◆12月4日(火)の子どもたち
2018年12月04日 火曜日
◆大事な石 コロコロ(つぼみ)

今日は本五ふれあい公園へお散歩に行きました。天候もとても気持ちよく、お散歩日和でした。公園に着きました。今日はいつものグランドではなく、木が生い茂って枯葉がたくさん落ちている芝生の方でみんなで遊びました。
お散歩カーから降りると、ワ―と走りだし、保育士が枯葉を拾うのを見るとそれを真似し、みんなも枯葉を拾い出しました。枯葉の枝の方を持ってくるくると葉っぱを回したり、頭に葉っぱをのせたり、葉っぱを持って歩き回ったりしていました。中央には大きな岩が置いてあります。登りたがり屋のみんなは、早速そこへ登ろうと手や足をかけていました。登ろうとしますが、登りきれず、シューとすべっていきながらも、何度も挑戦していました。
大好きな石を拾い握りしめていた◎ちゃん。石を持ったまま岩に上ると、持っていた石が手から離れてコロコロと下へ転がって落ちていきました。石が転がっていくことに気付いた◎ちゃん。石を拾っては、岩にのせ、転がして遊んでいました。
地面は平らではないので、まっすぐ歩くのも大変です。葉っぱを拾ったり、岩に登ったり、手先や全身を使ってたくさん遊びました。(T.Y)


◆楽しい仲間(ふじ1)

朝保育の時間はふじ2組のお部屋で過ごしているのですが、今日はなぜか可愛い絵のおふろやさんの絵本が人気でした。かめやニワトリが家族で卵を持って露天風呂に入りに来るお話なのですが、昨日の落ち葉のお風呂がとても楽しかったのを覚えていて持ってきたのかもしれません。名前もスープンを持ってきて口元に出すので何かなと思っていると名前を言って欲しかったようで名前を伝えると喜んでいました。昨日の保育でしたことや出来事を覚えていて楽しかったことを今日も楽しもうとしているようでした。
今日は本五ふれあい公園までお散歩に行きました。先日行ったときにイチョウの木がきれいに黄色く紅葉していたので落ち葉がたくさんあればいいなと思い行ってみました。今日もつぼみ組の子どもたちと行く予定でしたが、少し長い絵本を読んでいたので出遅れてしまい公園で一緒になりました。
同じ原っぱ広場で遊びました。同じ空間にいるという感じでしたが近くで同じハトを追いかけてみたり、落ち葉を見たり拾ったりして遊んできました。イチョウの葉っぱはあまり落ちていませんでしたが、ハトやカラスがいて歩いているハトを自然とハトと同じような動きになって追いかけている〇くんや、マンションの屋上から屋上へと飛んでいるカラスを発見して喜んでいる見ている◇くん。
◇くんはバスも大好きでバスを身近で見ようとバス通りの方に向かって走って行ったりちゃんと出てはいけない所は分かっているようでした。バスがバス停に止まると植え込みの方に行ってみたりしゃがんでみたりして工夫してバスをより見やすい場所で見ようと工夫していました。たくさん見て満足したようで今度はフラフープで遊んでいました。
◇くんフラフープを背中に背負う様にして歩いていました。そこに少し前から飛んでいる虫さんに囲まれてしまい怖かったのか少し不安で保育者と手をつないで歩いていた☆ちゃんに「◇くん楽しそうなことしてるよ」と☆ちゃんもず~っと大事にフラフープを持っていたので◇くんと同じように持たしてあげるとニコニコと笑顔になって◇くんの後を追いかけていきました。2人でカメの行進のようになっていました。
子ども同士仲良く遊べるようになってきているので部屋の中でも法被を着て一緒に太鼓をたたいたりと子ども同士の関わりをもっと増やしていく大切さに気付きました。(y.n)


◆歩こう歩こう♪ (ふじ2)

