◆1月24日(木)の子どもたち
2019年01月24日 木曜日
◆本五ふれあい公園へ(つぼみ)

朝のおやつの時、窓の外に消防自動車をみつけた子どもたち。
窓にはりつきながら興奮気味でギュウギュウしながら消防車を見ていました。
今日は本五ふれあい公園へ遊びに行きました。
外に出る前の準備で一生懸命自分で靴下を履こうとする▽ちゃん。自分でやるという意欲が少しずつ湧いてきているようです。その気持ちを大切に、意欲がめきめき伸びるように見守りながら援助していきたいと思います。
グラウンドの方は日差しが差し込み暖かく風も少なく、子どもたちも活発に遊ぶことが出来ました。
散歩カーから降りると「わーい」と駆け出す子どもたち。今までは、ベンチの周りで遊ぶことが多かったのですが、自分たちがいるグラウンドの反対側までかけていき、いつもより遠くまで冒険していました。
〇ちゃんはグラウンドに引かれている白いラインの上を歩き、行ったり来たりバランスを取っていました。〇ちゃんがそのような遊び方をするのは初めてです。新しい遊びを発見して瞬間でした。
シャボン玉を始めると保育士の周りに集まりシャボン玉が出るのを待ち構える姿がよく見られます。小さいシャボン玉がいっぱいより大きいシャボン玉1つの方が反応が良い◇くん。我先に大きいシャボン玉を触ってみせると一番保育士に近付き大きいものが出るのを期待の眼差しで待ち構えていました。子どもなりのこだわりがあるようです。
以前に比べたくさん遊ぶことができるようになった子どもたち。世界がどんどん広がっています。
(K☆H)


◆お友だちや物への関心(ふじ1)

今日は、節分会で行う豆まき用の豆を新聞紙で作るため、新聞遊びをしました。
子どもたちは、目を輝かせ新聞の感触や「やぶる」感触を味わいます。
びりびりに細かくやぶいた後は、バサーと上に投げたり保育者も雪の様に子ども達の上に降らしてあげてみたりして楽しみました。床一面に広がった新聞紙の切れ端を今度はブルドーザーのようにして集め始めます。保育者が集めた新聞紙を丸めてビニールテープで留めたら豆の完成です。豆をもらった子どもたちは、にっこり笑顔。
投げてみたり、ギュッと握りしめたりと様々な形で喜びを表現していました。
保育者が新聞紙で鬼のお面を作り鬼にふんしましたが、子ども達は、誰がお面を被っているのか分かったようで、追いかけられても笑顔で逃げていました。
新聞遊びから豆づくり鬼ごっこと発展し遊びが盛り上がっていたので、無理なく少しずつ誘って園庭に出ることにしました。
☆ちゃんが靴下を履けないで困っていると◇くんは靴下を履かせてあげようと一生懸命お手伝いをしていました。最後は履かせてあげることが出来なかったので保育者の所に助けを求めに来ましたが☆ちゃんのジャンバーを持ってきてあげたりと頑張って自分の出来ることで☆ちゃんのお手伝いをしてあげようとしていました。
園庭に出ると△くんはお猿さんの石像の頭を優しくなで、「いい子 いい子」と何度も言ってあげていました。その後、救急車のサイレンの音が聞こえると「きゅうきゅうしゃ」と言って門の方まで歩いていき真剣に見ていました。
いろいろな事に関心を持ち、自分の気持ちも言葉で伝えられることが段々と増えてきました。日々成長を感じさせてもらえとても嬉しく感じます。
(y.n)


◆オバケだぞ~ (ふじ2)

節分に向けて頭に付ける角にシール貼りをしました。角の色は赤、黄色、青の3色。
それぞれ、好きな色を選びました。貼っている時は、声を出さず夢中です。指先を器用につかって、貼って出来た作品をみな、「出来たよ」と方々から声が上がり見せてくれました。
節分で頭に角を付ける日が楽しみです。
終わった児から園庭に出てあそびました。最近は鬼ごっこ遊びが流行っていて、今日は○ちゃんが「オバケだぞ~」と追いかけると、興味を持った児が集まり、園庭の中央をぐるぐると走り追いかけっこが始まりました。オバケに見えるように両手でポーズを工夫して、役に成りきる姿には驚きです。簡単なルール遊びができるようになって、嬉しい成長を感じます。
固定遊具の車に女児が集まってきて、後ろの席に仲よく乗り込み、「いってきまーす」と元気に手を振ってくれる姿が見えました。友だち関係が日々深まってきて、一緒に遊ぶ事に喜びが感じられるようになってきたのだと感じます。「アンパンマンに会いに行こう」と言って運転席のハンドルを軽快に回し、出発です。
保育士と「大型バス」の歌を唄い、到着までを笑顔で楽しんでいました。歌が終わると、元気に下りたち、それでもなお「アンパンマン」の歌を唄い続けていました。
微笑ましい時間でした。S・A


◆オリジナルの作品(きく)

