子どもの世界
2018年12月03日 月曜日
1歳児クラスでのできごとです。
YくんとHくんが、同じ線路で電車遊びをおこなっていました。
「うー」「しゅっしゅー」と、それぞれ自分の世界を楽しみますが、しばらくすると、進む方向が重なってしまい互いに動けなくなってしまいます。
Yくんは「ねー!」「ねー!」と、一生懸命、「どいてほしい」という気持ちをHくんに伝えます。
しかし、Hくんも「やだ!」と、譲ろうとしません。
するとYくん。
Hくんの前に、もう一つの線路を組み立て「こっちの線路を使って」と言うかのように、笑顔で指をさします。
Hくんは、少し考えた後「うん」と、うなずき笑顔で電車を移動させました。
無事解決し遊びが再開すると、今度は、ブロックで遊んでいたTくんがやってきました。
Tくんは、近くに置いてある電車を手に取ると、YくんとHくんの頭を撫でながら「はい」と差し出します。
どうやら二人の関わりを見ていたようで、「大丈夫?」と気にかけてくれたようです。
三人の関わり合いを見守らせていただきましたが、言葉や表現、人間関係など様々な成長に触れさせていただくことができ感動です。
遊びや生活、トラブルの際等、様々な場面ですぐに大人が介入するのではなく、主体的な行動や子ども同士の関わりが広がってきたこの時期だからこそ、子どもとの距離感を大切に温かく見守っていきたいと感じさせられました。
保育副主任
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