◆1月29日(火)の子どもたち
2019年01月29日 火曜日
◆大事な物 (つぼみ)

今日は園庭に出る前に、廊下で遊動車や押し車、ボールなどで遊びました。以前も頭に付けたパトカーなどの乗り物のかんむり。廊下へ出るなり、つけてーとそのかんむりを指さしみんな訴えていました。
かんむりをみんなでつけて、遊動車に乗ってあそんでいました。遊動車の椅子が開くことをいつ知ったのかわかりませんが、◎ちゃんはそのかんむりを遊動車の椅子の中に入れてしまっていました。かんむりが大事な物ということが伝わる感じでした。押し車を押したり、絵本コーナーの絵本を読んだり、それぞれ過ごしていました。飽きてきた子から園庭へ。
園庭へ出ると、今日はとても風が強く、思わずみんな大きく揺れる木の葉を見上げていました。最近のみんなのお気に入りはバケツ。今日もバケツを持って園庭をウロウロ。石を入れたり枝や葉砂など好きなものを入れて。大事なものを持ち運び遊んでいます。(T.Y)

◆「もういいかい」「まだだよ」(ふじ1)

今日は天気が良いので聖堂の屋上までお散歩に行きました。育子園の前の交番にパトカーが止まっていました。早速子ども達は大喜びで「ぱとかー」と見ていました。バス通りを進んでいくとまたパトカーと出会いました。ちょうど赤信号で止まって信号待ちをしていたので子ども達が手を振っているとお巡りさんもパトカーの中から手を振ってくれ子ども達も喜んでいました。
聖堂に着きました屋上まではエレベーターを使います。お散歩カーが2台とも入れるくらい大きいエレベーターです。子ども達もいつも楽しそうに乗っています。屋上に着くと開放感あふれる空間へお散歩カーから降りると自然に走りたくなるようでまずは端まで保育者と一緒に走ってから階段を上がりました。上の階は強くなり始めた風がびゅーびゅーと吹いていました。あまりはっきりとは見えませんでしたが富士山を見たり順番に抱っこして新宿方面を見たりしました。(こちらは風のおかげではっきりと見え子ども達も喜んでいました)
ふじ2組と一緒に行っていたので集合写真を撮って下の階に降りてまたウッドデッキの上を走って遊びました。風が吹いてくるので風を避ける方法を子ども達に教えてあげました「座ると風がみんなの上を通っていくよ」と座って体を低くしてみました。子ども達はみんなでするのが楽しいようで真似をして座っていました。日が当たって風も避けられるのでぽっかぽっかで子ども達も気持ち良さそうにしていました。
帰り道は裏道を通てきましたが☆ちゃんと〇くんがお散歩カーの中で途中からかくれんぼを始めました。何から隠れているのか聞いてみても夢中になって「もういいかい」「まだだよ」とふたりで楽しくお散歩カーの中にしゃがんで身を隠していました。よく聞いてみるとどうやら風から隠れているようで風が当たらないようにお散歩カーの中に隠れているようでした。園に帰るまでニコニコと笑顔で続けられた鬼ごっこ屋上での風を避けるがヒントになって風から隠れる遊びへと発展したのかもしれません。また違うかもしれませんが子どもの想像力はとても素晴らしくて楽しいなと改めて思いました。(y.n)


◆子どもは風の子 (ふじ2)

