◆1月31日(木)の子どもたち
2019年01月31日 木曜日
◆共鳴していく(つぼみ)

本日も12人全員の出席です。鼻水や咳が出ている子はいますが、入園当初に比べると休むことがあまりなく、健康で強くなったなと感じます。
ご飯も自分でモリモリ(特にすきなものは)食べたり、「もっと~」と声を出してアピールも上手になりました。
そんな子どもたちのお部屋にもままごとコーナーを設置してみました。いつもはふじぐみに行ったときに遊んでいるのですが、ままごとのセットを持ってきた瞬間の子どもたちの食いつきのスピードは速かったです。お皿などはたくさんあったのですが、お友だちが持っているものは魅力的、、、取り合いがあちこちで行われていましたが、「はいどうぞ」「ないない」などのやり取りも見られました。
園庭にもいきました。砂場の玩具が入っているカートから、使いたいものを出してくるようになり、カートの周りはバーゲンの様に子どもたちが囲んでいました。スコップを手に取り嬉しそうな〇くん。カートにスコップが当たり「カーン」と言う音が鳴った瞬間、「楽しい」瞬間が始まります。そこからはカンカンと打ち付け音を楽しむ〇くん。そこへ△ちゃんと☆くんもやってきて、一緒にカンカン祭り。子どもも達にとって楽しい瞬間だったようです。
個々に遊んでいた子どもたちもそうやって楽しいことを共有し合って、好きな遊びを見つけたり、友だちとの関わりが増えていくんだなと感じました。
今日で1月が終わり、明日から2月。つぼみぐみで過ごすのもあと2か月となりました。
残りも楽しくすごせたらなと思います。
(K.E)

◆今日はいらない(ふじ1)

朝おやつの時、みんながいつも通りにおやつの準備をする中「今日は食べないの」「いらない」と言って食べないことを選んだ女の子三人組。本当に食べないのかを聞いたところその中にいた〇ちゃんが「まだこれやる。いらないの」と理由もつけて教えてくれました。〇ちゃんの中でこうだからいらないというちゃんとした考えがあったのでその気持ちを受け止めました。食べる時にはちょっと・いっぱい、遊ぶ時にはパズルをしたい・体をうごかしたいなど様々な選択があります。子ども達が自分で考えて決めたことなら出来るだけ尊重してあげたいと改めて思いました。
今日も寒いという事で園庭に出る時間を短くし、たんぽぽ組のお部屋に遊びに行きました。きく組のお部屋には何度か行きましたがたんぽぽ組は久しぶりです。お兄さんお姉さんがまだお部屋にいましたが怖気づくことなくすぐに興味ある物に飛びつき好きな遊びを見つけていました。その中でも一番人気はおままごとです。それぞれが道具をもって自由に料理を作っていました。出来上がったものとケーキをテーブルに並べ、誕生日パーティーの始まりです。二人掛けソファーには仲良くふたりで座っていました。
おままごとに負けないくらいの人気者がトミカでした。カッコいいトミカを見つけると目の色が変わりキラキラしてました。1人一個といいましたが、その言葉をちゃんとわかってもらえたのは数人で一人で何個も手にし抱えている子も中にはいました。たんぽぽ組の担任から2歳の環境だから発達に応じて変えてもいいという言葉をもらい途中からトミカとピース数の多いパズルをしまいました。子ども達の成長に合わせた環境を提供することが大切であると再認識しました。
お部屋に戻る時間になり、「お片付けのお手伝いしてくれる人~」と声を掛けると、お手伝いと言う言葉に反応し、まだやりたい・・となる△ちゃんも今日はならずにお片付けをしてくれました。「黄色のドア(たんぽぽ組の扉)にペッタンコしてきて~」というと手を付けたり背中をつけたり、ペッタンコする場所は違いましたがみんなが集まってくれました。最後の子が来るまでみんなで座って「おいで」と声を掛けてくれました。
言葉掛けのひとつで子ども達の心がガラリと変わるので、言葉掛けを意識していきたいと思いました。
(I・K)


◆耳を澄ませば… (ふじ2)

日々の中で子どもたち同士のやりとりの中に会話が聞こえるようになっています。
玩具を持って行こうとする〇くんに△ちゃんが「ここ!」と伝えています。
言われた〇くんは、「あっちへ行きたい(らしき事)」を言っています。
△ちゃんは、再び「ここ(で遊ぼう)」と指さし言っています。
何度か繰り返すと、蛇のような平均台の上にちょこんと座り、二人で話しながら遊び始めました。
少し争うような姿もありましたが…。見ていると二人で片言の言葉で言い合い楽しんでいました。
また、園庭では、コンビネーションの縄はしごをブランコの見立てて乗ることが好きな◇ちゃんと*ちゃん。2人を見ていると乗る人と縄を持つ人を決めたのか「いち~。に~。さん~。」と10まで数えると交代し「次は、◇が乗る。*ちゃん押して」と言葉でやり取りしていました。
簡単な役決めをして言葉でのやり取りが出来る子が出てきており、子どもたち同士の会話が面白くなってきます。
午睡前のリラックスタイム中に隣同士で顔を見つめ笑い合う☆ちゃんと◎くん。
「☆ね~。新幹線乗ったんだ」「新幹線乗ったの~?」「~したんだ」「ふ~ん」等短い中にもこのほのぼのした空気の中で会話を楽しむ二人。◎くんが新幹線や乗り物好きな事をしっかり理解している☆ちゃん。友だちが好きなものがよく分かっているようです。
まだまだ保育者が思いを代弁したり整理したりする場面は、多いですが耳を澄ませるとかわいらしい会話のやりとりが聴こえます。
今後も子どもたち同士から聞こえる会話を楽しみにしていこうと思います。
(N.Y)