節分が少しずつ近づいてきています。保育室にも鬼の壁面を貼り新聞紙で作った豆を投げる遊びを取り入れたり歌を歌ったりしながら少しずつ気持ちづくりをしている所です。
今日は節分の制作をしました。豆を入れる為の鞄づくりです。鞄には鬼の顔を貼ります。
顔のパーツは笑っていたり怒っていたりとさまざまな種類があります。
髪の毛は長い、中くらい、短いの3種類の毛糸があります。どんな表情にするか、どんな髪型にするか自分で選んで作っていきます。
制作をするのにあたって一度に全員はできないからお部屋で好きな遊びをしていてね、準備が出来たら順番に誘うね。と伝えました。各々好きな遊びへ向かっていきますが、
「やりたい。」「準備できた?」「やってもいい?」など興味を持っている姿が見られます。
色んな選択肢がある中から、どんなパーツで作っていこうか「うーん…。」と自分で考えたりお友だちの作っている様子を見たりする姿がありましたが、どれも一緒になることはありません。参考にはするけれど自分のイメージするものがきちんとあるのかなと思います。表情はもちろん、パーツの貼る位置が少し違うだけでも顔の印象が随分と変わりオリジナルの作品が出来ていきます。制作中、「楽しい!!」と思わず言葉に出して満面の笑みを見せている子がいました。心から楽しいと思えることの大切さに改めて気づかされた気がします。これからも楽しいと思える遊びを提供したり一緒に共感したりしていけたらと思っています。
とても可愛らしい作品が出来ているのでマイバックをさげて節分会に参加することが楽しみです。(T.Y)


◆事件です。(たんぽぽ)

朝の自由遊びの時でした。
けたたましく鳴り響く救急車と消防車のサイレン、現場は近そうです。
出窓から道路を覗いてみると、お部屋の真下にはしご消防車と救急車が止まっているではありませんか・・・
こんなに近くに2大スターが・・・見せなくちゃ。
すぐにブーティーの声掛けをしてベランダに出ました。
見える見える、2大スター。
普段ブーティーを履きたがらない子もあわてて履いて出てきました。
見える、すごい、トミカと同じ。サンタさんからもらったトミカと同じだ。
その時内線電話が鳴りました。あわてて取ると火事の情報です。
現場はすぐ裏です、窓は開けないでください。とのことでした。
大変だ、煙が入ってくるかも・・・急いでお部屋に入ってー。
いつもの避難訓練が生かされています。行動が速い速い。
そこへまた内線電話です。
すると、誤報でしたとの最新情報が入ってきました。
やれやれ、大変な事件でした。
少々野次馬でしたが・・・
近々かるた大会をしようかと考えているのですが、詳細はまた後日ということで。
ひとまず練習をしようということで「行事かるた」をやりました。
これもサンタさんからのプレゼントですが、なかなか難しいのです。
読み札の内容と取り札の絵がわかりづらいのです。
それでなかなか見つけられない時には絵を見るのではなく字を見て探すというコツを伝えてみました。
その時は読み札の字を見せて、これと同じやつを探して・・・というように。
そうすると観察力がぐんと上がるようで、見つけられるようになってきます。
沢山取れて満足そうに横一列に並べて自慢気です。
まだまだ練習を積み重ねていきます。(N・S)

◆皆で一緒に(うみグループ)

今日も天気が良い一日となりました。
朝から「今日もいい天気」と嬉しそうに話す子がいました。きっと園庭に行って遊ぶことを楽しみにしているようです。
今日の予定では、年長さんが英語教室があり、今回はうみグループが半分に分かれて参加になりました。月に1回の英語教室ですが、英語の曲を聞きながら体を動かす事、英語のぬりえをもらって色を塗ることが楽しみのようです。「先生これもらったんだ」と英語のぬりえを持って帰ってくる年長さんたち。英語教室は年長さんたちだけなので少し塗り絵をもらってくることがステータスのように思っている子もいます。それを見てゆり、ももぐみさんも少し憧れているようです。
さて、2月の懇談会の懇談会での発表に向け、各クラスの発表に使うものの制作をみんな取り組む姿が多く見られました。年長さんは中でも背景に力を入れていて、下書きは保育士が行いましたが、本描きや絵の具は子ども達が中心となってやってくれました。本描きで使用するサインペンが足りないとわかるとすぐに「(事務室に)とりにいってくる」と言って取りに行ってくれたり、それでも足りなくて、また取りに行くと、「園長先生が貸してくれた。」と延長先生のサインペンまでも借りてきて使用していました。「先生、次なにしたらいい」とやることが終わったらすぐに聞いてきてくれる年長さんたち。作業が早すぎて保育士の方が追いつきません。「じゃあ、この色をここに、そっちの色はここね」と言うと「はーい」と筆を持ってきて「私はこの色塗るね」「俺はこっちにする」と自然と役割を決めて塗り始めると、昨日今日で完成間近まできました。
ゆり組さんも保育士が下書きはして絵の具を塗るという作業を手伝ってくれました。年長さんにも負けないぐらい丁寧に塗っていて当日のオペレッタとのコラボレーションが今から楽しみなほどです。
室内では切磋琢磨しながらすごしましたが、園庭に出ると、年長さんが集まってボール遊びが始まりました。1月に入ってから流行しだした遊びを園庭に出るといつもやっています。本来のルールはバウンドをさせて内野に取られないように外野同士がパスをし、パスの途中に内野がキャッチしたら外野と交代するものですが、今日は様子を見ているといつもと違うパスの仕方をしていました。なんと、地面を転がしていました。どういうルールになったのか様子を見ていると、外野が転がしたボールに当たらないように内野が避け、ボールがあたった人が外野と交代というルールに変化していました。そんなルールになるとお友達の後ろに隠れようとする子や縦一列になってボールをよけようとする子、わざと前に行って避けるというスリルを味わおうとする子など様々な子がいましたが、どの子も楽しそうに笑い合いながら給食の合図の曲がなるまで楽しみました。
一致団結という言葉が今日はうみグループの子どもたちにピッタリだと思いました。
お友達との関わりを大切にしていきながら、これからも見守っていきたいと思います。
(K.H)


