◆2月12日(火)の子どもたち
2019年02月12日 火曜日
◆お兄さんお姉さんの力(つぼみ)

ミッキー体操を保育士と手を繋いでしていた〇ちゃんの姿をみて周りの子どもたちも一緒に手を繋いでどんどん長く繋がってきています。お友だちと手を繋ぎ一緒に楽しむという素敵な経験になっています。
朝の集まりでお話を見た後に保育士がお名前を呼ぶとかわいい返事する子どもたち。元気に「はい」と言う子、最近では月齢が高い子ほど返事することが恥ずかしくなってきているのか読んでいる保育士の顔を見ながらごろ~んと寝っ転がってみたり、そっぽを向いたりしてひょうきんな姿をみせています。
おひさまが温かくでていたので園庭遊びをしました。
まだ帰りたくないというくらい楽しむ子どもたち。
トランポリンに大集合でみんなでピョンピョン飛んでいました。□ちゃんはトランポリンの上で座りみんなが跳んでくれる揺れに心地よくなり、ウトウト保育士に抱かれるとニヤニヤしながら夢の中へ。
トランポリンのふちを上手に歩く☆ちゃん。遊びが日に日に高度になっていっています。
幼児組が園庭に出てくると音楽を流しダンスが始まりました。私も踊れる~と▽ちゃん。幼児組の仲間に入り一緒にダンスを楽しみました。
最近お部屋に戻る時に幼児組のお姉さんお兄さん達がお手伝いをしてくれます。保育室に連れていってくれたり、靴や靴下、上着、を脱がせてくれたりと保育士が戻ろうと声をかけてももっと遊ぶとなかなか帰ろうとしない子もお兄さん、お姉さん達の話はよく聞いてくれます。一緒にお部屋に戻り嬉しそうにしています。
(K☆H)


◆一緒に行動(ふじ1)

朝のおやつが終わってミッキー体操が始まるまでの間は室内で自由遊びをしていますが、先日もお伝えしたように、ふじ2組のお部屋を自由に行き来して遊んでいます。そんな中で身体を動かせるスペースは人気があって平均台を渡ったりソフトマットからジャンプして元気に遊んでいます。
〇ちゃんは器用に牛乳パックの電車を凸凹の平均台の上を走らせていました。とても上手な電車の運転をしていました。△くんも真似て一緒に平均台の線路を走って電車ごっごを楽しんでいました。
パズルコーナーではパズルを楽しむ子がたくさんいました。パズルをひっくり返して机の上にばらまきます。出来るのかなと思うとあっという間にパズルを完成させてしまった。☆ちゃんは家でもパズルをしているようですが、園でも大好きでよくしています。お気に入りが何度もチャレンジしていました。
そんな中お友だちが始めた他のパズルと☆ちゃんのパズルのピースが混ざり合ってしまいました。あと2ピースのところで完成でしたが行方不明になってしまった。☆ちゃんは混ざり合った中からすぐに自分のパズルのピースを見つけ出すことが出来パズルが完成。安心したように「できた~」と言ってニッコリ笑っていました。
その後、今日は園庭に遊びに行く前に身体測定をしました。子ども達はみんな嫌がらずにみんなで身長、体重を測っていました。
少し風があり寒かったですが元気に遊んでいました。時折ザァーと吹く風が木々を揺らし砂場で砂を掘って遊んでいる子ども達も何かなと遊びの手を止めて上を見ていました。丸太小屋の中では仲良くアイスクリームをつくたり、シャベルをもって葉っぱ探したり、築山に登ったり何人かずつまとまって遊んでいる姿が目立っていました。(y.n)


◆友だちと一緒を楽しむ(ふじ2)

