◆11月12日(月)の子どもたち
2018年11月12日 月曜日
◆季節を感じながら園庭遊び (つぼみ)

秋から冬に季節も変化してきました。
子どもたちは体調も崩すことなく元気いっぱいで今週も始まりました。
休日はゆっくり休めたようで登園時からパワーMaxで部屋中を駆け回っていました。
ミッキー体操がかかると「アッ」と言って立ち上がり体を揺らしながら手をパタパタさせたり足をあげたりとダンスが始まります。
その姿が何とも言えない可愛さです。
パワー発散と雨も上がり園庭で遊びました。
つぼみ組の子どもたちが最近夢中になっている遊びはトランポリン。
保育士とピョンピョン飛んでいるとそこに1歳児クラスのお姉さんが一緒に飛ぼうと来てくれました。少し年上の子なのでそんなに激しくもなくちょうどいい揺れに子どもたちも嬉しそう。◎ちゃんはトランポリンに座りながらお姉さんの顔を見上げニコニコ微笑みあっていました。
最近行動範囲も広がり、トンネルすべり台の山に登り始めました。階段になっているのですがヒョイヒョイ登る子もいれば慎重に一歩一歩確認しながら登る子もいます。▽君はお友だちが登っているのをみて「よしチャレンジだ」と思ったようでお友だちの通った場所を後追いかけるようにして登っていました。◇ちゃんはどんどん直感で思いついたようにタッタカ進んで行きます。築山登りも最近の夢中でみんな少しずつ上手になってきました。
固定車のハンドルも人気であちこちからハンドルめがけて手が伸びてきます。
みんなで固定車に乗ってドライブしているようです。
最近お友だちの持っているものに興味を持ってやりたい気持ちが膨らんでくる子どもたち。
同じ場所で同じものを楽しむ楽しさを感じられているようです。
(K☆H)


◆排水溝の不思議 (ふじ1)

今日は保育士体験で☆ちゃんのママが来てくれました。早速ママ先生が☆ちゃんに絵本を読んであげていると〇ちゃんもお膝の上に乗せてもらって一緒に絵本を読んでもらいました。
ママ先生やパパ生が来てくれると子ども達もとても喜びます。朝のミッキー体操も心なしかいつもより気合いが入っているようで頑張って踊っていました。今流行っているハッピの効果もあり体操もキビキビと粋な感じに見えてかっこよかったです。
体操が終わった後の朝の集まりの時も名前を呼ぶと元気に返事してくれました。
名前が呼び終わった後に☆ちゃんのお誕生日のお祝いをしました。子ども達は頑張ってお祝いのお歌をうたって☆ちゃんにお歌のプレゼントをしてあげていました。☆ちゃんも最初は恥ずかしがっていましたが歌を聴いているうちに嬉しかったようでニッコリと笑顔になっていました。
その後園庭に出て遊びました。外は思ったよりも寒く上着のある子はジャンパーを着て外に行きました。砂場のお山が少し崩れて低くなっていたので砂を足してあげると子ども達も喜んでいました。登ったり少しでも山を大きくしようと小さいシャベルを使って山に砂をかけてくれたりしていました。
山の麓にも子ども達が集まり穴を掘ったりして遊んでいました。ママ先生の所にも自然と子ども達が集まりお団子を作ってもらったりして楽しそうに遊んでいました。
排水溝にも子ども達は不思議さを感じて集まっていました。排水溝の枠の所がキレイに掃除されていて下に水がたまっているのが見えます。雨水がたまったようです。上から見ていると水面が揺れるたびに光が反射してゆらゆらと動くのが不思議なのか葉っぱや砂を中に入れていました。
ただ格子状になっている排水溝の蓋の穴の中に何かを入れて楽しむだけだったのかもしれませんが真剣な顔で夢中になっていたので子ども達の好奇心を大切にしたいと見守っていました。
一応ここが埋まってしまうと雨が降ったらお水があふれてしまうことは子ども達にも伝えました。大切なことは今は伝わらなくても排水溝をお掃除してくれた方の事も思いながら気持ちが伝わるといいなと見守らせてもらいました。(y.n)


