◆3月15日(金)の子どもたち
2019年03月15日 金曜日

今日は園周辺を、歩ける子は保育者と手をつないでお散歩しました。中野車庫方面へ向かい歩きました。以前、初めてその方面へ向かって歩いた時は、まず大人と手をつなぐことから始まりました。手をつながれて、オオゼキの前を必死になって通り越して次の通りを曲がって帰ったことを思い出しました。
何度か歩く経験をしていますが、大分みんな歩行がしっかりしてきて、今日は余裕でオオゼキを通り越し、交代しながらも、中野車庫まで行って帰ることが出来ました。その道中は、通る車に一つ一つ反応、クレーン車を見つけてその場からなかなか進まずだったり、段差を上がろうと端へ行こうとしたり。
お店の前にベンチが置いてあり、たくさん歩いて疲れたのか、登ってお座り。それぞれに小さな冒険を楽しんで歩いていました。(T.Y)


◆お月様のおせんべいとなわとびの電車 (ふじ1)

朝のおやつは、まんまるおせんべい。「今日のおやつは、お月様みたいなまんまるおせんべいだよ。」と言うと、「えー!」「やったあ。」とナイスリアクションの子どもたち。「このおせんべい、いい匂いもするんだよね。」と保育士が鼻から息を吸い込んで、匂いを嗅いでみせると、いただきますをした後に同じようにすぅーっと匂いを嗅いでいる子がいました。言葉の理解が進んで、おせんべい一つでもやりとりが膨らみ、楽しむことが出来ます。
おやつ後、よく遊んでいたので、ミッキー体操の時間を遅らせて、しばらくお部屋でのんびり遊びました。お兄さん達がサンタさんからもらったトミカが人気です。お兄さん達はとても大切にしていて、これからも大切に長く使いたいので、今は自由に使える場所には置かず、使いたい子は保育士に伝えるという使い方で様子を見ています。使い終わったら先生に返してね、と伝えますが、まだなかなか難しく、気づくとその辺にぽんと置き去り。今日の朝の集まりでは、そのことを話してみました。「大切にする」ということがどういうことか、言葉で伝えてもまだちょっと難しいかもしれませんが、繰り返し伝えたり、保育士が態度で示すことで少しずつ理解していき、「片付ける」ということにもつながっていったらいいなと思います。
園庭に出ました。お部屋で「ももんちゃん ぽっぽー」の絵本を読んだせいか、「でんしゃしたい。」と◎ちゃんが言ってきました。なわとびを2本つなげて電車を作りました。3人入って、園庭を歩き回っていると、ももぐみ(年少)の男の子が一人「一緒にやりたい。」と入ってきました。一番後ろの車掌さんになって、後ろからふじぐみの子たちを見守ってくれます。しばらく歩いていると、もう二人お兄さんが仲間になりました。ふじぐみの子もさらに加わり、満員電車になりました。いつの間にか先頭になったお兄さんが一生懸命後ろを気遣って、ゆーっくりゆーっくり進んでくれますが、さすがに後ろのふじぐみさんが踏ん張れなくなったので、保育士も一番後ろを支えながらついて行きます。山を登ったり下りたり、途中で縄を抜けてしまった△くんは、まだまだやりたくて置いて行かないで~とばかりに泣いていました。
そろそろごはん食べようかの声掛けで、一人二人と抜け、電車はお兄さん達にバトンタッチ。階段をよいしょよいしょと登って、お部屋に戻る事もだいぶ慣れてきました。
(T.M)


