◆3月4日(月)の子どもたち
2019年03月04日 月曜日

週明けの雨。子どもたちは週末ゆっくりできたようで朝からフルパワーでした。
レイアウトの変化でふじ組の保育室と繋がってふじ組の保育室に行くことが楽しくて大好きになったつぼみ組の子どもたち。自分たちで扉の鍵を開けどんどんふじ組へ向かって行きます。
つぼみ組の保育室にはほとんど誰もいない状況です。ふじ組の保育室で遊ぶようになりパズルと言う新しい玩具に出会い何度も挑み経験を積んでいくうちに簡単な型はめるが出来るようになって自信がついた子もいて違うパズルにも積極的に取り組んでいます。
電車好きの〇くん。朝からご機嫌ななめだったようで泣いて登園だったのですが電車の入っているカゴを手元に置くとつなげなきゃと頭を切り替えお気に入りの電車を繋げてどんどん長くして動かしあそび始めることが出来ました。
ふじ組の姿を見て刺激されやってみたいといろいろなことに興味が出てきています。机でシールやお絵かきをして遊んでいるふじ組を見ると「やる」とアピールしています。
▽くんは激しい遊びが大好きで普段運動遊びを好んでしていますが、シールをしているふじ組の様子をみて自ら椅子に座り紙とシールを保育士が持ってくるのを待ち、黙々とシール貼りに集中していました。
ままごとスペースも人気でお皿やお弁当箱に作ったお料理をいれて混ぜ混ぜしたりスプーンを上手に使って食べる真似をして遊んでいます。経験が多い子の姿をみて興味がそそられ意欲がわきあがってよい刺激を受けて過ごせているつぼみ組のこどもたちです。(K.H)


◆何をしようかな、どこに行こうかな(ふじ1)

今週も元気に登園のふじぐみさん。朝の集まりでは、みんなにお名前を聞いたり、大好きな「だるまさん」の絵本を読んだりしました。それぞれ、うれしそうに名前を応えたり、だるまさんでは一緒に身体を動かし、読み終わると拍手。ふじぐみ全員でとっても賑やかで楽しい朝の集まりです。
「今日は雨。お外には出られません。お部屋でたくさん遊ぼうね。」などのお話もよく聞いています。シール、粘土、お絵描き、車、すべり台・・・と、遊びの種類を伝え、「何して遊ぼうかなって考えてね。」と言うと、「すべり台。」「ねんど。」「くるま。」など子どもたちからも声が上がります。
じゃあどうぞとGOサインを出すと、とりあえずは廊下や広場に集結したものの、少しずつ自分でやりたいものを見つけて色んなコーナーに散らばり始めました。シール遊びでは、ハートや丸の枠の中にシールを貼ってみることに。枠の中に貼るということを意識して、楽しんで取り組んでいる子が多く、遊び方も進化していることを感じました。
粘土遊びも人気でした。後半でやってきた●くんに、ケースをひっくり返してそこに粘土をくっつけていくというのをやってみせると(以前に別の子がやっていたので)、●くんもやり始めました。向かいにいた△ちゃんも一緒にやっています。たくさんつけた粘土に粘土用のヘラをぎゅっと刺すと、ケーキにロウソクを立てたようになりました。保育士が「ケーキみたいだね。」と言うと、さっそくお誕生日ごっこが始まりました。
次から次へとロウソクを立て、5,6本立てると、出来栄えを確認して満足げ。「ハッピバースデイ トゥーユー♪」と歌っては、フーッと息を吹きかけます。見ていた子も、自ら粘土を持ってきて、遊びに加わりました。ふとした一言や援助で、子どもの遊びが広がっていくのが、楽しいです。
(T.M)


◆のびのびと (ふじ2)