◆今日は全員出席です(ふじ2)

今日のふじ2組は15名、全員出席。
みんな元気に来てくれました。
朝から賑やかなお部屋。
バッグにお弁当をつめて、「いってきまーす」と言ってお出かけしていく〇ちゃん達。
電車や線路を長くつなげ、2人で走らせて楽しんでいる△くん達。(部屋の半分が線路でいっぱいでした)
朝からお友だちと一緒に遊びを楽しんでいます。
いつもは朝の集まりが始まると、自然に遊びを止め集まってくる子ども達ですが、今日は遊びが楽しかったのか、遊びに夢中な児もいました。
久しぶりにお友だちと一緒に過ごすことが”楽しい”と感じているのだなと思いました。
今日は、身体測定を行いました。
「大きくなったかな?って測ってもらうので、自分で服を脱いでみようね」と声かけをすると、話を理解した児が、早速服を脱ぎ始めます。
ズボンを脱いでみたり、袖が抜けず”てつだって”とアピールしてみたり・・・。
張り切っていた◇ちゃんが測定に向かいました。
機械の上で、背筋を伸ばして上手に立って測定してもらいます。
「上手にできたね。大きくなったね」と◇ちゃんに声を掛けると、「わたしも」と言わんばかりに、次々と女児たちが、機械の上に乗り始めました。その張り切りようが可愛らしくて微笑ましくて・・・。◇ちゃんの刺激によって、今日の測定はみんな上手に測定できました。
前回嫌がっていた☆ちゃんも、口をぎゅっと結んで頑張って測定を受けることが出来ました。
日に日に出来る事が増えていく子ども達に、毎日驚かされます。
さて、今日も自分でロッカーに帽子を取りに行き、(前回廊下に行ってしまった児も今日はバッチリロッカーへ向かってくれました)園庭で遊びました。
大きなお山が砂場に作ってあって、それに気づいた▽くん、いざ山登りに挑戦です。
足を取られながら、ちょっぴりお友だちにつかまってみたりしながら、▽くんなりに工夫して登る姿がありました。てっぺんに立つと、「どうだ」と言わんばかりの表情です。よく頑張りました。
落ち葉もたくさん落ちていて、ふわっと飛ばして遊びました。
ふわっと葉っぱがかかるたびに「うふっ」と笑い声が漏れる◎ちゃん。
お友達にもかけあって、みんな葉っぱだらけになってしまいました。
●ちゃんはわざと葉っぱを帽子に乗せてニヤリ。おちゃめな一面を見せてくれました。
そして、今日は心温まる事がありました。
園庭へ一歩踏み出せなかった▲くんに、その児のお気に入りの玩具を「どうぞ」と言って持ってきてくれた児がいました。▲くんはその玩具を手にしたおかげで、自分から一歩を踏み出すことが出来ました。手渡した玩具が、その児のお気に入りだと分かっていたようです。
その後も▲くんが困っていると、またその玩具を持ってきてくれて、▲くんを二度も助けてくれたのです。
お友だちのお気に入りがちゃんとわかっている事もビックリしましたが、普段自分の大切なものは譲らず大切に持っていることが多い児だったので、大切な玩具を「どうぞ」と譲ってくれた優しさにも驚かされました。
心温まるやり取りに、ほっこりさせてもらった一コマでした。
I・Y