◆ホールで三匹のこぶたとお相撲を取りました(きく)
ホールに新しいマットが敷いてあったので遊びに行ってきました。ブーティーを履いてホールに行き、御仏様に朝のご挨拶をしました。ミッキー体操も広い所で元気に体操をしました。きく組みんな上手だったので御仏様もびっくりした事でしょう。きっともも組になれるでしょう・・・
広い所で大好きな三匹のこぶたの劇遊びを始めました。子ども達みんなは、藁と木とレンガになりました。ぶた役の保育士に1人ずつ運ばれて家になりました。オオカミが来て「トントントン。優しいオオカミだよ。入れておくれ」と言う声に、ドキドキの子ども達、じっとしていられなくてジャンプジャンプ、家がグラグラ動き出す。そのたびに釘を打ち直し、揺れなくなったところで、おおかみが「フーフーフー」と吹き飛ばすと広いホールの中を吹き飛んでいきました。
走りまわった後は、また木になってマットの上で動かなくなっていると子ぶた役の保育士がまた家を立て始めます。釘をいっぱい使って動かない家が出来たはずですが、やっぱりオオカミを見ると揺れる家でした。また吹き飛ばされホール中を走り回り、いい飛びっぷりです。煉瓦の家は、しっかりセメントで固められた家でした。
さすがに動きそうになると隣の子が腕をつかんで離さず、吹き飛ばないいい家が出来ました。最後に煙突の下の火をたくところは、元気のいい火で「ボーボー」言ってよく燃えていました。広い所でやると、迫力ある劇になりました。
折角、良いマットもあり、広い所だったのでお相撲を取りました。保育士対子ども達、「はっけよ~い、のこった」と言ってもなかなかかかってこない力士たち、後半になって意味が分かってきて力を込めてかかってきました。でも保育士達の力士は、普段子ども達に鍛えられているので強い強い、子ども力士を次々に投げ飛ばし、勝ちました。子ども達はよく分かっていず、一緒になって喜び、楽しいお相撲大会になりました。
ホールの広い所に行くといつもと違った雰囲気になり、いつも以上に元気なきく組になりました。また行って遊びたいと思います。M.K


◆かるた大会(たんぽぽ)
朝の集まりがおわった後かるたを3種類置いておくと「これやりたい」「やさいのやりたい」「わたしはこっちやる」とやりたいかるたがそれぞれだったので2つにわかれてやりました。
どちらかやりたい方を楽しみました。かるた大会のようでした。
「つぎ、やりたい」と1クールおわるまで待ち2回戦目もメンバー数人入れ替わりスタートです。少し難しいおはなしかるたも慣れてきて取るスピードも早くなってきました。
「おうちでもかるたやったよ」「ぼくはおうちでやったけどお兄ちゃんのほうが早かったんだ」とおうちでもやっている子もいるようです。
机上コーナーではのりで輪つなぎをやりました。
「どうやるの?」とやりたい子が聞きます。
「こうやるんだよ」と出来た子が自分の作った輪つなぎを見せていました。
やり方を伝える姿も見られ出来るものが増えてきた中で出来た喜びを共感しあう姿も見られ、刺激し合うそんな姿を感じました。
しばらく遊んでいるとふじ組の子が遊びにきました。
たんぽぽ組のみんなよりひとつ小さい子たちです。朝の集まりで来ることは伝えていたのでほんとに来たーと感じたようです。
「あー、あかちゃんが来た」とみんなの言葉ではあかちゃんと表現。
歩いているからあかちゃんだはないね。みんなより小さい子だよ。と伝えました。
昨年の今頃みんなもこんなに小さかったんだなぁと実感したと共にこんなに大きくなったんだと感じました。
今日で1月もおしまい。「あしたおにがくる?」と子どもたちも言っていましたが、明日から2月。ももぐみになるわくわく感を味わいながら残りのたんぽぽ組を楽しめたらと思います。
t*s


◆背景 (うみグループ)

