◆11月27日(火)の子どもたち
2018年11月27日 火曜日
◆子どもの目線に立って(つぼみ)

体力もついてきて動きがより活発になってきたつぼみの子どもたち。部屋の中でも動き回ったり、友だちとぶつかったりといろんな姿が見られるので少しずつ環境や関わり方なども考えていかなければと思います。
そんな今日は園周辺の散歩へ出ました。〇くんと◇ちゃんは歩いて出発です。すると育子園の目の前にはクレーン車のような車が止まっていて〇くんは「うひゃーあった、あった」と大興奮。いろんなものが視界に入ってきて興味津々で、グイグイどんどん進み、一緒に歩くというよりも〇くんに手をひかれているようでした。
進んで行くと通り過ぎる車に「あっあ」反応し、手を大きく振っていました。すると赤信号で止まっていた車の女性が手を振り返してくれて、満足気な〇くんでした。
大人のペースでの散歩ではなく、子どもたちが色々な物に触れたり感じたり出来る子どもたちペースの散歩で、心地よい時間になってくれたらいいなと感じました。
(K.E)


◆いつもと少し違う給食の時間 (ふじ1)

手洗いの際に、手を洗うお友だちの応援をする〇ちゃんの姿が毎朝見られます。
「がんばれっ!がーんばれっ!」と手をたたきながら応援しています。すると今日はその横に△くんが飛び入り参加。2人で一生懸命応援していました。
そして今日は、頭囲胸囲を測りました。前回計ったのが6月なので6か月ぶりの計測です。でも、子ども達は覚えていたのか慣れた様子で頭を測ったり、「バンザイして」と言えばかっこよくバンザイをしてくれました。みんながとても協力的だったおかげでミッキーが流れる前には全員終わることができました。
外の天気もとっても良く、暖かかったので電車を見に行きました。もう、ほとんどの子が自分で靴下を履いたり、帽子を被ったり、靴を履くことができるようになりました。子ども達の成長を毎日感じることができます。
車庫に到着すると、駐車場に一列になって座る。という事がふじ1組のお決まりになっています。今日もみんなでいつもの定位置に座ります。「アンパン、食パン、クリームパン・・」と言う新しい手遊びをやりながら待っていると「ガタンガタン」と音が。子ども達も気付いたようで待ってました!というような表情で電車を迎えていました。散らばっていた他の子達も音が聞こえるなり座っているみんなの元へ。電車が来るとみんなで集まり・・の姿を見ているといつ電車が来てもいいように、音を聞き逃さないように子ども達の耳はいつでもダンボのように大きくなっているように思えます。
園に戻ると、幼児さんがカマキリやバッタの入った虫かごを見せてくれました。その虫かごに☆ちゃんは釘づけ。虫かごに入っているから怖さはないようでどんどんと顔が近づいていきます。お部屋であおむしを飼っているせいか、生き物に対してもただ「こわい」だけではなく「ちょっとかわいい」や「もっと見たい」「触ってみたい」など様々な感情が出てきているように感じました。
今日からの新しい試みが一つあります。ご飯をおひつでもらい子ども達の前で入れることです。以前まではすでに盛ってある物を給食室の方に用意してもらっていました。子ども達の前で入れることで多めにするのか少な目にするのかを聞いて入れることができその子に合わせて盛ることができます。また、”食”というものに今までよりも興味関心を藻持ってくれるとうれしいです。(I・K)


◆暖かい秋の日の散歩 (ふじ2)
今日は朝からどんより雲に覆われた天気でした。でも予報は晴れ、暖かくなるとのこと。
ですので、お散歩に行くことにしました。
靴下を用意すると、自分の靴下を持って行き、自分で履こうとする児が増えてきました。
最後まで自分の力で履ける子はまだ少ないのですが、頑張ろうと取り組む姿に成長を感じます。友だちに靴下を持って行ってあげようと、友だちを思いやる優しい児もいました。
それぞれが準備を済ませ、お散歩に出発です。
道行く方々に「いってきまーす」と手を振る子ども達。その可愛らしい姿に思わず笑顔で手を振り返してくださる方がたくさんいました。
「かわいいねー」「どこにいくの?おさんぽ?」などと地域の方々と会話をし、自然と笑顔になる触れ合いを楽しみながら本五ふれあい公園に着きました。
公園に着くと、一足先に来ていたそらグループと合流しました。
お兄さんお姉さんに感化されてか、到着早々広い公園を走り回ったり、お兄さんお姉さんと一緒に散策を始めていました。
〇くんは、近くの工事現場や行き交うバスが気になるようで、道路沿いの方で「はたらく車」をじっと見つめていました。〇くんは「はたらく車」に夢中です。いろんな車の種類も覚えています。コンクリートミキサー車やクレーン車など色々見られて、目を輝かせて見つめていました。
そのうち、二股に分かれた木の枝を見つけた〇くん。その木の枝を木を支えている棒についているネジの所にあてて、クルクルまわす仕草をしています。「なにしてるの?」と尋ねると、「こうじちゅう」と応えてくれました。ネジをまわす作業だなんて、細かい所をよくみているなぁと感心した一コマでした。
こちらでは、低く枝が広がった木に気付いた△くんの姿がありました。
少しかがんだ姿勢で、まるで木のトンネルをくぐるようにあっちへ行ってみて、また戻ってきて・・・を繰り返していました。最初はくぐるのに真剣だった△くんの表情が、次第に笑顔になってきて、声を上げながら木のトンネルくぐりを楽しんでいました。
公園には黄色や赤などきれいに色づいた落ち葉がたくさんありました。
そんなきれいな葉っぱをビニール袋に集めて楽しんでいる姿もありました。
お土産沢山で、とても大切に持ちながら公園中を散策しています。
秋を感じながらのお散歩。
今日も満喫できました。
I・Y


