◆3月18日(月)の子どもたち
2019年03月18日 月曜日

先週土曜日はひまわり組の卒園式で、つぼみぐみの兄弟のお兄さん達を送り出しました。
卒園式が終わり、これからは来年度へ向けて子ども達の心の準備期間。と言っても子ども達にとってはいつも通りという様子です。
4月になると12人に新たに18人の子が加わる予定です。伸び伸びと過ごしている子ども達には新たな出会いと新たな環境の変化がやってきます。
そんな子ども達ですが、やってみようとする気持ちも大きくなり、園庭にでるとトンネルすべり台に登って滑ってみたり、そこの築山にどんどん登って行く姿がたくさん見られました。
運動面でも成長し高い所にいってみようとする姿がたくましく感じました。
また、きれいに咲いている花を見つけて「これなあに?」と言うように指を差していたり、アリを見つけて触ろうとしたり、ちょっとだけ春を感じました。
(K.E)


◆今日の朝ごはんは何かな? (ふじ1)

体調不良で欠席していた子がこの週末に回復し久しぶりの登園です。
ガラガラ…っと扉が開き〇くんの顔が見えた途端に「わぁ~〇くーん!」と嬉しそうな声があちこちで聞こえてきました。みんなが〇くんの登園を楽しみにしていた事が分かります。
保育者のそばを離れずみんなの様子を見ている〇くん。2階での生活が初めてと言うこともあり少し緊張気味です。「ちょっとドキドキしてるの」と聞くとうなずき「ちょっとドキドキ。」と言っていました。そんな〇くんの思いに寄り添い、気持ちが落ち着くまで膝の上に乗り一緒に話をして過ごしました。しばらくして「でんしゃ、やる。」と言ってきたので電車で遊びながら、お友だちとも遊べてきたので少しずつ離れていきました。
朝、ニコニコした笑顔で登園してきた☆ちゃん。「●ちゃんのけっこんしきにいったの」と休日にあった出来事を話してくれました。その時は●ちゃんが誰かも本当に結婚式に行ったのかも分からなかったのですが楽しそうに☆ちゃんが話をしていたので一緒に話をしました。
朝おやつの時に☆ちゃんのノートを見ていると結婚式に行ったお話がありました。☆ちゃんの話が本当だったことにビックリしました。楽しかったこと嬉しかったことこれからもどんな話をしてくれるのか楽しみです。
お友だちや大人との会話がだいぶ上手になって来たので朝の集まりの時にみんなにひとつ質問をしてみました。
「今日の朝ごはんはなんでしたか?」
パン・ご飯と口々に答えていました。なので、「パンだった人」「ご飯だった人」と分けて聞いてみました。自分が食べた物の方に「はーい!」と返事をする中、チラホラどちらにも手を挙げている子もいました。「はーい」と大きな声で返事をして答えるのが楽しいようです。
今度は「●ちゃん(くん)に聞いてみようかな。今日の朝何食べた?」と一人ずつ聞いてみました。自分にスポットが当たり照れてしまう子もいましたが、「なっとー」「おせんべい!」「しゅーぷ(スープ)」「カレー!」「ターハン(チャーハン)」「ゴマのパン」「シャンドイチ(サンドウィッチ)」いろんな朝ごはんが出てきました。パン・ご飯で終わると思いきやちゃんとした品名が出てきたことにビックリです。しかし、その後にこっそりと調べた所、「納豆」と「スープ」「ゴマのパン」の子、大正解。他の子は残念…。自分が食べたものをきちんと答えられたのは凄いです。そうではなかった子も間違えてしまったもののきちんと「朝、何を食べたか」という質問の意味を理解したうえで食べ物の名前を答えているので凄いと思いました。
会話がまだ完全ではないものの上手になってきている今だからこその楽しみの一つでもあるのかなと思いました。これから朝の集まりで質問コーナーを設けてみたいと思いました。
(I・K)


◆新しい環境での生活も2週目… (ふじ2)

