◆3月5日(火)の子どもたち
2019年03月05日 火曜日

気持ちのいい日差しが出ました。今日は、いい天気です。子ども達ピカピカの笑顔で過ごしています。保育室で過ごしているときのことです。○ちゃんは保育室にあるポットン落としのおもちゃで遊んでみようと奮闘しています。
最近の子どもたちの中では視野がとっても広がったように感じます。友達と一緒のことがしてみたい。そんな思いが芽生えているようです。奮闘している○ちゃんの使っている玩具が使いたくなる△くん。遠くからやってきて横から手を出し始めました。もちろん、○ちゃんは抵抗しています。
大人が介入しながらその場は、互いに気持ちを切り替えたのですがそんなやり取りをまた見ていた子がいました。※ちゃんは、○ちゃんのそばにおんなじ玩具を持ってきて一緒にやろうとばかりにニコニコやってきました。ふたりで目を合わせながら楽しそうにしています。遠目から、△くんとのやり取りを見ていての※ちゃんの行動も、『いっしょにやろ』と思ったのでしょうか・・・慰めてあげよう・・・と思ったのでしょうか・・・どんな思いでそばにやってきたのかはわかりませんが、※ちゃんの誰かを思う気持ちが素敵でした。
視野が広がって、子どもたち同士の思いがぶつかることも増えたように思います。ぶつかりあっている子たちに大人が仲立ちして解決に導いていますが、子ども達はそんなやり取りも見つめているのだなと思いました。私たち大人も環境の一部だと再確認しました。日々の子ども達への関わりも目の前の子だけでなく、ほかの子たちも見ていると忘れずに関わりたいと思います。UA


◆まわりに興味津々(ふじ1)

今日は久しぶりのお天気です。園庭に出てたくさん遊んできました。
水路には雨水がたくさん溜まっていました。排水溝に溜まった落ち葉を取り除くと水が静かに流れていきます。水の流れが見えないので排水されているか分かりづらいのですが雨水がどんどん消えていくので水が流れていくのが子ども達にも分かるようでした。大きなシャベルや熊手でお水をかくようにしてお水を流すのを手伝ってくれました。
お友だちや保育者のしていることをよく見たり聞いてとても興味を持っているようでした。☆くんの場合はトランポリンで遊んでいてお友だちが靴が脱げて困っているのを見て履きなおすのを手伝ってあげているようでした自分では難しいと思ったのか「お~い」と近くの保育者に助けを求めてきました。一緒に直してあげるととても嬉しそうにトランポリンをピョンピョンと飛んでいました。
◇ちゃんの場合は園庭のどこからか泣き声が聞こえてくると「だれかないてるよ」と教えに来てくれました。泣いてる子が自分のクラスの保育者の所に行く姿が見えたので「だいじょうぶだよ自分の先生の所に行ったから」と説明してお話ししてあげると安心してまた自分の遊びに戻っていきました。
お部屋のレイアウトが変化してから一週間ふじ2組さんとの関わりも増えより広い範囲に関心を持つようになったと思いました。自分の思ったことも自分なりに伝えてきてくれるようになってきたと思いました。(y.n)


◆泥んこ楽しかったね(ふじ2)

昨日とうって変わって晴れ晴れとした良い天気です。
今日は園庭でたっぷり遊ぶ事にしました。
身支度を整えると、園庭へと飛び出していく子ども達。
昨日の雨が溜まっていて、あちこちに水たまりが沢山ありました。
スコップを持って、水を運ぼうとしてみたり、近くの壁に水を掛けると出来る模様をじっと見ていたり、保育士が水を掻き分けているのを見て真似ていたり・・・。
水たまり一つでいろいろな遊び方を楽しんでいる子ども達の姿がありました。
こちらでも、水たまりに足をバタバタさせて水が跳ねる様子を楽しんでいる○君と、近くで魚釣りに見立てて水たまりで遊んでいる△ちゃんの姿がありました。
いつしか一緒に遊びを楽しむようになり、水をたっぷり入れたバケツを持ってみんなで集まっています。「どうしたの?」と聞くと、「さかながいるの」と真剣な表情で○君が答えてくれました。さかななどバケツにはいませんが、それに見立ててみんなで楽しんでいる様子がとても楽しそうでした。
その遊びはどんどん広がり、お友だちも増え、バケツの中には魚のえさに見立てているのか砂も入れてみたりと、子ども達同士で遊びを考え、工夫してじっくり遊んでいました。
砂場の近くでは、クルクルとバケツやざるの砂を高速でかき混ぜている女児の姿がありました。「なにつくってるの?」と尋ねると、「こーんすーぷ」との答えが返ってきました。きっとお家の方が作ってくれている様子を見て学んでいたのでしょう。生活の様子を遊びに取り入れて、楽しむ姿がありました。それと同時に手際の良さにも驚かされました。
今日はみんなしっかり(?)泥んこになってたっぷり遊びました。
帰ってきた子ども達の表情は満足げでした。
普段それほど汚れて遊ぶ事のない△ちゃんも、泥んこがとっても楽しかったようです。
一緒に遊んでいた○君に「どろんこになっちゃった。またあそぼーね」と話しかけていました。
その笑顔が印象的でした。
I・Y