今日は、ふじ1、2組一緒に大聖堂までお散歩に行ってきました。
時折、吹く風に身を縮めるような姿をする子や強風に困り顔な子、感覚が楽しいのか笑っている子と様々な表情を見せて強風を感じているようでした。
4階の大きいみ仏さまの所に行くと挨拶の仕方を覚えていて手を合わせている子がいます。
繰り返し行っている事で先を見通して「次は、何をするか」しっかり分かっているようです。
上を見上げてキラキラ光る飾りを見つけた子が「きれい」「キラキラしている」と言っています。感じたことを言葉で表現出来る姿に成長を感じます。
ご挨拶を終えて移動すると傍にいた方に「バイバイ。またね」と笑顔で手を振り挨拶をしていました。
挨拶のやりとりの楽しさを味わっているようで、日々の繰り返しが習慣づいていることを感じます。
バイバイの挨拶後にお散歩カーに乗っていた〇ちゃんが「鼻(鼻水)でた」と伝えてくれたので〇ちゃんの鼻水を拭こうとすると「違う。△ちゃん鼻でた。」と教えてくれました。
自分も出ていますが、友だちの変化には気づいてくれる〇ちゃんの姿に驚きました。
その後は屋上へ遊びに行き、みんなが目指すのは、その上の階段を登りより見晴らしのよい高台の場所…。沢山の階段も各々の歩幅で一歩一歩と進んで行きます。
その後ろ姿は、まるで小さな冒険家たちです。
登りきると走り出し、探索タイム。
何度も来ている知っている場所ですがどこの行こうか…。友だちは何をしているかと興味津々です。
広い場所なので「よ~いドン」の掛け声に合わせ元気に走り出す場面もありました。
たくさん走り広い場所で探索したからか、心地よい疲れがあったのか、給食後にあっという間に眠っていました。
強風が吹いていても元気に遊べるふじ2組の子ども達。
今日も戸外で遊ぶことを楽しめました。
(N.Y)


◆自分の思い(きく)

いつも朝の集まりで、今日はどんなことをするのかということを話します。
子どもたちが席に着くと
「先生、今日は何するの?」と尋ねてきました。日々の室内遊びが充実しているので、
「今日はお部屋で遊んでから園庭へ遊びにいこうか。」と言うと、
「えー。外で遊びたい。」という子がいました。せっかくなので、子どもたち一人ひとりにこれからどんなことをしたいか発表してもらうことにしました。
滑り台したい。
○くんと一緒に鬼ごっこしたい。
お砂でカレーつくりたい。
ウォールクライミング登りたい。
太鼓橋やりたい。
走りたい。
などみんな自分の意思をしっかりと伝えることが出来ました。
砂場で遊びたいといっていた△ちゃん。★ちゃんも同じ意見を言っていた時に
「同じだね。」と言うと、嬉しそうにお互い顔を見合わせてニコニコしていました。
「一緒に遊ぼうね。」と約束をしていました。『これをしたい』という自分の思いにお友だちの存在も加わるとより楽しいということを感じられるようになったのだなと思います。
全員が園庭へ行きたいという気持ちだったので、いつもより早めに遊びに行くことにしました。朝発表した通り各々の遊びに向かっていたり、お友だちを誘ったりする姿が見られました。ウォールクライミングに登れるようになった子が続々と増えて、コンビネーション遊具の方を見上げるときく組の子どもたちが沢山です。
ですが、予想通りの寒さとまさかの強風。しばらくの間は楽しく過ごしていましたが…
「やっぱりお部屋がいいから帰る。」と保育士に伝えてから帰る子もいました。
まだ帰りたくないと夢中になって遊んでいる子もいました。本当に子どもたちは逞しいなと感じました。T.Y


◆心地よい中で (たんぽぽ)

朝からお部屋では、大きな線路が出来ていたり、おままごとコーナーではパーティーが繰り広げられていたり、机上コーナーではパズルで大賑わい。みんなそれぞれじっくり遊び込んでいました。
いつもならすぐにミッキー体操に朝の会…ササッとみんなで片付けるところですが、遊びが広がっているところだったので、今日はそのまま子どもたちの遊びを見守ることにしました。
おままごとコーナーではソファーで寝そべる子がちらほら…。薄目で呟いていた言葉は、「サンタさん、プレゼントくれるかな…」でした。よく見るとおままごと用の帽子を被った〇ちゃんはサンタさん役で、静かに何往復もプレゼントを運んでいました。
クリスマスの朝はいつの間にか保育園での誕生日会に。「おめでと~う」&インタビューもしたあとは、朝の会でパパ先生、ママ先生の紹介が始まり、「よろしくお願いします!」とお辞儀…。
そして窓際に移動し、お手製のスマートフォンで写真撮影会。遊びの発想が本当に面白いです。
言葉の使い方や意味もお互いにしっかりしてきたからこそ、やりとりが密になり、お互いにいろんな遊びのヒントをもらいながら、遊びの世界を広げています。
パズルを何度も何度もくり返しながら毎回達成感をかみ締めている子も何人もいました。
1時間以上たってもパズルコーナーがガラガラになることはなく、じっくり取り組んでいるところを見ると、集中力がこれほどまでについてきたのかと驚くほどです。
電車や積木のコーナーでは、「これどうやってやったの?」「こうやるんだよ、ぼくが教えてあげるー!よし、やってみよ~う!」と教え合う姿がありました。
自分のしていることを邪魔されたくなくて前までは「やだよー」と答えていた☆くんの大きな大きな心の成長を感じました。
お友だちと一緒に何かをすることの楽しさを☆くんはしっかり経験もしました。遊びの中でも自分でできることが増え、☆くんの中にはどこか余裕も見られます。そこから生まれた優しい気持ち、相手に寄り添う気持ちを持った☆くんも、一緒に話す◎ちゃんも良い表情です。
みんなでじっくり楽しく遊ぶ空間からは心地よい鼻歌も聞こえてきました。
寒い外でも、みんな集まって遊んでいてどこにいても心地よさそうです。
S.S