新しい環境になり2週目に入りました。
生活の流れも分かってきたようで保育者の話を聞いて行動し、お兄さんお姉さんになったという気持ちが芽生えだしているようにも感じられます。
戸外に出る際は、靴を履いて、ベランダから外の階段を使い昇降しています。
この動きも特別感があるのか嬉しそうです。
「よいしょよいしょ」と言っている子もおり、保育者の言葉をよく聞いているようで一歩一歩を意識しています。
一生懸命な姿が微笑ましく感じます。
園庭に着くと今日もポカポカ陽気で着ていたジャンバーを脱ぐ子がいるほど寒さで体を縮めることなく過ごしやすい気候です。
砂場遊びが盛況であちらこちらで再現遊びが始まっていました。
そんな時に〇ちゃんがバケツの中に砂を入れてシャベルで混ぜています。
保育者の姿を見つけると「ねえちょっと手伝ってくれる?」と話しかけてきました。
「いいよ」と伝えると「ここ持って」と自分が持っているシャベルの柄を指差してきます。
『一緒に持って混ぜて』と伝えたいようです。
お家でのお母さんとのやり取りの一コマなのか、お料理をしている中でのお手伝いのやり取りなど再現遊びがよりリアルになっている姿に驚きます。
その遊び方が魅力的だからか周りの子たちも同じように遊び始めました。
楽しい遊び方は、繋がっていきます。
また、コンビネーションの太鼓橋の辺りに視線を送ると△ちゃんがロープを持ちバランスを取りながら上までよじ登ろうと苦戦していました。
秋すぎに出来るようになっていましたがやっていないとバランスのとり方を忘れてしまったようでうまくのぼって行けません。
今までならば保育者の手を引っ張り『おしりを支えて』とアピールしていましたが本日は、違います。
落ちてしまうたびに周りを見渡しますが声を掛けず一人で頑張っていました。
そこに年長の◇ちゃんがやってきて「頑張れ!ここを持ってこうやって」と下から教えてくれます。その言葉をじっと聞き、動きを見ています。
その後◇ちゃんがやって見せてくれて再び△ちゃんのチャレンジが始まります。
登り終った先に◇ちゃんが笑顔で見守っていてくれます。
その視線の応援を受けて時折、視線が合うと頷き視線で会話をしているようです。
◇ちゃんがいてくれる安心感から見事登りきり、ローラーすべり台で下りてきました。
△ちゃんはまた太鼓橋の下にやってきて、再びチャレンジしています。
ひとりで登れたという自信がもう一回と言う気持ちに繋がっていることが感じられます。
また、◇ちゃんに見守ってもらいまた、登りきり、二人で喜ぶと一人で太鼓橋の下にやってきて何回もチャレンジしています。
やりたい気持ちと手の疲れからか握りが甘くなり思うように登れず悔しそうです。
そんな時に△ちゃんと仲が良い子たちがやってきておしりを支えてあげようとすると△ちゃんは、「いや!一人で!」と手伝おうとする子たちに断っていました。
このやり取りの姿に△ちゃんの成長を感じました。
良かれと思い手伝おうとした子たちは、サラッといなくなり、後ろにいた年長の*くんがアドバイスをくれていました。
手や足の動きを丁寧に教えてもらえるので△ちゃんも真剣に聞いて動かし始めました。
登りきると*くんと笑い合っています。
何度も行う事で身体のバランスのとり方が分かってきた△ちゃんは、1時間弱登っては下りるをくり返し楽しんでいました。
やりきる達成感から再びチャレンジする気持ちと頼もしさを感じます。
そして保育者の姿をちらっと見ますが、入らなくても大きい子たちが関わってもらう方がなんだか嬉しいようで年長の子たちの偉大さを感じます。
年長の子たちとの関わりは、少なくなってしまいますがこの期間にまた、微笑ましい関わりが見れたらいいなと思える温かい春の一日でした。
(N.Y)


◆虫 (うみグループ/きく・たんぽぽ)

今日は室内遊びと園庭遊びを行いました。
朝の集まりでは「今日は何曜日?」と聞いてくる子どもがおりました。
「月曜日だよ」と伝えると、「よっしゃ~まだブロック完成してないからまだできる」と嬉しそうに言っていました。集まりの時間になっても椅子に座っていない児もおりました。その児は玩具の片付け、細かな整理整頓を行っていました。時間に間に合うことも大切ですが、何かを投げ出したり、疎かにして参加する事は果たして良いものなのか?と感じます。
どんな時でもその理由や背景を知り、想像し、その時に会った声を掛けていく事が一番なのではないかと感じます。ルールが必要な時とそうでない時もあり、そんな場面ばかりなら果たしてこれはルールとして成り立つものなのか子ども達の姿を見て考えていきたいと思います。
室内ではお道具箱の続きから取り組む子ども達が「これはおやつの後にしようかな」と途中で片付けをし、違う遊びを見つけていました。自分の中で見通しを立てて計画していく子ども達の姿に感動しました。実際に行わない時にさりげなくアプローチをかけていきたいと思います。
園庭では、虫を見つけ「これ部屋に持っていきたい」と言う子どもがおりました。
日差しが春のようにまぶしく暖かい為、虫が沢山見つかります。
側溝を開けて虫の存在を確認する子どもがおりますが、誰に教わったわけでもなく、自分たちのタイミングで行っています。
子ども達に声を掛けなくとも子ども達が環境に合わせて遊びを展開していく、季節に身をゆだねていく姿もあります。
k★y


◆わらじむし(にじグループ/きく・たんぽぽ)

