あいさつしているよ
2019年01月16日 水曜日
今、この時期は1月6日から小寒に入り寒さも一段と増してきています
育子園に登園する保護者と子どもたちのお迎えのために門に立っています。ひさしの下でじっとしていると寒さで身が引き締まってきます。
先日、実家に行って庭の掃除をしていたら、自生しているフキノトウが地面に蕾をつけているのを見つけました。寒い中でも自然はしっかり成長しているのを知ることができました。
朝、お母さんと一緒に登園するAちゃん。お母さんは、門の所でいったん立ち止まってあいさつをされます。Aちゃんはチラッとこちらを見てあいさつをしてくれます。このときにAちゃんとのあいさつは完了していますが、お母さんにとっては‘はっきりとした声’で伝えてほしく、Aちゃんにさらに促します。あいさつが言葉で返ってこない場合も「Aちゃんの心の中ではいろんな言葉がかけめぐっているのだろうなぁ、きっと、いつかもっともふさわしいことばがAちゃんから聞けるだろうな」と思うと、私にとっては楽しい出会いなっています。また、子どもからすると関わりのない大人には、あいさつはしにくいものです。挨拶によって子どもたちとの距離を教えてもらっています。
午前中に幼児組を訪ね、ゾーンで遊んでいる子どもたちのそばに行くとLくん、MくんとNくんが机上遊びをしていました。夢中になって遊んでいる3人を見ていると、その隣でTくんといっしょに電車コーナーで遊んでいたAちゃんが気づいてニコッとして、「Tくんと遊んでいるの」と教えてくれました。朝のあいさつでは見たことのない笑顔でした。Aちゃんの笑顔がすてきでした。子どもは、表面は変わっていないように見えても、実は大きく成長していることを教えてもらいました。
副園長 田中
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