◆12月5日(水)の子どもたち
2018年12月05日 水曜日
◆おさんぽ (つぼみ)

今日は、今年のつぼみ組で初めての保育士体験がありました。キョトンと見つめていた子どもたち。持ってきてくださった絵本を、とっても嬉しそうに見ていました。子どもたちはとても自然な姿で生活が出来ました。
みんなで、地下鉄の車庫まで行ってきました。車庫まで歩く経験をしたお子さんもいます。○ちゃんは今回初めて、手を繋いで歩いていきました。歩く前から、両手を広げて歩きたいなとアピールしてくれました。実際に歩いてみるととっても嬉しそう。ちょっと歩いてはしゃがんでみたり、手を振り払ってみたり…探索しながら散歩を楽しんでいます。目的の場所まで、たくさん探索して到着しました。そんな経験をしながら、楽しさを積み重ねていきたいと思っています。
園庭でも、楽しんでいます。最近は、幼児組さんがみんなのことを気にかけてくれて、いろいろお世話をしてくれます。そんな姿もうれしく思える、園庭遊びでした。
U・A


◆言葉でのやり取り(ふじ1)

今日の朝の会でも名前を聞いてみました。
「おなまえきいてもいいですか?」と聞くと、「待ってました」という笑顔で「うん!」と答えてくれました。「あーなたのおなまえは?」と歌に合わせて聞きます。「●●ちゃん(くん)です!」と自分の名前をちゃん付けくん付けして答える姿が可愛らしいです。中にはまだ答えられなかったり、恥ずかしくなって言えなかったり、自信がなくて声が小さくなる子など様々でしたが、全体的に初めてやった時よりも上手に出来ていました。
◎ちゃんは、「●●(名字)●●(名前)です。」とフルネームで答えていていて驚きです。
朝の集まりの時に「おしゃれなねこさん」という紙芝居を読みました。ねこさんがセーターやスカート、靴、帽子、カバン、を選んで身に付けるお話です。色や形が違う2つの物から選びます。「赤がいいかな、みどりがいいかな…」とどっちにするかみんなに聞いてみると「あかー」「みどりー」とそれぞれ自分がいいと思う方を一生懸命に教えてくれます。
子ども達も着替えを自分のロッカーから好きな洋服を選んで着ています。それが紙芝居とリンクしたように思えました。
少しずつ子ども達も自分の意志だったり思いを言葉にして伝えられるようになったので、園庭で遊ぶか、お散歩に行くか。どっちがいいかを聞いてみました。まだあまりよくわかってない子、ちゃんと伝えられる子、どちらもいました。〇ちゃんに聞くと「えんてい」とのこと。なにをして遊ぶかを聞くと「はっぱ!」と答えていました。どっちかで遊ぶかの質問をしたときに、園庭・お散歩のどちらでもなく「はっぱ」と答えた子も何人かいました。
一昨日やった落ち葉の遊びが印象的だったのでしょう。今日もまた、葉っぱを使ってたくさん遊びたいんだなと思い、園庭にすることにしました。
園庭に出るなり、すぐに葉っぱにくいついていました。集めていると長いシャベルを使って一緒に集めてくれたり、葉っぱに埋もれてみたりと思い思いに楽しんでいました。
△くんはかごの中に葉っぱを入れて築山のてっぺんに集めていました。カゴを引きづりながら上がっていくのはなかなか大変らしく転んで滑ってしまう場面もありました。そこに☆ちゃんがやってきて「だいっじょうぶ?」と手を伸ばしている姿もありました。
言葉がたくさん出てきて、コミュニケーションがとれるようになってきたので、質問を投げかけてみたり、意見を聞いてみたり…という関わりをこれからもたくさん持って行けたらと思いました。
(I・K)


◆落ち葉でたっぷり遊びました(ふじ2)

