◆11月8日(木)の子どもたち
2018年11月08日 木曜日

今日は園庭で遊びました。以前は、園庭に出ると、保育室前のすべり台のあたりにみんな集まって遊んでいましたが、行動範囲が広がってきて、今では、外へ出ると、スタスタと遠くの方へ歩いていく子が増えてきました。今日も園庭へ出るなり、奥の方へ向かう姿がたくさん見られました。
奥の方の固定自動車では、園庭外を通る車を見るために、車を後ろ向きに乗っていたり、ハンドルを回すことにも興味を持ってきていて、ハンドル席を目がけてみんなで乗ろうとし、ハンドル席の取り合いもするようになりました。今日もそんな姿が見られました。トランポリンにもみんなが集まってきました。ジャンプ風に身体を上下に揺らしたり、低月齢の座ったままの子も、腕を上下に振って揺れている雰囲気を表したり。何度も立って倒れと繰り返し挑戦。それぞれにトランポリンを楽しんんでいました。砂場にも大きな山があり、そこへ◎ちゃんが登ろうとしていました。途中砂をシャベルで掘ろうとし、バランスがくずれ倒れますが、それでも遊びに夢中。遊びたい気持ちが強くなりました。(T.Y)


◆たのしいえほん(ふじ1)

今日は読書の秋を楽しもうと図書館から絵本を借りてきました。少し早いのですが雪山での出来事を描いた、子ども達も大好きなももんちゃんシリーズでお馴染みの 「とよた かずひこさん」の絵本で「やまのおふろやさん」という、猿や雪だるまなどの家族が登場します。
子ども達も可愛いうさぎの家族がお風呂に入って気持ち良さそうにしている表紙を見て興味を持ってくれたようです。膝の上に座っていた〇くんも読み進めていくうちに絵本の絵が見えないので自分から見える場所に移動してよく見てくれました。絵本を楽しんでくれていたようです。
絵本を見た後、身体測定を行いました。泣いてる子もいましたが、ほとんどの子が慣れた様子で上手に立って計ってもらっていてとても成長を感じました。
その後は園庭に出て遊びました。
数日前から砂場に残っている大きなお山に登るのが日課になっている〇くん。
園庭に出ると、早速お山に登り気持ち良さそうに遠くを眺めていました。
◯くんの姿から、改めて子どもたちが満足できる環境、興味が湧く環境を用意したいと感じさせられました。
(y.n)


◆お散歩、楽しいな(ふじ2)

今日は雲一つない良い天気、お散歩日和のようです。
「さくらの坂公園」へお散歩に行くことにしました。
その前に、一つ新しいことにチャレンジしてみました。
「帽子を自分のロッカーへ取りに行くこと」です。
最近のふじ2組の子ども達は自分でやりたいという気持ちを持つ児が増えてきました。なので、帽子を取りに行くことにしました。間違えずにとりにいけるかな?という保育士の心配をよそに、自分のロッカーからサッと取り出して帽子を取りに行きました。
中には勘違いをして、廊下に行こうとする児もいました…。「ロッカー」と「廊下」を聞き間違えたのか、ただ廊下に行って見たかったのか…。様々な姿を見せてくれました。
少しずつ、無理なく、「自分でやってみたい」の気持ちを育んで行こうと思います。
お散歩の準備、完了。
昨日の「歩く散歩」が楽しかったのでしょう。今日は「あるくー」というリクエストが多く聞こえてきました。
〇くんも、昨日の楽しさを覚えていたからか、「あるきたい」とアピールしていました。
今回は、〇くんには「△くんと手を繋いでね」とお願いをしてみました。
△くんはゆっくり歩きたい児、お友だちと手を繋ぐのも初めて。「だいじょうぶかな?」と心配しつつ、様子を見ていると、〇くんが優しく声を掛けながら手を引いてあげていました。
△くんが飛行機を見つけて立ち止まると一緒に立ち止まって「あ!」と一緒に共感したり、△くんがうっかり手を離してしまうと、〇くんの方からまた優しく手を差し伸べてあげたり…。〇くんの優しさを感じ、ほっこりさせてもらった行きの散歩道でした。
さくらの坂公園へ到着すると、いつものすべり台付近は作業中で遊べない状態でした。少し上まで登ってみると、広場があったので、そこで遊んでみました。
広い場所で「まてー」と追いかけっこをしました。「きゃー」と嬉しそうに思い切り走って気持ち良さそうです。
こちらでは大きな桜の木にかくれて「もういーかい?」「まーだだよー」とかくれんぼごっこをしていると、触った木からサラサラ砂が出て来た事に気付いた☆ちゃん。「きれいにしてあげるね」と小石を使ってごしごしきゅっきゅと木のお掃除をしてくれていました。
柵の近くでは、小さな木が植えてあり、まるで木のトンネルのようにしてくぐってみたり、迷路のようにあちこち行っては「どこにいったのかなぁ?」と探すふりをする保育士を見ながらうふっと笑う◎くんの姿もありました。
遊具もない場所でしたが、それぞれが遊びを見つけて楽しんでいます。遊びを見つけられる子ども達が素晴らしいなと改めて感じました。
帰り道、お散歩カーの中では…。
くつろいだ仲間同士、座り込んでおしゃべりしたり、「ぐー」と寝たふりをする児もいました。今日もお友だちと一緒の時間を満喫できたようです。
I・Y


