◆3月8日(金)の子どもたち
2019年03月08日 金曜日
◆一緒に楽しむ(つぼみ)

やっと青空が広がりました。子どもたちの気分も朝から上がっています。
園庭でむくむくと湧き上がっていてため込んでいたパワーをおもいっきり開放してきました。
手を繋ぐことに嬉しさ喜びを感じている子どもたち。ミッキー体操でも手を繋いで一緒にダンシングし園庭のトランポリンでも手を繋いで一緒に飛ぶ姿が見られています。一緒に喜びや楽しさを共有すると一緒に居ることが心地よく気持ちをだせるようになっていきます。
園庭で〇ちゃんは幼児組のお姉さん達と一緒にゆりかごスイングを揺らして遊びました。自分が乗るのではなく揺らすことが楽しくゆっくりゆっくりゆらして揺れているゆりかごスイングを眺めて楽しそうでした。お姉さんたちと一緒と言うのも嬉しかったようで笑顔が溢れていました。
あれがしたいこれがしたいという気持ちが日々強くなってきているつぼみ組の子どもたち。可能な限り気持ちを受け止め自分で考え心を育てていくお手伝いをしていきたいと思っています。来週から1階の保育室はつぼみ組だけの環境に数週間なります。どのような反応があるかも楽しみです。 (K☆H)


◆どろんこ遊び(ふじ1)

今日は園庭で遊びました。昨日の雨で園庭の一部は水たまりができ築山の付近の土はぬかるんでドロドロでした。砂を運んで水たまりやぬかるんで滑りそうなところには砂や土を運んで埋めたりまいたりしてドロドロにならないように園庭を整備しました。
子ども達はその様子を見て面白そうだとどんどん集まってきて一緒に水たまりを埋めたりするのを手伝ってくれましたが段々とかけた土から滲んでくる水が土をドロドロにペッタンペッタンとなってきて面白そうに掘り返したり触ってみたりして遊んでいました。
グチャグチャのドロドロにはならないぐらいで次の遊びへと展開していきました。保育者と一緒にハンバーグづくりになりました。きちんとタネを作ってこねてでき上がったハンバーグをお皿にのせて葉っぱを添えてきれいに盛り付けたところを見せに来てくれました。
しばらく園庭の中を素材探しで回っていたようです。次に見かけたときはウッドデッキをテーブルに周りのウッドデッキをベンチにしてあっちこっちで保育者と集めてきた素材で最後は葉っぱに挟んで「いただきます」ハンバーガになって美味しそうに食べていました。
その後泥は様々な食材に変化したようでバケツに入れてシャベルでかき混ぜてラーメンにしたりと楽しく遊んでいました。
1階で過ごすのは今日で最後になりました。来週からはきく組のお部屋で過ごすようになります。よろしくお願いいたします。(y.n)


◆みんな仲良し(ふじ2)

一階フロアで過ごすのも今日で最後です。
朝の集まりで、子ども達に「ここで遊んだり、食べたり、寝たりするのは今日で最後です。今度来るときは上のお部屋のきく・たんぽぽ組になるんだよ」とお話ししました。どこまで理解してくれているのか・・・?
「やったー」と喜ぶ児もいれば、キョトンとしている児、今すぐきく・たんぽぽ組に遊びに行くのかと思って椅子をしまい始める児も・・・。でもそれぞれが進級することを「たのしみ」と思ってくれているようです。
一つ一つに思い出がある1階フロア。今日は何をするにも「今日で最後」という思いが溢れ、嬉しい反面淋しい気持ちに浸ってしまいました。(保育士だけですが・・・)
さて今日はおひさまも出ていて良い天気です。
久しぶりに本五ふれあい公園へお散歩に行きました。
時折冷たい風が吹くなか、出発です。
いつもは「あるきたい」というリクエストに合わせて歩く児と、車に乗る児とに分かれて行きますが、今日はみんなお友だち同士でするおしゃべりが盛り上がっていて、歩くことをすっかり忘れているようです。そんな日もあるのだなぁと思いました。冷たい風も気付かないくらい、隣の友達とあれこれ喋ったり、じゃんけんごっこで盛り上がり、和気あいあいな雰囲気の中、あっという間に公園に着きました。
公園では久しぶりのシャボン玉をすると、みんな追いかけて行きます。
雨上がりで地面が湿っている為、シャボン玉が地面にくっついている様子も面白い発見だったようです。しばらく観察するように見つめていました。
岩の辺りでは、お店屋さんが始まっていました。
平べったい木のかけらを並べ「おせんべいでーす」と言っています。今日のお店はおせんべい屋さんのようです。気前の良いお店屋さんは、焼き立てのおせんべいを次々ご馳走してくれるのでした。そのやり取りも「じゅー」と焼く真似をしたり、「熱いよ、気を付けて」という言葉も聞かれました。言葉が増えて、やり取りを楽しめるようになったことを改めて感じました。
今日も可愛いオオカミがやってきて追いかけっこが始まったり、木登りに挑戦してみたり・・・。遊びを見つけて、伸び伸びと展開して楽しむことが出来ました。
今日一日、いつも以上に仲良しなふじ2組でした。
来週からは2階へお引越しです。
初めてなことが増えると思いますが、子ども達と一つ一つ丁寧に過ごしていきたいと思います。
I・Y


