◆12月19日(水)の子どもたち
2018年12月19日 水曜日

最近、熱・微熱・軟便・鼻水など体調を崩し始めているので、体調管理や予防を心がけていきたいと思います。
今日も園庭に行きました。園庭には先客でうみGのお兄さんお姉さん達が遊んでいました。つぼみの子の何倍も体が大きくて、何倍も人数がいるお兄さん達がいる中、間をすり抜けてあそび始める子どもたち。音楽が流れてくると、踊っているおにいさんたちの近くまで行って踊ってみたりしていました。
砂場でも砂を手に取って、パラパラ~としてみたり、スコップですくってみたり子どもたちなりにいろんな遊び方をしていました。歩行が上手になった〇ちゃんは遠くまで歩いて行くと、落ちている葉っぱを見つけ、拾って見せてくれました。
自然やいろんな素材に触れながら、子どもたちからのアクションや発見も出来るようになってきました。
(K.E)

◆思わずパクリ (ふじ1)

今日も朝から鈴のリクエスト。少し前までのソーラン節の流行はどこへやら、すっかりクリスマスモードのふじ組です。
「あわてんぼうのサンタクロース」の音楽をかけると、◎ちゃんがサンタの置き物を指差しました。サンタも参加してパーティです。クリスマス→サンタというつながりもなんとなく分かってきたのでしょうか。朝の集まりで、「今度はおっきいサンタさんが育子園にも来るかもしれないよ。」と話すと、「ほんとかなあ」「おっきいサンタさんて??」という顔で聞いていました。25日のクリスマス会が楽しみです。
週明けにロビーの鮭の卵がかえりました。みんなで一緒に見に行くことにしました。ドアを開けると、駈け出していった△くん。まっさきに水槽の前に行き、「ほら!」と指差して教えてくれます。お腹が重くて、まだまだほとんど動かない鮭の赤ちゃんをじーっと見ていると、ちょろちょろとしっぽを動かす鮭が一匹。◇ちゃんが気づいて教えてくれました。
クリスマスツリーも「あっ!クリスマス!」言って見てきました。たくさんの飾りがついていて、なんだか楽しい気持ちになるようで、あちこち見たり、飾りを触ってみたりしています。「ちょんちょんて触ろうね。」と話をしたので、引っ張ったり取ろうとする子はほとんどおらず、優しく触れてくれました。
数日ぶりの園庭では、それぞれ好きな遊びを見つけていました。※くんたちは、トランポリン脇の隙間に入り込み(子どもはなぜか隙間が大好きです)、そこに溜まっていた落ち葉を一生懸命トランポリンの縁にのせています。ちょうどカウンターのような高さで、お料理をしているような、お店やさんのようなイメージでしょうか。一緒に遊んでいた☆ちゃん、思わずパクッと葉っぱを食べていました。
しばらくすると、今度はすべり台の下で縁に葉っぱをのせてお料理。園庭中央では、お兄さんたちが使っていたほうきを借りて、落ち葉の掃除。段々と少なくなってきた落ち葉で、楽しんでいました。
(T.M)

◆のんびりゆっくりと(ふじ2)

