◆11月28日(水)の子どもたち
2018年11月28日 水曜日
◆大聖堂へ行きました(つぼみ)

今日はポカポカ陽気、外遊び日和。
つぼみ組は大聖堂へ散歩に出かけました。道すがらバスや働く車に手を振り気分も上がり大聖堂1階に着くころには「きゃー」と叫びだすくらい興奮している姿がありました。
ポカポカ陽気に誘われて夢の中へ行く〇ちゃん。みんなの楽しそうな声が子守唄になっているようでした。
蓮壺を覗き込み「あっ」と中に何かを見つけたようでごにょごにょ話していました。何か見つけたのかな?と次々にみんなで覗き込みおしゃべりを楽しんでいました。
もみじの赤に誘われ葉を拾いに行くといつも行く道とは違う道をみつけました。つぼみ組の大冒険の始まりです。一人がのぼり始めると次から次へ後をついて行きます。歩ける子からハイハイの子までが緩やかな階段を上がって行きその先にある坂も上がっていきます。
この道通ったことがないとどんどん進んで行く好奇心旺盛な▽くん。その姿をみて「ここは大丈夫なんだ」と後に続いていきます。坂道に出ると登っていく子下りていく子とふたてに別れ進み慎重派と好奇心旺盛派と個性が出てきています。
他園のお友だちの姿を見つけどんどん仲間に入って行く子もいます。それぞれお散歩を楽しみ帰りの散歩カーの中では眠たくて目をこする子やニコニコ笑顔いっぱいの表情をみせてくれていました。
(K☆H)


◆次のステップを目指して (ふじ1)

定期的に育子園の職員で会議をしていますが、先日の会議の内容のひとつで、園庭遊びの良さと散歩の良さについて意見を出し合うという話し合いをしました。
それぞれの良さを認め合ったり、自分では思いつかない他の意見を聞いて、気付きを深めたりすることが目的だったのですが、その中で、園庭遊びの良さは、「遊びが継続できること」という意見がありました。確かにその通りです。毎日過ごす場所だからこそ、昨日やったことを今日またやることで、遊びが深まっていったり、何度も継続してチャレンジすることで、できなかったことができるようになったりします。
今日は園庭遊び。それぞれが好きな遊びを見つけていましたが、◎ちゃんは太鼓橋登りにチャレンジしていました。以前から時々チャレンジしていて、できたときもありましたが、まだちょっと難しいようです。今日も一生懸命手と足を使って登ろうとしますが、なかなか・・・。保育士が先に上に登り、上から◎ちゃんを呼んでみました。その方が上に上に力を向けられるかなと思ったのです。気持ちは上に向き、手も上に伸ばすようになってきましたが、やはり難しいです。
◎ちゃんに声援を送っていると、周りに子どもたちが集まってきました。自分もやりたいという子が多い中、△くんは、がんばっている◎ちゃんのお尻をよいしょと押してあげていました。初め、◎ちゃんは△くんが助けてくれているとわからず、「押さないでー。」と嫌がっていましたが、△くんが押し上げてくれていると分かり、応援とともにもう一度チャレンジ。そして・・・ついに登ることできました。◎ちゃんと△くんの2人に拍手です。
我も続けとばかりに、他の子たちもチャレンジしました。でも・・・、力の入れどころなどがわからないようで、登ることができず、「できないよー。」と悔し泣き。。泣きながら、しばらくがんばりましたが、今日はできませんでした。なかなか気持ちを切り替えられない※くんたちに、トランポリン裏の高くなった台に登ってみることをおすすめしました。登るには、太鼓橋ほどではありませんが、手と足の力が必要です。少しコツを教えると、こちらはすんなりとも登ることができ、大満足の表情の※くんたち。台の上から顔を出したりして、登れた嬉しさを友達と共有していました。
遊びが継続できるという園庭の利点を改めて認識し、子どもたちに働きかけることで、次のステップにチャレンジしたいという子どもの気持ちをサポートできる環境を提供していきたいと思いました。
(T.M)


◆友だちと一緒の心地よさを感じます。(ふじ2)

