◆3月20日(水)の子どもたち
2019年03月20日 水曜日
◆アリさんと(つぼみ)

今日は園庭で遊びました。日陰は涼しいのですが日なたは日差しが暑く、温度差が激しく感じます。みんなは、好きな遊びを選び、自由によく遊んでいました。
門の前の花壇の所には、アリがたくさんいました。アリさんいるよと話しかけると、みんな地面を見つめ始めました。穴の中にかくれたり出てきたり、忙しく動くアリを追いかけ、「あ、あ~しゃん、いた」などとお話しもしていました。
〇ちゃんは、「しぇんしぇい、いっぱい」と、大人を呼んで、たくさんアリがいるところを教えてくれました。手にアリをのせると、嫌がる子、アリを見るだけで遠くへ逃げようとする◎ちゃん。△くんは、手にのせられても、全く平気でした。
花や草が咲いてきて、触ったりつんだりして楽しむ時期になりました。日なたで暑くなってか、靴、靴下を脱ぎだす◎くんもいました。少しづつ春の訪れを感じあそんでいます。(T.Y)


◆優しさ満開のお散歩 (ふじ1)

今日はとってもいいお天気。散歩に行く事にしました。
朝、「今日は、ジャンバーは・・・いりませーん!」と言うと、身軽でうれしいのか、気持ちよさそうに軽やかに外に出て行きました。靴を先に履いた子に、何気なく「座って待っててくれる?」と声をかけると、階段の手前でちゃんと座って待っていてくれたのには驚きました。座っていても日差しが気持ち良いようで、一人二人・・、ごろんごろんと寝転がっていきます。「あったかいねえ。気持ちいいねえ。ジャンバーいりませーんだね。」と言うと、腕を胸の前でバッテンして、「いりませーん」と保育士の真似をしていました。「お山座りしよーっと。」と保育士が膝を三角にして、両手で膝を抱え座ってみせると、子どもたちも真似っこ。まだ短い(小さい?)足と腕を使っての、小さなお山座りが可愛らしいです。
本五ふれあい公園に行きました。前回行ったときに、「電車したい。」と●ちゃんが言っていたのを思い出し(さらにその前に行ったときに、縄跳びで電車ごっこをしたのを覚えていたのです)、今日は「縄跳び持ったからね~。」と言うと、●ちゃんも「でんしゃする。」と張り切っています。公園に着くと、さっそく「でんしゃする!」と言って、お客さんを乗せて出発しました。広い公園で、お友だちと一緒に電車ごっこをするのは、また園庭とは違った楽しさ、気持ち良さがあるようで、あちこち歩き回っていました。
途中から先頭になった△ちゃんも、公園内を電車を走らせて楽しみます。時々、後ろに乗っている子がつまづいてしまったりすると、ぱっと止まって、後ろを振り向き、立ち上がるまで待っていてあげるところに、△ちゃんの優しさが出ていました。
1歳くらいの子がお母さんと一緒に遊びに来ていたのですが、気づくと数人が周りに集まり、その子に小石を次から次にあげたり、頭を撫でたりしていました。お姉さんがいるというその子は、とってもうれしそうにニコニコ。お母さんもニコニコしてその様子を見ていたのが、うれしかったのか、その後もしばらく一緒に遊んでいました。園にいるときより、年下の子への関心、思いやる気持ちが出ていたのは、お母さんが一緒にいることで、より「赤ちゃん」というイメージが子どもたちの中に沸いたからでしょうか。
今日も色々な姿が見られた散歩。次は、桜の花が満開の頃にまた行きたいと思います。
(T.M)


◆久々の再会をみんなで喜びました(ふじ2)