一日雨の週明けの月曜日。天気はすっきりしませんが、今日から新しく一週間がはじまります。いつもと変わらず、元気に登園してきてくれた12名の2組の子ども達。
元気な笑顔を見ていると、それぞれ良いお休みだった事が伺えます。
「あつまって~♪」の歌に合わせて、朝の会に参加にやってきてくれました。
保育者がブロックで作ったマイクを手に持って、「あなたのお名前は?」と歌に合わせて一人ひとり、聞いて回ると、はにかみながらも、嬉しそうに答えてくれ、自分のお名前を上手に答えてくれました。
今日は久しぶりに「だるまさんが」の大型絵本の読み聞かせをしました。目をキラキラとさせ、聞き入っていました。続いて「だるまさんの」の大型絵本にも大喜び。だるまさんシリーズは、永遠に語り繋がれる事でしょう。
お部屋でのんびり過ごす事にしましてシール遊びをしました。○△♡☆の中から1枚を選び、好きな色のシールを貼っていきました。人気な形は♡の形の紙。形の中を埋めるように、シールを貼っていく児、おもいおもい好きなように貼る児、様々な貼り方を見せてくれました。
お絵かきコーナーや、おひさま広場では滑り台など身体を動かして遊べるように。
廊下にはコンビカーで遊べるようにして、両足で踏ん張って蹴りだし、軽快な走りを楽しんでいました。
粘土あそびコーナーでは、飛行機、たまご、餃子などイメージしたものを、作って遊んでいる児もいました。餃子と答えた○ちゃんは、餃子の形を上手に再現していました。
それぞれ遊びを工夫して遊んでいる姿に成長を感じずにいられません。S・A


◆悲しいけど楽しみ(きく)

子ども達とカレンダーを見て「今日は3月4日・・・ここだね」と指さして日付を確認しました。『よっかだよねー』と保育士の言葉を復唱している子ども達に「4日は4ってことなんだよ」と話すと身近な数字の登場で理解した子ども達は手で4を表していました。カレンダーを見ていると8日の所に泣いている顔が描かれていました。『これなんで泣いてるの?』と気にする子ども達に「実はね・・・」と8日が18人のきくぐみのお友だちと担任3人で過ごす日が最後だと話し、みんなとのお別れが寂しい保育士の気持ちの表れだと伝えました。みんなで『1・2・3・4・5・・・』と数え、今日を入れて一緒に過ごせるのがあと5日だと分かるとそれまでニコニコと笑顔を見せてくれていた子ども達の表情に少し変化が見られ、なんだか悲しそうな様子が伺えました。でも、11日にはカバンを持って上履きを履いて幼児組のお部屋に行ってお兄さんお姉さんの仲間入りをする事を伝えると今度は嬉しそうな顔を見せてくれていました。
「きくぐみのみんなとお別れするのはどんな気持ち?」と尋ねると『かなしい』とほとんどの子が言っていました。「お兄さんお姉さんのお部屋で過ごすのはどんな気持ち?」とも訪ねてみると『たのしみ!』『ドキドキするー!』という答えが返ってきて、お別れは悲しいけど幼児組への期待もしっかり持っている事が感じられ嬉しくもなりました。
今日、ミッキー(体操)が来なかったと何人かの子ども達がつぶやいており、「みんなが夢中で楽しそうに遊んでいたからミッキーさんには今日お休みしてもらったの」と伝えるのと同時に一緒に過ごせるのも残りわずな分、こうやって楽しい時間をたくさん一緒に過ごしていきたいとも話し「どうかな?」と反応を待っていると『いいよいいよー!』とまた元気な声が聞こえてきました。
お話を聞くのが本当に上手になり、保育士の話を聞いて考えて自分なりの言葉で伝えようとする姿が立派だなと日々感じ、朝の集まりもそうですが子ども達とのやり取りが日に日に楽しさを増しています。一年間一緒に過ごしたお友だちとの絆のつながりが感じられる心の姿も見られ、きくぐみという輪を楽しんでもらえたかなと思います。
少なからず不安もあるかとは思いますがももぐみへ期待を膨らませ、楽しみにしている子ども達の様子を見ると寂しいなんて言っていられないように思いつつもやっぱり寂しいのが本音です。でも、まだ一緒に過ごせる日は残っています。やりたい事たくさんして、思いっきり満喫したいと思います。まずは子ども達のリクエストの外でおやつを食べる・・・お日様が顔を出したら実現したいと思います。
K・E