いい天気に恵まれ、子どもたちも元気よく登園してくれました。
集まりではもも・ゆり組リクエストのダンスを何曲か行いました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちも身体を動かしてみたり、動かさなかったり。
おやすみのお話もみんなの前に出て話してもらいました。
普段声を大きくお話できる子どもたちもみんなの前では声が小さくなってしまいます。
「きこえないよ」と言われその子なりに声を大きくしてみるものの普段通りにはなりません。
集まりの場や今後、音楽クラブ・誕生会などで前に出ることが増えていきます。
普段の集まりの場でも発表の機会を増やしていけたらいいなと思います。
園庭にあまり出ない子どもたちも暖かくなってきたことを伝え、園庭に出ることを勧めました。
園庭は毎回なにかしらの変化があります。
雨が降ったあとの日、晴れた日、寒い日、暖かい日。
近頃は木や花の変化がよく見られました。
また今日も「虫さがしたい」と盛り上がりを見せる男の子たちもおりました。
低年齢の子どもたちが先に園庭に出て、10時30分から幼児組も園庭に出られます。
室内では各々のゾーンで遊んでいました。
ひらがなパズルを集中しているきく・たんぽぽ組の○ちゃん。
あの行、かの行、行ごとに色分けされています。
それを倒れないように上手に積み重ねていました。
パズルの遊び方とは異なったものの、集中している取り組んでいる姿、色への興味が素晴らしいと感じます。
園庭では虫かご、図鑑を持って向かいました。
集まりで虫探しの話を共有したこともあり、きく・たんぽぽ組の子どもたちも率先して参加している姿が見受けられました。
ダンゴムシとワラジムシはとても似ています。
虫大好きもも組の△くんは「これがワラジムシだよ」と丸まらないという違いと「ほら少し大きいじゃん」と大きさの違いも教えてくれました。
(A,Y)


◆一週間の始まり (そらグループ/きく・たんぽぽ)

今日からまた一週間が始まります。
朝の集まりでは、週末にお出かけした話を笑顔で伝えてくれました。
年少の○くんが昨日で4歳の誕生日を迎え、みんなでお祝いしました。
恒例の質問コーナーでは大盛り上がり。きく・たんぽぽ組さんも拍手して楽しんでいました。
そらグループでは誕生日を迎える子は残すところあと3人。
それを子どもたちも分かっており、「もうすぐみんな誕生日だね」「年長さんも誕生日来たかな?」と、ホールで過ごしている年長組を気にかける言葉も聞かれました。
ふとした時に年長児の話が出てくる時があり、園庭でも年長児を見つけ抱きつく子が何人もいました。一年間を共に過ごした絆が感じられ、また一緒に遊ぶ機会も作っていきたいと思います。
新しい環境には徐々に慣れてきており、きく・たんぽぽ組の子たちも好きな遊びを見つけ楽しんでいます。
年少・年中児はお手本になろうと頑張る姿があり、その合間にしっかり甘えてくるなど、バランスを取っているのが感じられます。
どの学年の子たちも、無理なく馴染んでいけるよう、今後も丁寧に関わっていきたいです。
O・Y


◆卒園式を終えて (ひまわり)

先日の卒園式、そして謝恩会と本当にありがとうございました。
卒園式という大きな舞台を経験した子どもたち。肩の力が抜けていつも以上に元気に登園してくる姿に嬉しさを感じました。
朝の会では、卒園式や謝恩会での思い出を発表する場を設けてみました。
まずは、卒園式の思い出から。
「楽しかったけど、入場するときドキドキした」
「楽しかったけど寂しかった。だってみんなとお別れするから」
「寂しかった。みんなと小学校バラバラになっちゃうから」
と緊張したけど楽しかった。けれどもお友だちとお別れするんだという寂しさを感じる児もいたようです。
続いて、謝恩会の思い出も聞いてみました。
「宇宙人が楽しかった」
「でもあれ○○くんのお父さんだよ」
「だって首見えたもんね」
「髪の毛もあったよ」
「35億が楽しかった」
「ハズキルーペが面白かった」
とこちらはお父さんお母さんたちの手の込んだ会を思い出しながら沢山『楽しかった』という声が上がりました。私たち職員も子どもたちと一緒に楽しませていただきました。本当にありがとうございました。
朝の会のあとは、みんなで大根抜きゲームをしてみました。
みんなで大きな一円の輪を作って準備。はじめは保育士が鬼となり、大根を抜いていきました。抜かれた児は順次鬼となり、大根を抜いていきます。手が離れないようにしっかりと繋いでいますが、鬼の力も強い。「うわぁ~」「ちょっと上履き脱げた~」「ちょっと待って」とあちこちから色んな声があがり、とても賑やかな大根抜きゲームでした。
園庭に行くと、「氷鬼しよう~」と声を掛け合い、すぐに人数が集まると「鬼が水色で、逃げる人が白ね」とすぐにルールを決めていくその姿からは団結力を感じました。
卒園式が終わり、育子園生活も残り10日程。
嬉しさや寂しさを感じるのは私たち大人も一緒です。限られた時間の中で、『楽しいな』『嬉しいな』と感じられるよう全力で関わっていきたいと思います。(O.Y)


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