今日は気温が高くなるとの予報。空が明るくなってきたので園周辺を散歩してきました。
今日は「歩こう」をテーマにしてみました。普段なかなか歩かない児も手を繋いで歩くことに興味津々です。歩きたい児は手を繋ぎ、散歩カーに乗る児の両方です。
出発前の点呼で名前を呼ぶと、みな、元気に挨拶してくれました。
いつもは散歩カーに乗りたがる児も今日は少し違って「あるく!」と張り切っていました。
気温も上がり、ぽかぽか陽気の中、出発です。道路に出るとすぐ、バス、タンクローリー、トラック、ミキサー車etc…皆の大好きな、はたらく車が続々と走ってきます。
車が好きな児は、目をキラキラさせて、大興奮です。
いつもは目的地に向かっている時は、素通りしてしまいますが、今日は急がないお散歩なので、一緒に見て楽しみます。
友だちと手を繋ぎ歩くのが新鮮なような、気恥ずかしいような顔を見合って、嬉しそうな場面も。前に歩いた時に比べ、手を繋ぎ歩く姿が上手になっていました。
道を歩いていると、おなじみのスーパーや、お店が並んでおり、思わず足が向かう児もいたくらいです。しばらく行くとバスの車庫が、見えてきて、バスが修理されているのを目を大きく見開いて見ていました。「わー、すごいね。」「しゅうりしてる」など色々な言葉で表現していました。道の端に咲いたお花に、しゃがんで観る女の子もいました。
帰りは、「まっかだな♪まっかだな♪」と秋の歌を唄い歩く、可愛らしい声が聞こえてきました。それにつられ、何人か唄い、楽しい雰囲気で包まれていました。
育子園に帰り、園庭で遊びました。それぞれ、好きな遊びを再スタートです。
その中で、もも組がベンチ&テーブルでお砂のおままごと遊びをしていて、2組の数名が持ち寄った砂場のおもちゃで個々に遊び、楽しい空間が生まれていました。
一緒に遊ばなくても、同じ空間でいられることが嬉しいようで、もも組の子どもたちの真似をしたり、じーっと見たり。ほのぼのと、温かい時間が流れていました。
天気にも恵まれ、過ごしやすく、身体と心の成長を感じられる1日になりました。S・A


◆二つのチームに分かれて…(きく)

今日はきく・たんぽぽ組合同で、二つのチームに分かれてお散歩に行きました。
行き先は和田公園とさくらの坂公園です。
出発する前にお散歩へ行くときの約束ごとを確認したのですが、
「お友だちと手を繋ぐんだよね。」
「白い線入らないとひかれちゃって危ないんだよね。」
と子ども達がきちんと理解しているようです。
お友だちと手を繋いで目的地へ向かいます。お友だちとお喋りをしたり、歌を歌ったりと終始元気いっぱいな様子です。二つのチームに分かれてお散歩に行ったのに、道中の歌は全く同じ歌を歌っていたということを知って驚きました。心はつながっているようです。
公園へ到着しそれぞれ好きな遊びへ向かっていきます。育子園にはない遊具が魅力的で、始めは身体を動かして登ったり滑ったりと夢中になっていました。和田公園の滑り台は並々になっていて勢いのつく滑り台なのですが、スピードを調節しながら楽しむことができていました。
しばらくすると自然物に興味を持ち始めました。「これハートみたい。」と椿の花弁をひろって見せてくれました。落ち葉をかき分けながらどんぐりを拾ったり、長い枝を見つけたりと子どもたちのポケットがぱんぱんになるくらい素敵なお土産を詰めて帰ってきました。
帰り道、もう一組のチームが気になるようで「○○くん何してたかな。」「△△ちゃんもう育子園帰ってきてるかな。」と呟いていました。子どもたちにとってお友だちの存在は本当に大きいのだなと感じました。T.Y


◆「ありがとう」(たんぽぽ)