少し前から〇ちゃんが平べったい積み木を名札に見立て、何枚か重ねて持ち「〇ちゃん」「△ちゃん」と言って後ろに回り洋服に付けようとするような仕草をしています。
午睡後に名札を付ける保育者の真似をしています。
その遊び方に魅力を感じている子たち数人が積み木の入れ物を囲み、名札を付ける遊びをしていました。
保育者になったり、つけてもらう子どもになったりとやり取りを楽しむ姿を見せています。
まだ、短い時間の中で複数の保育者役が出ているなど発展するまではいかないものの、やり取りを楽しむごっこ遊びをする姿が見えます。
ほのぼのとする一コマです。
園庭でも様々なな姿が見えました。
築山に複数人が集まり「よーいどん」と言っては、登ったり降りたりを楽しんでいます。
いつもは、この言葉に反応し、楽しんでいた◇ちゃんが初めて「よーいどん」「もう一回(やろう)」と言っていました。
やりとりする楽しさを感じているようです。
その後も◇ちゃんは、友だちが砂場用玩具のシャベルやカップ、バケツなどを使い落ち葉や砂を入れてお料理するかのように遊び始めました。
いつもは、友だちがしている事を見て、サッと仲間入りすることが多いのですが今日は、自分のペースで遊び始めます。
時折、言葉もでており、友だちとやり取りしたり、自分のペースで遊んだりと自分の中で決めた役になりきっているようです。
日々、遊び方を観察していたことが見受けられます。
他の子もやりたい遊びを見つけじっくり遊んでいます。
たくさん遊びたいという気持ちがよく感じられるようになり、最近は遊ぶ時間も長くなり、どの子も満足そうです。
また、今日は、☆くんのお母さんがママ先生をしてくださいました。
☆くんだけでなく、他の子たちもママ先生の登場に大喜びです。
「ママ先生と給食食べたら?」や「お昼寝でトントンしてもらう?」と子ども達に聞いてみると頷き嬉しそうです。
お昼寝の際に☆くんが泣いてしまいました。
その時に隣に寝ていた♪ちゃんに☆くんの手を握ってもらいました。
すると涙が止まりとても嬉しそうです。
いつも一緒にいる友だちの存在は、絶大なようです。
眠るまで手を繋いだり話したり、そんな関わりをしてくれた優しい♪ちゃんは、救世主です。
お世話をする子も関わってもらう子もとても居心地が良いように感じます。
子どもたち同士のやりとりも盛んに見られるようになってきたのでこのまま見守っていきたいと思います。
(N.Y)


◆黄色と赤色の葉(きく)

今日はいい天気です。昨日から狙っていたお散歩に出かける事になりました。行先は本五ふれあい公園です。お散歩というワードを耳にした子どもたちは喜び、いつもよりも何倍も準備が早い早い。玩具の片付け・トイレ・帽子や靴下、そして布団敷きがあっという間に終わります。好きなこと・楽しいものへの期待は大人同様子どもたちも大きく感じているようでした。
ここの所、園庭でよく落ち葉を集めています。きっかけとなったのはお部屋で飼っていたかたつむりの冬眠。眠る為には落ち葉の布団が必要だと知り、一生懸命集める所から始まりました。今では落ち葉に穴を開けて覗いておばけになってみたり、落ち葉で何か作りたいと必死に探しています。そこで本五触れ合い公園に着くといくじえんには無い葉が沢山落ちているのが見えたので、遊ぶ前にみんなに一つ遊びながらある物を探して欲しいと伝えてみました。それは公園に落ちている黄色と赤色の葉です。実際に二種類の葉を見せると『はーい!』『いいよー』『もうさっき見つけちゃったもんね~』と頼もしい返事が返ってきてそれぞれが自分の思うままに動き出しました。
走りたい男の子達は『ちょっと走ってくるね』と公園に出発する前から今日は走りたいという気持ちをしっかり実行していました。そんな中、早速『葉っぱあったよー』と〇ちゃん。おや?それは茶色だなぁと伝えると『あ、そっか。きいろと赤か!』と内容を思い出しています。その後は続々とお願いした物が届きます。子ども達はこちらが想像していた以上の量を見つけてくれ、手には沢山の葉が集まっています。袋を渡すとまたそれぞれ散ってそれぞれ目的のものを集めています。袋は全員は持っていませんが、袋を巡って言い合いなんて事はなく、『△ちゃん、これちょっと入れて』『いいよー』というやり取りや『あ、◇くん、ここに入れる?』と逆に声を掛けてあげる姿もありました。自分が袋を持ちたいという気持ちもあるでしょうが、ちゃんと役割を理解している姿も素敵です。
気付けば袋にたっぷり集まっています。
『この黄色すごい綺麗だよー』
『これは赤?』『うん、赤だね』
『黄色にちょっとみどりも入っているね』
と、色の様子を楽しむ姿も微笑ましいものでした。こうやって色彩を楽しむのも秋の楽しみの一つの様に思えました。また、先程走っていた男の子達が急に『はい、先生これ』と黄色の葉を持ってきてくれました。自分達の遊びの中にちゃんとこちらの思いも入っていた事にも嬉しさを感じました。
今日は偶然にじグループと行先が同じでゆりぐみさんと手を繋いで行きました。嬉しい半分・緊張半分のようでしたが、今度は一緒に行先を決めてお散歩に出かけるのもいいなと思いました。
K・E