今日は〇くんのママが保育士体験に来てくださいました。
朝のおやつを食べ終わった後、1組さんの音楽と鈴の音に引き寄せられていた〇くん。音楽が大好きなので、2組も楽器を用意してクリスマスソングタイムを設けてみました。鈴、タンバリンを持って、クリスマスの歌に合わせて鳴らします。〇くんももちろんノリノリです。そんな〇くんの影響もあってか皆も盛り上がっていました。最後は「きよしこのよる」の静かな音楽が鳴ると、子ども達も何となく静かな音に・・・。ちゃんと音を聞き分けている所が素晴らしいです。ひと時のクリスマスタイムを楽しんだ後は、いつもの朝の集まりをしました。
今回は男児たちが大好きな新幹線が登場する紙芝居を用意してみました。
写真で新幹線・機関車・特急電車などが出てくると、男児たちの目の色は変わり、「しんかんせん!」「しゅしゅぽぽ!」と口々に言いながら、食い入るように見ていました。でも意外だったのが女児たちです。女児も負けず劣らず真剣に見てくれていました。みんな乗り物が大好きなようです。また乗り物が登場する紙芝居を用意していきたいと思います。
そして今日は園庭で遊びました。
寒いかと心配しましたが意外と暖かく、子ども達も気持ち良さそうに遊びに集中することが出来ました。
うみグループがダンスタイムをしていたので、2組の子ども達も仲間入りさせてもらいました。△ちゃんはダンスを覚えたかのようにしっかり踊っていて驚きました。月齢の低い◇くんと□くんは身体を動かすことが楽しくて、ピョンピョン跳ねて、楽しさを身体全身を使って表現していました。笑い声まで漏れるほどです。
こちらではママ先生と一緒にゆりかごスイングで楽しむ子どもたちがいました。
優しく揺らしてもらって、ママ先生に見守られながら遊ぶ表情はみんな穏やかです。
子ども達はママ先生・パパ先生が大好きです。今日もママ先生の優しさに触れながら、楽しく心地よく遊ばせていただきました。
☆ちゃんは砂場で遊んでいたら、お姉さんにどんぐりを一つもらいました。大事そうにしている☆ちゃんを見て、周りの児も欲しくなりました。「探しに行ってみよう!」と園庭の築山付近のどんぐりの木へ行って見ました。葉っぱをよけてみると、ひとつ、またひとつとどんぐりがコロンと出てきました。「あ、あったよ」と指さすと、小さな指でつまんで、ぎゅっと握りしめていました。あまり数は無かったのですが、探しに来た児みんな見つける事が出来て、みんなでニッコリでした。思いがけないプレゼントを手に入れて、今日の遊びが終了しました。
暖かいなか、久しぶりにのんびりゆっくり園庭遊びを満喫することが出来ました。
I・Y


◆会話力(きく)

室内でゆっくり遊んでから園庭に行きました。園庭で太鼓橋がやりたいという子が多く、早速太鼓橋に向かいました。太鼓橋に着くまでに『太鼓橋登ったら滑り台もやろうよ』と〇ちゃんの一言に『いいねいいねー』とみんな乗り気です。自然と太鼓橋に登る順番も出来ていて、太鼓橋を登っても登った先でみんなが待っていてくれていました。『あ、△ちゃん行っちゃったよー』と焦った☆ちゃんでしたが『行ってないよーん』と隠れていた△ちゃんが出て来ると一安心。『みんなで滑り台やるんだもんね』と全員が登ってくるのを待ってくれていました。全員登り終わると『じゃあ行こう!』と滑り台へ。ここでも『誰が前行く?』『わたしは□ちゃんの後ろが良いなー』『じゃあぼく先行くよ』『え、いいよー。じゃあ◇ちゃんここね』とやり取りが続きます。その場に保育士もいますが会話に入らずとも子どもたちだけでやり取りは進んでいきます。保育士はそそくさと前の方に座ってしまったので後ろは見えず声だけ聞こえて来ます。そんな子どもたちに「みんな座った?」と聞くと『座ったよー』との事。後ろを確認すると嬉しそうな顔が見え、一気に滑り降りました。
『きゃーーーーー!!』
本当に楽しそうな声です。『もう一回やろう!』ともう一度太鼓橋を登っていました。『今度は前がいいなー』『いいよ!わたしはうしろにいくね!』と楽しさが伝わってきます。
午睡が始まると◎ちゃんが『誰か~お布団掛けて~』と訴えています。その声を聞いた●くんが『いいよ。掛けてあげるね』と掛布団を手にしますが、布団を取られると勘違いしたのか『やめてよー』と◎ちゃんが怒り始めてしまいました。『お布団掛ける?掛けて欲しかったんだよね?』と顔を覗き込みながら●くんは声を掛けますが、なかなか声が届かず戻ってきました。「掛けてくれようとしたんだよね。ありがとう」と伝えると『◎ちゃん、掛けてって言ってたんだよーだから●は掛けたんだよ』と状況を上手に教えてくれました。本当にその通りです。◎ちゃんに保育士から伝えるとやっと言葉が届き、お互い納得した表情を浮かべてお布団を掛け・掛けられていました。
子ども同士のやり取りに成長を感じます。語彙も増え、会話が豊かになって楽しい時間が増えています。中に入って一緒に話すのはもちろんですが、こっそり聞いてみるのも面白いです。子どもたちの言葉のやり取りは日々変化して行きます。楽しみながら子どもたちの気持ちの表れも聞きこぼさないようにキャッチしていきたいと思います。
K・E


◆青い空を見上げて(たんぽぽ)

