◆3月12日(火)の子どもたち
2019年03月12日 火曜日

今日は朝から良い天気。上着いらずの一日となりました。1階の保育室が、つぼみ組の子ども達だけの生活となりました。また、一層に伸び伸びと見れうになりました。
保育室では、この年齢ならではの可愛いおしゃべりも聞こえてきています。「あれ?今、○○って言った?」と保育者同士で嬉しい発見をしています。子ども同士の繋がりがちらほら見られるようになっています。
朝の体操が流れる前のことです。○君が立って遊んでいると、その姿を見て○ちゃんがそばに寄って行きました。子ども同士の関わりの中では、大人の介入が必要な場面もまだまだ多いつぼみ組です。○ちゃんが手を振りかざした時「はっ」立ち上がって止めようと思った自分がいたのですが○ちゃんと○君は手を繋ぎました。そして、ふたりで、目を合わせて嬉しそうにつないだ手を揺らして楽しんでいました。
日々の中で、ケガのないように・・と注意を払っていますが、子ども達の成長に合わせて自分の見守る姿勢も変化しなければいけないと感じた場面でした。今日は、ポカポカ陽気の中聖堂まで散歩してきました。U・A


◆部屋では「もしもし」、外ではどろどろ(ふじ1)

移行2日目。少し泣き虫になっている子もいますが、遊んでいる時はみんなとても楽しそうです。
前のきくぐみが残していった手作り携帯電話を目ざとく見つけた〇ちゃん。さっそく手に取り、「もしもし!」と通話を始めました。他の子たちも寄ってきて、もしもし?うんうん・・・と澄ました顔で話しています。ミッキー体操、朝の集まり・・と始まっても、通話をやめられません。どんな玩具よりも魅力的なものを見つけてしまいました。また、ごっこ遊びが楽しくなりそうです。お兄さん達からもらったもの、大切に使う事なども伝えていけたらと思います。
「今日からは、長ーい階段を降りて園庭に行くんだよ。」と話すと、はりきって準備をしています。「手すりをしっかり持って、ゆっくり降りようね。」と話すと、うんうん!と頷いています。上手に降りる事が出来ました。階段が終わると、いつもの園庭。ちょっとほっとしたように笑顔になり、走り出していきました。子どもたちが、この環境の変化に少しずつ慣れていけるよう、サポートしていきたいです。
らせん滑り台のふもとは、昨日の雨の名残がまだあり、どろどろ地帯と化していました。さっそく足を踏み入れていたふじ2くみの子が、あまりのどろどろに足を取られ、靴が脱げ、泣いていました。それを見た子たちは、さすがに中には入らず、でも、どろどろの魅力には勝てずに木枠の外側のややどろどろした部分で遊び始めました。
週末に洗ったピカピカの靴は、とたんにどろどろ・・・。でも、子どもたちの目はキラキラ。本当にいいどろどろ具合なのです。裸足になって思いきり遊んでいいよと声をかけるべきか迷いましたが、やはりまだ寒いので、今日のところは声をかけないことにしました。良いどろんこエリアを発見したので、夏になったら、裸足で思いっきり遊びたいなと、またこれからが楽しみです。
(T.M)


◆お兄さん・お姉さんの階段で・・・ (ふじ2)