◆給食の並び方と落ち葉(きく)

給食を自分で取りに行くことをやり始め、上手に出来ているので並ぶことも上手に出来るようにと、ビニールテープで並ぶ線を付けました。黄色いテープとテープの間に立って並んで行きます。いつもないテープの印に興味を持ち、並んでみたりしています。ちょっとの事でも新しい事は、楽しいもののようです。給食も自分で取りに行き、自分でみかんをお盆に乗せて嬉しそうに机まで運んでいました。それだけでまたお兄さんお姉さん気分にのようです。
園庭には、落ち葉を拾いに行きました。綺麗な色の落ち葉を拾っていると、一緒に拾いに来ます。「これ綺麗だよ」と言ってプレゼントしてくれたり、茶色のつかむとバリバリッと言って粉々になりそうな葉っぱをいっぱい持ってきてくれたりと子どもの落ち葉の拾い方もそれぞれです。落ち葉を花束のようにして持って帰ってくる子どもたちも居て、秋はそれだけでも楽しいひと時になります。
幼児組のお兄さんたちが、カマキリにエサをあげる為に蜘蛛取っていました。虫好きの子どもたちは、覗きに行って大きなカマキリに見入っていました。怖いからすぐに離れていくものの気になってまた戻ってきては、カマキリの動きを気にしていました。
給食の並び方でも落ち葉拾いもカマキリも今までになかったことをすることは、楽しいものです。なんにでも興味を持って楽しめる子ども達は、素敵です。今度は、何をしようか、毎日が楽しみになります。M.K


◆カードゲームに挑戦! (たんぽぽ)

朝の会で、新しい玩具の紹介をしました。楽しいカードです。
折らない・口に入れない・大事に使う、このお約束は他の玩具にも当てはまることですが、
楽しくみんなで使っていくためにもう一度、みんなで確認しました。
まずは絵合わせです。動物の全身が完成するようによく見て、合わせていきます。これはスイスイお手の物。あっという間に終わりました。
何度かやってから、次はそのカードを裏返し、遊びを発展させてみます。神経衰弱です。
見本を見せてながらルールを説明しました。
頭に?が浮かぶ子、うんうん頷く子、早くカードをめくりたくてチラッと覗いている子と反応も様々で面白いです。
ルールと共に、カードを引く順番を決めると、むやみやたらに手を伸ばす子はおらず、うずうずしながらもきちんとルールを守る姿が見られました。
神経衰弱の難しい所は覚えておかなくてはいけないところ。
なかなか当たらない理由のひとつは、お友だちが引いたところと同じものをめくりたい・・子どもたちらしい姿です。でも「あちゃ~、、またはずれ。」も楽しいようです。
繰り返すうちにすこしずつルールを掴んだ子は記憶を頼りに当てることもできました。
「すご~い!そろった!」お友だちが当てたことも、みんなで大喜び。
終始楽しい空気感でした。
カードゲーム、まだまだ盛り上っていきたいと思います。
今日はいつもよりも気温が高めだったので、お部屋遊びはいつもより短めに、園庭でたくさん遊びました。
落ち葉を集めて、みんなで一緒にそれ~っと空を舞う落ち葉のシャワーはとても綺麗です。
そんな姿に誘われて、あちこちで落ち葉集めを楽しむ姿がたくさん。
大きなもみじにペンで顔を描いてもらい、「こんなかおしてるの」と大事そうに見せてくれました。
宝物はどんどん増え、秋を満喫中です。
S.S


◆復活 (うみグループ)

