◆12月27日(木)の子どもたち
2018年12月27日 木曜日
◆後に続いて(つぼみ)

今日からお休みの子もおり、8人で過ごしました。
朝の集まりで「〇〇く~ん(ちゃん)」と名前を呼び出席確認をしました。いない子の名前が出ると「いないね~」と◇ちゃん。友達の存在もしっかり分かっているようです。
園庭に出ようとすると、自ら靴下や帽子などを取りに行く姿が見られたり、友だちに渡してあげようとする姿が見られました。保育者に「これは◎くんのかな?」と教えてもらうと、その子に渡せたり、自分のことをやろうとしたりやってあげようとしたりする姿が多くなってきたようです。
園庭に行くと探索が始まります。一人ではなくお友だちが行っている方へついて行ってみたり、少しずつ興味があることを共有しているんだなと感じました。
(K.E)


◆貸切の園庭 (ふじ1)

今日は上着を着ても寒さを感じるほどの冷たさでした。
準備万端でお部屋を出ますが窓を開けた途端に子ども達からも「さむ~い」の声が漏れます。
それでも靴を自分で履いて、元気よく飛び出す姿に逞しさを感じます。
今日はお部屋に戻るギリギリまで園庭にはつぼみ組とふじ組しかいなかったので貸切気分。子ども達はいつも以上に自由になって遊んでいました。
こんな寒い日なのにバケツを持って蛇口の所に立つ〇くん。どうやら水を出したいようです・・でも蛇口が固かったからか水が出ず困った顔をしながら助けを求めていました。それに気付いた保育者が出してあげるととても満足をしたように水を運んではジャーっと流して遊んでいました。〇くんにとっては、寒い暑い関係なしに水遊びは楽しいものなんだなと思えました。
△ちゃんが大好きな☆くん。お部屋にいる時も外にいる時もそばに駆け寄ってはチョンチョンとつっついてみたり抱きしめたりしています。そんな仲のいい2人は今日も外で一緒に遊んでいました。小さなサルの石像のようなものがあるのですがそのサルを挟むようにして座っていました。こじんまりと座って見つめ合ったり、サルの頭に葉っぱを置いて帽子みたいにしてみたり・・とてもふんわりとした時間が流れていて癒されました。
木にくっつき隠れようとする◇くん。「ばぁ~」とする顔がとても可愛らしかったです。そんなやり取りをしていると数人がなんだか楽しそうだと思ったのかやってきました。木に顔をつけて一生懸命に隠れました(頑張っていましたがバレバレです)。でも全員が一度には出来ず「●●ちゃんがここでやろうとしてたの~」と言いながらおしくらまんじゅうのようになっていざこざが起こりました。するとまた別の子が「●●ちゃんやってるからちょっと待ってってね、順番よ。」と言っていて、保育者がすぐに仲介に入らなくてもお互いの気持ちを言い合えるようになったことに成長を感じます。それでも納得できない子はいましたが、「待つこと」も大切なことです。保育の中でも日々あることだと思うのでそういう場面を学べる場に出来るように声掛け・関わりをしていきたいです。
(I・K)


◆今日も全員出席です(ふじ2)

今日のふじ2組は15名、全員出席でした。
今年も残りあとわずか。元気いっぱい過ごしていきたいと思います。
園庭へ出てみると、ピューッと冷たい風が吹いてきます。
でも子ども達は元気に園庭へと飛び出していきました。
次第にお日さまも顔を見せ、動いているとポカポカしてくるほどでした。
砂場には誰が作ったのか大きなお山が出来ていました。それに果敢に登って行くのは意外にも女児たちでした。「のぼったよー」「やったー」とてっぺんから保育士に向かってアピールしています。逞しい姿が頼もしく感じました。
かと思うと、きれいに色づいた紅葉に気付いたのも女児たちです。
小さな紅葉のような手で、持っていたバケツに一つ一つ拾っては入れて・・・を繰り返し、バケツいっぱいに赤い紅葉を入れて、ご機嫌でお散歩をしていました。
丸太の所では・・・小さな実を見つけて、大事そうに見つめていた〇ちゃん。「たまごみたい」とつぶやくと、他の児も小さな実を探して見つけました。みんなで”たまごみたい”な小さな実を手にすると、〇ちゃんは手で包むようにそっと両手で押さえていました。△くんは小さな実を持ってどこかへ走っていくと、シャベルを手にして戻ってきました。丸太の穴にそっと実を置いて、シャベルで実を守ろうと考えたようです。じっと守っている姿は真剣です。◇くんはそんな2人を横目に実をコロコロ転がして楽しんでいました。
実一つで三者三様の遊び方があることに子ども達の面白さを感じてしまいました。
小さな実で遊んでいると、手を真っ黒にした☆ちゃんが「おおかみだぞー」とやってきました。先日遊んだ追いかけっこを思い出したようです。でも今回は、おおかみさんが追いかけてもらいたくて逃げてしまったので、おおかみを追いかける鬼ごっこになっていました。友だちと一緒に走るのが楽しくて、園庭中を思い切り走りました。
今日も”一緒に”を満喫しながら、身体も心もポカポカして遊ぶことが出来ました。
明日も元気に遊びたいと思います。
IY


