◆11月20日(火)の子どもたち
2018年11月20日 火曜日
◆おはなしじょうず(つぼみ)

久しぶりに電車を見に行くことにしました。
「今日散歩行くよ」という言葉に反応し「ん~ぽっ」と言葉を返してくれました。ミッキー体操が終わりすぐ出発です。散歩となると園庭では違った景色や物が見れるので子どもたちも大興奮です。道中で子どもたちが声を出し始めました。何かと思うと前方から大きな犬が2匹やってきていたので「ワンワンッ。ワンワンッ」と言っていたようです。近づいてくる大きな犬に目を丸くして手を振っていました。
地下鉄車庫に差し掛かる角を曲がるとちょうど良くガタンゴトンと音がしてきて、車庫に入ってくる電車が見え「まてまて~」と電車との並走・追いかけっこです。
タイミングよく一本前の電車が見れたので、もうしばらく待っていると「……ね~」という言葉が聞こえてきました。よく聞くとはっきりではありませんが「こないね~」と言っていたようです。他にも「ン~ッしゃ」と「電車」と言っているような単語が聞えてきたり、いろんな表現が出来るようになったんだなと感心しました。
後半は園庭でもたくさん遊びました。
(K.E)

◆ひろーい園庭で (ふじ1)

今日は朝の集まりでかわいい絵本を読んでみました。はりねずみくんのあかいマフラー
はらだ よしこさん作です。はりねずみくんとあかいマフラーと森のお友だちのお話です。とても真剣に見てくれている子と少し長いお話だったので他に興味が行ってしまった子もいましたが、お話が終わって色の話になるとマフラーの赤い色やお友だちに選んであげたマフラーの色の話には、再び興味を持ち始め子ども達の着ている服の色を言ってあげると自分の服を引っ張ってきて何色か聞いてきました。ピンクや紺色、黄色に白色、赤色は子ども達の着てるハッピの色と言ってあげると子ども達も喜んでいました。
その後、園庭に出て遊びました。今日は帽子とジャンパーをロッカーまで自分で取りに行きロッカーの前で着てから園庭に出ることにしました。
園庭はお散歩に行ったクラスが多かったのでしばらくの間は貸切状態で伸び伸びと遊んでいました。大きなシャベルと大きな熊手を何本も持って歩いて遊んでいる〇ちゃんや☆ちゃん。どうしてたくさん持っているのか聞いてみましたが教えてくれずたくさん持っているだけで満足だったようです。しばらくするとシャベルなどは置いて砂場のまわりや木や切り株の周りで集まって何か楽しそうに遊んでいました。
園庭にはたくさんの色もあります。花壇やプランターにもお花や緑の草など様々です。絵本の中に出てきたオレンジはなかなか難しい色のようでしたがプランターに咲いていたお花にオレンジ色があったので子ども達に教えてあげると◇くんが「おれんじ」と言ってくれました。お部屋の中ではあまり反応のなっかた色でしたが自然に触れることで子ども達の中でもオレンジ色に興味を持ってくれたようです。紅葉で黄色くなった葉っぱなども嬉しそうに拾て見せに来てくれました。冬に向かって色が段々少なくなっていきますが、この季節の移り変わりを子どもたちと感じていけたらと思います(y.n)


◆小さい秋みつけた~パパ先生と大聖堂屋上で冒険しました。~(ふじ2)

今日は、スペシャルゲストの〇ちゃんのパパが「パパ先生」として来てくださいました。
朝から大人気なパパ先生。周りには、沢山の子ども達が一緒に楽しんでいます。
〇ちゃんもとっても嬉しそうでパパから離れて好きな遊びをしては、満足するとパパ先生の元に戻ってきます。
この姿は、室内でも散歩先の大聖堂の屋上でも見られました。
〇ちゃんの「パパがいるという絶対の安心感」そんな素敵な父子関係が感じらえるひと時です。
大聖堂に着き、み仏さまに挨拶をしに行くと「かわいい」と発する△ちゃん。「あっ!帽子かぶっている」と指さす◇君。み仏さまの頭を見て帽子をかぶっているように感じたようです。
その発言に笑ってしまいましたが、2人の発想に驚きます。
△ちゃんは、キラキラ光るを見ての発言だったようです。
また、◇くんに「◇くんと同じで帽子をかぶっているね」と伝えるとにっこり。
「◇くんといっしょ」と言って頭を触りながらなんだか嬉しそうです。
話す事が一段と上手になり、いろいろ伝えてくれると会話のやりとりが楽しくなってきました。
これからも楽しみです。
屋上に移動すると以前拾ったどんぐりの場所を覚えていた子たちがどんぐりを探し始めました。
保育者が「どんぐりころころどんぶりこ~」と歌っていると一緒に歌い始め、小さいどんぐりを指先でつまみ大切そうにどんぐりを集める姿を見せてくれます。
すると階段を登っている子たちを見つけるとギュッと手の中に握りしめながら階段を登って行きます。
登りきるとにっこり。広場であっちへこっちへと移動し、小春日和を満喫しています。
満足すると再び階段を降り始めます。
何人かで階段を下りるとどんぐりがコロコロと落ちてきました。
落とした子も気付かず下にいた子が気付き「あっどんぐり」と言っています。
まるでトトロの話のようなワンシーンです。
大切に握っていたどんぐりですが、大好きな階段を上り下りどちらもやりたい。時折、落として困っている姿も見えますがその時々のその子の気持ちが微笑ましく感じます。
思い思いに遊ぶと満足し、「ご飯食べに帰ろうか」と言ってみると皆、満足そうに育子園に戻ってきました。
いつもと違う散歩を満喫した子ども達。
引き続き、秋を満喫していきたいと思います。
(N.Y)


