◆11月19日(月)の子どもたち
2018年11月19日 月曜日
◆お気に入り(つぼみ)

今日は園庭で遊びました。
外へ行く準備も、靴下をもらいに来て自分で履こうとしたり、ジャンバーなどが加わり、ジャンバーを意識する子も見られてきました。靴を自分で探して履かせてもらい、いよいよお外へ。
園庭では、お気に入りの遊びがそれぞれ見られてきました。トランポリンへまっしぐらに行く〇ちゃん。自分で登って、辺りは誰もいなくても、一人楽しく体を上下に揺らし楽しんでいました。
砂場では、砂場道具がしまわれているカゴへめがけて、何で遊ぼうかなあとカゴの中を物色。カゴの中に入ってしましそうです。砂場のふちでは3人並んで、またそれぞれの遊びを楽しんでいました。葉っぱが大好きな◎ちゃんは、葉っぱを握りしめ、ぎゅぎゅ。シャベルでカップに一生懸命砂を入れたり、大きなシャベルをもって砂をごしごしこすったり。
トランポリン好きの〇ちゃんが降りて歩いてきました。まだジャンプの名残か、足を屈伸させ、地面の上でもジャンプ風に歩いていました。(T.Y)

◆絵本の世界を遊びに(ふじ1)

朝からソーラン節、エビカニクス、ミッキー体操と踊り、全員出席の元気な月曜日です。
最近園庭では、保育士がオオカミになって、待て待て~と追いかけっこするのが、流行りの遊びのひとつです。お部屋にある「3匹のこぶた」の簡単な絵本も人気です。
今日も子どもたちの興味に合わせ、朝の集まりで、「3匹のこぶた」の大型絵本を読んでみました。大きな絵本なので、わらの家や木の家が吹きとばされる場面の絵もいつもより迫力があります。保育士も大きく息を吸ってふうーっと子どもたちに向かって吹くと、みんなきゃーっと喜びます。読み終わって、「お外にもオオカミいるかな?行ってみようか。」と声をかけると、ちょっと不安そうに、えっと驚いたように、窓の外を見る子どもたちの表情がとても可愛らしいです。
靴下や上着を着て外に出ようとすると、〇くんがお部屋にあった3匹のこぶたの絵本を小脇にはさんで外に出てきました。「外にオオカミいるかな」という保育士の声掛けと絵本を持って行くことが〇くんの中で何かつながったのでしょうか。
じゃあお外で読もうかとウッドデッキの上で絵本を読み始めると、何人か集まって聞いています。(肝心の〇くんは、途中でどこかへ行ってしまいましたが…。)最後まで聞いていた△ちゃんたちを、保育士が待て待てーと追いかけ始めると、それはそれは嬉しそうにきゃーと笑顔で逃げ、すぐに立ち止まってつかまるのを待っているのも可愛らしいです。遊びの中に絵本の世界を取り入れ、想像力を伸ばしている子どもたち。日々、好きな遊び、楽しい遊びが増えているのも成長だなと感じながら、保育士も一緒に楽しませてもらっています。
(T.M)

◆一緒に行なうたのしさ。(ふじ2)

朝の自由遊びで、部屋の片隅で女の子3人、並んで座って、「あたま、かた、ひざポン」の手遊びをしている、可愛らしい声が聞こえてきました。一番元気な声で唄う◇ちゃんのやり方を見ながら、同じように手を動かし、3人の良い時間が流れているように見えました。
朝のおやつだと知っても、ほのぼのとした良い時間は途切れることなく、続いていました。
保育士が呼びにくると、「はーい」と気持ちよくおやつへと向かっていきました。
2組の電車の玩具は、一年中人気のおもちゃです。○君が使っていた電車が他のお友だちに持って行かれ、泣いて怒っていると電車の箱から別の電車を○君にやさしく差し出してくれる、◇ちゃんがいました。おかげで、○君の気持ちは落ち着く事ができました。
◇ちゃんは、泣いているお友だちにはティッシュを取ってあげたり、また別のお友だちが泣いていると、その児が好きな玩具を探しにいって渡してあげたり、「いいこいいこ」と頭を撫でてあげたり、誰かの為に何かしてあげたい気持ちがたくさん持っている、心優しい女の子です。今日、改めて、◇ちゃんの優しさを目の当たりにでき、温かい気持ちにさせてもらえました。
今日は園庭で遊びました。元気に園庭に飛び出し、好きな場所へと向かいました。
最近、園庭前の建物の外壁工事が行われていて、皆が好きな「働く車」トラック、ショベルカーなどが、作業する様子を園庭の金網越しに、見学している児がちらほらと、見られます。
ド・ド・ド ダ・ダ・ダと工事中の音につられて、様子を見に来ていました。
ドリルで地面を掘る音を「ダ・ダ・ダ」と音を表現して喜んで見ていました。
トランポリンに乗ると、手を繋ごうと手を伸ばしたので、保育士が手を繋げるように関わり、仲よく手を繋いで、飛び跳ねて、ケタケタと笑って楽しそうです。そして、誰かが、転ぶと、つられて、転び、そこでもケタケタと楽しそうです。お友だちと一緒に同じ事をして遊ぶのが、喜びになっていました。見ていて、みな良い笑顔で可愛いかったです。
他にも園庭中の遊具や山で、身体をめいっぱい使って遊びました。S・A