◆新しものに挑戦してます(きく)
ボタン掛けやスナップつけを長くつなげる遊びに夢中になっています。フエルトで出来た熊の手にはスナップが付いていて、そこをつなげると、長く熊が手を繋いでいきます。顔の付いたフエルトのひもには、ボタンが付いていてそれも長くつなげられるようになっています。みんなで競うかのように繋げては「見て見て、長いよ」と見せてくれています。長くなる喜びと共に指先が上手に使えるようになり、楽しみながらボタン付け、ボタン外しを頑張っているところです。
いつも線路を長く繋げて、トンネルや分かれ道などを上手に構成して遊んでいる姿がありました。今日は、線路を横に並べてそこを走らせていました。ガタガタと走る電車は、いつものスーッと走っていく感覚と違い、手に振動が伝わっていきます。また違う遊びを見つけたようです。
園庭では、固定遊具の太鼓橋、ボルダリング、つり橋、ローラー滑り台の横にあるロープの梯子をみんな挑戦して1人2人と出来ていきます。今までやりたくて早くしてと押しのけてやろうとしていたのに、今は頑張って登ろうとしている姿を見て「頑張れ」と拍手して応援するようになってきています。
自分が苦労をして出来るようになった喜びを知っているので、応援したくなる気持ちになっていったのだと思います。何回もやろうと頑張る姿に自分の大変だった思いを重ねることが出来るようになってきているようです。出来る子が増えたのは、挑戦したいと思う気持ちがそんな中で育まれていったようです。
色々な物に挑戦する力は、思いやりに変化していくようです。挑戦してそしてお友だちを応援する力にもなっています。これからもそんな気持ちが育まれていくことを願っています。 M.K


◆くまさんマーク(たんぽぽ)

今日は朝方雨が降っていましたがみんなが登園して来る頃には雨も上がり園庭であそべました。今日もお部屋で遊んでから園庭へ行きました。
「あーーもうくまさん来てるー」と時計のくまさんのマークに長い針が来ているのを見るとみんなで確認しあいます。
「ほんとだーもうくまさんになったね」「片づけしなきゃー」と話しています。
少しずつ時計に興味をもっている子どもたちです。
園庭では砂場で山を作ったり、鉄棒にぶら下がったり楽しんでいました。
なかでもトランポリンに集まりみんなでねころがったりジャンプしたり揺れを楽しんでいました。「わぁー揺れる」「せーのでジャンプしようか」とトランポリンの中でやりとりがあり、もりあがります。
友だち同士でのごっこ遊びも広がりから定着がみられます。
決まったお友だちや3~4・5人の数人での遊びなど2~3人から人数も増えていることもあります。
楽しく遊ぶ中で時にはケンカもしつつお互いの気持ちがあることを確認しながら日々あそんでいます。
t*s


◆秋を探しに(うみグループ)

今日は葉っぱを使った制作をするために朝から園庭に葉っぱを探しに行きました。
子ども達へのミッションは「色々な種類の葉っぱ10枚」
みんな園庭に出ると一斉に走り出しました。
「こんな大きい葉っぱ見つけた!」「おれも!」と、すぐに落ち葉を見つける男の子。
女の子はきれいな葉っぱを慎重に探します。
「もう10枚見つけたー」とすぐに見つけてしまう児もいれば、同じ種類にならないように、1枚1枚違う種類の葉っぱを時間をかけて探している児もいます。
お部屋に戻り、1人1枚ずつ画用紙を配ると、画用紙の上に自分が見つけた葉っぱを並べる子ども達。フロッタージュ(擦り出し)の技法を使って画用紙に葉っぱの模様が浮き出てくるような制作を考えていましたが、子ども達が画用紙の上に並べた葉っぱも素敵な作品になっていました。
画用紙の下に葉っぱを置き、上から擦ると葉っぱの模様が出てきます。
普段の塗り絵のように鉛筆の先で強く描くと、きれいに葉っぱの模様が出ないため、最初は苦戦する子ども達でしたが、保育士の鉛筆の持ち方や塗り方を見ながら、だんだんと塗り方のコツをつかみ、きれいに模様が出るようになりました。
最近「どんないろがすき」という歌を集まりで歌っていますが、「♪どんないろがすき あか!」と歌いながら描く姿も見られました。
フロッタージュが終わると、自分の葉っぱを画用紙に貼りつけ、顔を描きました。子ども達の発想から素敵な作品が生まれました。
秋ならではの制作を楽しみながら秋を感じることができました。
子ども達が季節を感じられるような活動や制作をこれからも考えていきたいと思います。
(K.Y)


◆ありがとう(にじグループ)