◆自分の思いを話す(きく)

朝の集まりで、今日は園庭へ遊びに行くことを伝えました。
子どもたちがどんな遊びをしたいのか一人ひとりに発表してもらいました。
いつもお友だちや保育士と話すときは、はっきりと元気の良い声ですが、静かな環境で周りのお友だちの注目が集まる中一人で話すのはドキドキするようです。いつもより声は小さめでしたが、何をしたいのかそれぞれの思いがしっかりと心の中にありました。
「走りたい。」
「ジャンプする(トランポリン)。」
「登るのやりたい。(コンビネーション遊具)。」
「鬼ごっこ。」
「太鼓橋とお砂やりたい。」
「お山に登る。」
お友だちが発表する姿をきちんと見て聞きながらも自分の考えを言えました。
以前皆の前で一人ひとりが発表する経験をしていた為、今日は「次どうぞ。」と自分の順番が来るまで待つことができました。待ちながら「次は自分の番だ。」と期待を持って保育士を見つめる子どもたちの目がキラキラしていました。
仕度を済ませて園庭へ行きました。園庭へ出ると発表していた通り自分のやりたいことをめがけて遊びに行っていました。お友だちと一緒に遊ぶ楽しさを今まで以上に感じられるようになり沢山の笑顔が見られました。
もっと遊びたいという思いはあるけれど、音楽が流れたら帰るという意識もしっかりとできてきました。子どもたちの切り替えることができる力に感心しています。(T.Y)


◆感動 (たんぽぽ)

朝から、「梨たべてきたよ。パンもね。」 「おっとっとと牛乳と…」お菓子の名前まで出ています。
朝食を思い出して教えてくれているのですが、今日の朝の会での質問は『好きな色』を教えてもらいました。
みんなそれぞれに考えて答えていました。次はどうして好きなのかも聞いてみようと思います。
先日桜の坂公園で拾ったお宝を画用紙に貼ってみたのですが、ボンドがやっと完全に乾いたので廊下に飾りました。
そして金曜日、幼児クラスの遠足で行った新宿御苑でのお宝を皆に見せると「えー?なんだそれ…」とやや興奮気味です。
見たことないような大きなまつぼっくりがあったからです。
まるで何かの巣のような大きさにちょっとどきどきしていました。
季節の飾りに使おうと思います。
今日は他園の保育士さんが数名見学にいらしています。
朝の会が終わったころお部屋に入ってきました。
「こんにちは。」「こんにちは。」あちこちで挨拶が言えています。
「先生、ちゃんとこんにちはって言ったよ。」と囁き声もありました。
みんな偉いです。
今日は園庭で過ごしたのですが、園庭でもいいもの見つけたらお宝箱に入れておこう。と黄色い箱をもっていきました。
それぞれが石や落ち葉をいれています。
秋らしい装飾につなげていきたいと思います。
園庭で遊んでいた☆くん
面識の薄い小さな子…年下の子とのトラブルがあり、まさかのショックで涙が出てしまいました。
そこに登場したのが仲良しの〇くんです。
泣いている☆くんを何とかしなくちゃと考えたようです。
濃い緑の葉っぱを拾ってくると☆くんの痛む箇所に巻きつけて「これで大丈夫だよ。」とお手当しているのでした。 ☆くんはみるみる元気を取り戻しています。
感動しました。
お客さんの挨拶も、お友だちへのいたわりも、もしかしたら大人よりも上手にスマートにこなしているかもしれません。
寒さのなかにほっと温かいものを感じました。(N・S)
◆音楽クラブ(もも組)