◆ばい菌バイバイ (きく)

今日は朝から咳をしていたり鼻水が出ていたりしている姿が多く、朝の集まりでばい菌や手洗い等の大切さについて話してみました。
「今日はお咳していたり鼻水が出ている子が多いね」というと『あ、ぼくさっき鼻水出たよー』『お咳いっぱいしちゃうの』と子どもたちは自分の体の事を教えてくれたので咳をする時どうしたか、鼻水が出たらどうするかみんなと振り返ってみました。
「鼻水が出たらこうやって(洋服の袖を引っ張って)鼻水拭く?」
『ちがーう!ティッシュで拭くんだよ』と〇ちゃん。
「咳はお友だちに向かってするのかな?」
『しなーい!』
「じゃあどうする?」『…』
ちょっと難しかったようで口元を手で抑える大切さを伝えると子どもたちは一斉に『ゴホッゴホッ』と咳をし始め口元を手で抑えていました。口元を手で抑えたら手に咳ばい菌が付いているので手を洗い、鼻水はしっかり拭いたり鼻をかんだりして外に鼻水ばい菌を出すことを伝えていきました。
『ティッシュ無かったらどうするのー?』という質問が出てきました。「お部屋には必ずみんなが使えるようにティッシュを用意しているけど、もしお外にいてティッシュが欲しかったら先生に言ってね。先生はちゃんと持っているからね」と言うと『そっか!』と安心した様子。ちゃんと考えている姿が伺えます。また、「お外で遊んだ手のままご飯を食べるとおなかにばい菌が入ってお腹痛くなるんだよー」と言うとハッとした表情の子がチラホラ。しっかり石鹸でばい菌をやっつけて欲しいとも伝えると『やっつけるぞー!』と子どもたちで掛け声を掛け合い、頼もしい姿が見られ思わず笑ってしまいました。
園庭で鼻水が出ていた☆ちゃん。「☆ちゃん、鼻水が…」と言うと『あ、拭く!先生ティッシュちょうだい!』と思い出して慌てた様子で言ってきましたが拭き終わると『ちょっと捨ててくるねー』と自信が付いた様子でした。
キューピー(給食の合図)が流れました。
『あ!キューピーだ!お部屋に帰ろうー』と玩具を片付けてお部屋に戻っていきます。朝の集まりでばい菌の事以外にキューピーが流れたら給食の合図なのでお部屋に帰ろうとキューピーの話もしていました。キューピーはバッチリです。
そしてお部屋に戻り、続々と着替えが終わっていきます。早速手を洗っている△ちゃんと□くん。二人の会話は『石鹸でばい菌やっつけるんだもんねー』と朝の話の内容が出て来ていました。そこに◇ちゃんもやってきて『そうだったーだってお腹痛くなっちゃうもんね』とのこと。よく覚えていてくれました。手洗いをうっかり忘れてしまった◎くんも「ばい菌やっつけてきてね」というと『うん!行ってくる!』と気合十分です。
今日のきくぐみは、ばい菌バイバイがとっても上手です。
K・E


◆できたーのおすそわけ(たんぽぽ)