先月はハロウィンで育子園周辺のお店を回ってお菓子を沢山いただいた子どもたち。
普段からお世話になっている地域の皆さんに感謝の気持ちを届けに行こうと子どもたちに話をしました。
11月23日は勤労感謝の日ということもあり、ありがとう制作を行いました。
色紙に花束の土台を描き、それに子どもたちが好きな色の絵の具を指につけてお花を描いていきました。
最初は保育士が用意した絵具を色が混ざらないように手を拭いたり洗ったりしながら取り組んでいました。お友達と色のバランスを見ながら綺麗に描いていましたが、別の色も使いたくなった児がピンクと赤を混ぜて綺麗な色を指と指を合わせて作りはじめました。
それを見て他の児も色を混ぜながら変化を楽しんでいました。
指だけではなく、手のひらもパレットにして綺麗な色が出来上がると「これも使っていいですよ~」と手のひらをパレットと並べてお友達に差し出していました。
出来上がったものを見て、「花束でありがとうって言うのなんかいいね」「お菓子いっぱいもらたから行くんだよね」と子ども同士での会話が聞こえてきました。
子どもたちの心の込もった「ありがとう」を届けるのが今から楽しみです。(B・K)


◆絞り染めでバックを作ろう(そらグループ)

何日も前から楽しみにしていたこと・・・
今日は〇くんのママ先生と一緒に、『絞り染め』を行いました。
先日のファミリースポーツデーでは年長児がバンダナを、グループみんなでグループ旗を黄色に染めるという経験をしたばかりです。
今回は、全員でバック作り。
染め方は、『板締め絞り』『巻き上げ絞り』『ねじり絞り』の3種類です。
ママ先生の説明の後、自分がどの技法で行いたいか選択しそれぞれの机に分かれます。
ここで、一つひとつの技法の説明です。初めて見るものに興味津々の子ども達。真剣に聞いています。
ママ先生の説明の中で、『出来ないときはお友だちに手伝ってもらうといいかもね』という一言が何度か出てきました。初めての経験、よく話を聞いていても実際にやろうとするとできる児もいれば上手く出来ない児もいます。手伝う事が出来る大人の数も限られています。
そんな時、お友だちの協力・・・とても大きな力です。
説明が終わり、一人ひとりにバックが配られスタートです。
やはり、「ここ、どうやるの?」「ちょっとむずかしい」「てつだってよ」と困っている声がいろいろなところから聞こえてきました。
ゆっくりと説明すれば一人で出来る児。押さえてあげていれば自分で出来る児。手伝う部分の多い児。様々ですが、それでもみんな自分のやってみたいという形にはなったようでした。
「できたよ」と嬉しそうです。
さて、その後は。ベランダに出て『染める』という作業です。
タライに用意したお湯。60℃です。「え~っ、あついじゃん」「やけどするかも」と大興奮。
そこに塩を入れます「しょっぱいやつだぁ」「からくなっちゃよ」とここでも大興奮。
よくまぜ、最後に染め粉を入れます。
染め粉の名前は「ダイロン プレミアムダイ」なんだか難しくて「???」の子ども達。
黄色、ピンク、水色の3色から選びます。好きな色を選びタライの前へ。
粉を入れた瞬間、「きれ~い」「すご~い」「はやくやりたい」とやっぱり大興奮。
よく混ぜて、一人ひとりバックを入れ、「きれいないろになぁれ~」と嬉しそうです。
しばらくそのままにして、午後上手く色が付いているか見てみたいと思います。
「やりたくない」という選択をした児が数名いました。バックは全員分用意したので、やらずにそのまま持って帰ってもよいこと。けれど、どんなことをやるのかは見てもらいたい事。を伝えました。
「やってみる」と3名。それでもやらないと4名。
けれど、説明はしっかりと聞いています。「先生と同じやり方にしてみる?」と誘うと「やってみる」と2名。どの技法にしようか決めかねていた様子。
それでも気が向かない児と話をしてみると「難しそうだから」との返事。それならば、と前回のバンダナと同じ技法を提案。「やってみる」と2名。
結局、全員が楽しむことが出来ました。
「やりたくない」の言葉の裏にある部分をしっかりと読み取ってあげたいと改めて感じました。
出来上がったバックを見る瞬間の子どもたちの顔が楽しみです。(M.C)


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