今日の音楽クラブは、音符を沢山教えて頂きました。
『黒音符』(4分音符)、『白音符』(2分音符)、『旗音符』(8分音符)、『スキップ音符』(付点8分音符)の4つです。
講師の先生が音符が描かれたカードを見せると、「黒音符~」と元気に答える子どもたち。
いつのまにかしっかりと音符を覚えていました。音符やリズムへの関心の高さが伺えます。
花丸マークを貰い褒められると、子どもたちの意欲は益々高まり、とても集中していました。
その後、自分で音符カードを選び首に下げ、同じ音符事に集まって座ります。
ピアノのリズムに耳をすませ、自分のカードと同じ音符が聴こえてきたらリズムに合わせ手拍子をしていきますが、すぐに反応する子、分かったけど自信が持てないのかお友だちを見てから手拍子する子、みんなの反応で気づいて手拍子をする子と様々でした。
すぐに反応する子は「手を叩くんだよ」と声をかけてくれました。
その言葉に引っ張られるように段々とみんなの反応も早くなってきます。
子ども同士の影響力を感じる場面でした。
最後はピアノに合わせてリズム歩きをして終了しました。
大好きなリズムあそびをたっぷり楽しみ、「楽しかった」との言葉が溢れた音楽クラブでした。
O・Y


◆音楽クラブ (ゆり組)

今日の音楽クラブは、リズム遊びを行いました。
はじめは、音符のカードのまわりをみんなでまわり、きれいな円になりました。
「みんなの前にはどんな音符があるでしょうか?」と質問されると「黒音符」「白音符」「旗音符」「スキップ音符」とすぐに名前があがってきます。
「白点音符」と○ちゃん。カードの中にはありませんでしたが、付点二分音符を知っているようです。すると付点二分音符のカードが出てきました。新しいカードです。
「四分音符」「二分音符」「八分音符」「付点八分音符」のほかに「付点二分音符」が加わり、子どもたちの音符の知識がまた一つ増えました。
今日は好きなカードを一人1枚ずつ首にかけ、音符ごとにリズム遊びを楽しみました。
ピアノのリズムが聞こえてくると、一人が立ち上がり、同じ音符の子どもたちも立ち上がります。座っているお友達がいると「◎ちゃん」と声をかけ、音符ごとのチームが一つになっているように思えました。子どもたちはピアノの音に耳をすませ、集中して取り組んでいました。
最後はみんなが大好きなやきいもじゃんけん。
今日の優勝はにじグループの□くんでした。負けてしまった子どもたちは「次は勝つぞ」という思いを込めて、ジャンプをしてタンバリンをたたいてからお部屋に戻りました。
子どもたちが音符ごとに仲間になり、教え合いながら活動できる素敵な時間になりました。
(K.Y)


◆2018ひまわり組の歌(ひまわり組)

今日の音楽クラブは、今まで教わってきた音符やリズムのおさらいをしました。
今まで呼んでいた、まんまるちゃん、くろ音符、しろ音符、などの呼び方も小学校で習う言い方を前回教えてもらい、子どもたちはよく覚えて答えていました。
リズムは、ピアノの音を聞いてどの音符のリズムなのかを考えて動いていましたが、今日はピアノは無しで先生の言った音符を自分達で考えて動き出しました。
みんなの動きが揃うとピアノが流れだし、自信をもって笑顔になる姿が見られました。
音楽クラブも年長児の後半に入ると、とても集中して話をきいたり、自分で考えて参加する姿がとても頼もしく感じられ、小学校へ行く姿が目に浮かぶようでした。
最後は、毎年つくっている「ひまわりぐみの歌」の歌詞を考えました。
去年、一昨年の年長児が作った曲を聞いて、「つくりたい」と声があがりました。
「今年の年長さんはどんな年長さん?」と聞かれると、子どもたちから沢山の言葉がでてきました。
「やさしい(小さいお友達に)、かっこいい、1年生になれる、元気、ブロック・レゴ・ラキューが上手、話が聞ける、鼓笛を頑張った、きれい、リレーを頑張った、お散歩が好き、塗り絵が上手、おしゃべりが好き、プール楽しかった」
この言葉から、リズムやどのような雰囲気の曲にするのかは次回話すことになりました。
年長児になってからの思い出も振り返りながら、子どもたちの心に残る素敵な曲になるといいなと思います。(B・K)


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