◆11月15日(木)の子どもたち
2018年11月15日 木曜日
◆笑顔でいられるように・・ (つぼみ)

健康診断がありました。園医の姿を見るなり、後ずさりする子がいました。いつもと違う体験をちゃんと覚えているのだなと感じます。
園庭に遊びに行ってきました。『くつもってきてね』などこちらの言葉に反応もしてくれるようになってきて、『できた!』の体験が増えてきました。大人とのやり取りだけでなく、一方的ではありますがやってあげたい気持ちも見られる様になってきています。お友だちの存在も意識の中に出てきてるような気もします。
園生活が始まって半年以上一緒に過ごしてきた仲間です。一緒に過ごしていると、いろんなことがあります。大人から見ると、困ったこともあったりしますが子どもにとってどんな体験なのか考える癖をもっていたいと思っています。子どもたち同士が、笑顔で楽しめるような関わりの仲介が出来たらと感じています。U・A

◆健康診断(ふじ1)

今日は健康診断がありました。園医が来るまでお部屋で待っていました。☆ちゃんは牛乳パックで作った電車のおもちゃに乗って遊んでいました。仲の良い〇くんも一緒に乗って☆ちゃんの後を走って行きます。途中で停車しては休憩をしたりどこに行こうか考えているようでいろいろな所に上手に電車に乗って移動していました。
朝の集まりの時、健康診断で口の中を見てもらうので口を大きく開ける練習をしてみました。おさじさんという子どもたちが大好きな絵本の「おくちのトンネル汽車ポッポ」というセリフを言うと上手に口をあ~んと大きく開けお口の中を見せていてくれていました。本番の時は泣いて嫌がっている子もいましたが、みんな頑張って無事に健康診断が終わりました。
その後は園庭に出て遊びました。目の前の道路を渡った発祥の地のブロック塀を壊す工事していました。昨日はバス通り側の塀だったので音だけがドンと響いていました。今日はよく見えるところだったので子ども達もフェンス越しに真剣にパワーシャベルがブロック塀を持ち上げたり運んだりするところを見ていました。そこへバスやパトカーやごみ収集車も通ってとても喜んで働く車見学ができました。
お部屋に戻る時間が近づいてきたときに年長児の男の子が園庭にギターを持って出てきました。自由に使っていいそうで天気が良くて気持ちのいい気候だってので園庭で弾きたくなったのか園庭に出てきてギターを鳴らしていました。△ちゃんと◇くんは近づいて行って興味津々で見ていました。少し手を伸ばして触ってる△ちゃん少し遠めに様子を見る◇くん二人を誘ってギターに近づいて見ると年長児が触っていいところを教えてくれ少し触らせてもらいました。音が出るととても興味を持っているようでした。お部屋に帰る時に「おときれいだった」と聞いてみると△ちゃんが「きれいだった」と感想を聞かせてくれました。
健康診断を頑張った後は楽しい経験ができて子ども達もとても嬉しそうでした。(y.n)


◆小さい秋みつけた~園庭編~ (ふじ2)

今日は、秋の健康診断。
朝の会の中で「お医者さんに大きくなったかなって見てもらおうか」と伝えてみると「大きくなったかな~」と言える子たちはこれから始まることへの関心がみえます。
始まってみると表情が一変しました。園医に診てもらう際は、ドキドキしているように感じらえましたがどの子も無事に「大きくなったかな」と診てもらうことができました。
その後は、園庭に出て遊びました。散歩時に見つけたり、園庭に落ちている数少ないどんぐりを拾ったことを思い出した子たちが数日前から「どんぐりあるかな?」と言いながら築山の上のどんぐりの木を見つめました。見上げた木は、葉っぱは、まだまだ青々しています。
「どんぐりないね」「どんぐりどこ?」という言葉に反応した子たちが集まりどんぐりの木の下でどんぐり探しがスタートしました。「どんぐり」と言っては、指さしその姿を見て同じように指さし探すことを楽しんでいます。数日前に、二つほど青々したどんぐりを見つけていたのでその成長を見ながらも落ちていないので少々さびしそうです。
最近の日課になったどんぐり探しに満足した子たちが一人二人と好きな遊びを見つけていきました。これからもこのどんぐり探しがどのように進化するか楽しみです。
お気に入りのシャベルを持ち、園庭探検を楽しんでいた〇くんでしたが、友だちと保育者がコンビネーションの中に入り段差を登っていたり座っている所を見つけると自分から中に入り、同じ空間を楽しみ始めました。登るタイミングを考えているようにも感じられますが、上手く登れず行ったり来たりを繰り返していました。
その時にトランポリンを見つけたようでそちらに行くと初めて自分からよじ登り、トランポリンの上で立ち上がっていました。揺れる不安定な感覚が楽しかったようで声を上げて喜んでいます。
その後は、立って揺れる感覚だけでなく、手の平を置いて揺れる感覚をを感じているとその姿に惹かれた子たちが集まり、〇くんと一緒にトランポリンの揺れを楽しみ始めました。同じ空間に居ながら保育者と友だちと楽しむ姿を見せた〇くん。その姿は、遊びを満喫しているように感じました。
感覚遊びを満喫した後は、次なる遊び場へ向かって行きます。このように遊びは、その場その場でドラマを生んでいます。まだ秋が残っているので引き続き、明日以降も子ども達と秋探しをしていきたいと思います。
(N.Y)