今日は久しぶりにさくらの坂公園までお散歩にいきました。
天気も良くあたたかい陽気でお散歩日和の中、出発です。
「今日は空が青いね」と〇ちゃんが空の青さに気付き声に出していました。
「あっ、飛行機だよ」と〇ちゃん。空を見上げると青空に白く小さい飛行機が見えました。
しばらくすると「あーまた飛行機だ」と〇ちゃんと手を繋いでいた△ちゃんも見つけました。
真っ青な空に、はっきりと見える飛行機。
空を見上げながら散歩を楽しんでいる子どもたち。散歩にも余裕がみられるようになってきました。
到着したころには身体がポカポカしていました。
上着を脱ぐ子も。ちゃんと自分で考えていました。
結構急なすべり台を勢いよくすべっていくのですが、スピードの調整も上手になってきました。それが分かる姿が見られ子どもたち同士楽しんでいました。
「先生、袋がほしいな」と宝物を集める子もいます。
「なんだか重くなっちゃった」とたくさん拾った子も。大事なものと分かりつつ持って帰るのが大変だったら置いて行こうね。と声を掛けていましたが「だいじょうぶ」としっかり持って帰ってきていました。
お腹がすいたねと帰ってきました。今日はお兄さんたちが給食の手伝いに来てくれました。
お散歩に行く前に「いってらっしゃいどこへ行くの?」と声を掛けてくれたお兄さんたちです。
「お兄さんお手伝いありがとう」とお礼が自然と出てくるたんぽぽ組の子どもたち。
お兄さんたちへのあこがれも出てきているようです。
これから徐々にお兄さん・お姉さんたちにお手伝いにきてもらえたらと思います。
t*s


◆保育者の役割と背景の役割 (うみグループ)

今日は朝の集まりの時間に、席の譲り合いではなく席の取り合いが始まりました。
二人の子どものやりとりでしたが、最終的に二人だけでなく幾人もの子ども達とのやりとりになっていました。
結局朝の集まりは二人の席の取り合いの時間となり、二人の意見を聞いて行動する幾人もの子ども達とそれをじっと見ている子ども達と、うるさいよと不機嫌そうな顔をしている子ども達と始まるまで待つ間に近くの友達と話をしたりゲームをしたりする子ども達の姿がありました。
今日の席の取り合いは、二人の目当ての席であるその席に座り動かなくなってしまった●さんと、違う席もあるよと促されその席につくも断固として座らない▽さんの姿がありました。
子ども達は▽さんを促した方が、事が治ると判断し▽さんを違う席に優しく促して一件落着のように思っていました。
しかし、一向に座らない▽さんの姿がありました。
そこで、保育者が子ども達にこれまでの経緯といくつかの問いかけを行いました。
▽さんは繊細で優しいところがあり、自分の気持ちを●さんの様にはっきりと伝えたりはしません。伝えはしないが、やはり違う席に行っても座ろうとはしないのは何故だろうか
と子どもたちに問いかけてみるとしばらく考えてから今度は▽さんへの対応よりも●さんへのアプローチに向かいだしました。
今回、問題となったこの席ですが最初に座っていたのは▽さんでした。
▽さんは自分の意思で●さんに席を譲ったのではなく、●さんの強制的な思いのままにその席に座れず困りながらもどいてと意思表示をしていたのが始まりです。
この始まり以前にも始まり、前段階、過程があるのかもしれませんが、私が知る限りではこれが始まりだったように感じます。過程を見ていた事と見ていない事では対応に明らかな差が出ます。子どものありのままの姿を見て相応しくない声かけを選択する事もあり得ます。やりとりの途中に登園した子どもがまた▽さんを先に違う席に促そうとしました。そこで保育者と周りにいた子ども達がその子どもに説明をしていきます。一部始終の恐ろしさです。
結果は子ども達同士で何とか二人を説得し▽さんは納得した様子でしたが、●さんは泣いて最後まで席を譲りませんでした。そして、子ども達が始めて保育者にこう言いました。
先生、どうすれば良いの?
そこでやっと保育者が全体に向けて話をしていきました。
これまでかかった時間は相当な時間でした。
朝の集まりの「あ」の字も進んでませんが、今日のこの時間は朝の集まりをするよりも有意義な時間になったのではないかと感じます。
その後は気分を切り替えるために園庭に出て朝の集まりをしました。
保育士体験の保護者の方の挨拶からゲーム遊びやダンスを行い、園庭で思いきり遊んでいました。今では、ダンスは子ども達が自ら皆の前に立ち曲を流せば自分たちで踊っています。そして笑顔でこう言いました。
先生、先生いなくてももうパプリカ踊れるようになったんだよ。
保育者の役割とは何か改めて感じた1日です。
そして、今日は特別なスタートだった事もあり三階のベランダに移動して遊動車や運動遊びを行いました。
遊動車に乗りながらすれ違う子ども達に、おはようと声を掛け合っていたのが面白い光景でした。
理由はないようでしたが、しばらくおはようコールが続き笑顔が溢れていました。
今日の朝の時間の関わりの最中に試行錯誤、反省しながら子ども達を見守りました。
答えはない保育ではありますが、それが今、子ども達に相応しいか相応しくないか考える部分があります。長い時間をかけて自分達で二人の仲裁をする事よりも、保育者が関わったり、もしくは流していく事でもっと楽しい時間を過ごせたのかもしれません。
本当に今必要な事とは何か、そして、それを見出していく保育者の環境設定とういう最終判断や決定権を見出すその重要性に責任と重みを日々感じます。
k★y