移行してから2日目。昨日より落ち着いた雰囲気の中、一日が始まりました。
朝の集まりも、椅子に座って行うことが分かってきたようで、遊んでいたおもちゃを片付けた児から、次々と椅子に座ってくれました。
今日は二つ絵本を読みましたが、しっかり聞いてくれています。以前はひとつの絵本を読むとどこかへ行ってしまった児が多かったのに、今ではちゃんと椅子に座って話を聞いてくれるようになって、また一つ成長を感じる一コマでした。
「ふじぐみさん」とリズムを付けて呼んでみると、「は・あ・い」と同じリズムで返してくれました。それがあまりにも上手で、つい何回も呼んでしまいました。
「みんなはもうすぐたんぽぽ組になるんだよ」と話しました。が、どこまで理解してくれているのか・・・。でもお兄さん・お姉さんになる!という気持ちはみんな強く持ってくれているようです。
今日は天気も良いので、園庭へあそびに行くことにしました。
たんぽぽ組になってから初めて園庭へ行きます。
「お兄さん・お姉さんの階段であそびに行くからね」と話すと、子どもたちの目はキラキラ。
「なにやら特別な階段を使う」という事にワクワクしているようです。
外に行く支度はみんな意欲満々。靴下や帽子など自分で頑張ってみようという気持ちが伝わってくる時間でした。ベランダに出てみると、見える景色が違います。道路を行き交う車が見えたり、信号が見えたり、芋ほりをした空中菜園が見えたり・・・。いろんなことに気付き、ワクワクしながら覗き込んでいる姿が印象的でした。
階段も一段一段しっかり下りていきます。子どもたちの表情もなんだか誇らしげに見えてきました。
お兄さん・お姉さんの階段を無事降りて、園庭遊びの始まりです。
今日はポカポカ陽気で心地よく過ごせました。
一昨日の雨がまだ残っていたのか、泥水が溜まっている箇所がありました。
保育士が水をかき出したり、砂を埋めようとしているのを見ていた〇くん、お手伝いをしようと小さなシャベルを持ち出して、保育士と同じ動作をしていました。ひとり、またひとりと次々お手伝い隊が集まって来てくれて・・・。泥んこになって困らないようにと思い、始めた泥んこ除けが、いつの間にかみんなで泥んこになってしまいました・・・。
そういえば、朝の集まりで「どろんこ、どろんこ」という絵本を読みました。まさか絵本と同じことが起こるとは思いもせず・・・。
暖かな日差しの中、園庭遊びを満喫しました。
I・Y


◆成長(うみグループ/きく・たんぽぽ)
「あれ?泣いてる。」と新ひまわり組の女児たちが泣いている児に気づきました。
「どうしたの?大丈夫?」と優しく声をかける○ちゃん。泣いている●ちゃんに寄り添いながら理由を聞いています。○ちゃんと★くんの話を聞き「~はいいことかな?悪いことかな?」「どんな気持ちになるかな?」と保育士のように声をかけ、すぐに解決しました。そして、解決後は保育士に「ごめんねも言えていたしもう大丈夫みたいだよ」と報告に来てくれます。一つ上のクラスに上がり、お兄さん、お姉さんという気持ちがより大きくなった子ども達は、今までの年長さんの姿を見ていたこともあり、自分より歳が小さい児への関わり方も上手になったように思えます。
室内遊びではそれぞれ好きな遊びに集中していました。新ひまわり組の男児たちは折り紙に夢中になり「ここはどうやるの?」「ここは?」と保育士に聞き、その後はみんなで教え合っていました。普段、男児で集まって折り紙をしている姿を目にしないため「折り紙珍しいね。」と保育士が言うと「ほんとは折り紙好きなんだよねー」と、どんどん折りすすめていました。
園庭では今日もどろどろになって泥遊びを楽しんでいました。裸足になりジャンプ、走る、転ぶを繰り返し楽しむ新もも組の☆くん。いくら靴が汚れても、服が汚れても気になりません。「楽しい!」という気持ちだけで全力で遊んでいる子ども達の姿はとても子どもらしく、笑顔が輝いていました。子ども達と楽しい時間を過ごせるように、一人ひとりの気持ちを大切にしながら関わっていきたいと思います。
(K.Y)


◆暖かい日 (にじグループ /きく・たんぽぽ )

昨日から新にじグループとなり、2歳児への関わりを喜んで行う3・4歳児にドキドキな表情の2歳児の子どもたち。
朝の登園時も少し不安を見せながらもしっかりとお父さん・お母さんから離れる子どもたちです。
何をして遊べばいいか迷う2歳児の子どもたちに玩具を提供すると、自然とお兄さん・お姉さんたちも集まり「私が教えてあげようか」「一緒にやってあげるよ」と頼もしい声をかけてくれます。
2歳児の子どもたちも「こんなにくれたよ」と喜んでいる様子でした。
泣いてしまうお友達もおりました。
「なんできく・たんぽぽに優しくできないの、年長さんになれないよ、またゆり組さんになっちゃうよ」「それでもいいの」と周りにいた厳しい声も上がりました。
双方の話を整理し、仲直りできました。
集まりでは3・4歳児の名前紹介と好きな遊びを発表してもらいました。
好きな遊びが一緒であったり、新たな人間関係が発展していければと感じます。
集まり後早速「電車遊びが好きです」というお兄さんと電車遊びをする子どもたちの姿が見られました。
園庭では昨日の大きな水たまりは大きな沼のようにドロドロです。
子どもたちは昨日とは違った状態に大興奮という様子です。
靴のままどぼん。裸足になりどぼん。
お洋服はもちろん、顔まで泥だらけに。
しかしとても楽しそうです。
給食の時間になるとまだ遊びたい気持ちと戻らなきゃいけないと思う気持ちに。
足を洗うために二階の洗い場に行きました。
タワシを提供し、靴も自分たちで洗います。
今日は天気もよく午後には乾くようです。
また暖かくなったことを違った場面でも発見する子どもたちもおりました。
「せんせい」と必死な顔で小さな人差し指と親指で持ってきてくれたのはアリ。
指を開くと三びきも出てきました。
虫が大好きな子どもたちは泥遊びに全く動じずに虫、アリが姿を現したことに喜んでいるようです。
寒かったときの遊びが変わり始めました。
木々や草花にも蕾が見えてきたり、綺麗な花が咲いていたり変化を見せます。
この時期ならではの発見を子どもたちと共に行っていけたらと思います。
(a.y)


