◆2月5日(火)の子どもたち
2019年02月05日 火曜日

昨日の暖かさから今日はまた2月らしい気候でした。寒さと暖かさを繰り返しながら季節が移り変わり春を少しずつ感じ始めます。
保育室では、いつも決まった時間に体操が流れます。入園してから、なじんできた体操が終わると絵本を見るのが定着してきています。今日も、体操が終わると自発的に子ども同士で並んで座っていました。子どもたちの中に、生活の見通しがあるのかなと思うと成長を感じます。
身支度をする際の、自分の持ち物にも興味を持ち始めているように感じます。ジーッと見つめて自分の物を見つけている姿がありました。
地下鉄車庫まで、散歩に出かけてきました。ちょうどいい距離なので、歩く経験をしています。保育園で歩いてお散歩が初体験の○くん。歩きながら、「んん、ああ、おっおお」と掛け声が入ります。そんなかわいい声とともに散歩できることに保育士という職業に出会ったことの楽しさを感じます。
今日は、つぼみ組の懇談会です。会をきっかけに今年の子どもたちの姿を振り返ってみましたが、改めて子どもたちの貴重な時間に出会えたこと、様々な成長を共に喜べた事、嬉しく思います。泣いて泣いて・・笑って泣いて眠くなって・・・と過ごした春から、歩いて散歩に出かけて一緒に笑えた今日が本当にあっという間に感じました。
残りのつぼみ組での時間も大切に過ごしていきたいと思っています。U・A


◆花びらを手のひらに乗せて (ふじ1)

保育室の環境が変わってから、子ども達がいっそう生き生きと遊んでいるなと感じます。机上遊びのコーナー、身体を動かすコーナーなど増えたり、自由に行き来できる空間自体も広がったことで、より自分たちで選んで遊ぶことができるようになり、それぞれの遊びに集中しやすくなったように感じます。
とにかく元気で身体を動かすのが好きな〇くんですが、この環境になってから、パズルにも興味が出てきました。今朝もおやつを食べ終わるとパズルを取り出しました。保育士が少し援助しながら、10ピースほどのパズルを何度もやり、でき上がると満足げに眺めていました。子どもたちの広がっている興味関心を見逃さず、共感しながら関わっていきたいです。
日中は、本五ふれあい公園まで散歩に出ました。出発前に「お手てつながないの?」と聞いてきた△ちゃん。前に、みんなで歩いてお散歩したことを覚えていたようです。「今日はどっちでもいいよ。歩いてもいいし、お散歩カーに乗ってもいいし。」と応えると、「歩きたい。」とのこと。他にも歩きたがった数人で手をつないで歩きだしましたが、※ちゃんとつなぎたい、手はつなぎたくない、わざと脱力してみる・・・など、それぞれの思いが交差して何度も立ち止まったり、歩く子と乗る子を入れ替えたりしながらの道中でした。うまくいったりいかなかったり、一進一退の毎日です。
歩いていた●くん、急に止まって「はっぱ!」というので見ると、椿の花びらが落ちていました。ピンクの花びらを拾って、「それは葉っぱじゃなくて、花びらっていうんだよ。」と話しながら歩いていると、ひらっと手から落ちました。立ち止まって拾います。少し歩くと、またひらっと落ち、拾いました。その後も何回も落ちるので、なんでかなと見てみると、花びらをぎゅっとつかむのではなく、優しく手のひらに乗せていました。柔らかい花びらは強くつかんではいけないと思ったのかもしれません。普段から優しい●くんの優しさが伝わってくる気がしました。公園に着くと、土の中に埋めていましたが。。
公園では、ハトを追いかけてたくさん走ったり、縄跳びを長くつないで電車ごっこをしたり。岩の上に一人が立ち、一人が手を引いてあげてジャンプして遊んでいる子もいました。
寒さで鼻水を流しながらも、元気に遊びまわっています。
(T.M)


◆電車ごっこ (ふじ2)