◆ごっこ遊びを極める(たんぽぽ)
一雨ごとに春が近づいてきます、という話を朝の会でしました。
たんぽぽ組で過ごすのは今日を入れてあと5日。
じっくりとお部屋遊びが続きました。
ごっこ遊びが熱いです。
特に女子たちの経験をもとに繰り広げられる遊びは目を見張ります。
テーマは美容院。
お家の人と一緒に行ったときのことをよく見ていたようです。
粗めのブラシでまずブラッシング、これはおままごとの麺などをすくう時に便利なトングを使っています。
全体をまんべんなくよくブラッシングします。
その隣では週刊誌なんかを見ながらお任せムードのお客さんがいます。
そのお客さんの注文はどうやらカラーリングのようです。
はけのかわりにスプーンでお皿から調合したカラーリング剤を丁寧に髪につけていきます。
気持ちよくてお客さんが目をつぶっています、等々・・・
次のテーマは保育園のお散歩。
行き先は和田公園と桜の坂公園と言っていました。
保育者役の◇ちゃんがまな板と包丁を持っていますがまな板は名簿、包丁はペンの代用のようです。
みんなの名前を順に呼んで点呼確認、皆を引き連れてお部屋の中を一周しました。
先日購入した宝石のような積木では早速新しい遊びが始まっています。
神経衰弱、ドミノ、それぞれがやりたい事がいっぱい、いそがしくあそびました。
お天気は関係ないようです。
出すのも片付けもみんなに任せて遊べるようになっているドーナツカード。
事件がおきました。
あそび終わってみんな手持ちのカードを筒状の入れ物にしまおうとしている時です。
筒の底が抜けてしまったのです。
責任を感じて〇ちゃんが号泣してしまいました。
でも〇ちゃんが強引に入れたり引っ張ったりしらわけではありません。
ひとりひとりの「大事に。」という気持ちが強かったのです。
そのおかげでドーナツカードは1枚もなくならず破けたり折れたりしたカードはありません。
大事に使ってくれたおかげです。
だれも〇ちゃんを責めていませんがどきどきしてしまったようです。
〇ちゃんは泣き疲れて眠ってしまいました。
ちょっとだけ眠って起きてみると筒の入れ物は元通りになっていました。
みんなしっかり遊んでいます。(N・S)


◆マカノリサラダ (うみグループ)

今日は室内で過ごしました。
朝からひな祭りのお祝いの話で持ちきりです。
たこ焼きを食べた、マカノリ(ロニ)サラダを食べた。お出かけした、ケーキを食べた。イチゴ狩りに行ったなど沢山楽しかった思い出を教えてくれます。ちょうどちびまる子ちゃんのテレビもいちご狩りを題材にした話でしたので、あんなイチゴ狩りじゃなかったよと笑って言っていました。
日中、ひまわり組はホールに行き、卒園式の練習を行いました。ゆり組、もも組は、自分の好きなゾーンでランチタイムギリギリまで遊びこみました。
早番の時間にピアノを弾きたいと言う児がおり、朝からモアナのテーマやキラキラ星、ドレミの歌などが二階に響き渡ります。
朝の集まりに年長女児が先生のかわりに朝の集まりをやりたいと言いました。
誕生日だった児のお祝いや朝の集まり、当番決めや共有の時間などの一連の流れを前に出て行い、とても満足そうな表情をしていました。
「もっとやりたい。」
「発表したい子皆んなに発表言わせてあげる。」
と素敵な視点を持ち朝の集まりを行なっていた年長児でした。
それを見ていた、参加していた子ども達は、物珍しそうに普段よりも静かな雰囲気の佇まいです。
卒園式の練習を終えた年長児が物思いにふけるようにお部屋を見渡していました。
「前はこんな事出来なかったのになぁ。こんなにお部屋変わったのってなんかすごいね。縁日だってロフトだって。うみグループで本当に楽しかったなぁ。」
と保育者に言うのでした。
ゆり組、もも組の子ども達は年長児がいない部屋で様々な遊びを見つけては遊びだすのですがどこか寂しさがあるように見えます。
それでも、年長児が遊んでいた遊びを模倣したり、同じ場所で遊んで見たりする姿が見られたのは見ていないようで見ていた子ども達の観察眼のように感じます。
そんな子ども達を見逃していたのかもしれないとその瞬間に反省もします。
私達保育者も今出来る事を全力に、残り少ない現うみグループの生活を子ども達の最高の思い出にして欲しい、最高の思い出となりますようにと願うばかりです。
k☆y

