◆1月23日(水)の子どもたち
2019年01月23日 水曜日

今日は、園庭を楽しんできましたがまだ日差しも暖まらないので少し、廊下で楽しんで来ました。遊戯車で遊びましたが、子ども達の車の扱い方も随分慣れてきた様子を見受けます。使う人数よりも少し多めに用意してあった遊戯車ですが、一つ二つと自分の物ともっていたいものです。
○くんは、遊びの中でも関心を持ったものを「自分の」と思いを持つような姿をよく見かけます。今日の遊びの中でも、遊戯車に乗っていながらもほかの来る車を手で確保していたいようで、ほかの子が手にしていた車が欲しいと訴えていました。
大人からすると、「もってるでしょ」っと感じたりすることもありますが「もっと」のきもちでいっぱいのでしょう。これも欲しいと一生懸命訴えていました。そんな姿を目の当たりにした△くんは、○くんの姿をじっと見つめて考えています。
保育者が、「こっちにあるよ~」とほかの車を進めてみると△くんはさっとそちらの方に気持ちを切り替えました。集団の中でいろんな子と出会い、いろんな思いに触れながら生活できる場面を大事にしながら、まずは大人が子どもたちそれぞれの思いに気が付いてあげられるようにしていたいと思いました。U・A


◆お友だちと手をつないで・・・ (ふじ1)

●くんがお気に入りの「ミッケ!」の絵本を持ってきました。保育士と1対1で見るのも楽しいですが、お友達と一緒に見る楽しさも出てきました。頭を寄せ合って、「ここ!」「ここ!」と指差しながら賑やかに見ています。パズル、ジャンプ台、特定の絵本・・・、それぞれに流行りの遊びがあり楽しむ、朝の自由遊びの時間です。
「あんなちゃんのお散歩」という紙芝居を見ました。「あんなちゃんみたいに今日はみんなで歩いてお散歩してみようか。」と言うと、「??」。「お散歩カーは乗りません。」」と言うと、わかっているのかいないのか、わーいと盛り上がって準備を始めました。
上着を着るところ、靴や靴下履くところ・・、今日も色んな場面で子ども同士の助け合いがあります。「できなーい、できなーい。」と△ちゃんが言っています。保育士がすぐに手伝いにいけないでいると、さっと手を貸してあげる◇ちゃんが素敵です。
靴下を自分で履けた※くん、「できた~!」と片足をあげて、あちこちの保育士に見せて回っています。その達成感を一緒に喜びました。
外に出ると、ちょうどきくぐみが歩いてお散歩に出るところでした。△ちゃんがそれを見て、「あ、歩いてる!」と気づきました。「お兄さん達、上手に歩いてるねえ。素敵だねえ。」と保育士。ちょっと刺激を受けたようです。
仏様に出発のご挨拶をして、「さあ、お友だちと手をつないで行こう!」と言うと、それぞれ好きな子と手をつなぎます。どんどんつないでいき、5,6人でつないでいる子たち、丸く円になってつないでいる子たちもいます。友達の手を取ったはいいものの、向きが逆になってしまい、後ろ向きに歩こうとしている子もいます。門まではガヤガヤしながらそのまま進み、2人組に分かれました。いよいよ園の外に出ます。
みんなで歩くのは、初めての体験。遠くまでは行けなさそうなので、園の周りをぐるっと一周します。「みんな、大丈夫~?」と何度も声をかけながら、ゆっくりゆっくり進んでいきます。なかなか順調です。「上手ねえ。」と歩いていたら、◎くんと★くんペアの手が離れました。◎くんはまた手を取ろうとしますが、★くんは嫌になってしまったのか、手を振り払います。なんとか気持ちを盛り上げようと、大人があれやこれやと声をかけますが、かたくなに手を隠す★くん。「しょうがないね。じゃあ、◎くん先生とつなごう。」と◎くんの手を取ろうとすると、★くんがサッと自分の手を差し出しました。そしてまた、二人で手をつなぎ、歩き出しました。色んなやりとりをして、相手の反応を確認し合ったり、時には通じ合わないこともあったり・・・、でもそんな中で友達の存在がまた身近になっていくのかなと思います。
(T.M)


◆やってみたいにとことん向き合う(ふじ2)