◆蚕糸の森公園へ行きました。(にじグループ)

今日は、そらグループと一緒に蚕糸の森公園までお散歩にいきました。
普段のお散歩よりも距離のある場所だったのですが、途中で疲れる様子もなく、気候も穏やかで楽しんでいくことができました。
今日は年中、年少児が手をつなぎ、年長児同士で手を繋いで向かったのですが、年中児は年長児と同じように年少児を見てくれていました。
年少児も頼もしくなり、守ってもらうだけでなく、年中児と一緒に交通ルールを意識しながら歩いている様子が見られるようになっていました。
蚕糸の森公園へ着くと、どんぐりや綺麗な色の落ち葉や松ぼっくりが沢山落ちていて、それを持って帰ってリース作りをすると楽しみにしている児がいました。
昨日の午後からクリスマスリース作りをしていたので、それをしたかったようです。
落ち葉や木の実に興味を持つ児もいたのですが、多くの児は川遊びに夢中でした。
木の枝を集めて、釣竿にして池にかざしてみたり、岩に登っていったり、池の鴨や鯉をみたりしていました。
川を辿っていくと小さな滝があり、「お水はここから出てくるのかな?」「岩から飛び出てるんじゃないよね?」と話していたり、川から流れてくる葉っぱの形によって流れ落ちてくる様子が異なること発見したり、自然の楽しさに沢山触れながら楽しんでくることができました。
帰り道は、「さんぽ」や「あわてんぼうのサンタクロース」をみんなで歌っていて、行きよりも元気いっぱいの子どもたちでした。
今年も残りわずかですが、寒さに負けず沢山自然に触れて子どもたちと楽しんでいきたいなと
思います。(B・K)


◆蚕糸の森へ(そらグループ)

今日はもも組の☆ちゃんのお母さんが保育士体験に来て下さいました。
ママ先生に「好きな色は何ですか」「好きなケーキは何ですか」「好きな食べ物は何ですか」と質問コーナーは大人気。ママ先生も嬉しそうに応えて下さいました。
今日も気持ちの良い天気なので、お散歩に行きました。
行先は、蚕糸の森。少し遠いので早めに準備をして向かいました。
道中では、「間空けないで」「前見てよ」と年長児が声をかけ合う姿が見られ昨日のように頼もしい姿が見られました。
蚕糸の森に着くとお約束をみんなで確認してから遊びました。
今日はにじグループも一緒のため、前回蚕糸の森を訪れた時よりも行動範囲が広がっていました。
蚕糸の森に来ると池は大人気。
落ち葉を浮かばせてみたり、木の枝で水をバシャバシャ叩いてみたり、バランスを取りながら石を飛び越えてみたりとヒヤヒヤする場面もありながらもにじグループのお友だちも一緒に遊ぶ姿が印象的でした。また、ママ先生も大人気で鬼ごっこやだるまさん転んだをやったりと思い思いに遊んでいました。
ふと見るともも組の〇君と△君が石に座っていました。
「どうしたの~?」と聞くと「濡れちゃったんだよ」と裸足になる〇君と△君。
石の上に腰かけて日向ぼっこしながら乾かしたりとその時の状況を楽しんでいる姿が微笑ましく感じました。
段々寒くなりつつありますが、お日様の暖かさもあり、今日も楽しいお散歩日和となりました。(O.Y)


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