◆自信をもって・・・(きく)

子どもたちがやりたい遊びを尊重したいと思い、今日は室内と園庭にて過ごすことにしました。
今朝、昨日の続きで「鋏をやりたい。」と言いに来る子がいました。細長い画用紙を用意するとお皿の上で手早く切っていきます。用意していた分の紙はあっという間に使い終わり、とにかく沢山切りたいようで「もっとちょうだい。」と紙を要求してきました。
細長い紙から次はもう少し幅の広い紙を渡してみました。今までは鋏を1回チョキンと切っていましたが、幅が広くなると1回では切り終らないのでチョキチョキと2回以上連続で切ることに挑戦です。初めての挑戦でしたが、上手に切ることが出来ていました。
おしゃべりなきく組の子どもたちが驚くほど静かに黙々と取り組んでいました。
園庭へ行く前に一度皆で集まりました。集まる前の保育室内の片付けも、朝のご挨拶も一人ひとりが「見て、すごいでしょ。」と自信を持っているような表情です。
「素敵ね。」と褒めるとますます誇らしげな子どもたちです。いつも通り名前を呼ぶと、なぜか今日は返事をしたあと椅子をしまってピシッと立ち規律するのです。一人の子がすると連鎖して全員を呼び終わるときく組の子ほぼ全員が立っていました。せっかくなので、最後に「きくぐみさーん。」と呼ぶと「はーい!!」と元気よく返事をしてくれました。
きく組の卒園式をしているかのようでした。
きく組での生活も残り4日。自信を持って移行していけるよう最後まで一つひとつのことを認めていける関わりを大切にしていきたいと思います。T.Y

◆晴れ間のあたたかさを感じて(たんぽぽ)

今日は晴れました。
「晴れだからお散歩にいけるんじゃない?」と散歩に行きたい様子も。
雨上がりで濡れてるかもしれないという話をしたら、「明日ならぬれてないかもしれないよ」と明日のお楽しみにすることにしました。
お散歩に行きたい気持ちを伝えたり、『明日』など時系列も少しずつはっきりしていきた子どもたち。いろんな経験から学んでいるなと感じました。
お部屋で少しあそんでから園庭へ。
2階の階段のところに年長の卒園遠足の写真があり「お姉ちゃんがいるよ」と目が留まりました。
「え?どれどれ?」「ここだよ」「こっちは〇ちゃんのお姉ちゃんだよ」「こっちにもいた」と見ていました。
◇ちゃんのお姉ちゃんたちがいるとみんなも身近に感じているようです。
園庭にでると「先生追いかけっこしよー」とさっそく走りだしました。
何人かはウットデッキの上を渡り動いていました。
「先生見てて、あっちにいけるよ」と離れた向こう側のウットデッキへ渡っていました。
気温も上がり上着を脱いだ子も。一雨ごとに春を感じる今日この頃です。
砂場ではケーキやおもち、ごはんなど忙しそうに作っていました。
「もうちょっと砂いれる?」「うーん。もういいかな」と一緒に作っている子もいました。
水たまりに気付いた△くん。初めはしゃべるでそっとすくっていましたが、手の甲に水が一回つくとふっきれたようにだんだんとはげしくなってきて最終的には靴のまま水たまりへ。
びしゃびしゃと楽しんでいました。
一通りあそぶと「もうびしゃびしゃになっちゃったから帰ろうかな」といいながらウットデッキに座って一息ついていました。
帰る時「あー暑かった」と帰る子も。上着を着てると暑く感じるようになってきたようです。
暑さ寒さを共感しながら調整していく季節になってきたことを改めて感じました。
t*s