朝の集まりのことです。
「〇ちゃん、手遊びをお願いできる?」と〇ちゃんに聞いていると、「△ちゃんも」と立候補してくれました。
仲良し二人が揃ってみんなの前に登場です。
「あんぱん、しょくぱん…」と最近お気に入りの手遊びを上手に歌いながら披露してくれました。みんなから沢山の拍手をもらいました。小さな先生、二人とも自信を持って披露できるようになっていて、とても逞しく思えました。拍手をもらった時の二人の笑顔が印象的でした。
そして、用意していた紙芝居を読もうとしたとき、□ちゃんが「よんで」と絵本を持ってきました。「はらぺこあおむしだね」と話すと、「うん、おなじなの」と履いていたズボンの柄(はらぺこあおむし)を指さして教えてくれました。それならばと、□ちゃんのリクエストにお応えして「はらぺこあおむし」の絵本を読むことにしました。
子ども達もよく知っているので、歌を交えて読んでいると、一緒に口ずさんでみたり、好きな食べ物が出てくると、「あ!」と指さしながら反応してくれていました。
最後のちょうちょになる所はみんながお気に入りの場面です。一人ひとりの所に絵本を近づけ
ちょうちょがやってくると、嬉しそうな表情をみせていました。
朝パラパラ降っていた雨も止んでいたようなので、園庭で遊びました。
くつした、ジャンバーのチャック、帽子、靴…と自分で出来る事に少しずつチャレンジしながら支度を終え、園庭へと向かいました。
風が強めに吹いていたので、落ち葉を飛ばすとパラパラと風にのって飛んでいきます。
その様子が面白くて落ち葉で遊んでいると、☆くんがカゴを押しながらやってきました。
「こうじちゅう」と言いながら落ち葉をカゴに集めていました。「ごみ収集車かな?」と尋ねると、こくんと頷いて応えてくれました。
ごみ収集車は、その後あちこちで出没したり、仲間が増えたり、突然ごみを下したり…、大活躍でした。
水路の所にも落ち葉がたくさん集まっています。知らずに落とし穴のようにはまった◎くんは、フカフカした感触に心地よさを感じたのか、ちょこんと座りこんでいました。葉っぱをかけて、まるで炬燵に入っているように、ゆったりくつろいでいました。
こちらでは、黄色に色づいたイチョウの葉っぱを一つずつ拾ってはバケツに入れている◆ちゃんがいました。きれいな黄色に気が付いた◆ちゃんは、そのバケツを大事に持って、おでかけしていました。
今日は園庭の落ち葉で、色や感触などを感じながら、秋らしい遊びを満喫することが出来ました。遊び方はさまざま。それぞれが感性豊かに遊びを見つけて楽しんでいる姿に成長を感じた一日でした。
I・Y


◆誕生日会と落ち葉(きく)

誕生日会に参加しました。今月は、きく組には誕生児がいませんでしたが、たんぽぽ組には2人の誕生児がいたので一緒にお祝いしました。緊張しながらもお祝いしてもらおうと頑張っていた誕生児に拍手を送り、歌を唄ってお祝いしました。
あわてんぼうのサンタクロースがやってきて一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」の歌を唄いました。もう1度来るよと帰っていったのですが、「よい子のプレゼントを取りに帰って来る」という声に頷いていました。「よい子のプレゼントだって、みんなはもらえるかな」と言う声に全員頷いていました。
園庭に出て行こうと玄関から飛び出した途端に、「あ、落ち葉がいっぱい」「こんな大きな葉っぱがあったよ」と落ち葉を拾って見せてくれたり、両手で沢山の落ち葉を掴みニコニコで見せてくれました。いちょうの葉っぱが黄色くなっているのも見上げながら「きれい」という声が聞かれ、「黄色になったね」と言うと「あ、あっちも」と指さして教えてくれた方向には、黄色くなった藤棚の葉っぱがありました。いちょうの葉っぱを拾って束ねていたり、バケツに落ち葉を集めていたりとこの時期ならではの味わいのある遊びが広がっていました。
落ち葉のきれいさに気付き、落ち葉がたくさんあると楽しい遊びが生まれてくることにも気付き、子どもの豊かさにこちらの方がホッとさせてもらいました。 M.K


◆あわてんぼうのサンタクロース(たんぽぽ)

今日は12月生まれの誕生会がありました。
今月の主役はたんぽぽの〇くんと△ちゃんです。今日を楽しみにしていた二人。朝からドキドキ。名前を呼ばれる前にすでに手の指はこっそり「3」の形。練習&準備中です。
緊張しながらも、みんなにお祝いしてもらいとっても嬉しそうでした。
今日の誕生会のお楽しみのアトラクションは、サンタクロースが登場しました。
ですが、クリスマスはもう少し先…。あわてんぼうすぎて、早めにきく・たんぽぽさんの所へやってきたようです。
みんなで大盛り上がりで、あわてんぼうのサンタクロースの歌を鈴やタンバリンに合わせて楽しく歌いました。
終わった後はお部屋で遊びました。
☆ちゃんはボタンを持ち、「これは、サンタさんに気付いてもらえるような目印だよ」「つけといてあげるね」と腕につけてくれました。
「これつけたから、先生もサンタさんにプレゼントお願いしてみたらいいよー」とまで言ってくれます。
みんなはもうすでにいろいろと考えているようで、目がキラキラしています。
◇ちゃんは繋げて遊ぶリングの玩具を同じ色で集めて繋ぎ、「こっちはサンタさんからのプレゼントだよー!」とプレゼントしてくれました。
子どもたちから優しさをいっぱい受け取りました。たんぽぽに来た小さなサンタクロースでした。
見たものをすぐに遊びに取り入れるのが本当に上手な子どもたちです。
最近流行っているカルタ。今日もみんなで盛り上りでした。
誰が早かったか…わたしも、ぼくも見つけたのに…と取り合いが起きることもしばしば。
自分が取れなかった時の悔しさを胸に頑張っています。
盛り上っている机上遊びと共に、カルタもこれから楽しんでいきたいと思います。
S.S


◆誕生会(うみグループ)

