◆3月19日(火)の子どもたち
2019年03月19日 火曜日
◆自然物にふれて(つぼみ)

本五ふれあい公園へいきました。ぽかぽか陽気で他の園もたくさん来ていました。
花のつぼみもちらほら咲き始めていました。
保育士と手を繋いで歩きたがる子が日に日に増え保育士の手は争奪戦になっています。
順番で手を繋いで歩けるようにしているのですが疲れた事に気づいていない子はまだ歩くーと訴えてきて帰りの散歩カーの中ではウトウトしてしまっています。
よーいどんでかけて行った子どもたち。今日は岩場の方へ吸い寄せられていきました。
〇君は岩場をするする登りロッククライミングをしているかのような岩場のぼりで端から端まで制覇していました。その姿をみた子もあとからついて行こうとしています。
途中の斜面のある岩の所にきた▽ちゃん。体の向きをかえすべり台のように岩場の斜面を降りて行きました。岩登りをしていた子ども達は急にできたすべり台に興味がそそられ、後に続けと挑戦。日々成長していることを感じさせられます。
岩場のくぼみにスッポリはまる所を見つけた☆ちゃん。落ち着くのか、しばらくくぼみにはまりながら石観察をしていました。その姿が微笑ましかったです。
岩を太鼓に見立てカエルのうたを合唱して遊ぶ◎ちゃん。岩の上で石を集めて観察する◇ちゃん。自然物にふれ沢山遊ぶことが出来ました。
(K☆H)


◆「アイス」(ふじ1)

今日は園庭で遊びました。外階段の降り口に行く頃には陽射しも出ていて子ども達もまぶしそうにニコニコと笑顔で階段のドアやベランダを元気に走っていました。
準備が整い階段を降りていきます。だいぶ慣れたようで手すりを持ってゆっくり降りていました。園庭に出ると挨拶がわりなのかお猿さんの置き物の頭に砂をのせてあげたり掛けてあげていました。とても暖かかったので子ども達も気持ちよさそうにしていました。
〇ちゃんは、ウッドデッキの上にあがって元気に走ってみたり、メダカの池を覗いてみたり。動いたものがいたので保育者が「なにかいるね」と声をかけると、〇ちゃんも「なにかいるね」と嬉しそうに答えていました。
砂場に行ってみると☆くんが砂を掘り返している保育者の真似をしているようで大きなシャベルで砂を掘っていました。今度は掘り返した砂を使って砂場を囲っている丸太の断面部分をテーブルの様に使いお料理をしていました。出来上がると両手でどうぞとばかりに保育者にごちそうしてくれました。カップの中身を聞いてみると「あいす」でした。近くで砂遊びをしていた◇くんも自分の作っていたものを持ってきてくれました。聞いてみると「あいす」でした。とても嬉しそうに持ってきてくれました。2人のアイスを美味しそうに食べた真似をすると2人とも喜んでくれました。
近くで同じように砂を使ってお料理作りをしていた△ちゃんもバケツを持ってきてくれました。何を作ったのか聞いてみると「ふりかけごはん」と答えてくれました。よく見るとバケツの上にはふるいが乗っていてその上に砂が山盛りに盛ってありました。確かにふりかけご飯の様に見えてとても美味しそうでした。枝でスプーンのようなものを保育者が作って砂をすくい食べる真似をしみると△ちゃんもそのスープンを使ってまたふりかけご飯をの材料を集めに行っていました。
自分のしたいことや考えたことを言葉で伝えれることがますます増えてきたと感じました。
(y.n)


◆少しずつ成長して…(ふじ2)

今日は10名と少なく、静かな朝の始まりでした。
昨日から遊び始めたミニカーにみんな夢中でした。「一人一台ずつ」という約束の中、どれにしようか選ぶ子どもたちの表情は真剣です。決まると、部屋中を走らせミニカーの気持ちになるかのよう会話を交わしながら走らせて、とても楽しそうな時間でした。
朝の集まりの時間になり、女児たちはさっと片づけて「みんなで座ろう」と言うかのように一つのテーブルに集まって座っていました。みんな仲良しで和気あいあいといった雰囲気でした。和やかに朝の集まりを行いました。
今日も良い天気だったので、園庭へあそびに行くことにしました。
久しぶりにしゃぼん玉を吹いてみると、それに気づいた児たちが明るい表情で集まってきました。
風も吹いてきたので、風に乗って飛んでいくしゃぼん玉。
「きゃー」と嬉しそうに追いかけて行きました。
以前しゃぼん玉が苦手だった〇くんも、今日は笑顔で見つめ、楽しむ姿が見られて、また一つ成長を感じました。
しばらく遊ぶと、日差しの暖かさを感じて、△ちゃんが上着を脱ぎ始めました。それを見て◇ちゃんも「あつーい」と言いながら上着を脱ぎ始めていました。
暑さを感じる△ちゃん、友だちの様子を見て判断する◇ちゃん、二人ともお姉さんになったなと感じる一コマでした。
☆くんがウッドデッキに座り、バケツの砂を少しずつ少しずつ出していました。「なにしてるの?」と尋ねると、「うーん、橋をなおしているんだよ」という返事。その表情が真剣そのものです。イメージしながら遊びを楽しんでいる様子がよく分かります。そこへ、☆くんと一緒に遊びたい女児が二人お料理を持ってやってきました。
女児「いっしょにたべよー」
☆くん「だめだよ」
女児「なんでー?」
☆くん「はし、なおしてるから。…」
その後女児たちは☆くんの気持ちを汲むように、その場から離れていきました。
ちゃんと言葉でのやり取りで、気持ちや考えを伝えあっていることと、急にお兄さん・お姉さんらしい会話のやり取りを聞くことができて、何だか微笑ましいような頼もしいような…。素敵なシーンが見られました。
今日も子どもたちの成長が感じられるシーンがいくつも見られました。
どんどん成長していくふじ2組の子どもたち。
たんぽぽ組になるのが楽しみです。
I・Y