◆もうすぐ着くよ (たんぽぽ)

今日はお散歩に行ってきました。
目指すは桜の坂公園です。前回行ったときに落ち葉や枝、実など宝物をひろってきました。
今回も落ちてるかな?とひろってくることにしました。
準備が終わり手を繋ぐお友だちが決まったら出発です。
「今日は天気がいいから気持ちがいいね」
そんな声が聞こえてきました。
気持ちいい天気の中歩いて行くと。
「せんせー」と前から声が。。。
よく見るとお休みの〇ちゃんが自転車にのってすれちがいました。手を振って別れた後▽ちゃんが「お兄ちゃんの〇くんいなかったね。どこかいってるのかなぁ?」とお兄ちゃん情報まで知っていて気にしていました。
しばらく歩いて行くと「もうすぐ着くよ」と◇ちゃんが気づきます。
曲がる道が見えたのです。
何度か来ている公園で覚えていました。
「もうちょっとで見えそう」と公園に着くのが楽しみなのが伝わってきました。
公園に到着。「たくさんあそびましょー」と同時にそれぞれあそびにいっていました。
「いい葉っぱ見つけたー」と袋をもらい大事にいれていました。
素敵な宝物を見つけていました。
枝を見つけた子が砂にお絵描きを楽しんでいました。
「これはバナナで~これはりんご」
「でもおばけみたいだよね」
「あわせるとおばけになっちゃったー」と笑っていました。
隣では「先生みてーこのクレヨンで描きました。」と枝を見せながら描いたところを教えてくれました。「◇くんにも描き方教えてあげたんだー」とお友だち同士で楽しんでいる姿が見られそれを共感していけて嬉しくおもいました。
☆くんが駆けてきました。
「もう帰ろうか~。おなかもすいちゃったし、汗かいちゃったから~」と言ってきました。
しっかり自分の気持ちを言えること、すごいな~と感じました。
「のど乾いちゃったからお茶のも~」そんな☆くんを合図にお茶を飲んでいきました。
お茶を飲んでいる間にちょうどいい時間になり帰ろうかな?と思った時に◎くんが「もう帰る?」と聞いてきました。そろそろ帰ろうかと伝えると。。
「もう帰りますよー」とみんなに声を掛けはじめた◎くん。「みんなに言ってきたよ」と戻ってきました。
『自分で考えて行動する』
週の目標、自分で考えて行動している姿がみられました。
自分で行動したことを受けとめ、自信にも繋がっていけたらと思います。
t*s


◆今日も大盛況(うみグループ)

今日も「縁日やりたい!」と何人かから声が上がり、縁日ごっこがはじまりました。
保育士がテーブルを移動すると、準備がはじまり、魚釣り屋さん&お寿司屋さんのオープンの準備ができました。すると「やきそば屋さんもやってもいいですか?」「輪投げ屋さんも!」と昨日のようにだんだんとお店が増えていきました。
魚釣り屋さんでは、縁日の活動に積極的な◎くんが釣竿をきれいに並べ始めました。
「この釣竿はA、これはB・・・」と長さ順に名前を決めているようです。
お客さんがくると「Aは短いので簡単ですよー」と親切に教えてあげていました。魚釣り屋さんでは、魚の置き方に工夫がされており「魚が集まっているところは餌があるところだから釣りやすいですよ」と自分たちで設定を考えて楽しんでいました。
「これお家でつくってきたの!」と、チョコレート屋さんの準備をしてきてくれた◇ちゃん。
ペットボトルのキャップや折り紙、ビーズなどを使ってチョコレートを作ってくれました。チョコレート屋さんは大人気で、男女問わず行列ができていました。◇ちゃんは「ちょっと待っててくださいね」と、後ろに並んでいるお客さんにも優しい言葉をかけていました。
お客さんが少ないことに気付くと「じゃあ僕お客さんになるよ!」と○くん。その一言で、お店屋さんをやっていた数人の子ども達もハッピを脱ぎ、お客さんになりました。「次、お客さんになるから、ハッピあげる!」と子どもたち同士でお店屋さん、お客さんを交代しながら縁日を楽しむ姿に成長を感じました。
「みんなお金ないからチケット配るよ!」と、縁日のゾーンにはいない友達に、チケットを配りに行き、呼び込みをしている年長児もいました。
昨日から復活した縁日ですが、今日も大盛況でした。
これからも子ども達の様子を観察しながら、一人ひとりの言葉に目を向け、遊びを提供していけたらいいなと思います。
(K.Y)