◆大掃除でスッキリぴかぴか(きく)
早いもので気付けばもう年の瀬です。
毎日たくさん遊んだきくぐみのお部屋・沢山お世話になったきくぐみのお部屋、今日はそんなお部屋をみんなで大掃除です。お部屋を綺麗にすると心もすっきり綺麗になると聞いた子どもたちは『きれいにする―』とやる気満々になってくれました。
まずは今みんなが座っている椅子からスタート。袖をまくり、一人一枚雑巾を持って大人顔負けの姿で拭いています。開始早々『もう終わったー』と言う声が聞こえましたが「ここはやった?椅子の脚も裏もあるのよー」と伝えてみると『あ、やってなかったー』と慌てて戻っていきました。保育者も一緒にやる事で子どもたちも見ながら同じようにやってみています。もちろん言葉でも細かく伝えていきました。拭きやすいように椅子を裏返してみたりと自分で考えている様子が伺えました。
次はロッカー。帽子やブーティーがある場所だけではなく、引き出しを出して奥までやります。どんどん出し行くので分からなくならないかと心配な所もありましたがしっかり元通り。自分の持ち物をちゃんと把握している証拠です。
朝の集まりでは①椅子②ロッカー③玩具とここまで掃除をする順番を伝えていました。一生懸命な子どもたちは玩具が終わると『次はどこー?』と聞いてきてくれたので「じゃあね・・・」と棚もお願いしてみました。『いいよー』とそれはもう嬉しそうに棚を動かし、普段なかなか手が届かない棚の裏までできました。『あ、なんかシール貼ってあるよ~』と言って裏に貼ってあったシールも剥がしてくれたりと細かい所までやってくれていました。
子どもたちの頑張りできくぐみのお部屋はピッカピカ。埃が被っていた扇風機にも手を出せ、本当に心もスッキリです。雑巾をバケツで洗ってみると透明な水が真っ黒・・・それを見た〇くんは『わー汚れてるね』と一言。「これがお部屋についていた汚れなんだよ。みんなのおかげで汚れがなくなったね」と目でもお部屋が綺麗になったと分かる瞬間でした。
大掃除を終えての感想を聞いてみました。
『楽しかった―』多数。
『大変だったー』多数。
良い経験です。そしてこんな感想もありました。
『ここ(肩)が痛い』と△ちゃん。
『□は腰が痛い』『ぼくもぼくもー』と賛同多数。
『背中も痛くなったよ』と☆ちゃん。
頑張ったからこその痛みです。そんなみんなに感謝です。
最後はみんなで自分に拍手して園庭に向かいました。今日は1回目のキューピーではなく2回目のキューピーの合図でお部屋に帰りました。1回目のキューピーが鳴ると『今日はまだだよね?』と確認に来る◇くん。
今日は沢山働いて元気に遊んで程よい疲れの中、ぐっすり眠りについた子どもたちでした。
K・E


◆いい気持ちって(たんぽぽ)