◆健康診断とミミズ(きく)

健康診断がやってきました。5月の健康診断では、大泣きの大合唱でした。そのこともあり、今日はエプロンシアターでカエルの健康診断のお話をしました。カエルが聴診器を当てられて怖がっていたのが、すぐに終わり先生に上手に受けられたので〇をもらって大喜びをするのを楽しんで見てから、いざ、ホールに行きました。緊張していたのもの泣く子もいず、練習してきたとおりに名前までみんな言えました。すぐに終わりすぎて「もういいよ」と言われてキョトンとしている子もいました。褒められてちょっと自信を付けた子どもたちでした。
園庭では、みんなでミミズ探しが始まりました。プランタ―をずらすと、大きなミミズが出てきてみんなで手を出して取ろうとしていました。ザルやふるいの中にシャベルで取ろうと頑張り、取れた後は、ニッコリみんなに見せて得意そうでした。「このミミズ、お兄さんたちにあげる」と言い出し、そらグループの保育士に声を掛けていました。「ザリガニがいるからあげてくる」と言われると目を輝かせて3階まで行きました。ザリガニのケースにミミズを入れると食べ始め「ザリガニ食べた」と大喜びでした。
健康診断では、成長ぶりがうかがわれ、上手に受けられたことにホッとすると同時に嬉しく思いました。
ミミズを取るとザリガニにあげたいという発想が浮かぶことに驚きました。ミミズを見つけて喜んでいるところから発展していっていることに驚かされます。子どもの変化が嬉しいとともに、その成長を見逃さないように、そして一緒に喜で行けるようにしていきたい思います。 M.K


◆ドキドキの健康診断 (たんぽぽ)

今日は健康診断の日です。朝の会でそのことについて話しました。
春の健康診断と違うところは、園医がたんぽぽの保育室に来るのではなく、みんながホールに行って診てもらうことです。
ホールで洋服を脱いでたたみ、自分の名前を言って診てもらい、終わったら「ありがとうございました」とお礼も伝える・・。これはみんなのお仕事です。たくさんあります。
ホールで診てもらうという変化も、どんどん幼児組に近づいている証でもあります。
本番前に健康診断の練習もしてみました。
保育士も白衣(のような服)を着て、おもちゃの聴診器と、本番はありませんがおまけの注射器で、なりきりお医者さんごっこです。
練習からドキドキ顔の子もいました。おもちゃの聴診器を前に真顔に困り顔・・素直で可愛らしい子どもたちです。
順番の連絡が来たので、急いでホールに向かう準備をしたのですが、移動だ~!と大騒ぎ。
ザワザワしていては、聴診器を使ってもみんなの身体の音が聞こえなくなってしまいます。
なのでホールでは静かに・・。ザワザワはお部屋に置いていってねと伝えました。
そのことをちゃんと心に留めてくれた子どもたち。
ホールではそっと着替え、お友だちが診てもらっている間も、静かに並んで待つことができました。とっても素敵でした。
思い返すと、春の健康診断では本番になるとクラスのほとんどの子が大泣きでなかなか受けられずに保育士に抱かれて受ける子も多かったのです。
そんなことを思い出しながらお部屋に戻り、とっても上手に待てたこと・名前やお礼も言えたこと・泣かずにできたことをみんなで万歳で喜び合いました。
天気も良いので、すぐに準備をして園庭に出ました。
今日はいつもより遊ぶ時間は短めです。ですが、ちゃんとキューピーの音楽でお片付けをして戻ってきました。最後まで素敵なたんぽぽ組でした。
S.S


◆ありがとう制作(うみグループ)

11月23日は勤労感謝の日です。
普段お世話になっているお父さん、お母さん、そして地域の方々に「ありがとう」と感謝を伝えるために、ありがとう制作を行いました。
色紙に大きな花束をイメージし、花に見立てたハートの折り紙をたくさん折りました。「1人20個折れるかな?」と保育士が提案すると「えーそんなにいっぱい!」と驚く様子でしたが、どんどん折っていくうちに「もう疲れるまで折っちゃおう!そしたら1000個ぐらいつくれちゃうかもね!」とどんどんペースが上がります。
「ハートをきれいに折れる自信がある人?」と問いかけると、「はい!」と年中、年長の女児。「みんなに教えてくれる?」と頼んでみると「いいよ!」と丁寧に教えてくれました。
1つずつ、ゆっくり、教えてくれる優しい年中児。年少児も1.2回教えてもらうと、1人で折れるようになりました。「先生、どう?」と1つ折れると自信満々に見せてくれる年少児。新しいことができるようになった喜びが表情に溢れ出ていました。
最後までハートをみんなで折り、花束が完成すると「きれいだね」と年少児2人でうれしそうに2枚の色紙を見せ合っていました。
男の子はスパッタリングの技法を使い、ありがとう制作を行いました。
ブラシと様々な色の絵具で保育士と一緒に楽しみながら行っていました。
花の形に形取った画用紙の上からスパッタリングを行うときれいに模様が出てきます。
新しいことに挑戦するときは、不安な気持ちもありますが、子ども達はそれ以上にワクワクが大きくなり、どんどんチャレンジする姿が見られます。そのような姿を大切にしながら、これからも子ども達の興味を引き出せる環境づくりや、新しい遊び、制作の提供をしていきたいと思います。
(K.Y)