今日は12月のお誕生会でした。
うみグループはお誕生日のお友だちがいないため、お祝いする側での参加でした。
お誕生会でみんなが楽しみにしているアトラクション。
今回はうみグループの子ども達にダンスと歌を披露してもらいました。
アトラクションの練習をするために、朝の集まりはホールで行いました。
アトラクションの説明をしてから「ダンスをステージの上で踊ってくれる人?」と聞いてみると8割くらいの子ども達が手を挙げ、裸足になってステージの上にあがりました。みんなが大好きな「パプリカ」の音楽が聞こえると、一斉にリズムを刻むようなダンスが始まります。ステージに上がらずに見ている子ども達も自然と身体が動きだし、参加せずにただ座っているだけの児は1人もいませんでした。
ステージはダンスをできるスペースが限られているため、少人数にステージに上がってもらいましたが、その他の子ども達もそらグループ、にじグループと一緒にダンスを踊ってくれました。
ダンスの後には歌を披露しました。朝や帰りの集まりで歌っているみんなが得意な3曲です。いつも通り、子ども達のアレンジが加えられた歌を元気よく歌ってくれました。
アトラクションが終わると「あついー」と汗をかいた子ども達がこちらを見ています。
スポットライトをあびながら、みんなの前でダンスや歌を披露してくれた子ども達は、あつくなってしまったようです。子ども達に「アトラクションありがとう」と伝えると、嬉しそうに笑顔を見せてくれました。
集まりなどで発表するときには、前に出ることを嫌がり、席に座ってみんなが歌っている様子を見ている児もいますが、今日は全員前に出ることができました。また一つ子どもたちの成長を感じる良い機会になりました。
(K.Y)


◆12月の誕生会(にじグループ)

今日は12月生まれの誕生会がありました。
にじグループからは、2人の子が、みんなにお祝いをしてもらいました。
2人とも、今日の誕生会をとても楽しみにしていて、昨日の帰りの集まりで誕生会の話をした時からシュミレーションはばっちりで、今日を迎えていました。
誕生会恒例の質問コーナー。
ゆり組の〇くんへの質問は、「どんな遊びが好きですか?」でした。
〇くんは、「恐竜を作ることです!」と、しっかり答えていました。
また、もも組の◇くんへの質問は、「好きな食べ物はなんですか?」。
◇くんも、もちろん「おいしいごはん!」としっかり答え、最後まで保育士の受け答えも上手にできました。
楽しみだったのは2人だけではありません。
お祝いする子も楽しみで、「他に誰がいるかな??」「先生は誰だろう…」と朝の集まりでも話題になるほどで、ホールへ移動してからの座り方は、とっても上手で、お祝いの歌も大きな声で歌ってくれました。
お楽しみのアトラクションは、うみグループによるダンスと歌の発表でしたが、みんなもよく知っているダンスと歌だったので、気づけば一緒に踊ったり歌ったりしていて、とても楽しそうでした。
戻ってきてから、数人の子どもたちから「にじグループも踊れるよね。今度やる??」との声が上がっていたので、機会があったら、子どもたちと相談をしてみたいと思います。
お祝いされる側も、お祝いする側も楽しい誕生会。
今のメンバーで出来るのも残り3回となりました。
一人ひとりの良い思い出になる誕生会になるようにしていきたいと思います。
(E.Y)


◆笑顔に溢れた誕生会 (そらグループ)

今日は誕生会がありました。
そらグループからは3人が誕生児でしたが、幼児全体では5人という少人数でした。
朝の集まりで誕生児を紹介しようとすると、「○くん」「☆くん」「◎くん」と子どもたちがすぐに答えます。何日が誕生日かを教えてくれる子もいました。
そして「〇くんたちが緊張しないよう応援する」という頼もしい言葉も聞こえ、子ども同士の絆の深さが感じられました。
誕生会が始まると、年長の△ちゃんが「大丈夫かな?ドキドキしてないかな?」と心配顔です。
「みんなが静かに応援すればドキドキしないよ」と◇くん。
自分より小さなお友だちを気遣う姿に溢れていました。
そんな気持ちが通じたのか、誕生児の3人は笑顔いっぱい。
年中児の☆くんは好きな遊びを質問され「本」と答えた後に「科学の図鑑が好き」と話していました。
年少児の〇くんと◎くんも好きな食べ物を聞かれ、「ぶどう」「ごはん」と笑顔で答え、そんな3人の姿に応援する側も安心したのか笑顔になり、微笑ましかったです。
また、アトラクションではうみグループによるダンスや歌を堪能しました。
『パプリカ』や『あわてんぼうのサンタクロース』等、馴染みのあるダンスや歌だった為、自然と声を出し身体を動かします。
イキイキと表現するうみグループに、笑顔で反応するにじ・そらグループの子どもたち。
一体感が感じられる温かい誕生会となりました。
終了後は室内・園庭に分かれ遊びました。
園庭ではサメ鬼ごっこが大人気。サメに扮した保育士に捕まらないよう、チームワークを見せ逃げ切ったり仲間の助けに入ります。中々捕まえられない保育士や友だちを気遣い、少しの休憩も取り入れてくれました。こんな所にも子どもたちのやさしさや絆が感じられ嬉しくなりました。
O・Y


Posted in 園のこだわり