室内遊びでも戸外遊びの中でも子ども達同士の言葉のやりとりが良く聞かれます。
ままごと遊びでもちゃぶ台を囲み、チェーンを麺に見立て食べる真似をしながら「美味しいね」「はいどうぞ」など保育者が入ってやりとりを楽しむこともありますが、子ども達同士でのやり取りも積極的に楽しんでいます。
朝の集まり前に〇ちゃんが片付けに苦戦していました。〇ちゃんに「どうしようか?片付けるの大変だね」と保育者が話しかけているとその姿を見ていた◇くん。「◇くんに任せて」と言うとサッと側に駆けて行き、〇ちゃんの隣でお片付けを始めてくれました。
「ほらあったよ」と言っては、手際よく片付けてくれます。
〇ちゃんは、救世主◇くんの登場にとっても喜んでいるようでした。
友だちのピンチを感じてくれた◇くんの優しさに触れた一コマでした。
園庭では、追いかけっこをしていると〇くんが転んでしまいました。
その後ろを走っていた△ちゃんが走りながら「大丈夫?」と声をかけると〇くんも自分で立ちあがり、再び走って行きました。
△ちゃんは、〇くんへの思いやりの言葉が自然と出ており、遊びの一瞬の事ではありますが△ちゃんの優しさが感じられました。
誰かが泣いていると側に来て頭をなでてくれる子。保育者に伝えようとする子と
友だちのピンチをしっかり分かってくれます。
園庭で思い思いに遊んでいると幼児さんがダンスを始めました。
音楽が聴こえ、その周辺に集まり出すふじ2組の子ども達。
「パプリカー花がー」と幼児さんが踊る姿、歌う姿を見ながらその隣で一緒に歌い、踊っています。
「やっているね」「パプリカだね」「エビカニ(クス)だね」など会話しながら「友だちと一緒」を楽しんでいます。
この数か月の間に毎日一緒にいる友だちの存在に気付き、一緒に遊んでみたり、観察してみたり、ピンチがあれば頭をなでてくれたり顔を拭いてくれたりとお互いに関わり合っている姿が多く見え、大切に思う気持ちが感じ取れます。
今後もこの子ども同士の関わり合いを大切にしていきたと思います。
(N.Y)


◆順番を待つ(きく)

きく組のお部屋で過ごすのも一ヶ月をきりました。
お休みの子が一人いたのですが、「あれ、今日○くんがいないね。」とすぐに気が付く姿をみると、お友だちの存在の大きさを強く感じます。
今日はお部屋でハサミが出来る環境をつくりました。
一つは色画用紙を細かく切ったものを糊で貼る、もう一つはストローを切ったものを袋に入れ風船を作るということです。
ハサミの持ち方や扱い方を改めて確認して挑戦してみました。
ハサミの経験が多く、慣れている子はサクサク切っていきます。ストローは硬めの素材な為、コツが必要です。少し力を入れなければ切れないけれど、力を入れすぎても切れません。刃が浅いところ、深いところどちらが切りやすいか自分たちで模索していました。
お友だちがやっている姿を見て、「やってみたい。」と言いに来る子が沢山いました。ですが、落ち着いた環境であることと、安全面に配慮するためにも人数制限をするようにしています。順番が回ってきたら呼ぶからそれまで遊んで待っててねと伝えるものの、早くやりたいという気持ちが強くなりハサミを使っているお友だちの目の前で正座をして待っている△くんがいました。
「早くしてよー。」
「まだー?」
と尋ねてきます。早く挑戦したいという気持ちを尊重したいですが、待つという経験もとても大事な時間です。△くんは段々と口数が減って目の前のお友だちがどんな風にハサミを使っているのか観察し始めました。
「ハサミをこっちに向けて切るんだよね。」
「おわったらこうやって渡すんだよね。」と保育士に話してきました。
△くんの順番が回ってくると、使い方を伝えなくてもきちんとハサミを扱うことが出来ていました。待っている間に自ら学びとる△くんが凄いと思いました。T.Y


◆ガムテープ(たんぽぽ)

