◆11月22日(木)の子どもたち
2018年11月22日 木曜日
◆バケツを持って(つぼみ)

今日は園庭で遊びました。園庭に出ると、砂場にたくさんの子供たちが集まってきました。シャベルなどを持ってきてその場におきました。みんな片手にシャベルを持って、砂をいじり始めました。大きなバケツに砂をたくさん入れて置いておきました。みんなが一斉にその中にシャベルを入れだし、砂を出したり入れたりし始めました。
◎ちゃんはバケツを気に入ったようで、持ち出そうとバケツを持ち上げました。更に持って歩こうとしましたが、たくさんの砂が入り重かったようで、よろよろよろけてしまいました。それでもそのバケツを持って行こうと歩いていました。
その側には、枯葉がたくさん落ちているところがありました。空のバケツをもった〇ちゃん。その中に枯葉をどんどん入れて遊んでいました。パラパラ枯葉がまかれ、ケラケラ笑ったり。〇ちゃんも枯葉がたまったバケツを大事に持って歩いていました。大事なものが入ったバケツを持って、大事に遊んでいました。(T.Y)


◆どんぐりたちのあんな顔、こんな顔 (ふじ1)

以前から絵本を見ることは好きでしたが、最近はまたいっそう絵本が好きになっています。無言で絵本を保育士に差し出したり、「これ、見る。」「あおむし、見る。」「読んで。」など言葉を添えて持ってくる子も増えてきました。朝の集まりでも、少しずつ長いお話を読む機会も取り入れています。今日は、「ぐりとぐら」のお話を読んでみました。内容は、まだちょっと難しい部分もあるかもしれませんが、可愛らしい絵もあり、絵本の世界を大きな絵本で楽しんでいました。
絵本の中でぐりとぐらも拾っていたどんぐり、今日はふじぐみでも紙のどんぐりに自分たちで目をつけ、一人ひとりの可愛いどんぐりを作りました。「どんぐりにおめめつけてあげようね。」と話すと、全員がヤル気まんまんでテーブルのほうにやってきました。中には、何をやるかはわかってないけど、みんながなんだか楽しそうに行くからとつられて、ニコニコやってきた子もいましたが、お友だちと一緒に楽しいことしたいという気持ちの育ちも成長だなと思います。
一人ずつ配ったどんぐりに色んな表情の目をつけていきます。シールを貼ることもすっかり上手になり、気づくと目が5個も6個も付いているものもあり、面白いどんぐりになっていましたが、そこはちょっと調整させていただきました。
園庭に出ました。今日はフェンス越しに作業中のコンクリートミキサー車が見えます。フェンスに貼りついて、熱い視線を送る子たちがいます。段々と遊びに散っていく子がいる中、一人になってもしばらくじーっと見ている〇くん。「せーんせ、せーんせ!」と保育士を呼びます。自分が興味のあるものを誰かと一緒に見たいという気持ち、共有したいという気持ちを感じます。そばに行き、同じ目線になって見てみました。ゴゴゴーという音を一緒に聞いたり、「かっこいーね。」と言ってみたり。。しばらくすると、ようやく満足したのか、他の遊びに移っていきました。
園庭が子どもたちでいっぱいになると、気持ちが落ち着かなくなり、あまり遊べなくなってしまう△ちゃん。今日も、幼児クラスのお兄さん達がワーッと園庭に出てくると、泣きべそになってしまいました。しばらく保育士と手を繋いでいましたが、近くに来た※ちゃんと手を繋いでみたらと促すと、涙がぴたっと止まり、保育士のそばを離れて2人で歩いていきました。時々手が離れても、名前を呼んで、また繋ぎ直しては歩き出します。そういえば、△ちゃんは一人で遊ぶことが多かったのですが、最近はお友だちへの興味が出てきて、今は絶賛関わり方を学び中。そんな時期だからこそ、今日の関わりも△ちゃんの気持ちに合ったのかもしれません。△ちゃんの後姿にも嬉しい成長を感じました。
(T.M)

◆てつだって!(ふじ2)