◆和田公園にお散歩に行ってきました(きく)

きく・たんぽぽ組で和田公園までお散歩に行ってきました。いつもながら元気におしゃべりしたり歌ったりと着くまで、止まらないきく組です。
公園に着くと子ども達は、滑り台やロープ登りに向かいます、張り切って登り「出来たよ」と下にいる保育士に手を振って得意そうにしていました。滑り台が波うっているので揺れながら滑っていく楽しさを味わっていました。
水たまりがあり、枝でかき回し、石をいっぱい入れてドロドロを楽しむ子ども達もいました。
長い枝で広い公園に線を描いて楽しむ姿もありました。普通に歩きながら枝を引きずるように描けるので、キャンパスは公園一帯です。芸術的な線が掛けていました。
大きな石があり、そこを滑り降りて楽しむ子どもたちもいました。短いすべり台ですが、よくすべる所を見つけたようで何回も滑っては楽しんでいました。
植木の中を探索する子ども達もいました。「先生、見て。ブニョブニョ見つけたよ」と枝を見せにに来ました。「え、枝みつけたの」と言いながら良く見ると、枝にきくらげのような柔らかい本当にブニョブニョな物がいっぱい付いているのを見せられて思わず「わ~」と驚いてしまいした。しかし、子ども達は嬉しそうにお土産に持って帰ってきました。
帰りも元気に唄ってしゃべって、クイズを出しあいながら帰ってきました。
きく組の部屋で過ごす最後の日の思い出は、しっかりできたようです。少し興奮気味の子ども達は、やっと寝付きました。そしておやつもベランダで食べたいというリクエストがあり、午後からも楽しいおやつになりそうです。
きく組のお部屋ともお別れです。1年間楽しい思い出で溢れています。そして幼児組のお部屋に行っても今までと同じ元気なみんなでいてください。幼児組も楽しいですよ。 M.k


◆エネルギー注入 (たんぽぽ)

昨日から約束していたお米とぎと炊飯。
以前から「ふー、ふーしてあったかいごはん、食べたーい。」の願いをたんぽぽ組のお部屋最後の思い出に実行することができました。
昨日発表になった自分のグループ、うみ、にじ、そらと心を弾ませて教えてくれましたが、そのグループに分かれて3列、水道でぐるぐるぐるとだいたい3回ずつくらいを手で回してお米を洗いました。
水加減はどうしようか…
好みを聞いてみたら柔らかいごはんがいいとのことで、少々大目にお水をいれました。
今日はきく組と合同で和田公園を予定していましたから、いってきまーすと共に炊飯のスイッチを入れて出かけました。
公園までの道々での会話が本当に楽しくいくらでも歩けるような気がします。
先頭は時々後ろを振り返り微調整しながら歩きます。
保育者がぼーっとしているふりをすると青になったーと信号をちゃんと見ていてくれます。
お花が咲いていると、かわいい。
自転車が近づいてくるとあぶないよ。
当たり前のことなのですが互いを許しあう関係の深さと、その子らしい発言や発見に1年の時間を感じました。
公園では思いっきり遊ぶぞ、と誓い合いよーいどんと駆け出してそれぞれの遊びたい場所へ向かいました。
今日の大発見は「きくらげ」です。
公園の剪定されてた短い枝からぷにゅぷにゅとはえたきくらげを見つけました。
雨の後の晴れ間です。
保育者のくしゃみも子どもたちの笑い声を誘いました。
ごはん炊けたかな…?いっぱい遊んだ後なのにちょっと足取りが軽そうです。
ごはんを楽しみにする…とても幸せな気分です。
一連の着替えと持ち物の片づけを済ませてから炊飯器の蓋を開けてみました。
ジャーン。
ごはんのにおいがプーンとしてふわっと温かい空気がほっぺたをとおります。
わー。
今日のごはんは8合です。お家でもなかなか見ることのできない量に保育者もわーと声を漏らしました。
みんな揃って「食前感謝の言葉…」とやっているうちに残念ながら湯気がどこかへ消えてしまったのですが、炊き立てごはんは美味しかったです。
もちろんお釜は空っぽになりました。
最後に皆でパワーを充電で来ました。(N・S)