朝の自由遊びでは今日も部屋の空間を上手に使って、遊びこんでいました。
最近、仲の良さが目立ってきた○くんと、◇ちゃん。おままごとコーナーのテーブルで
「ふうふうして食べてね」と声を掛けられ、○くんは嬉しそうにお椀の中身を、ふうふうする真似をして食べていました。◇ちゃんがおもしろい顔をしながら、食べるのがおもしろいようで、○くんは声をだして笑って見ていました。2人の仲睦まじい姿に、微笑ましい気持ちです。
今日は本5ふれあい公園へ散歩してきました。散歩カーに乗りながら、散歩に行ける喜びで言葉を発したり、歩く児も歩ける喜びで道行く人に「ばいばーい」と手を振って挨拶をしたり、たくさんおしゃべりが行き交い、楽しい空間で包まれていました。
公園に到着すると、縄跳びで電車ごっこをして遊びました。
最初の乗車は少人数でしたが、次々とお客さんが「乗ります」と言って、あっという間にいっぱいになりました。
がたんごとん・がたんごとんと呟いて気分は電車に乗っているみたいです。
各有名場所の停留所を回って、一周してきました。
鬼ごっこや、岩によじ登ったりして、今日も楽しい散歩ができました。S・A


◆そらグループとにじグループに遊びに行ってきました(きく)

そらグループとにじグループに半分ずつ分かれて遊びに行きました。
そらグループでは、お兄さんたちとカルタ取りをしました。きく組でも毎日やっているカルタには、ちょっと自信があったきく組の子ども達、でもお兄さんたちの速いこと、頑張っても取れずにいました。それでもあきらめません。ねらってやっと取れたカルタは、自信満々になりました。
そらグループにはロフトがあり、「あれ、やりたい」と言ってきました。「そらグループの先生に聞いてごらん」と言ううと、緊張しながらも登ってみたいという気持ちの方が大きく、「やってもいい」と恥ずかしそうに聞いていました。「いいよ」の声に張り切って登り出しました。ロフトの上から下を覗き込み、ニタ~ッと嬉しそうに笑っていました。ロフトの上にあった小さな棚で3匹のこぶたの家を建て、ぶたや猫の顔の付いた帽子をかぶって大騒ぎ、楽しく劇遊びの世界に入っていました。
にじグリープでは、真っ先に見つけたのがおままごとでした。きく組にはない棚があり、中には野菜や調味料があり、もうテンションが上がりまくりでした。早速、お鍋やお皿が並べられお料理が始まりました。「先生、食べて」といっぱいごちそうになりました。ドレスが1着あって、女の子が広げてみては元に戻していました。「来てみれば、いいよ」と言っても恥ずかしそうに「いいの」と戻しに行きます。また遊びに行って慣れた時に着てみようと思います。
迷路のようになるブロックを何人か無言でつなぎ合わせていました。色々な組み合わせが出来るので夢中で繋いでは取りまた繋いでみて、お気に入りの迷路を作っていました。
恐竜の絵本もあり、きく組の絵本は絵を見るだけのものだったのが、仕掛け絵本になっていて、飛び出してくる感じがある絵本に夢中でした。
そらグループに行った子どもたちもにじグループに行った子ども達も満足して帰ってきました。またメンバーを変えながら遊びに行ってみたいと思います。とってもいい刺激になりました。M.K


◆追いかけっこ(たんぽぽ)