◆落ち葉を集めて…。(きく)
今朝、子どもたちと外の気候について話してみました。
「今日、外へ出るとどうかな?」
と尋ねてみると『涼しい。』と応えられた子がいました。暑くもなく、寒くもなく涼しいという心地よく感じられる季節。今日は園庭へ出て遊びました。
きく組で飼っているカタツムリも殻の中に入って膜をはり冬支度をし始めていました。大きなカタツムリの上に小さな赤ちゃんカタツムリが沢山寄り添ってくっついているのを見つけました。また来年の暖かい季節になるまで、ゆっくりと眠ります。
虫かごの中には、寒さを凌げるよう葉っぱを入れてあげることにしました。
そんな話をすると、
「餌をあげないとお腹すいちゃうんじゃない?」
と心配する声も挙がりました。この夏沢山餌を食べたカタツムリは栄養を蓄えてまた来年元気に出てこれることを話しました。
虫かごの中に入れる葉っぱは落ち葉です。みんなで落ち葉を探すことにしました。園庭へ出ると風が吹いていて、菩提樹の木から葉っぱがひらひらと沢山舞い下りてきました。園庭内を歩き回って探すと、黄色・赤・茶色などの葉っぱが落ちていて、みつけると
「あった。」
「見て。きれい。」
と嬉しそうに見せてくれました。カタツムリの上にみんなで集めた葉っぱをかぶせました。また暖かい季節になったら元気に動いてくれるといいなと思います。T.Y


◆おおきくなった!(たんぽぽ)

最近お部屋での遊びも集中して遊び込め、外に行く準備も早いのでお部屋で遊んでから園庭に行く事が増えてきました。
朝の集まりで今日もお部屋で遊んでから園庭へ行くことを伝え、大きくなったかな?と身体測定をすることも伝えていきました。
「ぼくおおきくなったよ」「〇〇もおおきくなったー」とみんな大きくなったアピールがありました。
大きくなったかな?
そろそろ測定します。の声に片付けや洋服を脱ぐのが早く測定の準備の前に洋服を脱いだ子たちが並んでいました。
お名前を言ってから測定。
「△ちゃんです」「〇くんです」と名前を言えて測定をしました。
「〇〇おおきくなった」「わたしもおおきくなってたよ」と測定が終わり大きくなった喜びを感じていました。
終わったら園庭へ行く準備です。
靴を履いてるとき「先生一緒にお山つくらない?」と誘われ「ぼくもお山つくるー」と集まりお山作りを砂場で楽しみました。
「これ使っていい?」「シャベルかしてー」など使いたい物を調達しお山作りが始まりました。山の隣には川のような道のような掘る子もいました。
気付くと子どもたちだけでなりたっていて土を運んだり山を固めたりしていました。
お山の完成より過程も素敵だと感じました。
たくさんのおひさまを浴びてたくさん遊びました。
t*s

◆揃う (うみグループ)