今日も◎ちゃんのお母さんが保育士体験でママ先生をしてくださいました。朝の会で今日の予定を確認するときには、すぐにママ先生という言葉が出てきて、子どもたちによる質問コーナーでも多くの手が挙がり、たくさん質問に答えてもらいました。
絵本を読んでもらったり、「一緒に遊ぼう」とママ先生の手を引いて誘ってみたりといつもママ先生は大人気です。
園庭に出る前には△くんから「先生、縁日やってもいい?」という声が上がりました。きっとみんな忘れているだろうと思っていた縁日でしたが、△くんが「やりたい」といって準備を始めたことをきっかけに「先生、僕も縁日やりたい」「たこ焼き屋さんやろうかな」「魚釣り屋さんも」「焼きそば屋さんもやろうよ」と次から次にお店の名前が出てきました。
そして、「いらっしゃいませー」「今なら危険生物を釣った釣った人にはお寿司が二個もらえまーす」と呼び込みをしていくうちに、最初はあまりお客さんがきていませんでいたが、思い出したかのように「焼きそば1つください」とお道具箱からお財布を持ってきて、お金を渡している子、「もうお財布持って帰っちゃたよー」「お金ないよー」「縁日カードないよ」という子もいました。
お金がない子はチケットを代わりにしたり、紙にお金を書いて切ってつくり、縁日カードがない子は画用紙に、たこやき、チョコバナナ、やきそばと書いてオリジナルのカードを手作りして縁日に参加していました。
「なければ自分たちで作ろう」という発想が素晴らしいなと思いました。
園庭の時間になると少しずつ店員さん、お客さんの人数は減ってきていましたが、お店屋さんをやりたかったもも組の子どもたちが残り、「いらっちゃいませー」「おさかなやさんですよー」と店員さんをしている姿はとてもかわいらしく、お客さんに「いくつになさいますか」という丁寧な言葉が出てきていて、かわいらしさはどこへやら。しっかりとお兄さんお姉さんに成長しているなと感じました。
これからも、遊びを通して子どもたちの成長を見守っていきたいと思いました。
(K.H)


◆秋から冬へ (にじグループ)

天気はいいものの「寒い」という言葉をよく聞くようになりました。秋から冬に変わるのもそう遠くはないようです。
子どもたちとミッキー体操を行い、身体を温めた後、園庭遊びについての話をしました。
今までは帽子だけでよかったのですが、上着を着て園庭に行く、という子どもたちも増えてきました。
上着を着ないという子どもたちもいます。
上着を着ていってもしばらくすると暑くなる経験を通した結果かもしれません。
そのため暑くなったら上着を脱いでウッドデッキに置いておいて、お部屋に戻ると同時にお部屋に戻そうね、と共有しました。
汗をかいてそのままにしておくと汗が冷たくなり風邪をひいてしまう、ということも重ねて伝えました。
室内に戻ったら手洗い、うがいです。
うがいの種類もガラガラぺーとグチュグチュぺーがあり、子どもたちと話し合います。
「ガラガラぺーは喉のバイキンを落とすんだよね」「グチュグチュぺーは歯のバイキンを落とすんだよね」と完璧です。
昨日からバッタの仲間が新たに加わりました。
保護者の方からのご提供していただきました。子どもたちは観察をし、霧吹きでお水を与え汚れてしまったときは拭いてあげたり、生き物に対しても親切に関わってくれます。
園庭には遊ぶ目的と餌を探す目的と分かれます。
カマキリの餌探し、バッタの餌探し隊は大忙しです。他グループの子どもたちにも協力してもらったり、バッタへの葉っぱ探しはおひさまグループの子どもたちが協力してくれました。
虫かごを覗き込む子どもたちに丁寧に説明をするにじグループの子どもたちは自信に満ち溢れた表情です。
秋の姿を落ち葉や葉の色、風の冷たさで感じます。今では朝の寒さや上着を着るという動作も加わったこと、サンタさんの会話をする子どもたちから冬が近づいていることに気づきます。そのため室内遊びを選択した子どもたちも増えたようにも感じます。今日のように暖かい日は園庭での遊びを提供し、今ならではの風景を見たり、触ったりして味わってもらえるように関わっていきたいと思います。
(a.y)


◆おおきなサツマイモ (そらグループ)

今日は本五ふれあい公園にお散歩にいきました。
出発する前は、少し肌寒さもありましたが、到着するころには身体がポカポカ。
公園内でのお約束をみんなで確認したあとは、自由に遊びました。
遊具はありませんが、公園内は黄色や赤や茶色など色んな色の葉っぱが沢山落ちていました。葉っぱを集める児、石を集める児、お花を摘む児、木登りをする児などさまざま。
ちょうど、ふじ2組の子どもたちも遊びにきました。
弟や妹と遊ぶ姿もあり、園庭とは違った環境でのきょうだいのふれあいが垣間見られました。
芝生広場にも入って遊びました。
保育士に1番にタッチした子の勝ちというルールでスタート。
タッチ間近で逃げる保育士。それでも追いかける子どもたち。
あっという間に追いつかれてしまい、息を切らす保育士を横目に「もう一回」とまだまだ走り足りないようでした。
ポカポカ陽気につられて芝生の上に寝転び日向ぼっこするが微笑ましく感じました。
一方で、芝生広場の外では、大きな桜の木の下で長い木の根っこを見つけたて興奮する集団。「よし、みんなで抜こう」と年長児の呼びかけにぞろぞろとお友だちが連なり、『おおきなかぶ』ならぬ『おおきなサツマイモ』をして遊ぶ姿が見られました。
年少児が大きな岩を登る時には、年長児が傍について優しく手助けしてあげたり、妹や弟と遊ぶ姿も見られたりと、暖かい日差しに包まれながら子ども同士の優しさに触れるお散歩となりました。(O.Y)


Posted in 園のこだわり