◆2月13日(水)の子どもたち
2019年02月13日 水曜日
◆みつけたみつけた(つぼみ)

今日も全員出席です。
本五ふれあい公園へ散歩に行きました。
成長していく中で、記憶力も身についてくるもので、前回石をたくさん見つけたのを覚えていたようで、公園へ到着するとさっそく石を集め出す子どもたち。
拾っては次へ、拾っては次へと進んで行き「石あった」「石いっぱい」とたくさん拾っていました。ちいさな小石から、手のひら位の大きさの石も拾ったり、石ならば拾う精神で、埋まっている石までも取ろうと保育者に「いし、いし」とアピールしていました。
子どもたちにとって魅力的な石たち。たくさんみつけました。
(K.E)


◆「またやりたい」気持ち。(ふじ1)

今日のふじ組は15人。全員出席です。
鼻水や咳が出ている子はいるものの風邪などのお休みがなく元気いっぱいです。
朝の一コマ。
「飛行機やるの~」と言って元気よく保育室に飛び込んできた〇ちゃん。初めは飛行機の部分が聞き取れず、分からなかったのですがお母さんが「昨日作った飛行機を今日も作るみたいです。」と教えていただきました。確かに昨日の午後、〇ちゃんは△くんと一緒にブロックで飛行機を作り遊んでいました。〇ちゃんにとっても”またやりたい!”と思えるほど楽しかったことが分かります。
出来た時には「できたよ!」と嬉しそうに教えてくれます。飛行機には女の子の人形のブロックが2つ乗っていました。これは誰かを聞くと、「こっちはママ。こっちは〇ちゃん。」と言っていてママのことが大好きなんだなと感じました。
昨日(前)やって楽しかったからまた明日やろう。
昨日の続きを行ったらやろう。
など、以前までは遊びをその日のうちだけで終わらしていましたが子ども達から「●●やろうよ」とやって楽しかったもののリクエストをする姿があったりとだんだんと遊びを繋げていけるようになったように感じます。
遊びを続けることが出来るようになってきているので、それを見通せるように作っていた作品をとって置いといたり、目で見えるように工夫していきたいです。
今日は聖堂の波羅蜜橋にお散歩に行きました。
聖堂を入ってすぐにある長い坂をみんなでのぼることが恒例になっています。今日も「よーいどん」と一斉に登っていきます。一目散に走る子や、後ろを振り返ってみんながいることを確認しながら走る子、お友だちの手を取って走る子など走る姿は様々です。
走り終わった子は、「がんばれ~」と応援していました。応援しているうちにもっと近くで応援したくなったのか、登ってきているお友だちに近づいていました。保育者が重そうに散歩カーを押しているとそこに駆け寄り押したり引っ剥たり・・みんなで力を合わせて運びます。
お友だちを応援したり、手を取って一緒に登ったり、保育者のお手伝いをしたりしている姿をみてお友だちや保育者の存在を常に意識していることが分かりました。また、視野も広がっているようにも思えました。
(I・K)


◆オオカミだぞー(ふじ2)