今日は天気が良いので朝から窓を開けて少し冷たい風を子ども達と感じていました。
最初は寒いから閉めてという子ども達でしたが、次第に窓際に集まって椅子を並べだし外を眺める時間となっていきました。
寒いというのに半袖の子ども達は、どうして半袖なの?と聞くとママがこれ着てって言ったからと言います。
自分の好きな服は着ないの?と聞くと、だってダメって言われるんだもん。と言います。
どんな服なの?と聞くと、変って言われるからと言います。
他にも、もう用意されている。
夜に朝の洋服決まってる。
半袖しかなかった。
半袖着たいけど寒いからって長袖しかダメ。
沢山の家庭の様子が伺えました。
天気が良いのでジャンパーは着なくても大丈夫じゃないかな?と伝えると、ママが着なきゃダメって寒いからって…。と言い着るのですが、ものの五分でジャンパー持っててと言います。
子ども達には体調管理という広すぎるテーマの前に衣服調節を伝えています。その上で手洗いうがいを大切にしていく事など、全ては繋がっているのですが子ども達に伝わりやすいものは、子ども達が身近に感じて身近に出来るものは何なのかを見極めていきたいと思います。
最近、子ども達は洋服をたたんでしまっています。一人が職員に見せると、僕もだよ私もだよと伝え合いが始まります。これでいい?と裏返しのままたたんでいた子どももいました。
一生懸命頑張ったのは確かです。
今度はしっかりたたむ前から見守らなければならないと反省です。
時間がなかったり急いでいたりするとどうしてもぐしゃっとしまってしまうこともあります。保育者が近くにいると、少し不満そうな顔でたたむ姿も見られます。
そんな中いつもマイペースでたたむ子どももいます。
普通というボーダーラインを設定したとしたならば普通より細かいくらい丁寧に行うのですが、給食の時間や次の活動の時間に間に合いません。
その子のペースで時間内に1日を過ごすのならば五分前行動が功をそうするかもしれません。
私たちの見守りが必要となります。
遅くなってはいけないわけではなく、遅くなってしまったら急ぐというように次に繋げる力を身に付けられるというあえて決まっているスケジュールの意味があります。
今日の朝は玩具の片付けがとても綺麗にされており、子ども達も集まりの場所に参加していました。
しかし、玩具は片付けられておりましたが、机と椅子はバラバラ…。
子ども達と「揃える」について話をしました。
揃っているとは?
沢山の揃うがでました。
色、形、模様、柄、長さ、細さ、太さ、大きさ、リズム、速さ、遅さ、動き、左右、高さ、重さ…。
園の中での揃うを改めて見つめていける時間でした。
揃うとどうなのか?
子ども達とそれを体験しながら学んでいきたいと思います。
(あくまで、揃うというテーマの中でです。必ずしも全て、揃う事が良いというわけではありません。)
今日も室内と園庭で遊んでいます。
子ども達が沢山の揃うを見つけてくれました。
この揃うという事を通して次に何に繋がるか見ていきたいと思います。
k★y

◆すごいの見つけた(にじグループ)

ひまわり組は、和田小学校の2年生との交流会のため、朝からお出かけ。
持ち物や約束などの確認をしてから、出発していきました。
もも組とゆり組は、今日も園庭で元気いっぱいに遊びました。
大門側のトンネル滑り台で遊んでいた2歳児が滑り台の上にすごいものを見つけたと、周りの友達や保育士に声をかけてくれました。
近づいてみると、大きなカマキリが止まっていました。
「すごいね!」と話していると、虫好きのゆり組の男の子たちがたくさん集まってきたので、「捕まえてみてよ!」というと、「わかった!」と言うものの、かなりの大きさになかなか手が出ず、みんなでカマキリを囲んだまま移動するばかり。
しばらくすると、「じゃあ、触らないで、見るだけにしよう!」と一人の子が提案。
「OK!!」と、その場にいた子は、返事をして、さらに移動をしていきます。
捕まえられないけど、逃がしたくないという、子どもたちなりの選択だったのかもしれません。
そこに、カマキリの噂を聞いて、虫に詳しい〇くんが「カマキリどこ??」と近づいてきました。
「ここにいるんだけど、みんな捕まえられなくて・・・」と話すと、「僕が捕まえるよ!」と、いとも簡単にカマキリを捕まえてしまいました。
近くにいた子どもたちも、保育士も「おー!!」と歓声が上がり、今度は虫かご探しです。
ちょうど、2歳児クラスが持って来ているものがあったので、それに入れさせてもらい、無事にカマキリを確保しました。
その後は、みんなでカマキリ観察が始まりました。
「これは、メスだね」「葉っぱ入れたらいいのかな?」「虫を食べるんだから、虫を捕まえないと・・・」と、虫かごをっこんで虫好き男子たちは話を弾ませていました。
保育室に戻ってからも、その場にいなかったもも組・ひまわり組のみんなに捕まえた経緯を話したり、「メスだから、女の子の名前を付けようよ」とカマキリネタは尽きませんでした。
名前の候補は「かまちゃん」「かーちゃん」「かまこちゃん」など上がっていましたが、結局決まらず、みんなで明日まだにもっといい名前がないかを考えるという事になっています。
虫などの生き物が大好きな子がそろっているにじグループの子どもたち。
捕まえるだけでなく、しっかりお世話もして、新たに仲間入りしたカマキリも、大事に育てていけたらと思います。(E.Y)

