◆3月11日(月)の子どもたち
2019年03月11日 月曜日
◆おへや ひろーい(つぼみ)

今日から移行期間に入り、ふじ組が2階へ行き、1階のお部屋はみんなにとって、とても広く感じられていることと思います。とても静かと思いきや、また違った雰囲気に興奮している子も見られ、大きな声の◎ちゃんがとても目立っていたり、それなりにぎやかさがあり、伸び伸び感も見られました。
今日はまだ外は雨が降っていたので、廊下やおひさま広場を開放して、自由に遊びました。あっちへこっちへと、おもちゃを目がけては、色々な玩具で遊んだり、すべり台で身体を動かしたり、自由に遊んでいました。3月いっぱい、しばらくは、つぼみ組だけで、色々な意味で、伸び伸び過ごします。(T.Y)


◆新しいお部屋で。(ふじ1)

今日から2階での生活が始まります。子ども達からもワクワク・ドキドキ・・様々な気持ちが伝わってきます。
そんな移行初日を迎えましたが、お休みの子が4人も・・。元気いっぱいで話し声や笑い声が絶えない一日を想像していましたが、今日は全部で11人と少なく遊んでいる時もご飯を食べている時もなんだか静かです。
朝のおやつの時に保育者が「みんなは今日からきく組さん」「遊ぶ時もご飯を食べる時も、寝る時もここのお部屋になるんだよ」と進級したことを分かりやすくお話しします。ちゃんと理解できている子もいれば頭の上に?が浮かんでいる子もいます。
朝の集まりでは「きく組の●●ちゃん(くん)」と呼んでみました。お兄さん・お姉さんになったことが少しだけ分かっているのか「はい!」といつもより大きな声でお返事が出来ていました。
新年度に入る前のこの移行期間できく組のお部屋での生活に慣れ、きく組になったことが分かって良ければなと思います。
新しいお部屋に慣れるようにするためにも今日は敢えて外には出ずに、ゆっくりとお部屋とベランダで過ごしました。
ちょくちょくきく組には遊びに来ていたので遊びたいものは子ども達の中で決まっていて、おままごとに行ってみたりパズルをしてみたりすぐにバラバラに散らばって遊び始めました。
外に出たい子はベランダに出てみました。「うさぎさんだよ!」と言ってうさぎの真似をしてピョンピョンと飛ぶ〇ちゃん。なりきるのが楽しいようで「みてみて~」とアピール。そんな〇ちゃんに刺激されベランダに出たみんなでなりきり遊びをしました。飛行機・電車・うさぎ・アンパンマン・ゴリラ・・様々なモノに大変身して楽しそうにしていました。
たんぽぽ組にふじ2組のお友だちがいることに気付くと窓越しに顔を近づけたり手を付けてみたり、近くにお友だちがいることを感じていました。
給食の時間になるとキューピーの音楽が流れます(11時15分)。1階にいた時もこの音楽をきっかけにお片づけをしてお部屋に戻っていました。今日もその音楽が流れた時、△ちゃんと☆くんが勢いよくお部屋のドアを開けて廊下に出て行きました。反射的にふじ組に戻ろうとしたのかもしれません。
きく組にお部屋が移り、いよいよ進級に近づいているんだなと改めて感じます。今回はふじ1・ふじ2のメンバーがそのままきくとたんぽぽに分かれます。今まで30人で同じ空間で過ごしていたのでなんだかさみしい気持ちもありますが、子ども同士の絆や思いやりがより広く深くなっていくように関わり、時には見守っていきたいと思います。
(I・K)


◆あたらしいクラス(ふじ2)

今日から新学年のクラスでの生活がスタートです。
新しいクラスが嬉しいのか、みな、新鮮な気持ちで元気に朝を迎えていました。
園庭が濡れているので、部屋で過ごす事にしました。何度か遊びにきていたものの、実際に過ごすのは今日が初めて。目にする玩具に目を輝かせて、それぞれ遊びこんでいました。
おままごとコーナーには冷蔵庫や豊富な食材、ケーキなどがそろっています。
「ハッピーバースデイ」の歌を歌って人形を横に置いてお祝いをしたり、「お茶のむ?」と横から声を掛けてきたり、以前よりおままごとの風景がより、リアルになっているとな感じました。動物のフィギアが人気で並べて遊んだりもしていました。見るもの、手にするものが全て新しく子ども達の心をつかんでいました。
廊下には遊具を出して、遊べるようにもしました。自由に行き来できるように、部屋の扉を開けていましたが、いつもはすぐに、察知して来るのですが、部屋の遊びに夢中だからか、出てきません。ひとり、ふたりと出てきて、ほぼ全員が遊び始めました。
まずは、渡って歩く遊具に挑戦。少し、斜めになっているので、少しよろけてしまいますが、再チャレンジ。その後は、ハウスによじ登って上の階に行きたいのですが、自力で登れる子を目の当たりにすると、「自分も上りたい」気持ちが芽生えて「お尻を押して」と待つ子が数人いました。「自分で上れるようになったら、挑戦しようね」と声を掛けると、悔しさと、上りたい気持ちとで泣いてしまうほどでした。
この気持ちをバネにしていって、練習していくうちに自分で上ってくれる日を楽しみにしています。気持ちがソワソワと落ち着かない姿も見られましたが、新しい部屋の空間を楽しんで過ごしていた子ども達は順応性がある子たちだと、改めて感じました。
ひとつ大きいクラスに来れた喜びが、顔に出ていたのだと思います。S・A