朝からのんびりした雰囲気のふじ2組。
朝のおやつを食べ終えると、「ただいまー」と言いながらお部屋に帰ってきます。ふじ2組のお部屋が「自分のおうち」のように感じてくれているようです。
そして、ほとんどの児が友だちと一緒に遊びを楽しんでいます。
子どもたち同士で毎日遊んでいる中で、自然と役を決めて演じていたり、「あ、あれ楽しそう」と真似してみたり、昨日遊んだことを思い出して続きを始めてみたり・・・。様々な遊び方ですが、それぞれが目的を持って、友だちとの一緒の時間を楽しんでいるなと感じます。
今日は本五ふれあい公園へお散歩に行きました。
「あるきたーい」というリクエストが増え、行き・帰りで順番に歩く人、お散歩カーに乗る人を決め、出発しました。
歩く足取りも日に日に上手になっています。もちろん狭い所や高い所の探索も怠らず(?)、逞しく歩く姿に成長を感じます。
ご近所の方に声を掛けられ、笑顔で応えたり、いつもの人形や置物にも挨拶したり・・と賑やかに楽しく公園へと向かいました。
公園に着くと、「オオカミだぞー」といつもオオカミ役を演じてくれている〇ちゃんが早速オオカミに変身。なんとも可愛らしいオオカミですが本人はいたって真面目。表情も真剣です。「きゃー」と声を上げながら広い公園を走り回りました。
そして、今日は一人、また一人とオオカミ役が増えていき、気が付けば周りはオオカミだらけになっていました。オオカミ役の表情といったらニヤニヤとしていてとっても良い表情でした。肌寒い今日の天気でしたが、走り回るとその寒さも少しは和らいでいました。
広い公園でも、2組の子ども達はいつも一緒。お店屋さんごっこが始まっていたり、洞穴のような岩にみんなで入り込んだり、かくれんぼごっこもお友だちと一緒です。
誰かが転んでしまうと、「だいじょうぶ?」と手を差し出しながら、優しい声も聞こえてきました。
それでも今日は肌寒く・・・。早めに園に帰る事にしました。
そして、温かいお湯に足を入れて「足湯」も体験してみました。お湯に足を入れると、表情も和らいでいくのが見て分かりました。心も体もホッとして、お部屋へと帰ることが出来ました。
I・Y


◆乗り越えた先にあったもの(きく)

園庭あそびの中で密かにブームになっているものがあります。今まではつな登りやウォールクライミングといった登る事に力を入れていたきくぐみの子ども達でしたが、今はその逆で【降りる】方へシフトチェンジ。幼児組のお兄さん達が勢いよくジャンプ台から飛び降りているのを下で見ていた事もあり、自分達にも出来るのではないかと刺激されたようです。
事の始まりは1月下旬。〇くんと△ちゃんが『先生これ(ジャンプ台)やりたい!」という一言から始まりました。よしやってみようと意気込んでみたものの、思ったよりジャンプ台の上は高さがあったようで笑顔で挑んだ子ども達の表情は一変して固まっていました。
でも、飛ぼうという強い気持ちと飛べるもんという固い思いが揺らぐことはなく二人は意を決して飛びました。その姿を見ていた他の子ども達は驚きを隠せず拍手。二人の姿をきっかけに次々と『ぼくできるし!』『わたしだってとべるもん!』と頼もしい負けず嫌い達がどんどん飛び始めていったのです。
そんな中どうしても怖い気持ちが大きい□ちゃんと☆ちゃん。その日も次の日も来る日も来る日もジャンプ台の上までは行くのですが最後の一歩が出ません。今日もそんな姿から始まりました。でも今日の2人は違いました。
□ちゃんに「今日はどう?跳べそう?」と聞くと『え?大丈夫だよ』と返ってくる言葉は強気。でも、上に登ると□ちゃんの表情はやはり曇り顔・・・しかし、□ちゃんの前に数人のきくぐみメンバーが続々と飛んで行く様子に後押しされたのかそのままの勢いでジャンプ。見ていたこちらも驚く程一瞬の出来事でみんなで動きが止まってしまいました。
そして飛び終えた□ちゃんも何が起こったのか分からない様子でしたが次第に気持ちが落ち着いてくると『で・・・できた!できたできた□飛べた飛べたー!!』と大喜びしていました。
その姿を見ていた☆ちゃんも上で□ちゃんが飛べた事を大喜び。そして□ちゃんに確実に勇気をもらった☆ちゃんは『☆ちゃんも飛ぶよ!』といきなり気合が入ってジャンプ。☆ちゃんも飛べました。
最近一緒にジャンプ台を飛んでいたメンバーは二人が頑張っていた事を知っているのでみんなで『すごー!やったね!』と喜び合い、その後一緒に何度も何度も飛んでいました。
ジャンプ台・・・誰もが初めは怖いものです。
でも、その気持ちを乗り越え頑張ったからこそ得た喜びがありました。今日二人はその喜びを確実に感じていました。
二人の『できた!』と喜ぶ姿、本当に感動しました。一緒に喜んでいた周りのみんなにも感動です。
できるかな・・・と不安になる事も沢山ありますが、乗り越えた先には今まで感じた事のない感情を得る事が出来るの事、そしてどんなことも諦めない・・・今日大切なことを子ども達から教えてもらいました。
K・E