月曜日の休み明けはまったり始まります。
朝の集まりで「紙芝居みたーい」とリクエストもあり『かばのデカオ』を読みました。
ゆったりとお部屋であそんでから園庭に行くことにしました。
11月も後半になり寒さも感じる今日この頃。
ジャンバーなど上着を着て外に行くのでファスナーやボタンをする機会が増えたのでお部屋でも遊び用の上着を用意しています。
その甲斐あってか、園庭へ行く準備の時〇ちゃんが「できたー」と上着のファスナーができたと見せてくれました。
「できない」「やってー」と△ちゃんと◇ちゃんもきました。がんばって出来なかった二人でしたが〇ちゃんができたよと伝えると「〇ちゃんやってー」「どうやるの?」と聞きにいっていました。
〇ちゃんも「いいよ」「こうだよ」とやってあげました。
このような子ども同士のやりとりが増えたことにより、だんだんと出来る子が増えたように感じます。
園庭に出るとそれぞれあそびに行きました。
〇くんと◇くんは大きなシャベルと熊手を持ってウットデッキの上へ。
「ショベルカーでーす。工事してまーす。」と器用にふたつをはさんでいました。
「こっちはブルドーザーです」と押していました。
砂場ではカップに砂を入れていました。さっきまで築山にのぼっていた◎ちゃんと▽ちゃん。なにしているのかな?と見に行くと「せんせー待ってたよー。ふわふわのパンケーキです。」と、ごちそうしてくれました。
おいしくいただくと、「パカッとしていいよ」と型抜きまでして楽しみました。
「ごちそうさま」と、温かい気持ちにさせられました。
t*s


◆街づくり (うみグループ)

朝の会で土曜日の遠足の話になると「楽しかったー」と笑顔で伝えてくれた子どもたち。新宿御苑を使用するにあたって制限があり、親子での活動はスタンプラリーのみになってしまいましたが、シールをもらうためにお母さん、お父さんと一緒に走ったり、歩いたりして回ったことが楽しかったようです。でも一番は大好きなお友だちと一緒にお弁当を食べることが出来たことに楽しみを覚えていた子も沢山いたようです。
そして、今日は☆くんのお父さんが保育士体験でパパ先生をして下さり、うみグループ恒例の質問コーナーでは、沢山の質問に答えて頂き、☆くんのお父さんのことを知るいい機会になりました。
さて、この頃うみグループではカプラやちびブロック、ブロック、ラキューなどを使用して建物を中心に町づくりが展開されています。
しかし、金曜日になると片づけになってしまったり、お友だちがぶつかって壊れてしまったりと沢山の困難に会いながらも、繰り返し作ってきましたが、今日、保育士から「これ(トイレットペーパーの芯)で街づくりをしてみない」という提案から「いいね。やってみよう」と街づくりの制作がスタートしました。
保育士が見本でトイレットペーパーでつくった家を見せるとすぐに「家だ」「屋根がないね」「つけたほうがいいよ」と逆に提案をもらったり、廃材置き場からトレイやサランラップの芯を持ってきて「これも何かにできないかなー」と◎くんが悩み。△くんはトイレットペーパーの芯を切って家を作り、テープの芯で塀のようなものを作ると、それをみて思いついたのか◎くんが「畑を作るのはどう?」と□くんに提案し、□くんも「いいね。やろう」と二人でトレイを使って畑作りに取り組みます。トレイを茶色のクレパスで塗り、「畑だから種を作るのもいいね」「そうだね」と話をしていた際に保育士が緑の毛糸を切って、トレイに貼ってみると「あ、野菜の葉っぱみたいだね」「もっと作ってみよう」と沢山の野菜が埋まっている畑が出来てきました。「これは大根でこっちは人参にいようか」「リンゴもいいんじゃない」「リンゴは木にできるから畑じゃないよ」「そうなのか」と子どもたち同士で話をしながら、新たにリンゴは木になるので畑にはならないということを知った子どもたち。
そんな中、畑に植えている人を表現しようと木製の人形をそっと畑に乗せはじめる◎くん。それを園庭から帰ってきた△くんが「大きなかぶみたいだね」というと人形を並べはじめ、大きなかぶの絵本のようになりました。「うんとこしょ、どっこいしょ」と口づさみ、いつしか畑はかぶだらけ。大根と人参はどこへいったのかという話は置き、制作がいつしか表現遊びに変化していました。
まだ街づくりはおわりません。
「先生、13:00になったらまたやりたい(給食後から13:00までは、身体を休めるため絵本の時間となります)」と言ってくれました。どんな街ができるか楽しみです。
子どもたちの発想力、表現力を大切にしていきながらやりたいを具現化していきたいと思いました。
(K.H)