◆いつもと違う (うみグループ/きく・たんぽぽ)

今日から移行期間が開始です。
子どもたちも自分たちが一つ上のクラスに上がるということで朝からいつもよりも気持ちが高ぶっているかと思っていましたが、そんなこともなく、朝の会から膝に手を置き、話を聞く姿勢を新しいもも組に見せているのかすごく意識しているのが伝わってきました。
朝の会で、新もも組について話をすると、新しいもも組の子どもたちが部屋にいる事で少し緊張しているうみグループの子ども達でしたが、「わからないことがあったら教える」と心に決めてお部屋で過ごしていました。
園庭では、水たまりがたくさんできていて、スコップで水をすくいバケツに入れたり、長靴や靴のまま水たまりに入ってはバシャンと水しぶきを上げ、どろどろになりながら楽しんでいました。子どもたちの中で季節は夏のようでした。
さて、給食時間になると1,2番テーブルには新もも組が座り、給食を待ち、そわそわと呼ばれるのを待っています。給食の配膳がスタートすると話も盛り上がってきてどんどん声が大きくなってきてしまった為、「いっぱい、ちょっと」が聞き取りづらくなってきてしまい、保育士が「どうやって待てばいいかな」と改めて声をかけると「声をちいさくする」と子ども達自身が気づき、自然と声の大きさが小さくなってきました。
給食を食べ終わった後、コップでうがいをするのが習慣で、うがいをした後コップをどこにおけばいいかわからない時に、新ひまわり組の◇くんが「ここだよ」と場所に案内してくれたり、食器の片づけの時には、新もも組の☆くんがお盆と食器を片づけようと運んでいると、すごく重そうに見えたのか新ひまわり組の△ちゃんが「重い?大丈夫?」と声をかけながらお盆の下を支えてあげて、順番に待つ場面でも一緒にお盆を支えてあげていました。
そんな素敵な姿が見られた1日でした。困っている人がいたら助けてあげる事の大切さを子どもたちから改めて学ばせて頂きました。これからもうみグループの子ども達は助け合いながら過ごしていってほしいです。
(K.H)


◆移行期間はじまり(にじグループ/きく・たんぽぽ)

今日から年長児のホール生活がはじまり、きく・たんぽぽ組の子ども達がにじグループのお部屋に仲間入りしました。
以前から保育室に遊びに来たり、一緒に給食を食べた事もあったので、自然ともも・ゆり組の子ども達は受けいれ、優しく関わったり、ひとつ学年が上がったと得意げに振舞う姿が見られました。
朝の集まりでは、お当番の発表があり普段は「やりたくないな」と言う児が、今日は前に立って自己紹介をするところから背筋を伸ばしていました。
園庭では雨上がりの為、大きな水たまりでダイナミックに遊び、汚れた足を洗っていると「あ、今日給食当番だった」と言うので「よろしくね」と声をかけると「まかせて」と大きな声で着替えに向かっていきました。
お手伝いやお世話をしてくれるもも・ゆり組の子ども達。
制作が好きな児は「なにか作ってあげようかな」と、遊びの中でもそのような優しさが見られました。
子ども達のお兄さん、お姉さんになったという喜びを共感し、私たちも意識して大切に関わりながら異年齢で過ごす空間の良さを発揮できる環境にしていきたいなと思いました。(B・K)


◆いよいよスタートしました(そらグループ/きく・たんぽぽ)