この前、大きな紙に自由画をしました。その画をどんぐりの帽子に。どんぐりの顔の(細長い・丸い顔)好きな方を選び、1人ずつ好きな目を顔に貼っていきました。
個性様々なかわいい、どんぐりの顔がのち程張り出されますので、お楽しみに!
その後は園庭で遊びました。○ちゃんは、大型遊具の上り階段で使っているロープをブランコのように座ろうとして頑張っていました。
1人で、座れるけど、お尻の位置が定まらないようです。苦戦して険しい顔をしながら、落ち着いて座れる位置を探していました。
保育士が、横を通ると、「おいで、おいで」と呼び、どうやら、座れるように手伝ってと言っているようです。「どうしたの?」と聞いて、手伝ってあげると、今度は「引っ張って」と言いました。いつも、ロープの先を持って動かしているので、いつもの様に、引っ張って援助しました。
いつものやり方を、言葉で的確に表現できる姿に驚きました。
もう一方では、太鼓橋で挑戦する児のお尻を、最初だけ支え援助する保育士もいました。自分の目標を叶える為に、保育士に声をかけ、目標を叶えていく子ども達の姿が、見られ、嬉しくなりました。自分の目標を叶える為に、何をしたら良いか、考える力が育っている姿。意欲的な姿は素晴らしいと思いました。その、お手伝いを見守り続けていきたいです。
今朝がた、雨が降って水たまりが、園庭に出来ており、肌寒い気候ですが、足踏みをして、水の感触を楽しむ姿は、子どもならではで、大人は寒々しいですが、子どもには、遊びたくなるものなのです。靴が濡れない程度に小さく足踏みしていたので、子どもなりに加減していたのかもしれません。
園庭のサルの像くんは、皆のお友だち。葉っぱのご飯をあげたり、よしよしと撫でてあげたり、様々。その像の前で2人寄り添って遊ぶ姿に目が止まりました。○ちゃんは、すでに完成した砂で作った物を手にして、※ちゃんが完成するのを静かに隣で見ていました。
※ちゃんはカップに砂を詰めて小枝と葉っぱで、ケーキを作っている所でした。
「できた!」と嬉しそうに完成したものを、手に持ち、ハッピーバースデイの歌を唄い、○Sちゃんと※ちゃんと小さな誕生日のお祝いをしました
その後に、写真に向かってポーズをとってくれました。S・A

◆お兄さんお姉さんにまたひとつ近づいた (きく)

行事やお誕生会、散歩に出かける時の挨拶は立って合掌して行っていましたが、お部屋でのご挨拶は椅子に座って行っていたきくぐみ。数日前からお部屋でも立って挨拶をするようになりました。その変化に初めは戸惑うというよりかは、なんだか嬉しくて心がざわざわしてしまう姿がありましたが今日はその気持ちも落ち着いて、自分たちで『礼!』と言ってお辞儀をしている姿も見られました。
その中でも数人の子が背筋ピン。手はピタッ。お辞儀は深くとこちらが驚いてしまう程の挨拶をしていました。そのメンバーに前へ来てもらい、みんなに挨拶を披露してもらうとパチパチパチと自然と拍手が聞こえて来たのです。見ていた保育士が拍手したのはもちろんの事、〇くんも『〇も拍手しちゃったー』と思わず拍手してしまったようです。子どもたちに「どうだった?」と聞くと『素敵だった―』との事。前に出ているメンバーもお友だちに褒めてもらえた事が嬉しかったようで表情はどんどん緩んでいきました。
また、その後に今日から給食の配膳のやり方が変わる事を伝えました。今までは保育士が子どもたちの元へ行き、食べられる量を聞いていましたが今日から子どもたちが並んでお盆と共に給食をもらう形式になります。『なんで並ぶの?』と気になる子どもたちに幼児組のお兄さんお姉さんが同じようにやっている事を伝えると納得の様子。「みんなどんどんお兄さんお姉さんになっちゃうね」等伝えると『そうだよーもうお姉さんパンツ履いてるし!』とやる気になっていました。
まだまだ可愛いきく組の子どもたちですが、幼児組への進級が少しずつ近づいているのも感じます。おやつや給食も並び、お盆も使い、ご挨拶も立つ・・・こうやって一つ一つお兄さんお姉さんに近づいています。子どもたちの気持ちを大切に焦らずゆっくり丁寧に、その中でやる気も見落とさずいいタイミングで進めて行きたいと思います。
初めての並んだ給食の配膳、流れを伝える保育士の声にしっかり耳を傾けていました。お盆で運ぶ時には誰一人こぼさず椅子まで辿り着き、みんなで『やったー!』と一人ずつタンバリンにタッチをして喜び合い、また次へのやる気になったようにも感じます。
頼もしい18人の子どもたちです。
K・E


◆今日のミッション(たんぽぽ)
今日はお部屋であそんでから園庭に出ました。時間があるとわかっているのか「紙芝居みるー」「でんしゃくんがいい」とリクエストがありました。
他のリクエストもありましたが今日は一番リクエストが多かった「ふつうでんしゃのでんしゃくん」を見ました。
お部屋では最近おままごと用の上着を用意しましたが段ボールで作ったロボットがあります。「ロボットしていい?」交代で着けています。今日もロボットになっていた子がいました。
園庭では今日はミッションがありました。
枝を探すことです。
石ではなく葉っぱではなく枝。と見せてこれがあったらひろってね。と伝えていきました。
園庭に出るとさっそく「あったよー」と見つけた〇くん。いい感じの枝です。
△くんは歩いていたのでひろった枝を見せると「あった!」とその枝を持って他の枝を探しはじめました。しばらくすると枝が入った箱を持った保育者に「あったよー」とたくさんの小さな枝を渡していました。あの後もたくさん拾っていた△くんでした。
ツリーハウスでは「いらっしゃいませ~」とお店屋さんがはじまっていました。何屋さんか聞くと「アイス屋さんで~す」と寒さを感じつつ元気なアイス屋さんに誘われて葉っぱのお金を払いおいしくいただきました。
それぞれの場所で楽しむ子どもたち。寒さを感じる今日この頃ですがまだまだ寒さは感じていない様子で楽しんでいました。
t*s


◆いつもありがとう(うみグループ)