◆ポカポカ陽気の中で(ふじ2)
今週から移行が始まり、日に日に落ち着いた雰囲気の中、一日の流れや動き方が少しずつですが分かってきたように感じます。
自分のロッカー、バッグの場所・・・。一つひとつ保育士と一緒に確認しながら覚えてきました。まだまだ途中で行動や片付ける場所が分からなくなることもあるので、その都度一緒に伝え、覚えていけるようにしていこうと思います。
朝の集まりは、今日も椅子に座って行いました。
手遊び・紙芝居が子どもたちは大好きです。
真剣に紙芝居を見過ぎて、終わると「はっ」と我に帰る子どもたちもいるほどです。
毎日しっかり聞いてくれるので、保育士も読み甲斐があります!
そして今日もお天気が良いので、園庭で遊ぶことにしました。
今日もポカポカ陽気で、日差しが温かく、ジャンバーを着て園庭へ行きましたが、温かさを感じた児が自らジャンバーを脱いで遊んでいました。
それぞれに遊びを見つけて遊ぶ子どもたち。
以前と違う事は、お友だちの遊んでいる様子を見ていて、仲間に入ったり、お手伝いをしたりする姿です。
今日も、水路に溜まった枯葉をバケツ一杯に集めていた〇くん、その姿を見て、隣にちょこんと座り始めたのが△ちゃんでした。二人は一緒の遊びを楽しんでいるのかと思いきや、〇くんは工事中、△ちゃんはケーキ作りをしていました。違うあそびだけれど、二人で並んで同じ空間を楽しんでいることがとても微笑ましい光景でした。その後、〇くんがほんの少しずつ場所を移動していたのですが、△ちゃんもそれに合わせるように少しずつ移動していて、見ていてとても興味深い二人の姿でした。
プール脇の段の所では、女児たちがお料理作りに励んでいます。
砂を入れたり、水を入れたり・・・。「すな、もってきてー」「あ、ちょっとまっててー」などなど、いろんな会話を交えながら、皆で協力し合って作っていて、とても楽しそうでした。
そうして出来上がったものは、「カレーライス」でした。手が泥水でまっくろになってしまい、「あー、おててよごれちゃった」と言いながら、表情はとても満足気な表情でした。
心地よい日差しの中、たっぷりと園庭遊びを満喫できた一日でした。
I・Y


◆慣れてきたかな (うみグループ/きく・たんぽぽ)

今日の朝の会でのやりとり。
保育士「今日は何月何日か言える人?」
新ゆり組の◇くん「はい。金曜日」
保育士「正解金曜日だけど何日か知っている人」
新もも組の〇ちゃん「14日」
保育士「おしいね。それは昨日だ」
新ひまわり組の☆くん「3月15日だよ。」
保育士「大正解。カレンダーで言うとここだね。今日もお天気が良いですね。」
と新もも組さんも積極的に手を挙げて発言したりと、朝の会にも慣れてきた様子です。
園庭に出るまでお部屋で過ごすと、
●くんと□くん「先生、縁日やっていいですか?」
保育士「いいよ。準備してごらん」
●くんと□くん「はーい」
と自分たちでしまってある縁日グッズを出し、並べ、法被を着て準備を始めます。
それに気づいた新ゆり、もも組の子どもたちも一緒に法被を着だして縁日を盛り上げます。着て満足な子は他の遊びに行きますが、お兄さんお姉さんたちのようにと思っている子たちは縁日に向かい、お客さんとして参加をはじめました。
特に魚つりが大人気で、ロフトから釣竿を落とす時に釣り糸(毛糸)の長さが足りないことが多発し、魚を釣ろうにもつれない状況に陥っている子が多く見られました。ですが、そこは子どもたちの発想力の見せどころ。糸が短いなら足せばいいと毛糸を持ってきて、結んで長くしたり、店員さん役の子が「どの魚をつりたいの」と聞いて釣竿に魚を付けてあげたりしていました。
気づくと新もも組の▲ちゃんはお店の椅子に座って「いらっしゃいませー」と店員役をしたりしてみんなで楽しむ姿が見られました。
園庭から帰ってきて、着替えの時には、新ひまわり組の子たちが「手伝ってあげる」と困っている新もも組のサポートをしてくれました。
少しずつ新しいメンバーでのうみグループの生活が慣れてきた子どもたち。これからもみんなで楽しめるような環境を提供していきたいと思います。
(K.H)


◆自然と関わる姿(にじグループ/きくたんぽぽ)