初めての試み、二つのグループに分かれてきく組とお散歩にに手かけました。
行き先は桜の坂公園と和田公園です。
和田公園の遊具は年齢制限があるのでまだ皆で行く事ができません。
そこで二つノグループに分かれてきく組と一緒に行く事になりました。
和田公園をA班、桜の坂公園をB班とします。
まずA班、出発の挨拶をして門を出る時です。「ありがとう。」という声が続けて聞こえてきました。
門まで見送ってくれた園長が門を手で押さえて通りやすくしてくれていた姿に「ありがとう。」と声が出ていたのです。
感動しました。
ありがとう、とかごめんなさいという言葉は口ではなく心が喋っていると思うからです。
心が感じなくては出てこない言葉なのです。
それが自然に出てきました。
本当にありがとうと心が感じたからなんだな・・・と思いました。
園長先生、ありがとう。いってきまーす。。 と心が感じた証です。
その自主的発言に感動しました。
道中も「ありがとう」は続きます。
誰からともなく「あり、あり、ありがとうー・・・」の歌声。
ファミリースポーツデーで年中児が踊ったエイサーの歌詞です。
ありがとうの声がずっと響きました。
B班の桜の坂公園はいつものように植え込みに入り込みお宝さがしです。
坂道を這い上がってすべり台の上まで・・・と途中で素敵なことが起きました。
前を行く○ちゃんの靴が脱げました。
そこへすぐ後ろにいた●くんが声をかけてくれたのです。
そして手伝ってくれました。坂道だからいつものようには出来ないことが分かったからです。
さりげない●くんの振る舞いに感動したのですがやっぱりこの時も心が感じたのだと思うのです。
そして○ちゃんも「ありがとう。」と感謝。
ふたつに分かれた活動でしたが、両方ともに「ありがとう。」の経験があたようです。
給食の時間はそれぞれが「どこにいたの?」と聞き合って楽しく話が弾みました。(N・S)


◆変化(うみグループ)

今日は暖かい日になりました。
子どもたちの服装もいつもよりも薄手になっていました。
大好きな園庭に行く前のうみグループの中では、街づくりや粘土、ブロック、プリキュアごっこ、ラキュー、パズルといろいろな遊びを楽しんでいました。
その中で、もも組の〇ちゃんと△ちゃんがブロックを使って何かを作っています。「今から船でパーティーなの」と、〇ちゃんが船を作り、△ちゃんがパーティーをする舞台を制作中でした。船の上でパーティーとは王子様が出てきそうな話です。今後の展開が気になります。
引き続き街づくりも少し新展開があり、新しくラップの芯と箱を見つけ、◇くんが「これでケーブルカーをつくろう」とひらめきました。「でも」と言葉が続き、「凧糸がないなー」とつぶやきました。ケーブルを凧糸で表現したいようです。「そうだね、ここにはないね」と保育士がつたえると、「じゃあ、プチルームに行って探したい」と言うので一緒に探しに行きました。
まず、どこに何があるかが分からないので一緒に「これはなに」「こんなところに紙がいっぱいあるんだね」「凧糸が見当たらないなー」と探していると、「「あ」と◇くんの声が聞こえ、見てみると凧糸を発見しました。
「あったー」とほっと一安心。すぐにうみグループに戻ってケーブルカー制作が始まりました。建物とタワーの間に凧糸を通してラップの箱と芯を凧糸につけて吊るそうとしました。でも、想像の中の通りにケーブルカーを吊るすことができません。「どうしてだろう」と困った顔をして何度もテープを貼りなおしたり、次に絵本を見直し、「どこが違うのか」と言うのを考え、一緒に街づくりをしているお友だちと一緒に意見を出し合ったりして、改めてケーブルを止めはじめました。さて、うまくケーブルを張ってケーブルカーが動くようになるでしょうか。お迎えの時にぜひご覧ください。
園庭に出ると植物の色の変化に気づく子がいました。
「先生、あれ(銀杏)が黄色になってるね」「こっちもおんなじだ」「こっちは緑から赤に変わってるよ」と秋から冬になってきているのを目で感じていました。
そして、気づいたのが、「先生、これ黄色から枯れてるね」と少し枯れてきている葉っぱがああることに気づきました。
「どうしてかれちゃったんだろうね」と保育士が問いかけてみると「きっと日に当たりすぎたんだよ」「だって、前にお家で育ててるやつを日があるところに持っていったら、水が温かくなって枯れちゃったんだよ。葉っぱにお水がないでしょ」と説明してくれました。「なるほど」と思う回答でした。
日々の中でなんでだろうと気付く、思うことがたくさんある子どもたち。時には大人に聞いたり、自分で調べてみたりしていく中でいろいろな答えが出てきます。そんな答えをさらに聞く事で、次に疑問に会った時にはより自分で調べてみようという気持ちになると思います。そんな気持ちを大切にしていきながら、一緒に悩み、考えていきたいと思いました。
(K.H)

◆トノサマバッタへのメッセージ (にじグループ)