◆音楽クラブ (もも)

今日は久しぶりの音楽クラブがありました。
朝の会でも話をすると「わーい」と嬉しそうに話をしていました。そんな楽しみな音楽クラブでは、タンバリンを叩いて座った後、講師からくま、あり、ゆり組という言葉とピアノのリズムを教えてもらい、そのリズムでみんなでホールを回ります。
今度はくま(タンバリン)、アリ(鈴)、ゆり組(カスタネット)に分かれ、ピアノのリズムを聞き分けて、自分の担当の楽器のリズムが弾かれたら前に出てきて鳴らすということをしました。リズムの聞き分けは難しいのですが、お友達が「この音だよ」と間違えて言っても、自分たちの音じゃないと気付いて流されずに座っていたりとゆり組になる自分の耳を信じて行動しているもも組の子どもたちでした。
今度は先生がフラフープを床に置いて、見本でタンバリンのリズムに合わせてジャンプ。「できるかな」と先生が言うと「出来るよ」「やりたい」とやる気満々。
女の子、男の子に分かれて順番にジャンプをし始めると、少しリズムを速くしてもピョンピョンピョンとうさぎさんのように軽やかに跳ねていました。
最後にみんなで手をつなぎ、一円になって帰りのうたをうたって、一列の大きな列車になってお部屋に帰っていきました。
今日もたくさん体を動かして笑顔を見せてくれたもも組の子どもたちでしたが、そろそろゆり組さんという気持ちが強くなってきました。講師がお話しをするときも話を聞こうとする気持ちが態度にも出ていて、今からゆり組になる日が楽しみです。
(K.H)


◆音楽クラブ(ゆり)

今日の音楽クラブでは、ピアノの音に耳を傾け音を聞き分けるという事にチャレンジしました。
フープを使い、男女に分かれて行います。
まずは女の子からで、曲が流れている間はフープの周りを歩き、『ド』の音が鳴ったらフープの中に入り、男の子は『ミ』の音が鳴ったら入ります。
それぞれピアノの音をしっかりと聴こうとい姿勢が見て取れ、集中して取り組んでいました。
最後には全員で行い、『ド』が鳴ったら女の子がフープの中に入り、男の子は周りを歩く、『ミ』が鳴ったら男の子が中に入り、女の子が周りを歩く、『ソ』が鳴ったら全員フープには入らないというのを行いました。
間違えた子は座って応援する側になるのですが、何パターンもあり少し難しかったようで、子どもたちからは「あれ?」「分かんなくなっちゃった」との言葉がこぼれていました。
でもゲームのような楽しさがあり、笑顔を見せていました。
最後にはやきいもグーチーパーも行い、「楽しかった」と嬉しそうな子どもたちでした。
O・Y

◆音楽クラブ(ひまわり)

今日は年長児最後の音楽クラブでした。
はじめは、子ども達と音楽クラブの先生が作った「ひまわり組の歌」を歌いました。
春夏秋冬の思い出が4番までの歌詞にのせられて、今までの「ひまわり組の歌」の中で一番長い歌詞になりましたが、よく覚えて歌って聞かせてくれました。
男の子、女の子が向い合せになって交互に聞かせ合い、「誰に聞かせたいの?」という問いかけに「みんなに聞かせたい」という児がいました。
歌の最後に「ありがとう、さようなら、だいすき」という歌詞があり、その言葉の意味が伝わってきて、こちらからも伝えたいなと感じさせてくれる場面でした。
この三年間で教わった音符のリズム、名前を総復習し、2人組や一人ひとりが考えながら動いていきました。
先生からの課題に、「できるかな?」と言う児がいました。
そのくらい真剣に話を聞いている姿勢があり、実際にやってみると出来るようにもなっていました。
音楽クラブの最後には、みんなで手を繋いで輪になり、ぐるぐる回って反対向きの輪、できたらまた元に戻って輪を作りました。最後までお友達と手を離さずにゲームが成功したと共に、年長児の締めくくりに相応しく、子ども達の絆も深まっていたことを改めて感じた時間となりました。(B・K)


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