朝の会にもだいぶ慣れてきた2歳児の子ども達。
「かみしばい、はじめま~す!!」の声に反応し、すぐに集まってきて、一番前に座って、静かに話を聞いてくれました。
2歳児の子どもたちに、「お部屋はもう慣れた?わからない事ない?」と質問してみると、「大丈夫!!」という声に混ざって、「ちょっとわかんない時ある」と答える子が数名。
そこで、ゆり・ももの子には「いろいろ助けてあげてね」と話し、2歳児には「わからないことは、お兄さんお姉さんに教えてもらってね」と改めて伝えました。
朝の会の後、「ビー玉転がしの積木がやりたい」と一人で頑張っている2歳児に、ゆり組の男の子が声をかけていました。
「これって、難しいんだよ。」「一緒に作る??」と話すと、嬉しそうに一緒に組み立てを始めました。
少し組み立てると、「ここには?」「ここは高くなる?」と一つ出来るたびにリクエストが入ります。
まだビー玉の扱いが難しい2歳児もいて、「ビー玉、ちゃんと持ってる?」と確認すると、手元にない時もあるのですが、その時ももも組の子どもたちが、自分の遊びを中断して、必死にビー玉を探してあげていて、その姿に、1年前の光景が浮かびました。
今のもも組も、この時期、どうやって遊んでいいかわからず、お兄さんお姉さんに助けてもらっていました。
もちもん、ゆり組も同じだと思います。
朝の集まりで話はしましたが、きっと、その経験が自然と行動に表れているのだと思うと、本当にすごい事だなと感じます。
こうした自然な関わりの中で、いろいろな事を学んでいってくれたらいいなと改めて思い、子どもたちの姿に感動しました。(E.Y)


◆自分で意識をして(そらグループ/きく・たんぽぽ)

移行して、1週間が経ちました。まだ、ちょっぴり不安でお母さんやお父さんと離れがたい児もいますが、気持ちを切り替えた後はとても素敵な笑顔を見せてくれています。
そらグループでの約束事や1日の過ごし方にもだいぶ慣れてきたきく・たんぽぽ組の子ども達。じっくりとパズルや粘土で遊んだり、もも・ゆり組の子どもたちに混ざりチビブロックで作品を作ったり、園庭に行く列に嬉しそうに並んだりしています。
今日は一段と張り切っていたもも組男児たち。思わず走ってしまった部屋の中。「あっ、走っちゃダメなんだった。見本見せないといけないんだ」と保育士の顔を見るなり立ち止まり呟く○君。昨日、園庭から戻る事・着替える事に意識が向かず時間がかかってしまった△君は、園庭で給食の音楽が聞こえた途端「片付けて帰ろうかな」とあっという間に戻っていきました。
人に言われるよりも自分で意識をして動くと言う方が断然早くて、気持ちのよい事。
『見本にならないと』『これは間違っているかも』と思える気持ちを大事に、そしてきちんと受け止めていきたいと思いました。
園庭では、年中児が縄跳びの練習に励んでいました。一人跳びもだけれど、二人跳びも上手になりたいと保育士を誘ってきます。何度も跳び続ける保育士。バテながらも、「やったぁ。13回」と喜ぶ笑顔に頑張ってしまいました。
できたという喜び、沢山感じてもらいたいです。(M.C)


◆ついに明日は・・・(ひまわり)

ついに明日は卒園式です。子どもたちもその事を理解しており、「ドキドキする」と話す子も何人かいました。
今日は最後の卒園式練習を行い、「自分が1番かっこいいと思う姿を見せよう」と臨みました。
何度も繰り返してきた練習。その中で子どもたちの意識や姿に変化がありました。
嬉しさから興奮してしまう子がいたり、集中力が切れてしまう場面もありました。
でも、子ども同士で声を掛け合い、意識を高め合う姿も見られるようになりました。
卒園式に限らず、1つひとつの経験を経てこれまで成長してきた子どもたちは、本当に無限の力が秘められていると感じます。
明日はその集大成となりますが、笑顔いっぱいの式になるよう、陰ながら見守りたいと思います。保護者の皆様、明日はよろしくお願い致します。
練習後はいつものように園庭・室内と好きな遊びを楽しみました。
園庭で食べる給食でも素敵な笑顔が弾けます。
今日は名誉園長先生に卒園のご挨拶にも伺い、巣立っていく日が1日1日と近付いている事を実感する日となりました。
O・Y


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