今日は残念なお知らせがありました。
「カマキリがうごかない」という一報が入ると虫かごを覗き込む子どもたち。
朝の集まりでカマキリが亡くなってしまったことを伝えました。
「たくさんご飯をあげたのに」「お腹痛くなったのかな」「毒グモ食べちゃったんじゃない」(餌はバッタや蜘蛛です。)「バッタに食べられたのかな」「いっぱい食べ過ぎたのかな」「寒かったんじゃない」「歳なんじゃないかな」とたくさんの意見が出ました。
正解はわかりません。
そのため子どもたちの思ったことを言ってもらいました。どれも間違いではない、ということでたくさんの考えを教えてくれました。
園庭にいくといつものように成道会鬼ごっこをする年長児でしたが、今日は違います。
いきものたちが眠るお墓へ集まり、カマキリとの最後を見届けました。
「今までありがとう」言葉を添える優しい子どもたちです。
バッタの虫かごは餌の緑の葉っぱをいれるために持ってきました。
お好みの緑の葉っぱをいれると他グループのお友達も見てくれたため、ウッドデッキの上に置いて遊び始めた子どもたちでした。
しばらくすると、「トノサマバッタが逃げた」という一報が入り慌ててカゴへ。
「いない」「どこいった」「道路の方にいったかも」と道路をフェンス越しに覗いてもいません。残念がる子どもたちでしたが、二度目の音楽が流れお部屋に入ることになりました。
年長児と年中児は園庭をぐるぐると駆け回る姿がありした。一向にお部屋に戻る気配がなく近くに寄ってみると、「これみて、トノサマバッタの好きな葉っぱをフェンスにくくりつけてるの」とトノサマバッタが戻って来てくれるように園庭中に大好きな緑の葉っぱを置いていってくれていました。
ウッドデッキの下や太鼓橋の下など他にロビーまでの道も緑の葉っぱを食べながらお部屋に戻ってこれるようにしてくれていました。
戻ってきてほしい、という一心で思い出したこの作戦は素晴らしいと感心させられました。
今日お迎え時の園庭には至る所に緑の葉っぱが落ちているかと思います。
子どもたちがトノサマバッタへのメッセージだと受け取ってくれたら幸いです。
(a.y)


◆うたの楽しさ (そらグループ)

朝の会、帰りの会で人気のやきいもジャンケン。
最近は、友だちを応援する声も一段と大きく、ピアノの音が掻き消されるほど。
負けてしまった子は悔しながらも席に戻り、友だちの応援に回る姿はさすがです。応援している友だちが勝つと「イエーイ」と一緒に喜ぶ姿。
「先生、もう一回。おねがーい」と甘えるようにお願いしてくるもも組の☆ちゃんと△ちゃん。☆ちゃんは、じゃんけんするよりも見ている方が楽しいようでいつも一生懸命応援してくれています。
朝の会では3回戦行い、最後は1回戦、2回戦、3回戦のチャンピオン対決。
勝ったのはゆり組の▲くんでした。子どもたちが楽しく参加している姿大切にしていきたいと思います。
今日は、音楽クラブがないため、ダンスで身体を動かすスペースを設けてみました。
お馴染みになりつつある『パプリカ』。だいぶ覚えてきた児も多く、教え合いながら踊っていました。手裏剣忍者のダンスでは、折り紙で作った手裏剣を実際に投げて踊ったりと作って終わりではなく、ダンスの中でも活かしていったりとこちらの発見にもなり微笑ましい光景です。
一方では、テーブルいっぱいにメロディオンを楽しむグループもありました。
順番に楽譜を回して吹いたり、メロディオンの数も限りがあるので順番に使ったりと、何気ない光景ではありますが、子どもたちの中で「順番」「待つ」ということを学んでいるように感じます。いつもはなかなか触れることがないピアノも弾いてみたりと子どもたちの音楽に対する興味関心は強いです。
12月になり、誕生会、成道会、そして子どもたちが一番楽しみにしているクリスマス会が待っています。朝の会や帰りの会で、季節の歌や行事の歌を歌っていますが、『山の音楽家』の歌では、登場してくる動物になりきって歌う子どもたち。子どもたちが楽しく歌い、「歌の楽しさ」を味わえるようにさまざまな音楽に触れていきたいなと感じ瞬間です。(O.Y)


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