◆次の楽しみは… (にじグループ)

土曜日の親子遠足の写真が貼り出され、子どもたちは興奮しながら当日の話をしていました。
都合が悪く、欠席だった子も、お休み中の話をたくさんしてくれました。
そして、子どもたちの次の楽しみは、【クリスマス】のようで、会話の中にクリスマスに関するキーワードが沢山出てきています。
今日も、遠足の話をもも組の女児としているうちに、自然とクリスマスの話になりました。
「私、まだ、クリスマスツリー飾ってないの。」「サンタさん、通り過ぎちゃうかも…」と少し寂しそうな表情になってきたので、「じゃあ、にじグループのお部屋に飾るクリスマスツリーを一緒に作ろう」と誘うと、「うん!いいよ!」と笑顔になり、「どうやって作る?」「何色のツリーにする?」と話しはどんどん進んでいき、その話を聞いて数人の子どもたちが集まってきました。
ツリー型に切った色画用紙を用意し、色々な形に切った色画用紙や、布の切れ端などを用意し、思い思いにのり付けしていきます。
ゆり組の子どもたちは、色画用紙を組み合わせ、サンタや天使などを作って貼っていて、びっくりしましたが、おかげでとても素敵なクリスマスツリーが完成しました。
保育士が最後に綿を飾っていくと、「わー!雪みたい!」と歓声が上がり、子どもたちはどこに飾るかの相談が始まりました。
「みんなが見える所がいいよ」「ランチルームがいいんじゃない」「遊ぶ部屋にも欲しい」と様々な意見が出ましたが、今日は2つしか作っていなかったので、2か所に意見をまとめてもらい、ランチルームと遊びのお部屋に決まり、どの高さにするのか、場所などを相談しながら飾り、保育室がクリスマスムードに近づきました。
ツリーを作るきっかけになったもも組の女児は、「サンタさん見てくれるかな」と嬉しそうに出来上がったツリーを見ていました。
これから、本格的にクリスマスが近づいてくるので、子どもたちと相談しながら、保育室をクリスマスムードに装飾していけたらと思っています。
(E.Y)


◆やってみる (そらグループ)

楽しかった遠足が終わって最初の登園日。
遠足の余韻がまだ残っているのかお弁当の話で朝から賑やかなそらグループです。
朝の会でも遠足の話をしてみました。
「土曜日の遠足どこへ行ったでしょう」という問いかけに「新宿御苑」と元気に応えてくれた年長児。今回行ったスタンプラリーならぬシールラリー。シールラリーで登場したクイズをもう一度子どもたちとやってみました。
「ほそくてながいものは」「ここはどこ」「いるかとくじらかるいのはどっち」など、保育士の声が消されてしまうほど元気いっぱに応えてくれました。
子どもたちの表情から楽しかった様子を感じることができ改めて嬉しく感じました。
遠足の話をしていたら、いつもより朝の会が長くなりました。
今日も遠足の日のように園庭に出て思いっきり身体を動かして遊びました。
最近、密かに縄跳びの遊びが流行っています。
縄跳びを2本繋げて大縄のようにして、「ヘビだぞぉ~」と保育士がゆらゆらと縄を横や縦に揺らすと「きゃー」「うわー」と必死に跳び越えていました。
何回か跳んだところで「郵便屋さん」をやってみました。
始めは、年長児が跳んでみせてくれました。「おー、すごーい」「やりたい」と見ていた年中、年少児も挑戦。
タイミングよく跳ぶ児、ゆっくり跳ぶ児、常にジャンプして跳ぼうとしてる児など様々。
どんなに縄に引っ掛かっても「もう一回」と笑顔で何度も繰り返して遊んでいました。
「お兄さんが終わったら跳んでいい?」「僕が回すよ」と子どもたち同士で順番を決めたり、回し手になったりと異年齢での関わりも見られました。
園庭あそびでも好きなお友だちや遊びを見つけて遊んでいますが、
その中でも自然と子どもたちが集まり、遊びが連鎖されていく様子から子ども同士の関わり合いを温かく見守っていきたいと感じました。(O.Y)


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