◆はじめての音楽クラブ (きく・たんぽぽ)

今日は、音楽クラブがありました。
幼児組になると月に1~2回火曜日に音楽の先生が来てくれて行います。
はじめてで何がはじまるんだろう?とドキドキしていましたが、ピアノの音が流れると自然と笑顔に。
ピアノの音に合わせて、くまやうさぎ、ちょうちょやりす、へび、さかな、うまなど、たくさんの動物になりきってリズムに合わせて身体を動かしていきました。
くまは、おおきな音でどすんどすん。
ちょうちょは、ひらひら。チューリップの花にとまります。
ちょうちょのうた・チューリップのうたを歌ってなりきっていました。
かわいいうさぎがぴょんぴょん。
するとかわいいピアノの音から急に低音に。
おおかみがきたー
この低音がきこえたらおおかみからにげるために小さくなってかくれよう。
と、リズムの切り替えも楽しみました。
一人ひとりに鈴をもらい音やピアノに合わせリズムも楽しみました。
最後にみんなで大きな円になり、最初に挨拶でもやったタンバリンをたたいていきました。
今日やったことを振り返り、「またみんな会おうね~」と先生とお別れしおしまいです。
「たのしかったねー」
「汗かいちゃったー」とみんな顔を赤らめにこにこ笑顔。
お水を飲んで、園庭に行きました。
今日はもりだくさんの音楽クラブを楽しみ、園庭でおもいっきり遊びました。
「またやりたい」と4月からの音楽クラブも楽しみの子どもたち。
楽しんでいる子どもたちを見て安心し、かわいらしい姿にほっこりした音楽クラブでした。
t*s


◆音楽クラブ(もも)

今日はゆり組として音楽クラブに参加しました。
最初はお友だちと手を繋いだり、腕を組んだり、肩を組んだり、抱っこしたり、おんぶしたり…音楽に合わせて動きました。「腕を組む」ということに?が浮かんでいる子ども達。腕を組むという状況がほとんどないため、腕を組んでと言われても手を繋いでいたり、どうしていいかわからず困っている様子の児もいました。腕の組み方を教えてもらうと、2人で腕を組み、顔を合わせてうれしそうにする子ども達。また1つ新しくできることが増えました。
2人組での活動が終わるとみんなで表現遊びを行いました。
おじいさんとうさぎに分かれ、猟師から逃げてきたうさぎがおじいさんの家に逃げ込みます。お家の中ではおじいさんが料理を作ってくれたり、布団を敷いて寝る準備をしてくれたりしました。「何か食べ物ありますか?」と聞かれると「おやつならあるよ!」とおじいさん役の★くん。クッキーを焼いてきてくれてみんなで食べました。みんなが寝ると「トントントン」とドアの音…。「何の音?」とみんなで聞くと「風の音」「雨の音」そして最後は「おばけだぞー」とおばけがやってきました。「きゃー」と一斉に奥の方に逃げていく子ども達。「寝ていれば大丈夫」と言われるとすぐに眠っていました。
新しいゆり組として初めての音楽クラブでしたが、みんなで楽しみながら参加することができました。
(K.Y)

◆にじグループで音楽クラブ(ゆり)

今日の音楽クラブは、2歳、もも組、ゆり組の3学年が行いました。
集まる時間も今までとは異なり、来年度からの年長児の時間からのスタートでした。
年長児がホールで生活をしている為、にじグループでの活動となり、いつもとは違った雰囲気の中で楽しみました。
初めは「ど・れ・み・ふぁ・そ・ら・し・ど」のカードを見ながら、ピアノの音に耳を傾けて、子ども達が何の音か答えていきました。
かるたのようなゲーム形式でも行い、耳に手をやって真剣な様子が見られました。
その後はリズムを聞いて、音符当てもしました。
「くろ・しろ・しろてん・スキップ」の四つのリズムを聞いて、音符カードの場所に向かっていきました。
ゆり組での音楽クラブは今日で最後、にじグループでの特別感も少し味わうことができたかなと思います。
来月からは年長児としての音楽クラブがスタートします。
3年目になる子ども達の成長が今から楽しみです。(B・K)