◆
◆気分は大きい組(にじグループ)

今のメンバーで過ごすのも、あと1日となりました。
普段、朝の集まりなどに出たがらない子も、「今日で最後だから・・・」と、最初から参加してくれて、特別な日であることを、子ども達も個々に感じているようです。
朝の集まりでは、「月曜日から年長さんはホールがお部屋になるから、にじグループのお部屋には、なかなかこれなくなるから、今日は一緒に楽しく過ごそう!」と話をしました。
ひまわり組は、その後ホールに移動し、卒園式の練習。
入場から退場まで、ひと通りの流れを行いました。
元気いっぱいの子どもたちにとって、1時間以上椅子に座っていることは大変だと思うのですが、子どもたちなりに話したい気持ちを我慢して、練習に参加していました。
ゆり組ともも組は、それぞれ、新しく仲間入りするきく組とたんぽぽ組が気になるようで、「明日から、もも組の練習にくるの??」と何度も質問していました。
時間になって園庭に出ると、すでに遊んでいたつぼみ組やふじ組の子どもたちに近づき、「何して遊ぶ?」「こっちだよ~」声をかけ、一緒に遊ぶ姿が見られたり、ホールで練習している様子を見て、「僕たちもやるのかな?」「〇くん、真剣な顔だね!」と話をしたりしている姿に、1つ大きくなることへの期待を感じました。
給食は、年長児のみ座る場所を指定し、各テーブルに必ず年長児がいるようにし、最後の給食を一緒に楽しめるようにしていきました。
年長さんと離れるのは寂しいけど、大きい組になることへの期待が大きいゆり・ももの子どもたち。
年長児も、卒園式の練習を始めて、さらに小学校への期待が膨らんでいるように思います。
子ども達がこの期待通りに次の世界へ飛び込んでいけるよう、私たち保育士も、しっかりサポートしていきたいと思います。(E.Y)


◆『そらの湯』 (そらグループ)

今日は子どもたちが待ちに待った『足湯』を開催しました。
これまでもお伝えしてきましたが、年中児の○くんが『日本のお風呂』に興味を持った事から始まったプロジェクトです。
その興味はいつしか子どもたちに広まり、お風呂屋さんの『のれん』を作った年長児の☆くんを始め、岩風呂の岩作り、富士山の絵描きと、おもに午後を中心に取り組んできました。
「お風呂屋さんをしたいな」「本当のお湯に入りたい」と、どんどん声が広がっていき、〇くんと考えついたのが『足湯』です。その名も『そらの湯』。年長△ちゃんが命名してくれました。
ロフト下の部分を足湯ゾーンにし、お風呂屋さんとお客さんに分かれて行いました。
お風呂屋さんは法被を着るというのも○くんのアイデアです。
年長児は卒園式の練習に向かい、まずは年中・年少組で行いました。
「最初はお風呂屋さんになる」「ぼくはお客さんがいい」それぞれ自分で選び準備はOKです。
用意した入浴剤の他、◎くんのお母さん手作りのアロマオイルもあります。
足を入れた子たちは、「いい匂い」「むらさきいろのお湯だ」と大喜び。
また、〇くんがドクターフィッシュの足湯も作りたい言い、魚の醤油差しを浮かべると、「お掃除するお魚だ~」「足の皮膚をきれいにしてくれるんだよ」「くすぐったいんだよね」と知識を共有する場面も見られました。
お風呂屋さんも、足湯に浸かっている人たちに本物のお水を配ったり、ジュース券と引き換えに飲み物を売ったりと大忙し。子ども同士で役割を相談しながら進めていました。
年中・年少児も自分で考えサービスしたりと頼もしさに溢れています。
その後、交代して楽しみ何度も足湯に浸かる子もいました。
年長組は、練習から戻ってくるなり「足湯入る」と大急ぎで支度をし、全員一緒に浸かり、ジュースを手に「かんぱ~い」と宴会状態に。
「練習後の足湯は最高だね」との声に思わず笑ってしまいました。
終了後は「足がツルツルになった」と笑顔いっぱい。
「今度はいつ入れる?」と聞いてくる子が多く、大盛況の『そらの湯』でした。
O・Y


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