連休が終わり楽しい報告が沢山ありました。
昨日はとっても寒かったけど今日の園庭はポカポカ。
うめの開花を皆で見上げて春を見ました。
先週からはまり出した遊びが今日も人気です。
もうはまりすぎて何十分も座り込んで取り組んでいます。
そのために朝からあちこち内線で「お水のダンボールない?」と問い合わせています。
今日はプラス、ビニールテープで色も加えてみました。
みんなが今夢中になっているのはガムテープです。
ダンボールとダンボールをつなぎ合わせるためにガムテープで貼ります。
どうやって?と最初はテープのちぎり方が分からなかったのですが、指先に力を入れて…と手を添えて教えていくうちにコツをつかみました。
そして次々と子ども同士で伝え合っていくのです。
ガムテープは2個です。どう考えても取り組んでいる人数には足りないのですが、増やしませんでした。そしてどのように展開していくかを見守りました。
順番の回し方、待っている姿、もろもろが予想以上に立派です。
必ず自分も使えるというお互いの信頼が気持ちよく分け合って使う姿となって、何十分も取り組む遊びとなっていくのです。
ビニールテープは鋏がないと切れません。しかし鋏を持ち歩くのは危険です。
カゴに結わえて右一丁、左一丁用意しました。
鋏の順番待ちは更に注意が必要です。
受け渡し方の向きがあるからです。
そこも、こうやって…と一言助言しました。
そして自分たちが使いやすいように工夫していくのです。
何を作るでもなくただガムテープとビニールテープをダンボールに貼り合わせていくだけなのですが、とても奥深いやり取りや指先の作業に見ている側も夢中になりました。
しばらくこの遊びは続きそうです。
電車の遊びも少し変化が見られました。
橋げたにレゴブロックを使っていたのです。
この発想が出てくると積木も一緒に組み合わせて立体的な世界が広がります。
子どもたちの頭の中は「たのしい・どうしようかなー」でいっぱいです。(N・S)

◆
◆何色になるかな?(にじグループ)
最近、数人の子がハマっている遊びが色水遊びです。
初めてやった時は、机も床も絵の具や水でドロドロのびしょびしょになってしまい、そのたびに「こぼした人は拭いて」と声をかける程でした。
そこで、今回は、足ふきと雑巾を用意し、子どもたちとも約束をしました。
・こぼれたら、すぐに拭く
・自分用の入れ物に、こぼれないように入れる
回を重ねていることもあり、約束はすぐに受け入れくれ、自分達で雑巾を手元に置いたり、色水を入れるときに静かに入れたりと、気にしながらやっているのがとても感じられました。
色水の楽しさは、混ざった時の色の変化です。
今回は混ぜやすいように、色の三原色(赤・青・黄色)を準備していたので、子どもたちも、「見て!オレンジになったよ!」「「青のほうが強いのかも」と、色の変化を楽しんでいました。
「何と何を混ぜたら、何色になった?」と出来るたびに聞いていったのですが、子どもたちの奇跡の配分で出来た色が多かったようで、「赤+青=むらさき」しか、色の配分は聞けませんでした。
色々な色が出来るたびに、喜んで見せてくれるので、これを何かの遊びに繋げていき、まだやっていない子どもたちにも、色の変わる不思議さなどを自分で体験してもらえるような機会になればいいなと思いました。(E.Y)
◆いよいよ本番&小学生になったら・・・ (そらグループ)

いよいよ幼児組の懇談会の日がやってきました。
「今日はもも組さんの番だよ。お母さんたちも楽しみにしているって言ってたよ」と伝えると「ママ来るの楽しみ」「ドキドキしちゃう~」と嬉しいような恥ずかしいようなという姿のもも組。
朝の会の後は、もも組とゆり組が劇を見せ合いました。
『うんとこしょ、どっこいしょ』『それでもかぶはぬけません』と掛け合いにも一段と気持ちが入っている姿が印象的でした。
役紹介で名前を呼ぶと『はいっ』と返事をして一歩前に出てお辞儀をするもも組。今までゆり組やひまわり組の姿を見ていたからでしょうか。こちらの促しもなく自然とやる姿に子どもたちの心の成長を感じる瞬間でした。
ひまわり組は、和田小学校へ訪問しました。
学校の中を校長先生、教頭先生たちと一緒に、色々な教室を見て回り、実際に授業をしているお兄さん、お姉さん達の姿もありました。小学生になったらこんな楽しいこと、こんな難しいこと、お友だちも沢山出来ることなど小学生になる為の心構えを教えて頂きました。屋上にも遊びに行き、とっても広い屋上を思いっきり走って楽しんだひまわり組でした。育子園に帰って来ると「楽しかったー」「屋上で走ったよ」と楽しかった様子が伺えました。ぜひ、お子様にも今日の感想を聴いてみて下さい。
今日から3日間、もも組、ゆり組、ひまわり組と懇談会が続きます。
今まで頑張って練習してきた劇ですが、本番では、お母さんたちを前に恥ずかしい気持ちから練習通りにできないかもしれません。ですが、恥ずかしいというその姿も大切に受け止めつつ、楽しんで観ていただけるようにサポートしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(O.Y)


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