◆好きなこと (たんぽぽ)
今日は朝の会で、絵の具や、のり・はさみ・難しいパズルなど好きな遊びができるように準備してあることを伝えると、朝の会後、紙芝居を読みたい子たち、絵の具・パズルと自然と好きな遊びに分かれていました。
「〇ちゃん、カードしたい?したくない?」「一緒にしよう~!」
ひとりでは始められない神経衰弱。仲間を探して集めることも自分たちでしています。
「△ちゃんと絵の具したい!」
お友だちを意識した声もよく聞こえてきました。
それでもついつい自分だけで使いたくなります。
「みんなでね」という声に渋々戻し・・どんどんまた自分の近くに寄せていました。
そのうち、他の子が絵の具を使っている間、「早く貸してよー」の声が聞こえなったかと思うと掌に塗った絵の具が乾いてカピカピになっていることに気付いた☆くんと◎ちゃん。「触っても色がつかない」と触り合い、カサカサした感触を楽しんでいました。
新たな楽しみに待ち時間も苦じゃありません。乾いた手を洗うと色水になって益々目が輝く子どもたちでした。
あっという間に園庭に出る時間になりました。準備をしながら園庭で何をするかの相談をすでにしています。最近ブームの「おもちつき」を今日もするようです。
すぐに物を揃えて取り掛かり、おもちをつく人と売る人がいたりと本格的です。
園・地域のおもちつき会の様子を細かく再現し、盛り上りました。
キューピーの音楽が鳴ると片付けの早さもピカイチです。
S.S


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◆笑顔が1番 (そらグループ)

昨日はもも組懇談会へのご参加ありがとうございました。
「上手だったねって褒められたの」と嬉しそうに報告する年少児がたくさんいました。その報告を受け、「今日はゆり組の番だよ」と朝からワクワク顔の年中児たち。
年長児も「ひまわり組は明日だよ」と待ちきれない様子です。
「今日も劇をやりたいと思います」と伝えると、年長児からは「ゆり組さんにお手本見せてあげたいから、先に劇をやりたい」、年少児からは「お客さんをしてあげる」との声が上がりました。
「年長さん先でいいよ。私たちの劇の時はお客さんしてね」と年中児。
何度も見せ合ってきた劇の為、自然と協力体制が出来ているようでした。
年少児たちが劇を観てもらったという事がある為か、今まで以上に観客を意識し演じているのが感じられます。子ども同士で「声が後ろまで聞こえているかな?」「大きい声でゆっくり台詞を言おう」と確認している姿も見られました。
劇を観た感想では、全員が手を挙げ「面白かった」「上手だった」「声がよく聞こえた」と大絶賛でした。
これまで、劇が大好きな子も恥ずかしがり屋な子も、劇は好きだけど人前は苦手な子も人前だと意欲が増す子も、それぞれが自分のペースで精一杯取り組んできました。
どの子も取り組む過程の中で大きな成長が感じられ、発表が近づく事に笑顔が増してきたように思います。
本番を終えた年少組は「楽しかった」「褒められた」と笑顔いっぱいで、達成感を感じ自信に繋がったようです。他の劇もやりたいと意欲を見せていました。
そして年中・年長児は劇を披露するのを今か今かと待ち望んでいます。
また、当日欠席をした子も今までと変わらず劇に興味を示し、観客になったり衣装作りを継続して楽しんでいました。
本番は練習とは違う姿が見られる事もありますが、それもまた子どもたちの大切な姿として受け止め認めていきたいと改めて思いました。
O・Y


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