◆教えてあげる (そらグループ/きく・たんぽぽ)

新生活2日目。
きく・たんぽぽ組の子どもたちも少しずつそらグループのお部屋に慣れてきたようで、パズルや粘土、電車やブロック、ロフト遊びなど思い思いに遊びを見つけて遊んでいます。
今日は『パプリカ』のダンスで始めてみました。
きく・たんぽぽ組のお友だちも始めはお兄さんお姉さんの様子を伺っていましたが、徐々に気分ものってきたようで一緒に踊り身体を動かしました。
ダンスを終えると椅子を持ってきて朝の会。一人1個自分で椅子を運んできます。椅子を並べ始めると「きく、たんぽぽさん前だよ。もも組さん真ん中」と率先して声を掛け合うゆり組。きく、たんぽぽ組の椅子を運ぶのを手伝うもも組の〇くん。今まで一番下だったもも組ですが、きく、たんぽぽ組が仲間入りしたことで子どもたちなりに年下の子を気遣う姿や仲間を受け入れる姿に心温まる思いがしました。
園庭の時間になりみんなで園庭にいきました。
昨日に続いて今日も泥遊びを楽しみました。山の上から水を流しあっという間に水たまりの出来上がり。裸足になり「わぁ~ぬるぬる~」「気持ちい~」と泥の感触を楽しんでいました。一方では、きく・たんぽぽ組はテーブルをみんなで囲んでお話したり、ゆりかごスイングで笑いあったりとお友だちとの再会を楽しんでいるようでした。
新年度体制がスタートし、ドキドキワクワクな子どもたち。新しい環境でも安心して過ごせるように子どもたちの気持ちに寄り添いながら丁寧に関わっていきたいと思います。(O.Y)


◆盛り沢山(ひまわり)

今日は園庭でご飯を食べました。
天気がよく少し熱く感じるくらいです。
子ども達は今日こそはと楽しみにしておりました。
自分たちでベンチを運び、広げ、セッティングをします。
「もうちょっとずれてよ」
と強い口調で声を掛け合う時もありましたが、とても良い時間と感じます。
「お盆縦にしてよ。入らないから」
と説得します。
「僕も入れてよ」
「えっと~じゃあ・・・」
と窮屈ですが席を詰めています。
発達の近い子ども集団が関わる姿は助け合いだけではなく、教え合い、意見のぶつかり合いや価値観の共有など切磋琢磨して高まっていくように見えます。
お泊り保育、ファミリースポーツデーには見られなかった友達の輪や子どもの姿が垣間見れ一概にホール生活が始まるといっても単に集団がホールで生活するだけではない同年齢集団での子ども同士の学び、葛藤がとてもよく見られます。
一人でベンチを片づけている子どもがいると「僕が手伝うよ」と声をかけたり、「今はおしゃべりしちゃだめなんだよ」と教え合ったり、「ありがとう」や「ごめんね」「いいよ」など小さいクラスの時は聞けて感動した、なかなか聞けなかったセリフも当たり前のように聞こえ、時が経つ速さと成長を感じます。
今日の活動は、英語教室、卒園式練習、園庭遊び、室内遊び、園庭で給食、大模造紙での絵の具遊びと盛りだくさんでした。
明日は式場で予行練習です。
宜しくお願い致します。
k☆y


Posted in 園のこだわり