◆鬼の顔 (にじグループ)

今日は、年長児と一緒に鬼のお面作りをしました。
もも・ゆり組の児を驚かせようと、3階のプチループで制作を行いました。
赤鬼、青鬼の昨年の見本があり、子ども達に見せると「黄色い鬼もいるよね」という児がいました。
「色は好きなものを使ってもいいよ」と伝えると、さらに緑色の鬼も加わり、にじグループの鬼は4色に決まりました。
髪の毛をくるくるにしたり、ギザギザに切ったり、金色のモールを使って髪の毛にも迫力を加えた工夫をしていました。
女の子たちは、「どうやったら怖い顔になるんだろ?」「かわいい顔しか書いたことないからわからないな」と言いながらも、牙をつけたり鼻を大きく書いて鬼の顔を表現していました。
角は1本にする児もいれば3本にしたり、角も好きな色を選んで作る児もいました。
昨年までの年長児の姿を思い浮かべながら、「年長さんになったからできる」という喜びをかみしめながら取り組む姿がみられました。(B・K)
◆ルールのある遊びをみんなで楽しむには(そらグループ)

今日も体調不良等でのお休みが多く、30名で過ごしました。朝の会で読んだ「ばいきんこわいぞ」の紙芝居。手洗いをしっかりとせず、病気になってしまうと言うお話です。
「ちゃんと、せっけんであらわないといけないんだよね」「うがいもしているよ」「水も結構飲んでるし」と子どもたちの意識もだいぶあるようです。
今後も、手洗い・うがい、自分たちでできる予防はしっかりと行い、私たち保育士も加湿・換気・子どもたち一人ひとりの体調把握等、気をつけられることはしっかりと行っていきたいと思っています。ご家庭でも、いつもと違う様子の時・ちょっとでも体調が悪い時は無理せず様子を見てあげていただけたらと思っていますので、よろしくお願いします。
室内では、節分に向けての升作りで盛り上がっていました。昨日作り上げた児も、「もうひとつ作りたい」と他児が作っていたものを見て同じものを、と作り始める姿も見られました。
女子たち中心に、花などに形を切り抜いたシールを張り付けて飾りつけ。鬼というイメージはあまりなく、自分たちが作りたいものを自由に作っているという感じがよく伝わってきました。当日までに、様々な升が揃うのを楽しみにしています。
年長児は、英語教室にも参加しました。何曲か、講師と一緒に歌いながら踊ります。毎回同じものなので、だいぶ覚えて楽しそうに歌って踊ります。中には、楽しい気持ちがふざけるという方向に向かってしまう児もいます。そして、ただ楽しく参加している児を巻き込もうとします。
どんな気持ち・どんな姿勢で参加していくのがよいのか、終わった後にみんなで確認してみました。「たのしくやりたい」「じゃまをするのはよくない」「けど、つまらないとあるいちゃう」それぞれの気持ちを教えてくれました。その気持ちには間違いないと思います。
今後も、時間を見つけ気持ちを確認し合っていけたらいいなと思っています。
園庭では、年長児を中心に鬼ごっこで盛り上がりました。氷鬼だと同じ人がずっとおにだからという事で、「変わり鬼」を行いました。
・二人が鬼です。
・鬼は、帽子を裏返し。
・タッチされたら鬼は交代。
というルールでスタートしました。けれど、何度も中断。
「僕は咳が出るから、今休憩。」とタッチされる寸前にタイムを取る〇君。
「鬼になってもだれにもタッチできないから鬼になりたくない」と△君。
鬼だとばれないように帽子をひっくり返さずに追いかける☆君。
自分中心のルールで進めようとするので、中断するようです。
ルールのある遊びをみんなで理解し合い楽しむことの難しさを感じる姿でした。けれど、途中でもう一度集まって確認し合い、始めた2回戦。だいぶスムーズに遊べていたようです。
自分たちで話し合いという姿にも成長を感じる瞬間でした。(M.C)

Posted in 園のこだわり