◆2月9日(土)の子どもたち
2019年02月09日 土曜日
◆一緒におままごと一緒に楽器遊び (低年齢)

つぼみ組は、おままごとのお料理をスプーンですくって食べる真似を知ったり、ふじ組は、お鍋でお料理するようになり、たんぽぽ組はお皿を並べてテーブルをいっぱいにしたりしていました。それぞれですがみんなで1つの遊びをすることもできるようになり、沢山のお料理がテーブルに並べられ、お料理をみんなで楽しんでいました。同じ遊びを一緒に出来るようになっているんだなと成長を感じると共に楽しい遊びが展開していました。
おままごとでたくさん遊んだ後は、ホールで楽器遊びをしました。マットが敷いてある所を走り回り楽しんでいると鈴があることを発見。今度は鈴を両手に持ってジャランジャランならしながら走り回りました。タンバリンやカスタネットも出てきて、子ども達みんな、1つひとつの楽器を手にしては音を出して走り回り、色々な音を楽しんでいました。
最後に出てきたのは、大太鼓。全員持っていた楽器を手放し集まってきました。大きな音と大きな楽器に興味深深。バチを出してくると早速手に持ってド~ンド~ンと大きな音を楽しみ出しました。両手打ちする子も表れ、音はどんどん大きくなってうるさいほどの音がホール中に鳴り響いていました。その大太鼓の前で、つぼみ組の子がスヤスヤ眠り出しました。こんなにうるさいのに?とびっくりしましたが、耳から聞こえる音ではなく、心地よい振動が伝わったようです。よく見るとつぼみ組の子が、バチを太鼓の上に置いてジッと動かなくなっていました。沢山の子ども達が打ちつけることで自分が持っているバチから伝わる振動を感じていました。何人かの子ども達がバチを太鼓に押しつけているのは、振動を感じようとしているのでしょうか。
大人は、音の大きさにうるささを感じていたのに子ども達の方が音ではなく振動を感じていました。子ども達は、1つの遊びの中から色々なことを発見し、色々なことを感じ取っていました。子ども達の姿に教えられました。 M/K


◆光の世界(幼児組)

数日前から、きく組にあるダークルームの存在を思い出した〇くん。
「今日は行けるかな・・・」と言っていたので、「じゃあ、みんなに言う前に、ちゃんと使えるかを点検してこよう!!」と〇くんを誘ってダークルームへ行きました。
「電気付く?」「手の形はどうやるんだっけ?」とダークルームの中をキョロキョロしていたので、このまましばらく遊ぶのかなと思っていたら、「あっ、みんなで来るんだった。」と思い出し、急いでうみグループに戻りました。
しかし、うみグループに戻ってみると、外は雪の降りが強まってきていて、気持ちはダークルームより雪に向いていて、窓を見ていたり、保育室でいろいろなことをして遊んでいました。
それから1時間ほど経ち、もう、ダークルームのことは忘れたのかな・・・と保育士が思っていると、その思いが〇くんに伝わったのか、「ねぇ、ダークルーム行くんじゃなかったの??」と声をかけられました。
「他のことをして遊んでいたから、もういいのかな・・・と思っていたから、声をかけなかったんだよ」と正直に話すと、「じゃあ、今から行こう!」と近くにいた友達を誘ってダークルームに行きました。
懐中電灯の光が当たると光の線などが残る不思議なホワイトボードや、蛍光色のマグネット、OHPの機械で映し出す色とりどりのプラスティックの板など、普段の保育室にはないものがいっぱいの部屋なので、みんな夢中になって遊んでいました。
「全部の電気消してよ!」と、最小限の電気だけを付けて暗闇を作ると、さらに大喜びする子どもたち。
暗いのが苦手な子は、入り口の明るいところで、影絵遊びを楽しみ、気づけば保育室には1~2人しか残らないほど、ダークルームに集合していました。
『影が何の形に見える』『電気にあてると壁の色が変わる』など、いろいろな発見をしていた子どもたち。
ダークルームのように、特別なものは普段の保育室にはありませんが、保育室にあるもので、光や影などが感じられ、新しい発見につながるように、環境設定などを考えていきたいと、改めて感じました。(E.Y)


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