今日は普段からお世話になっている地域の方々にありがとう制作で作成した色紙を渡しに行きました。
うみグループは4つのお店をまわりました。
しかし、定休日、営業時間外のお店もあり、ありがとうと伝えられたのは1つのお店のみでした。
お店の前に到着すると「こんにちはーーー!」と元気よく挨拶します。
お店の方が見えると、お店から出てきてくれる前に「お菓子ありがとうございました」とハロウィンのイベントでいただいたお菓子のお礼を言っている児もいました。
そして、お店の方に色紙をプレゼントするときには「いつもありがとうございます」としっかり言うことができました。
代表で年長児に色紙を渡してもらいましたが、一人ひとり「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることができました。
「このお店にはプレゼントないの?」と★ちゃん。ハロウィンのイベントでまわったお店を覚えでいたようです。幼児グループで分担してお店をまわっているため、ハロウィンのときにまわったお店でも、今日はまわらないお店もあります。「そらグループさんかにじグループさんがプレゼントわたしてくれるよ」と伝えると、「このお店にも渡したかったなー」と少し残念そうな様子でした。
定休日だったお店には後日、営業時間外だったお店には午後プレゼントを渡しに行きたいと思います。また、そのときには、うみグループでまわることのできなかったお店にも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えたいと思います。
(K.Y)


◆ありがとうを伝えに (にじグループ)

今日は健康診断後、以前子どもたちと作った「ありがとう」の気持ちを込めた色紙を渡しにいきました。
「ハロウィンの時にお菓子をもらったお礼に」と言っていたのですが、にじグループは交番や中野富士見町駅へも届けに行くことになりました。
「なんで、お菓子をもらってないのに行くんだろう?」と子どもたちに投げかけてみました。
子どもたちの答えは、交番は「いつも守ってくれているから」駅は、「電車がないとどこにもいけない」「動物園にもいけないし」と楽しい場所へ連れていってくれる駅員さんへ感謝を伝えると言っていました。
園庭へ行く前に子どもたちと「ありがとうを伝えたいなと思うお友達は、11時に御仏様の前で待ち合わせ」と約束をしました。
園庭で遊んでいる途中でも時計を見て集まってくれた児が沢山いました。
沢山集まっているお友達を見て、集まってくれる児もいました。
交番、中野富士見町駅、オーゼキ、歯医者さんを周り「いつもありがとうございます」と伝えることができました。
「ありがとう」を届けにいきましたが、色紙を渡すと相手からも「ありがとう」が返ってきて、喜んでくれたことに嬉しい気持ちになった子どもたち。ハイタッチをしてバイバイし、園にもどってきました。
感謝の気持ちを伝えることで、人の温かさや優しさに触れ、その大切さを感じてくれていることと思いました。(B・K)

◆健康診断&ありがとう (そらグループ)

今日は健康診断がホールにてありました。
朝の会で、健康診断の練習をしてみました。保育士がお医者さん役になり、聴診器の代わりになるものを身に着けて、年長児にお手本を見せてもらいました。
保「お名前は何ですか?」
〇ちゃん「○○○○○○○です。」
保「何歳ですか?」
〇ちゃん「5歳」
保「おぉ。心臓も元気に動いてるね。最後にアーンとお口を見せて」
保「はい、おしまい」
〇ちゃん「ありがとうございました」
さすが年長児。練習と分かっていてもふざけることなくしっかりと応えてくれました。見ていた年中、年長児も次々にやりたいと手を挙げてくれました。
そらグループの順番が回ってくるまで、お部屋で過ごしました。
最近、『パプリカ』という曲を流して踊っています。
にじグループうみグループでも踊っている曲です。そらグループの中でもお家で踊っていてマスターしている子もいます。踊りたい子が集まって「もう一回」と何度も踊っていました。
健康診断の順番が回ってきました。
もも、ゆり、ひまわり組の順番。朝の会で確認し合ったことを覚えていたようで、脱いだ洋服もきちんと畳んでいました。お医者さんの前にいくと緊張や恥ずかしさからか小さな声になってしまう子どもたち。終わると、段々と声のボリュームもあがり「ありがとうございました」と元気に挨拶をしてお部屋に戻るそらグループの子どもたちでした。
健康診断が終わると園庭の時間。
今日はもう一つやる事がありました。それは、先日ありがとう制作で作った色紙を渡しに行く日。全員で行くか、行きたい子だけでいくか悩みましたが、雨も降っていなく園庭あそびも出来る状態だったため、行きたい子を集めて渡しにいくことにしました。
集まったのは7人だけでしたが、ありがとうの気持ちは40人分。
そらグループは、洋服屋さん、クリーニング屋さん、ラーメン屋さん、お肉屋さんに行きました。「いつもありがとうございます」とお礼を言いながら渡しました。
お店の方も「ありがとう」と嬉しそうに受け取って下さいました。「お菓子ありがとう」とハロウィンでお菓子を貰ったことを覚えていてお礼を言う姿もあり微笑ましく感じました。
お店の方も快く子どもたちを受け入れてくださり、地域の方々の温かさを感じる日となりました。(O.Y)


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