今日も横割りの活動を行いました。
もも組の子ども達は節分の話で持ちきりでした。本来であれば劇遊びを行う予定でしたが、急遽鬼作りや鬼のパンツ作りを行いました。
ゆり組の子ども達は節分のマスの紹介をしあった後、オペレッタを行います。今日は手作りの衣装を装着して行なっていました。
いつもよりも緊張したり、手に持った道具をどこに持って、どこに置くか戸惑う姿が可愛らしいものでした。いざ、衣装をまとうといつもよりも緊張しているのが伺えました。
ひまわり組の子ども達は、台本を読みあわせたり演じたり、制作をしたりと大忙しです。しかし、黙々と取り組む姿勢に子ども達の成長と集中、助け合いを感じました。皆んなで協力しあったり、時には自分の思いを我慢して皆んなにあわせたり、何かに没頭したり…。
自分達が今一番、興味関心があるものに取り組む姿、意欲を目の当たりにしています。表現遊びでは、順番や、順序、セリフ、動き、ダンスなど様々なポイントがあります。それぞれそのポイントで得意分野があります。
ダンスが得意な子、大きな声で返事をする事が得意な子、順序や順番を教えるのが得意な子、体の動きなど演じるのが得意な子、セリフを言う事が得意な子、皆をまとめるのが得意な子。
それよりも何より、その場にいる子。
それだけで集団でいる意味が生まれてきます。どのような姿でもそれぞれに取り組んでいる日々が、演じる事、踊る事、歌う事、前に出ることよりも沢山の事を学ぶきっかけとなります。そして、そのきっかけを大切にし子ども集団での学びを念頭に置いて環境を再設定していきたいと感じます。
どんな子ではなく、どんな事(背景や過程)が大切か日々子ども達の笑顔を見て感じます。
k☆y


◆劇遊び(にじグループ)

明日は節分会です。
年長児の鬼のお面の最後の仕上げをし、明日のホールでの節分の後ににじグループの年長児はきく・たんぽぽ組と、うみグループのもも・ゆり組が待つお部屋を回ることを伝え、今から楽しみにしています。
最近、室内ではゆり組のオペレッタの曲を流すと、子ども達は何度も何度も演じて、歌ったり踊ったりを楽しんでいます。
カラオケバージョンを流すと、最初は歌詞があるほうが良いとブーイングだったのですが、もうすっかり歌詞も覚えて、自信満々に「カラオケにして」と言いに来るほどになりました。
オペレッタはゆり組の劇となりますが、もも・ひまわり組の子ども達も一緒に楽しんでいて、特にどろぼう役の動きや歌は男児が中心になって盛り上がります。
ダンスは保育士が最初のうちは踊っていたのですが、徐々に定着してくると年長児がアレンジを加え始めました。
セリフに合わせた表情や動きの表現の仕方がとてもユニークで、ゆり・もも組の児も真似ています。
もも組の大きなかぶの劇の最後にタンバリンや鈴を使って歌を歌うのですが、今日の朝の集まりで「きらきら星」に乗せて、学年問わずに前に出てやりたいと言う児に演奏してもらいました。最後にもも組みんなで演奏してもらうと、お友達の前で演奏をすることが嬉しそうで、リズムに合わせた演奏もとても上手でした。
学年ごとの劇遊びの取り組みですが、学年を超えての関わりから沢山の刺激を受けて、取り組み方も少しずつ発展しはじめています。(B・K)

◆お金を集めてみよう (そらグループ)

今日は『お金ゲーム』をしてみました。
昨日、年長児が児童館で教えてもらった遊びです。年長の◎くんがリンゴやお花、ハート型など色々な型を抜いてお金を作っていました。
そのお金を実際に使って遊んでみました。始めの持ち金は一人2000円(2枚)からスタート。お友だちとジャンケンをして勝ったら1000円(1枚)もらい、負けたら1000円(1枚)あげるというゲームです。
手元にお金がなくなると、子ども銀行に行ってお金がもらえます。
率先してお友だちを見つけてジャンケンをしたり、お金が無くなると急いで銀行にもらいに行ったりと賑わっていました。今日の一番のお金持ちは1万2千円集めた年長の★ちゃんでした。またやってみたいと思います。
今日はどんより曇り空で一段と寒さが身に凍みる日ですが、園庭の時間になると殆どの児が外遊びを楽しんでいました。
「先生、ここに宝の地図が埋まってるから探してみて」と年長の◎くん
実際に土を掘っていくと中から暗号らしき紙が出てきました。
その後も、もも組の児を見つけて「宝の地図見つけてみて」と誘っていました。
「うわ~なんか紙が出て来たね」ともも組の〇くん、☆くん、◇くんは目を丸くしながら驚いていました。
早いもので1月も終わり。
「お餅つきが楽しかったです」
「もも組の〇〇くんと遊んだのが楽しかった」
「ガンバライジング(仮面ライダー)のゲームをしたのが楽しかった」
「和田中央児童館に行って遊んだのが楽しかった」と朝の会で1月を振り返って楽しかったこと嬉しかったことを沢山お話してくれました。
インフルエンザの流行に伴い、一時は27名と少ない日もありましたが、徐々に活気が戻り劇遊びに一段と励む子どもたちの姿があります。
明日から2月。また新たな気持ちで2月を過ごしたいと思います。(O.Y)


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