そうなんだね~
2019年01月11日 金曜日
年末、ゆっくりと自宅で過ごしTVを見ていて「なるほど!」と思ったことがありました。「外国の方が日本に来て思うこと」があげられた中に、「日本人は優しい、ていねい、温厚、礼儀正しい、責任感がある」がありました。外国から来た方には日本人の優しく丁寧なところに好感を持ってもらっています。反面、ニュースでよく取り上げられた「あおり運転」や「通勤電車内の客同士のもめごと」など毎日耳にするところでした。この日本人の優しさと怒りの二面性の理由があげられていました。外国人に対しては、明らかに自分と違うことがわかるので寛容になるが、同じ日本人となると相手に対して自分の考えや常識を当てはめてしまい、それから外れた行為や言動があると怒りにつながるということでした。それは日本人が一つの国にともに過ごしてきたから、つい同じように行動することを求めてしまうのですと話されていました。
我が身を振り返ると、進路変更車に道を譲った時に相手の車から感謝の意を表すハザードランプの点滅がないと「あれっ」と思っている私があります。「自分ならお礼をする」という“物差し”で計っています。犬や猫が道路を急に横切っても文句は言いませんが、人には言いたくなります。
『保育指針』に環境の中には人的環境、物的環境、自然や社会の事象があり、この中の人的環境がとても大切とあります。そして「保育士がネガティブな行動した子供の気持ちにどこまで共感できるのか」と示されています。日頃から他者に対しての理解、“そうなんだね~”“そうなんだ!”と共感する姿勢を大事にしていきたいと思います。
副園長 田中
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