今日から新しいメンバーでのそらグループがスタートしました。
きく・たんぽぽ組の子どもたちは、新しい場所でドキドキしながらも自分たちの遊びたいものを見つけ落ち着いて遊んでいる姿が印象的でした。
もも・ゆり組の子どもたちは、小さな子どもたちが来たからといつもよりも笑顔に溢れつつ、緊張気味な様子が伺えました。
朝の会が始まる音楽。声をかけられながら自分の椅子をしっかりと持ちみんなが集まりました。新メンバーでの初めての朝の会です。
まずは紙芝居。後ろにいるきく・たんぽぽ組が見えないからと前に座っていたももゆり組の児が場所を交代してくれました。
こんな所にもさりげないやさしさが感じられます。
朝のご挨拶も、みんないい声です。ばっちりと揃いました。
曜日・お当番の確認といつも通りに進んだあと、一人ひとり自己紹介をしました。
ゆり組は、これから一番大きいのはぼく達・私たちととても堂々としています。
もも組は、今までみんなの前で恥ずかしそうに名前を言っていた児も大きな声で名前を言えました。
きく・たんぽぽ組は、マイクを向けられこれまた堂々と名前を教えてくれました。
お互い刺激し合い、張り切り、これからが楽しみという姿でした。
天気も良くなったので、園庭でもたっぷりと遊んできました。(M.C)


◆ホール (ひまわり)

今日は初めてのホール生活でした。
子ども達は朝からコミュニケーションを取り合っています。
ロッカーここだよ。
洋服は出さないよ。
お弁当箱は赤がにじだよ。
LaQ見てごらん。沢山あるから。
何か楽しいね。ここで集まってるのって。
朝の集まりには、ホール生活についての話と八年前の東日本大震災の話をしました。
室内遊びから集まり、卒園式の練習に園庭遊びと次から次に活動が繰り広げられています。
そうこうしていると給食の時間になります。
今日は束の間の晴れ間に園庭に出て遊びましたが、築山に大きな水たまりができており先着のもも、ゆり組が遊んでいました。その姿を見て一緒になって裸足になる年長児。
泥かけられたしと言いながら自分もはしゃいでいたのは言うまでもありません。
嫌だ嫌だと言いながら楽しんでいる表情が素直で清らかだと感じます。
僕たちが作った山が、せっかくさ…。
どうする?
と保育者に問いかけながら眺めている子どももおりました。
給食外で食べるってよ〜。
と子ども達が言い合います。
何とか外で食べようと最善を尽くしましたが、天候と泥を考慮し止むを得ず室内で食べました。
ホールだって〜。
ホールで良いね。
一緒に隣にしよう〜。
と嬉しそうに友達を誘っています。
先生、お弁当忘れちゃったんだけど…。
と忘れてしまった子どもが言います。
大丈夫。食器ありますと伝えると、ありがとうございます。明日は持ってきます。と言っていました。
食事後に園庭に出ることを伝えると、よっしゃと歓声が上がります。
急いでご飯を食べようとする子どももいた為、ゆっくりで大丈夫だよと伝えると、おかわりもできる?と恥ずかしそうにしていました。
園庭では、陽の光が水たまりを照らし自分の洋服に反射している様を喜んでいる子どもや、水たまりに枝を刺しなぞりながら、絵の具になるよと喜び、さっきは汚い水だったのに綺麗な水になっているの凄いと、砂と分離した水たまりに感動を示す子ども達がいました。
震災訓練では震災についての話をし、パパやママはその時どうしていたかを聞くことを宿題のようにお願いしてあります。
まだ生まれていなかった現ひまわり組の子ども達には中々実感が湧かないかもしれませんが、今生きている奇跡を噛み締めていきました。
祈りを捧げたり、何とか災害地の被災者の皆様の幸せを願う事も大切です。
それと共に生きててよかったなって思うことを見つけたら教えてくださいと子ども達に伝えてみました。
お友達や先生と沢山遊べていることが幸せで生きてて良かったと思う。
妹と一緒にいれるから生きてて良かった。
僕たちは今、楽しいけどあの子達はこれが出来なかったんだね。
と、沢山の子ども達なりの言葉で教えてくれました。
盛り沢山であっという間に過ぎて行った1日ですが、子ども達の最高の笑顔が沢山見られた事が私達も何より幸せです。
残り後何回、子ども達の笑顔を見れるのだろうと思うと寂しいですがその笑顔が作れる環境を精一杯用意していきたいと思います。
本日は移行初日で不明な所もありましたが、ご協力頂き誠にありがとうございました。
明日もお弁当を使います。
汚れ物も出るかと思います。
汚れ物袋、お弁当箱、ご準備どうぞ宜しくお願い申し上げます。
雨上がりの園庭は泥だらけとなり、洗濯物が沢山出てしまいました。
残り少ない?園生活での洗濯物も残りわずか?ですが、そちらの方もどうぞ宜しくお願い致します。
k☆y


Posted in 園のこだわり