◆泥ダンゴムシ (ひまわり)

今日は、以前から子ども達がやりたいと豪語していた、ダンスや歌を披露する時間を設けました。
ステージ照明と音楽で一気に雰囲気が出来上がり、パプリカを踊る子ども達がおりました。お客さんになっている子ども達は手拍子や拍手をして盛り上げてくれました。ダンスを行う子ども達はまるで自分達がfoorin(アーティスト)に成りきっており、表情や動きが表現力豊かでした。
次に二人組のデュオで、パプリカのカラオケをマイクを使い歌ってくれました。
緊張しながら、音を取りながら、ワンフレーズで交代をしながら…自分達で一生懸命歌い上げました。いつもならもっと綺麗に歌えるんだけど…と笑いながら言っていた○君でした。
次に2グループに分かれて、コマ披露を行う子ども達がおりました。
いつもは上手なのに上手く回せない○君や、個性的な回し方(ダンス回し)で盛大に失敗する○君など、沢山盛り上げてくれました。
次はフラフープ披露の子ども達です。
あれ?あれ?と緊張の為上手く回せず悔しがる○君。披露後に見せてくれたリラックス状態でのフラフープはとても上手に回っていました。これが本当の僕の力だからと言う姿に思わず笑ってしまいました。
最後にカラオケとダンスのEXILE styleで披露した子ども達。観客までその場で踊っており、正にエンターテイメントでした。
今日は誕生日の子どももおりました。
ステージに上がり、バースデーソングがかかる中お祝いをしてもらいました。
好きなケーキはチョコレートケーキです。三角でも丸でもどっちでも嬉しいと言っていました。
園庭では泥団子作りに火がつき、午前も午後もしゃがみこんで水と土に触れていました。
保育者も負けじと泥団子の作り方を教えてもらい作りました。
作り方が分からない子ども達に教えてあげる子ども、水を運んでくれる子ども、砂をふるいにかけてくれる子ども、一から教えてあげる子ども、アドバイスしながらやらせて見守る子ども、大きなサイズを作る子ども、小さなサイズを作る子ども、土をミックスさせる子ども、人気な場所だからと何個も作り皆にプレゼントすると沢山作る子ども、友達の泥団子を壊す子ども、落として壊してしまう子ども、教えてもらったら違う子どもに今度は教えてあげる子ども、自分は作らずアドバイスだけする子ども、どうやったらそうなるのか?今やってるこのやり方は合ってるか?と何度も聞く子ども、葉っぱで必死に磨く子ども、ひび割れをこれは失敗じゃなくてデザインだと言う子ども、ひび割れにめげない子ども、ひび割れを修復し過ぎて岩のようになった子ども、葉っぱの上に泥団子を乗せお洒落な泥団子と言う子ども…沢山の子どもの姿があり感動しました。
え?それ何?
と光る泥団子を見て驚く子どもが沢山います。自分のと見比べ首を傾げます。羨ましがります。
交換する?とわざと言うと皆が全員、しばらく考えて、首を振りまた作業を続けていました。この姿から沢山の子どもの思いや背景が汲み取れます。
1人の子どもが言いました。
先生、私このお団子に名前つけたい。そうだな、ミルクって名前にする。
と言いました。この行動にも沢山の子どもの思いと背景があります。
正に愛着が湧いた結果です。
湧くまでの苦労は計り知れないものだと思います。
先生のお団子の名前は?と言われたので、しばらく考えポテトにすると答えました。
一生懸命擦って光ってきた団子を落とし、悲しい思いを堪えて気丈に振る舞う○君がいました。
○君は、これ壊していいから。見て。これアーマーだよ。アーマーになってたから守ってたんだよ。中身を。でも壊れた。だから落とすよ?見てて。
と言いました。
壊す前に皆んなに見せてあげたら?と言うと、しばらく考えて、いや、良い。と言い、落としましたが壊れませんでした。
そしてその泥団子をもう一度拾いどこかへ歩いていきました。
今日の出来事で○君の心の中には沢山の思いが溢れたのではないかと感じます。
こんなに広い園庭でほとんどの子ども達が砂場周りの築山に群がりしゃがみこんでいました。まるで日向ぼっこをしているダンゴムシの様に丸くなり黙々と土をかけ、足が痛くなった…と立ちあがりまたしゃがみこんで作業に取り組んでいます。時間を忘れる程没頭し、友達同士で会話をし助け合い、アドバイスをし合い受け入れたり自分のやり方を選んだり素晴らしい時間となったのではないかと感じます。
友達にアドバイスを受けたり促したり協力しながら泥団子を作り、第1行程が終わるまで忍耐力で我慢をし、割れては直しの繰り返しの中、時には不慮の事故もある中で気持ちをコントロールしながら堪えていき、ひたすらに目標となるピカピカ団子を目指して没頭する姿。
これらの姿が今、この乳幼児期に培っていかなければならない非認知能力、I.Qでは計れない力であり育子園生活の中で育っていると実感した瞬間でした。
k★y


Posted in 園のこだわり