長くお休みしていた〇くんが久々に登園してきました。
久々の対面にみな喜び「〇ちゃん。」と呼んでいたり顔をくっつけ笑っていたりと様々な形で再会を喜んでいました。
〇くんも恥ずかしいような嬉しいような新しい環境に緊張したような表情をしていましたが〇くんも再会を楽しんでいてくれているかのようです。
今日は、天気が良かったので本五ふれあい公園を目指し、お散歩カーに乗る子と歩く子に分かれ出発しました。「歩く!」ブームのふじ2組。「歩きたい」とリクエストしてくれる子がたくさんいます。
公園までの道のりが長く目に入るものすべてが気になり、道の端や電柱の隙間、置いてあるものすべてに興味津々です。
お店の前に鎮座していたシーサーの置物に気付いた△くんと◇ちゃんは、「何これ?」と保育者に聞いてきました。
お店を守ってくれるシーサーだね」と保育者が伝えると「シーサー。ふーん。なむ~」と置物の前で合掌し、お題目を唱えてました。
み仏様と同じ扱いなのか二人は、得意げにやり終えると足取り軽く前に進んでいきます。
すると◇ちゃんが上を見上げると「あっ洗濯物干してる~」と発見した喜びを伝えてきました。
◇ちゃんの目に映るすべてのものが気になり、不思議だな、面白いなという感情がどんどんわいてくることが感じられます。
公園では、大きな木の周りをクルクル回り始めた子たちが「トーマス」「アンパンマン」「ドキンちゃん」「バイキンマン」「ダイナソー」など自分たちが好きな役名を伝えと手で角を作ったり歩き方を似せてみたり、本人たちなりに役になりきり始めました。
ただ、歩いていていたはずの子たちが「あっアンパンマンの顔が汚れてる」「新しい顔を焼こうと」ジャムおじさんにり、新しい顔を焼く真似を始めました。「アンパンマン新しい顔だよ」というセリフも出てきました。
テレビなどで見ている一コマをイメージしてごっこ遊びを楽しんでいました。
少し前までは、役名を言って歩いていただけが、今は、場面の再現をしようとするなど見ていてほのぼのします。
様々な場面での子どもたちの発想に驚かされます。
保育者も子どもたちのような発想が持てるように過ごしていきたいと思います。
(N.Y)


◆ループ&ループ (うみぐるーぷ/きく・たんぽぽ)

今日は簡単な手遊びと紙芝居、遊びの紹介を新もも組の子ども達と一緒に朝の集まりで行いました。
ミッキー体操も新もも組の援助についている保育者が3人前に出て踊っていました。
幼児グループの生活では現担当が朝の集まりを行なっているため違う職員が前に立つ事が子ども達にとっても新鮮のようです。
○先生だ〜。
と嬉しそうに見ている新もも組の子ども達と、少し照れ臭そうに見ている新ゆり、新ひまわりの子ども達がいます。
朝の集まり後の室内遊びでは、ギターを作りたいとティッシュ箱を持って制作を行う子どもがおりました。
弦の部分をゴムで作成しており、実際にギターの弦を数えて、ゴム(弦)が6個だったよと教えてくれました。
1人では上手くテープが繋げられない姿が見られました。その時、隣にいたいつも仲良しの○君が僕が持っててあげる、切ってあげると手伝っていました。
徐々に形になると、すごーいと歓声があがり、僕も私もと制作が行われました。
僕はラーメンギターだよ。
僕のはカメラギター。
私バイオリン作ったよ。
と個性あふれる作品があります。
絵を描く子どもや、シールでおしゃれにする子ども…沢山のギターが生まれました。
新もも組の子ども達も制作を行っていました。きっとお兄さんお姉さんに触発されたのだと思います。
園庭では泥遊びと泥団子作りが行われました。
この二大勢力が子ども達を二つに分けています。
ピカピカにする為に葉っぱで1時間こする子ども達。
一から始める子ども達。
日々エンドレスで、日々ループです。
ここで擦ると気持ちいいよ。と好きな場所、好きな体勢を見つける子ども達。
このお団子、たこ焼きみたい、お団子みたい、縁日に色々使えるんじゃない?となにかと縁日です。
午後も頑張ると意気込む子ども達は、ミートソースのパスタを勢いよく頬張り、口元をオレンジ色に染めていました。
k★y


◆みんなで発表会(にじグループ/きく・たんぽぽ)