◆出会いと別れの季節 (にじグループ)

今日は朝から雨のため室内で身体を動かせる遊びを提供しました。
ボールやマット、跳び箱、縄跳びを出して遊びました。
マットで前回りをし、跳び箱をジャンプ、縄跳びは綱渡りをするように落ちないよう慎重に。
コースのように設定しました。
年中児、年少児の子どもたちは何度も何度も挑戦します。
ボールは空き箱を的にして楽しみました。
縄跳びをやりたい、という子どもたちと縄跳びの場所を確保し、行いました。
各々の場所に子どもたちがやりたい遊びをめがけていきますが、年長児はいません。
そのため年中児が中心となります。
「やってみるから見ててね」「ボールは3個まで1人は投げるんだよ」「ちょっと見てて」と優しく伝えます。
年長児はホールで卒園式の練習です。
椅子の座り方、お歌の練習など行いました。
朝の集まりで年長児の卒園式練習が始まることを告げました。遊ぶ時間が限られてくることや我慢すること、覚えることなど、たくさん大変なことがあります。
年中、年少児の子どもたちもきく・たんぽぽ組の2歳児のお友達がお部屋に来てくれるときが増えたため、お部屋のお約束や集まりの仕方など再確認です。
今週でこのにじグループとはお別れとなります。また来週からは新たなにじグループと変わります。しかし子どもたちからは不安より楽しみにしている様子が伺えます。
年長児のホール生活、年中、年少児がまた一つ上の学年になることをこの1ヶ月どのように変化していくか見守っていきたいと思います。
(a.y)


◆嬉しいような寂しいような・・・ (そらグループ)

ひまわり組はお別れ遠足を終え、いよいよ卒園式を控えるだけとなりました。一つひとつ行事を終えていく中で、寂しい気持ちがこみ上げてくる今日この頃です。
早速、ひまわり組はホールにて卒園式の練習をしました。座る練習や舞台に並んで歌の練習など、本番同様に練習していきます。真剣に保育士の話を聴く児、楽しくなり過ぎてみんなと違うことをしてしまう児、さまざまです。卒園式とはどういうものか、大人も子どもたちと一緒に考えながら取り組んでいきたいと感じます。
お部屋では、もも組、ゆり組で椅子取りゲームと大根抜きゲームをしました。
椅子取りゲームでは、音楽に合わせて踊ったり、歌ったり、楽しそうに参加していました。保育士のフェイントにも敏感に反応しみんな真剣そのもの。最初の頃は、お友だちと椅子が一緒になると押し合ったり文句をいったりという姿も見られましたが、今では「同時になったらジャンケンね」と子ども同士でルールを確認するほどです。ジャンケンで負けてしまっても恨みっこ無ですぐに応援に徹していく姿をみて、子どもたちの心の成長を感じました。今日はゆり組の☆ちゃんの優勝。「やった~勝ったの2回目だ」と嬉しそうな☆ちゃんでした。
移行まであと1週間。今のそらグループ40名で過ごせるのも残り少なくなってきました。
ひまわり組はホール生活が待ちきれない様子と共に、ゆり、もも組の子どもたちも新ひまわり、新ゆり組になるのを心待ちにしている姿が微笑ましく感じられます。子どもたちの今の姿を大切に受け止めながら、楽しく過ごしていきたいと思います。(O.Y)


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