今日の天気は曇り。昨日のあたたかさから変わり今日は寒かったです。
朝の集まりでそんな昨日との違いを話していきました。
そしてみんなからのリクエストで「ひこうきのビーハチくん」の紙芝居を読みました。久しぶりの紙芝居で見入っていました。
その後はお部屋で遊んでから園庭へいきました。
「先生見てビーハチくんだよ」とブロックでひこうきを作りその上にお客さん(人形)をのせていました。紙芝居からの発想でブロックで作り上げていました。
久しぶりに大型かるたをしようと貸していたきく組にとりに行きました。久しぶりでしたが、あ・い・う・え・おが分かってきた子どもたち。バシッと取るのも早かったです。
机では絵の具遊びもしました。ピンク、水色、黄色など色を選んで混ざり合いを楽しみました。
あっという間に時計はくまさんの所。今日はもとの位置に戻っています。遊び込めているので、ひと通りあそんだらこの時間という印象です。
準備をして園庭に行きました。外に出るとすぐに「追いかけっこしよー」と誘う〇くん。その声に誘われ何人か走り出してきます。
走る速さもだんだんはやくなり本気を出して走らないとつかまってしまいます。
まっすぐ走ってるとはさまれてつかまります。あれ?〇くんがいない?と思ったらトンネルの中にかくれていました。縄跳びをしたりボールでサッカーも楽しみました。
昨日より寒く上着を脱ぐ子はいなかったですが、走って身体があたたまりお部屋に戻ってくると「汗かいちゃった」と何人か自分からTシャツと下着も着替えていました。
上着同様、自分の身体を意識し『暑い』『汗かいた』と分かってきているなと感じました。
子どもたちを信じ切り気持ちや考えに寄り添い共感していきたいと思いました。
t*s


◆
◆音楽クラブ(ゆり)

タンバリンの音が鳴ったら、鳴った数の人だけ順番に座っていく。よく音を聴きながら、「3つ鳴ったから」「あっ、まだだ」と自分たちで考えながらスムーズに座ることが出来るようになってきました。
今日教わったこと。「2びょうし・3びょうし・4びょうし」
まずは、手を使って1で床、2・3で手拍子。これでもう、3拍子のリズムです。
続いて1で床、2・3・4で手拍子。「これは少し難しいかな」とのことでしたが、ピアノに合わせて続けていくうちにぴったりと揃うようになりました。4拍子です。
最後に「これは、かんたん」と1で床。2で手拍子。これはすぐにピタッと揃いました。2拍子です。綺麗に揃ってはなまるです。
次に、実際にバチを使って2びょうし、3びょうし、4びょうしのリズムを鳴らしてみました。からだ全体を使ってリズムを取りながら鳴らそうとする児もいます。隣の児に合わせて鳴らそうとする児もいます。
自分の好きなリズムを選んで鳴らすときには、『2びょうし』に8割近くの子どもたちが集まりました。それでも、ピタッと音が揃っていきました。
3拍子、4拍子を選んだ子ども達、人数が少ないながらもピアノをよく聞いてしっかりと反応していました。
口ずさみながら、からだで感じながら覚えていく子どもたちです。(M.C)


◆音楽クラブ(ひまわり)

今日は、集まると小学校に行くにあたってどんなことを頑張ろうと思っているかを講師が聞くと、「算数を頑張る」「引き算を頑張る」「スイミングを頑張る」「宿題を頑張る」と様々な子ども達の目標を聞きました。聞いていると勉強を頑張るという子が多かったように思います。ドキドキワクワクしながら小学生になるというのを楽しみにしている年長児達です。
さて、以前作ったひまわり組の歌というのを前回の音楽クラブから歌っていますが、今日も歌い、歌っていく中で、育子園ではこんなことをしたなというのがわかる歌詞なので思い出に浸りつつ、4番まで歌い続けてました。「歌いづらいところはない」と講師がいうとキチンと「ハロウィンのところ」「こいのぼりのところ」と意見を言い、改めて歌ってみて、リズムが難しいところはみんなで確認したりしました。
みんなで歌うだけでなく、1番、2番、3番、4番とそれぞれ歌いたい所に分かれて歌ったり、小太鼓のバチを持ってリズムに合わせて叩きながら歌ったりしました。
鼓笛をやった時を思い出しながら、今度はバチを叩くリズムと歩くリズムを別々にしてやってみると最初は出来ませんでしたがやっていくうちに「先生、出来たよ!」とリズムを合わせることに成功していく子が増えてきました。大人でも混乱してしまうものですが、子ども達の適応力には驚かされます。
一年を自然と振り返りながら過ごした音楽クラブでした。そろそろ卒園というワードが出てきますが、最後まで子ども達が楽しく過ごるような環境を提供していきたいと思いました。
(K.H)


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