朝の集まりが終わり、みんなが遊びのスペースへ移動する中、2歳児の女の子が「こっちで遊んでもいいの?」と集まりをした場所で声をかけてきました。
「いいよ。」と返事をすると、喜んで二人でダンスのようなものを始めました。
その様子を近くで見ていると、今度は「ねぇ、パプリカかけて!」とリクエストがありました。
そのため保育士が準備をしていると、「ぼくも踊る!」「私、お客さん!」といいながら、3歳児・4歳児も集まってきました。
「なんか、発表会みたいだね」と話すと、お客さん役の子の拍手で発表会がスタート。
まずは、一番にリクエストをくれた『パプリカ』が流れると、いつの間にか全員で踊りだし、盛り上がっていきます。
その後も、ブレーメンの音楽隊のオペレッタやラーメン体操・エイサーと続き、最後は『アナと雪の女王』の主題歌をみんなで熱唱して、本日の発表会は終了となりました。
移行が始まって2週間。
今日のミニ発表会は2歳児からの発信でスタートしました。
少しずつ、にじグループの環境に慣れてきた証拠かもしれません。
これからの遊びの発展や子ども同士の関わりがとても楽しみになりました。(E.Y)


◆同じ空間で・・・(そらグループ/きく・たんぽぽ)

ブロックや積み木を使い、家や動物園などイメージを膨らませて遊ぶもも組の子どもたち数名。自分のイメージしたものとお友だちのイメージしているものを上手く組み合わせながら、「できたよ」と嬉しそうに見せてくれます。同じ空間で同じことをしていても、それぞれの思いがあってという平行遊びの時期から、友だちと同じような思いで同じことを楽しんでという姿に変わってきているのを感じる光景でした。
「このまま飾っておきたい」と継続した遊びをするようにもなっていることにも成長を感じます。
園庭では、最近年長児の間でブームになっている泥団子作りに夢中の年中児の姿がありました。年長児が行う姿を良く見ていたのだと思います。「昨日、〇くん(ひまわり組)はこんな風にやってたよ。この砂をかければ固まっていくよ」と小さな手でギュッギュッと一生懸命握っていました。やや歪な形ですが気持ちがこもっています。気が付けば泥団子を持っている児は6名。「葉っぱで磨くときれいになるんだよ」と女児は、そっと磨きます。
「僕のみて」と両手には収まりきらない程の大きな泥団子を持っている△くんの姿もありました。みんな大事に大事に部屋に持ち帰り、続きをするそうです。この先が楽しみです。
(M.C)


◆いい天気だけど少し暑い(ひまわり)

今日は昨日よりも気温が上がり、とてもいい天気になりました。
絶好のお散歩日和という事で、朝の会も早々に切り上げ、蚕糸の森公園へ向かうことになりました。
お散歩と聞いて大喜びの子ども達。気持ちが高ぶり、行く準備の時にはトイレに向かう時に走ってしまったり、スキップしたりしていました。
そんな気持ちを少し押さえながら、御仏様にご挨拶して出発です。
道中、お友だちと一緒に会話を楽しみながら「見つけた」と素敵な拾い物をした子がいました。風か雨で落ちてしまった綺麗な花を見つけました。
綺麗な花を見つけて自然と笑顔になります。
「綺麗だね」と言いながら手に持って蚕糸の森公園へ向かいます。着くと川へ花を落とし、くるくる回って流れていくもまた綺麗でした。
蚕糸の森公園では定番で、まず川の生き物の観察を始めます。
でも、「あれ、前に来た時よりも川が綺麗になっている」と保育士が気付くと、すぐさま「この前、川の水を抜いたんだって」「先週来たときお水がなかったんだよ」と教えてくれました。子どもたちのほうが情報通です。そのおかげか川に住んでいる鯉、鴨、ザリガニちも心地よさそうに水の中に入っていて、子どもたちから「気持ちよさそう」という言葉が出てきて、その言葉がとても似合う光景でした。
一般の方たちも川の中に入ったりして水遊びを楽しんでいるので、もちろん年長さんたちもやりたい気持ちはありましたが、「びしょびしょになったら帰れないかな」「着替え持ってきてないしな」ということも気にしながら、石と石をジャンプして渡ったり、手を水につけて、岩のところに手形スタンプをしたりすることで気持ちを抑えていました。
自己コントロールする力が身についてきた子どもたち。小学校1年生になる準備が少しずつできてきました。卒園するその日まで子どもたちの成長を間近で見守っていきたいと思います。
(K.H)


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