感じることができました。
朝の会で紙芝居を読まずにいると子ども達から『紙芝居見たかったなー』というリクエストがあったので朝の会の後に紙芝居を読みました。いつも通り保育士が前で読みます。物語が終わると『あ~見れて良かったー!』と嬉しそうに言ってくれ、読んで良かったなと感じているときく・たんぽぽぐみの子ども達からもう一回見たいと更にリクエストがきました。それを聞いていたゆりぐみの△くんが『次、ぼくが読みたい』と先程まで保育士が読んでいた紙芝居を手にしたので「ありがとう、じゃあよろしくね。あと、みんなに聞こえるような声の大きさで読んでくれると嬉しいな」とお願いすると『え、恥ずかしいな~』とハニカミながらも『紙芝居が始まります!』と物語が進んで行きました。読み手も聞き手も真剣…しかし、時折お互い何か照れるものがあるようで笑顔になる場面もちらほら。なんだか楽しそす。
また、給食当番になった3人の男の子達が気合を入れて準備をしています。ゆりぐみの◇くんは、ももぐみの☆くんのバンダナを結んであげ、ももぐみの●くんは二人にマスクを渡してあげています。受け取った二人もありがとうとしっかり伝えていました。
相手の為にやってあげる、やってあげたい、素敵な気持ちがしっかりと育まれている…そんな、そらグループの子ども達でした。
K・E


◆なんでも笑いに (ひまわり)

育子園最後、という日を迎える子どもたちが各グループに1人ずつおり、子どもたちも残りの日にちを意識しているようです。
今日は避難訓練がありました。
育子園で行う最後の訓練です。
集まり・訓練と話を聞くことが長く続きましたが、聞くことを頑張ります。
長かった、と問うと「長かった」と素直に答えてくれました。
今後、小学校ではもっと長い授業が待っていますが、このように、場面に応じ主体的に働きかけていくのだなと楽しみでもあります。
集まり後は園庭に出ました。
「ダンスをしたい」という声にホールではなく園庭で音楽をかけてダンスを何曲か行いました。
音楽を流すと自然に集まる子どもたち。
色とりどりの帽子がひまわり組をみて、踊りを見よう見まねで踊ってみたり、『パプリカ』はどの学年も上手です。
砂場では昨日に引き続き大きな川、年長児がたっても崩れない島を作っては大盛り上がりを見せていました。
初めはもも・ゆり・ひまわり組でトンネルを作っていたことが始まりです。
協力し合い、子どもたちで穴を掘る人、水を運ぶ人、固めていく人と分かれて行なっていました。
もも・ゆり組の子どもたちが部屋に入る時間になり給食の時間まで必死になっていました。
服が汚れないように気をつけている姿は年長児ならではと感じます。
給食は風も止んでいたため園庭で食べました。
時折雨が降っては太陽が顔を出し、と不思議な天気になりました。
子どもたちは園庭で食べたいから降らないでというように祈っている姿や、「◯ちゃんがお水ちょっとこぼしたから神さまが雨降らせた」といい、「急いでふかなきゃ」と笑い合う姿も見られました。
少し雨が降ってきても大丈夫、これくらいの雨なら平気、というように子どもたちの会話や笑い声が響く園庭での給食の時間。
その後の園庭遊びでもたくさん笑いました。
(a.y)


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