◆できた! (にじグループ)

保育室のレイアウトが変わり、日々子どもたちの様子に合わせて各ゾーンも少しずつ変化しています。
ランチルームは日中、机上遊びとして使用するようにしました。
お絵描きやボードゲーム、メロディオンなどゆったりとした空間でお友達との会話や楽器の音もよく聞こえてきます。
メロディオンは特に年中・年少児がよく取り組んでいる姿があり、年長児がファミリースポーツディで演奏した「きらきら星」の曲を覚えて弾いています。
園庭にでると、コンビネーションに太鼓橋から登り、ジャンプ台から飛び降りるのことを昨日初めて成功した児がいました。
今日もそれに挑戦しようとしていたのですが、まだ少し怖くて降りられずに座ってジャンプするのを躊躇していました。
すると、そこに同じように最近できるようになった児がきて「私は2回もできたんだよ、見せてあげようか?」と得意げに見せてくれようとしていました。
得意気に言ったけれども、やはりその児もまだまだ恐怖心はあり、手すりにつかまりながらそーっと身体を下していくと、足がつかないことに焦り泣き出しました。
周りで見ていた児は足があと数センチで着くのが見えているので「手を離しても大丈夫だよ」「大丈夫だから、あとちょっと」と応援してくれていて、手を離してみるとしっかり足をついて降りることができて、泣いていたのがピタッととまり「えへへ」と笑って、それからは何度も何度も「見ててね」と保育士やお友達の前ですいすいやって見せてくれました。
それにつられて、最初に座って様子を伺っていた児も同じように繰り返し行い、出来たことの喜びをお友達と一緒に味わっていました。
子どもたちが一生懸命取り組み、成功できた体験をしっかりと見届けることができ、一緒に喜びを分かち合えたことがとても嬉しく感じました。
そして、お友達のことを自分のことのように応援して一生懸命声をかけてくれていた子ども同士の関わりがとても素敵だなと感じました。(B・K)


◆楽しみという気持ち (そらグループ)

朝の会の紙芝居・・・題名を見せただけで大笑いの子どもたち。おしょうさんのまねっこをする小僧さんたちのお話です。楽しみなだけあって、とてもよく見ています。途中で大笑いになっても、保育士が話し始めるとしっかりと聴いています。
「楽しみ」という気持ちがやる気にも繋がる事を感じさせられます。
まねっこということで、朝の会でちょっとしたゲームをしてみました。「ま~え」と言うと前へジャンプ。「うしろ~」というと後ろへジャンプ。右と左も同様です。
聞いたまま動くだけなので、みんなじょうずにまねっこしています。
続いてレベルアップ。「ま~え」と言ったら後ろへジャンプ。「うしろ~」と言ったら前へジャンプ。行った事と反対の動きをします。右と左も同様です。
反対に動く、よく聞いていても途中で分からくなく児がちらほら・・・
それでもみんな楽しそうでした。最後はひたすら後ろへジャンプし、みんなが壁にぶつかり終了。からだも頭も使うゲームでした。
天気が良いので、園庭遊びも楽しそうでした。
小さなクラスの児たちが作っていた大きな山づくりに参加したのはもも組男児たち。砂をかけて大きくしているのか?山に登って「大きいよ」と山登りを楽しんでいるのか?様々でした。
縄跳びを使って楽しんでいた年長女児たち。大縄を準備してみると、すぐに要領を覚えてどんどん跳んでいきます。「ぼくも」と数名が挑戦していく中、「僕は跳べないからやらない」と言っていた○くん。とりあえず、と縄の前へ誘ってみました。跳ぶタイミングを伝えスタート。最初は1回。次は2回。そして4回・・・4回目は14回。できないからとくじけてしまうことのある○君ですが、今日は、やってみようという気持ちが少しずつ大きくなってきたようです。最高15回。○君の自信にもつながったのではないかと思います。
グループで食べるようになった給食。同じグループの友だちが来ないから「先に食べてもいい?」と聞きに来る児がいます。一応、みんなが揃ったらと伝えてあります。園庭から戻るのが遅く着替えにも時間がかかり、そんな児を待てないとのこと。それならばどうしたらよいか?投げかけてみました。「手伝うよ」ともも組の☆くんの手伝いをしてくれた年長の△ちゃん。「おそいよ」と口ばかりの◎くん。
そんないろいろな気持ちを大事にしながら、優しさも育っていくといいなと思っています。(M.C)


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