◆考える(うみグループ)

今日は朝から「先生ストップウォッチ貸してください」と時間を計ることや、「温度計かしてください」と部屋の各場所や「先生の所は何度かな」と室温、体温を計ったりと夢中になっていました。
朝の会では昨日お休みした保育士が行った場所をフリーペパーとともに紹介する中で、チョコレートを作る為に必要なカカオはいろいろな産地(ブラジル、エクアドルなど)があって、味もすっぱかったり、フルーティーだったり様々なチョコレートになることを伝え、フリーペーパーに宝石のようにきれいなチョコレートが出てくると、「チョコレート美味しそうだね」「きれい」といって、食べたそうにしていました。
保育士がお土産で買ってきたチョコレートを実際に見たり、においをかいでみたりしました。残念ながら食べることはできませんが、においをかいだ時に「あ、チョコレートのにおいだ」「コーヒーのにおいもするよ」「だってコーヒー豆が乗ってたもんね」と実際に体験してみるといろいろな発見がありました。チョコレートのことを少し知れた時間となりました。
さて、朝の会の途中からもも、ゆり、ひまわりに分かれて懇談会の発表練習をしたり、ひまわり組は「あとどういうものが必要か」と小道具や衣装を話しあい、制作に取り掛かりました。自分たちで「まず、穴をあけて顔が出るようにしよう」「そのあと腕が出るようにしないとね」「ひらひらさせたいから切ろう」「下はこの色にしたいから少し切ろう」など自分たちの思い描く衣装づくり。でも、園庭に行くと分かると、片づけて園庭へ。切り替えが早い子どもたちです。
園庭に出ると、ストップウォッチを持ってきた〇くんが「みんな計るよ」と言うと走りたい子たちが集まり、「よーい、どん」とマラソンが始まりました。園庭を1周して戻ってきます。約30秒かかるのを何度も計ったり、走ったりするのを楽しんでいました。「おしい。前よりも遅い」と激励していました。
子どもたちが夢中になれる環境を提供していきたいと思いました。
(K.H)
◆
◆楽しい事には意欲的 (そらグループ)

今日は37名が登園しました。久しぶりに会う友だちに、笑顔がこぼれる子どもたちです。
年少組と年長組は劇への取り組みを行いました。
年少児は「私はウサギ役」「ぼくはおじいさん」と、嬉しそうに役名を教えてくれます。
役に変身できる事が本当に嬉しいようで、この役ならこんな衣装が良いと考えて作っている姿が見られ、イメージを湧かせていました。
年長組は「劇やりたい」と今日は意欲を見せます。役を演じたり、時には観客になったりと2役をこなしながら取り組んでいます。
観客になった時は、演じる側の声が客席にも届いているかどうかを意識しながら観ており、「うん、聞こえるね」と子ども同士確認し合う姿も見られました。
集まりの時間に劇を見せ合う事があり、少しずつ観客を意識するようになっています。
「明日の集まりで劇を見せたいな」と話していました。
年中組の劇は午前中はお休みでした。でもオペレッタの歌を口ずさんだりダンスを踊ったり衣装作りをしたりと意欲が感じられます。
誰かが作った衣装に刺激を受け、自分も作りたいと伝えてくる子が増えている為、今後が楽しみです。
園庭では様々な鬼ごっこや、ド~ンじゃんけんポイが大盛り上がり。
時々赤ずきんの劇ごっこをする年少児もいるなど、思いおもいに楽しみ笑い声が響いていました。
O・Y


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