◆本町五丁目公園へ行きました。(にじグループ)

今日は、本町五丁目公園へお散歩に行きました。
ひまわり組はもも組と手をつなぎ、ゆり組はゆり組同士いつも通り手をつないで玄関に並ぶと、偶然きく組の子どもたちと一緒になり、行き先も一緒だった為、ゆり組の子どもたちが手を繋いで一緒に向かうことになりました。
ゆり組は、今年度もも組が入ってきたことにより、お兄さん、お姉さんらしく振舞う姿が普段からみられるようになり、今日はお散歩で更に小さなお友達と関わることができて嬉しそうでした。
本町五丁目公園に到着すると、広いグラウンドではサッカーや鬼ごっこをして走り回り、途中でベンチに座って休憩するほど身体を沢山動かしていました。
公園入口周辺の芝生や岩のある場所では、自然に沢山触れ、それぞれの発想で工夫して遊ぶ姿がありました。
岩から岩へ渡っていくのを何度も繰り返していたのですが、少し慣れてきた頃にはジャンプして忍者になりきっていたり、岩と岩の間に身体を寝かせて「人間橋だよ」と見せてくれたり、斜めになっている岩を見つけ滑り台に見立てて遊んだり、「ここは広い岩だからお昼寝できるよ」と心地よい気候の中日向ぼいっこを楽しむ児もいました。
綺麗な色の葉っぱをきく組の子が沢山拾っているのを見て、にじグループの子どもたちも様々な形や色の葉っぱがあることに気づいて集めました。
袋がいっぱいになると「これ保育園もって帰ったらお料理にして給食にしようかな」などと話しながら、沢山遊んでお腹がすいた子どもたちは給食を楽しみに、帰りは先に公園から出て前を歩いていたきく組に追いつこうと、行きよりも少し早足で帰ってきました。
寒さに負けず、沢山身体を動かして遊ぶ楽しさを伝えながら一緒に楽しむ機会を作っていきたいと感じました。(B・K)


◆勝ち負けよりも(そらグループ)

昨日の午後、部屋のレイアウトを少し替えてみました。新しい玩具を増やしたわけでもないのですが、「なんかすごいじゃん」「あたらしいねぇ」と子どもたちの反応は良く、それぞれのコーナーで落ち着いて遊んでいます。
比較的広いそらグループの室内、どうしても走りたくなってしまうようです。それも、少しだけ解消されたかな・・・と。
今後も、その時々の子どもたちの姿に合わせ、環境設定していきたいと思っています。
今日はパパ先生も来てくれたので、朝の会後ゲーム遊びを楽しみました。
まずは、まねっこゲーム。保育士が言った事、動きを真似する。保育士が言った事を真似しながら反対の動きをする。よく聞いていないとできません。
最後はややパニックになりながら、なんとか終わりました。
続いて大人気の「だいこん抜き」
ほぼ、全員が参加するという迫力満点のだいこん抜き。抜く側も抜かれる側も必死です。
手の平を真っ赤にしながら、抜かれると涙を流しながら・・・
年長児からは「椅子取りゲーム」のリクエスト。
最近、子どもたちが大好きなパプリカの曲に合わせて行いました。こちらは、やりたいという児だけだったのでみなルールも約束も理解して楽しんでいます。
けれど、やはり負けると悔しくて涙する児も。そして、自分のロッカーへ。
それを見て「◎◎くんは3番だったじゃん。がんばったよ」と迎えに行く△くん。
チャンピオンになった児だけではなく、3番まで表彰。みんながとても良い顔でゲームを終えることが出来ました。
ゲーム遊びを通し、勝ち負けだけではなく、相手を思いやる気持ち・どうしたら勝てるか考える事、みんなで楽しむこと・・・
いろいろなことを学ぶことが出来る機会だと思います。(M.C)


Posted in 園のこだわり