昨日から言っていた、今日は大掃除の日です。
たんぽぽ組は夏にもやっているので子どもたちは「あー、あれあれ・・・。」と記憶をたどって思い出していました。
なぜか?「ヤッター。」と大喜びです。
ひとりずつ雑巾を持つことで責任を感じるのかやる気満々です。
皆それぞれにロッカーの清掃が始まりました。
手を動かしていくうちにどんどん「あーこれこれ・・・」と記憶がよみがえり、さほど声をかけなくても子どもたちはどんどん自分たちで進めていきました。
引き出しを引っ張り出し奥まで手を入れて拭きました。
洋服も全部だして引き出しの中もピカピカです。
勿論出した洋服はきれいにたたみ直しました。
みんな自分の考えですすめていました。
玩具の棚も、壁も椅子もみんなぴかぴかです。
「終わったよー。」という声が多くなってきました。
お部屋を見渡すと確かにきれいです。
でもそこでもうひとひねり、「まだ汚れているところを探してみて。」
雑巾を絞り直し一人ひとりがさがしだしました。
こんなところも、と思いながらみんなの様子を見ていると「ここだよ。」と見つけた子が見つけられない子に伝えています。
そうやって伝えあいながらみんなが一生懸命お掃除しました。
いい気持ちです。
綺麗になっただけではなく心もお部屋の空気もお友だちとの関わりもみんなとっても気持ちいいです。
その後思い切り園庭で遊びました。
園庭の風もなんだか清々しいです。(N・S)


◆いないね (うみグループ)

今日は年長児が保育まつりに参加するため、朝早くから集まって、行っていたため、朝の会をした際には椅子が余っていて、少し寂しい雰囲気でした。
「年長さんはどこにいったの」「お散歩」と子どもたちの中で疑問がたくさん出てきて、保育士やお友達に聞く姿がありました。「保育まつりって言って、音楽や劇を聞いたり、観にいったりするものがあってそれに行ったんだよ。少し遠いところだから電車に乗っていくんだ」と伝えると「そうなんだ」「いいなー」「電車に乗っていくのはやだな。だってギューギューになったらやだもん」とゆり組の子どもたちが来年自分たちが行くことを考えて言っていました。でも、表情はとても嬉しそうでした。
年長児がいないということでゆり組の子どもたちはいつも以上に遊びでリーダーシップを発揮してくれていました。そして、サンタからもらった玩具をゆっくりと遊ぶ時間があまりなかったので、園庭に出るまでは「椅子山さん」「ラングス」という玩具を中心に順番に使い、遊びました。椅子山さんは椅子を順番に重ねていき、崩れたら負けというシンプルなルールなので、保育士が見本でやっているところを見せるとすぐに覚えてゆり組の〇くんと△くんが一緒に遊びはじめました。
なかなかうまく積み上げる事が出来ない△くんは「あー、また負けた」と悔しそうですが、何度もやっていくうちに30センチぐらいの高さまで積めるようになってきました。バランス感覚が身についてきたようです。ルールがシンプルだからこそ子どもたちも熱中して遊べていました。
もう一つのラングスはチューブにリングを通して動かしていくものです。動かしていくうちにリングの形が変わり、不思議な形になりました。そんな形の変化や動きを見たくて何度もやっています。
一人でやったり、時にはお友だちと一緒に両端を一人ずつ持ち、椅子に乗って「☆くん座って」「今度はぼくが下になるね」「まっすぐしよう」と声をかけ合いながら、楽しんでいました。気が付くと園庭にいく時間になっていました。
園庭では、ふじ、つぼみ組の子どもたちとの交流を楽しんでいる子たちが多く、「かわいいね」「一緒にトランポリンしよう」「ねっころがって」「たくさん揺らしてあげよう」「揺らし過ぎるのはだめだよ。嫌がるよ」「じゃあ、ゆっくりね」「少しだけにしよう」と子どもたち同士で声をかけ合いながらどう遊ぶかを決めていました。会話からは小さな子に対する優しさがにじみ出ていて、聞いていた方が温かい気持ちになりました。
保育まつりでの年長児の様子はにじグループのブログをご覧ください。
(K.H)


◆みんなで大掃除!!(にじグループ)

