関わり
2018年11月16日 金曜日
1歳児クラスの朝保育での出来事です。
保育室に敷かれた約1.3m×1.3mのマットの上で、2人の女児が人形を寝かせて遊んでいました。その横で私は3人の男児に絵本を読んでいました。そこへ、1人の男児がやってきてマットにゴロンと横になり、その姿が面白かったのか、そばの子どもたちの笑い声が上がりました。
それをきっかけに、子どもたちが続々と狭いマットの上に集まり、最後には私と総勢12人の子どもたちがすし詰め状態になりました。子どもたちはますます楽しそうに笑い合っていました。
友だちと触れ合い、関わりあう楽しさを思いっきり味わっていましたが、寝かせていた人形が下敷きになったことで、女児がそれを救出しようと大きな声でアピールしました。
そばでその声を聴いた保育者がトラブルだと思い、「嫌だったら、そこにいなくていいんだよ」と女児をその混雑から離しました。しかしその女児は、保育者の手を振り払い自らその集団に戻っていきました。
関わりの中には、楽しいことばかりではなく、嫌なこともたくさん経験します。それでも自ら関わり続けていく子どもたちの姿に生きる力を感じます。
保育主任
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