朝のおやつ前に誕生日の手型を取っている姿を見つけた〇ちゃん。
「〇もお手手ペッタンしたい」と言ってきました。
「朝の集まりが終わったらぺったんしようか」と話してみると〇ちゃんは頷き、後でやり手型スタンプを心待ちにする表情を見せます。
保育者と〇ちゃんのやり取りを聞いてた子たちも楽しいことがあるなと感じてくれたようでワクワクした表情をしています。
朝の集まりを終えて紙とスタンプ台を置くと「〇は、ピンクなんだ」「△もやる」と張り切っていました。
スタンプ台は3台。「みんなで交代に使おうか」と話してみると?と言う表情を見せる子もいましたが、交代にスタンプ台に手を乗せて紙に自分の手型を押して感触を楽しみだしました。
その隣の子たちは、タイミングを合わせるかのようにスタンプ台が空くと自分の手を乗せて感触を楽しんでいました。
あうんの呼吸のようにスタンプ台を譲り合って使っていました。
押すたびににっこり。隣の友達と楽しさを共有し、温かい雰囲気になっていました。
その姿から、他の子も集まり、「楽しい事は、みんなで」というコーナーになり、○ちゃん発信の遊びからみんなで楽しめました。
園庭に出ると奥のコンビネーションの太鼓橋の前で何とか上ろうとする☆くん。
お兄さんやお姉さんが登る姿を見てきたからか手や足を使い何とか登ろうとしていました。
手や足の使い方、身体のバランスのとり方など良く観察したからか張り切っていますが、思うように手が先に進まず、バランスが取りきれず登ることが出来ません。
何度も挑戦してもうまくいかず、悔しそうです。
その姿に惹かれたのか、もも組のお兄さん、お姉さんが後ろから支えてくれようとしますができません。
時折、傍に来る人に「助けて」と言おうとするものの上手く伝わらず、苦戦します。
もも組の子たちに先を譲ると悔しそうな表情をしながらも食い入るように登り方を見つめています。
見て覚えようとしています。
再び挑戦しますが、手に力が入らず落ちてしまいます。保育者がそばに行くと悔しい気持ちが溢れ、声を上げて泣き始めました。
気持ちを受け止め、再度挑戦。手の位置や足の位置を伝える何とか踏ん張り、初めて登り切りました。お兄さん・お姉さんの応援も効いたようです。やり遂げた☆くんの表情を大満足そうです。長い時間取り組んでいた☆くん姿に大きな成長と自信が感じられる一コマでした。これからもたくさんの出来たに向けたプロセスを大切にしたいと思えました。
(N.Y)


◆電車見てきました(きく)

久しぶりに電車を見にいって来ました。出掛けるのが遅くなり、「電車見れるかな」と言いながら歩いて行くと、なんと電車が止まっていました。「電車いるよ。やった」と言って電車に向かって歩いて行くと、「あ、動き出した。行っちゃうよ」と慌ててみんなで電車を追いかけて走りました。「電車、待って」とつないでいた手を離し、必死に追いかけたものの、追いつかず「あ~、行っちゃった」仕方なく、戻ってきて柵の向こうを柵にしがみ付きながら見ていると、遠くからガタンゴトン、ガタンゴトンと音が聞こえて来ました。「みんな、シー。聞こえるよ。電車来るんじゃない」と言うとみんな耳を澄まし、音を聞き、柵越しに見ていると「来たー」電車が来ました。目の前で止まり、いつも見れない電車の下の部分をアップで見れて、迫力。目の前で止まりラッキーと思っていると、すぐに走り出しました。それでも2台も見れて満足して帰ってきました。
行きも帰りもバスやごみ収集車などがいっぱい通り「また来た」と言いながら車にも満喫して来ました。
元気のいいきく組さんたちは、帰ってきてからも園庭で遊びました。ここの所、園庭では至る所で工事中のようです。シャベルで掘っては、バケツで砂を運んで忙しそうにする子どもたちがいっぱいです。 M.K


◆お手伝いのお姉さん (たんぽぽ)

朝の集まりで2つお話ししました。
1つ目は鬼の制作です。昨日作っていない子は今日もできます。
「やりたい」「まだつくってないからやるー」と話していました。
2つ目はたんぽぽ組はみんな元気ですが、他のクラスの子は熱が出ている子もいます。
手洗いやうがい、乾燥しているからお水も飲んでね。と伝えました。
「水分とるんだよね」と子ども同士確認する姿もありました。
朝の集まりが終わるとさっそく「お水飲んどく」「お水のんでいい?」と水分補給をしていました。
「鬼やりたい」「赤鬼がいいー」と鬼作りもはじまります。
赤鬼・青鬼どちらか選んで作りそれぞれ個性のある鬼が出来上がってきました。
昨日作った子は角を付けたり、リボンを選んで完成させました。
お部屋遊びではカード遊びが盛り上がっていました。
きく組から借りてきたかるたもやりました。
園庭では最近ブームの追いかけっことお店屋さんごっこです。
お山ではごろごろ~と転がって楽しんでいる姿も。。2人3人と次々転がっていました。
お部屋にもどり着替えをしていると2人のお姉さんがきてくれました。
なにするんだろう?と気になりじーっと見つめる子どもたち。
今日から年長のお姉さん・お兄さんたちが給食の配膳などお手伝いにきてくれます。
幼児組へ向けて少しずつ雰囲気を感じていけたらとはじまっていきます。
「お姉さんからもらったー」「給食も一緒に食べよー」とうれしい給食になりました。
これからもお姉さんお兄さんからお手伝いをしてもらい関わりをもっていきます。
t*s