ひまわりぐみは、保育まつりのため、荻窪まで電車に乗ってお出かけしていたため、ちょっぴり寂しいにじグループの保育室。
あと2日で長いお休みになる話から、今日はみんなで大掃除をすることにしました。
自分のロッカーやお道具箱を雑巾できれいに拭く話をした後に、他にどこをきれいにするかを話し合いました。
子どもたちから出たのは、床と椅子とおもちゃ。
そこで、自分の場所が終わった人からおもちゃを拭こうと決めて、大掃除が始まりました。
始めてみると、もも組はロッカーの見える所を拭いて「終わった!!」と言うのに対して、ゆり組は上着やリュックをどかして奥まで拭いていて、成長を感じました。
ロッカーなどが終わり、おもちゃ拭きの取り掛かると、初めは「ぼく、積み木拭く」「私、ブロック」と文字通りおもちゃを拭いていたのですが、次第に「ここ汚いかも・・・」「これも拭いていい??」とおもちゃ棚や本棚、ブロックの入れ物などなど、いろいろな物が気になり出し、中には、「みんなで使いものだから」と、色鉛筆を一本一本拭いてくれる子も出てくるほどで、どんどん保育室の中はきれいになっていきました。
最後は、お決まりの床拭き競争。
全員ではなかったのですが、みんなでスタート位置を決めて「よーいどん!!」の合図で一斉にスタート。
雑巾がけの経験も少ない子どもたちですが、とても楽しんでいて、「次はここでどう?」とロッカー前の長い部分を提案すると、「いいねぇ!」と参加者が集まり、何往復もやってくれました。
真剣に、でも、楽しみながらやれた大掃除。
ほとんどの子が「疲れた~・・・」とつぶやいていましたが、その後には、「きれいになったね」と嬉しそうに話していました。
こうやって、子どもたちと一緒にやる大掃除も、大人が気付かないところも掃除ができて、いいものですね。
機会を見つけて、また出来たらいいなと思います。
年長児は電車に乗り、杉並公会堂に行ってまいりました。少し早い朝になった子どもたちは「きょうはあさ早くおきた」と教えてくれましたが、元気いっぱいで登園してくれました。
電車でのマナー、公会堂でのマナー、園の外でもたくさんのルールがあります。子どもたちの意見も聞きながらこちらからも伝え、いざ出発です。
行きの電車は満員電車となりました。
子どもたちは電車に乗ると自然と声も小さくなる姿が伺えました。
杉並公会堂に着くとたくさんの保育園のお友達がいました。
元気よく挨拶を交わし、劇が始まるブザー音が流れるとしっかりと椅子に座ります。
『ないた赤鬼』という物語を影絵で楽しみました。
そのあとは歌を歌ったり、手遊びをしたり終始楽しい保育まつりとなりました。
キツネやハトや猫の影を教わりました。是非聞いてみて下さい。(E.Y)


◆小さなアーティスト (そらグループ)

今日は年長児が保育まつりで外出した為、年中・年少児だけで過ごしました。
「年長さんいつ帰って来る?」と何度も聞く子どもたち。年長児も帰ってくるなり、「ただいま。もも組さんたち大丈夫だった?」と確認するなど離れていてもお互いを気にかけ、子どもたちの絆が感じられた1日でした。
(保育まつりについては、にじグループブログをご参照下さい)
本五ふれあい公園へ散歩に行きました。
今日は年中組が年少組と手を繋ぎ、「年長さんの代わりに守ってあげる」と意欲を見せてくれました。
いつも年長児がどう接しているかをちゃんと見ており、その姿を手本としているのが素敵だなと感じました。
公園では鬼ごっこや高鬼をしたり、『赤ずきん』の劇遊びをしている子たちもいました。
また、以前のブログでも紹介した、木の根っこを数人で引っ張る『芋ほり』で大盛り上がり。
「うんとこしょ、どっこいしょ」と息を合わせていました。
岩で遊んでいた子たちは小石を拾い、岩をこすってみるとチョークのように岩に線が浮き上がりました。それに気づき「見て、この石で岩をこすったら絵が描けるよ」と驚きの表情を見せます。その後は岩をキャンバスにお絵描きが始まり、夢中で描いていました。子どもたちにとっては大発見です。自分で確かめようと小石を拾って次々描きだす姿は探究心に溢れていました。
岩にお絵描きしたり、岩を滑り台にしたり、木の下の窪みで鬼ごっこをしたり家に見立てたり、木の幹で芋ほりを楽しんだりと、子どもたちの素敵な感性に触れた散歩となりました。
O・Y


Posted in 園のこだわり