やってみよう
2018年11月26日 月曜日
先日の、延長保育でのできごとです。
年長のSくんがマグフォーマー(磁石が入った立体パズル)でロボットを作っていました。
立方体の足を一つ作り、その上に胴体を組み立てていきます。
胴体まで無事組み立て終えたSくん。
次に、反対側の足を組み立てはじめましたが胴体が片方の足に乗っている状態なので、手で押さえていないと倒れてしまいます。
倒れないよう片方の手で胴体を支え、もう片方の手で足を組みはじめましたが、片手では難しく、バランスが崩れ壊れてしまいました。
その後もあきらめずに挑戦しますが、やはり、片手の作業に入るところで同じように壊れてしまいます。
この時、『両足を作ってから、胴体を乗せる』という手順ならバランスがとれてうまくいくのでは…。と思いましたが声をかけずに見守ることにしました。
次で、3回目のチャレンジとなったSくん。
今までは『片足の次に胴体』という手順でしたが、片足を完成させたところで手を止め、じっとマグフォーマーを見つめ考えた後、胴体を作るのではなく二つ目の足を作り始めたのです。
両足ができると、スームズに胴体も完成。
「やったー!みてー!」と、達成感満ち溢れた嬉しそうな笑顔を見せてくれました。
Sくんの主体的な姿に感動させられるとともに、改めて、子どもは自らの経験、遊びを通し、様々なことを学んでいくのだなと感じさせられました。
保育副主任
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