◆輝く姿(うみグループ)

今日も朝の集まりからクラス別での活動となりました。
年少児はパプリカのダンスに出てくる星の描き方の練習で、画用紙に2つの三角形を組み合わせた星を描きました。保育士が画用紙に点を描き、子どもたちが点と点を繋いでいきますが、きれいな星になったり、違う形になったり、様々でした。その後は画用紙を三角形に切って組み合わせて星の形を作っていました。子どもたち同士で教え合って作っている姿が印象的でした。
年中児はオペレッタでそれぞれが使う衣装や小物の制作、セリフに合わせた練習を行いました。朝、保育室に入った途端、「先生、CDかけて」「今日も踊りたい」と言ってきてくれる子が多く、保育士が入らなくても子どもたちだけでどんどん練習している姿が見られます。衣装や小物も、自分たちができることは「やってみる」と子どもたちが積極的に作ってくれています。CDをかけると、〇ちゃんと●くんが中心となり、「僕が前で踊ってあげる」「真似してごらん」と教える側になってみんなをリードしています。一人が踊り始めると、だんだんと子どもたちが集まり、年中児もみんなで教え合いながら高め合っています。
年長児は台本を見ながら劇の練習を行っていました。色々な役を演じる子どもたちですが、それぞれの役の特徴をとらえた演技が年長児らしく、子どもたちの表情も輝いて見えます。
園庭ではみんなで集まり、いろいろな種類の鬼ごっこをしたり、ボール遊びをしたり、集団遊びを楽しんでいました。子どもたちでルールを考え、変更したり、追加したり、年長児を中心に遊びが発展していきます。今日も以前とは違うルールの中で楽しそうに遊んでいる子どもたちの姿がありました。園庭での子どもたちの表情はいつも輝いています。
(K.Y)


◆水族館 (にじグループ)

年中児によるオペレッタで朝の集まりが始まりました。
年中児の子どもたちを見ていると自然と身体を動かし踊り始める観客の子どもたち。
落ち込む場面では落ち込んだ表情をしたり、嬉しい場面では喜んだり、ダンスの向きを揃えてみたり、上手に表現します。
集まりでは最近ずっとお天気が晴れだ、という話をしました。
ある場所では雨が降らなくて川に水が流れていない、ということも伝えました。
子どもは晴れていると嬉しい、と教えてくれましたが、逆に悲しい人を考えました。
「葉っぱ」「花」「野菜を育てている人」「かたつむり」「カエル」「川」「傘」「かっぱ」「お魚」と教えてくれました。
しかし子どもたちは『晴れがすき』とのことでした。
魚は水だけではなく、「しおも必要なんだよ」とも加えて教えてくれました。
今週から『水族館づくり』が始まりました。
図鑑を見ながら新聞紙とガムテープ、シールやモールを使って魚を作っている子どもたち。
飾る場所に置くと「魚は泳ぐんだよ」と置いておくのではなく糸で吊るそうという提案になりました。
背景の色を水色にするなど設定すると、「海藻もなきゃいけない」「岩も必要」と多くの案がでました。
こちらはすぐに取りかかれる環境づくりに徹していきたいと思います。
(a.y)


◆イメージを形にする (そらグループ)

今日は、節分会に向けて子どもたちと一緒に豆まき用の升づくりをしました。
画用紙、折り紙、牛乳パック、ヨーグルトのカップなど節分製作のためにさまざまな素材を提供してみました。
「このパックいい匂いがする~」「これ納豆のパックだね」と言いながら一人ひとり好きな素材を選んで作りました。
出来ないところは、保育士が手伝ったり、お友だち同士で教え合ったりする姿も見られました。「ねぇ、そのシール貸してよ」「もう☆ちゃんのどこいっちゃったののよ~」と子どもたちの声が飛び交っていました。飾りつけには、マジックやシールなども使って飾りつけ。
色とりどりな升が出来上がってきました。
年長児は升づくりと一緒に鬼のお面も作ります。
年長児の〇くん。升づくりを終えるとお面づくりに挑戦。
ハサミでお面の形を切り取ると、少し切り過ぎてしまった部分をセロハンテープで修正。髪の毛と目をペンで描いていくと自分のイメージしている鬼と違くなってしまったようです。
保「どんな鬼にしたい?」
〇くん「怖い鬼にしたい」
〇くんの声を聞いて、保育士が怖い鬼のイメージを伝えるも少し違うようです。
〇くん「…家でなら出来る」
保「そしたら、まだ時間があるから怖い鬼のイメージお家で考えて来る?」
〇くん「うん」
〇くんの鬼の制作は一旦続きにしました。
子どもたち一人ひとりのイメージするものは違います。
その児のイメージする思いを大切に受け止めて温かくサポートしていきたいと改めて感じる瞬間でした。(O.Y)


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