◆カマキリと小学生への憧れ (そらグループ)

秋の大きな行事が少し落ち着いてきたので、今日はクレパスでの自由画を子どもたちに提供してみました。もも、ゆり組を中心に描きたい児を集めて行いました。
画用紙を渡すと楽しそうに描きだしていました。
色使いも随分と上達して、ユーモア溢れる作品が次々と出来上がっていました。
「これ目だよ」「お花畑描いた」「これおひさまで、これ弟で、これがママ」と嬉しそうに教えてくれました。順次、お部屋に飾っていきますのでご覧になってみてください。
園庭に行くと、カマキリを見つけたゆり組の〇くんと△くん。
△くんは、まだ園庭にいっていないお友だちに教えるためにわざわざお部屋に戻ってきて「みんな~園庭でカマキリみつけたよ」と教えにきてくれました。
後から行ってみると、虫かごの中には大きなカマキリ。
「これメスのカマキリだよ」と昆虫に詳しい〇くん。
その後は、蜘蛛の巣も見つけて、蜘蛛を捕まえようとボールを投げてみたりほうきで捕ってみたりと色々と試していました。
一方で、ひまわり組は和田小学校の二年生と交流のためお出かけ。
朝の会が終わってから出発の時間まで少し遊びの時間がありましたが、「まだいかないの?」と早く行きたくてたまらないひまわり組。
給食が始まった頃に帰ってきましたが、「楽しかったー」「見て。こんなにお土産貰った」と折り紙のプレゼントを嬉しそうに見せてくれました。
保「早く小学生になりたい?」
☆くん「うん」
保「なんで小学生になりたいの?」
☆くん「だって、折り紙出来るから」と嬉しそうな表情が印象的でした。
☆くんのように、小学生への憧れが少しでも増した1日になってくれたら嬉しいです。
「和田小訪問(ひまわり)」にて今日の様子が見れますのでご覧ください。(O.Y)


◆和田小訪問 (ひまわり)

年長児は和田小訪問に行きました。
対象のクラスは二年生のクラスで卒園生が数人おり、玄関で出迎えてくれたり、案内をしてくれました。
少し照れながらも顔見知りの子どもに手を振ったり声をかけたりする姿がありました。
そんな中、●ちゃん〜と大きな声で呼ぶ育子園の子ども達の健気な姿に心が温まりました。
年長児は和田小に着くとクラスに入り小学生の前に立ちました。
教師が紹介してくれると緊張した面持ちで各机に案内され、今はまだ大きく見える椅子に座り何をするか説明して貰います。
その説明の中でも、丁寧に細かく教えてくれるお兄さんお姉さん、ざっくりとしか説明せず始めようとするお兄さんにお姉さんが、もっと丁寧に教えてあげてよ?と言い合う姿を年長児は口を開けて見ていました。
今日行ったものはすごろく遊びです。
小学生の手作りのすごろくを行い、遊びの中で先にゴールさせてくれたり、二回もサイコロを振らせてもらったり優遇が良く終始ニコニコしていました。
ゴールしたら終わりですので、飽きた?と聞いてくる小学生に首を横に振る子ども、縦に振る子どもがおりました。
「じゃぁもう一回やろう?」
「じゃぁ折り紙しようか?」
「じゃぁ後ろ向いてて…はい、これ、プレゼント。」
など、計10回も同じすごろくをした子どもや早々に折り紙をした子どもやプレゼントを山のようにもらった子どもがおりました。
いつもは自分達が小さいクラスの子ども達の為に援助をしたりお手伝いや気配りをしてる中、改めて自分よりも年上の存在がこんなにも温かい振る舞いや関わりをしてくれる事を経験した年長児は小学生になったらまたこれを伝承するのだと感じます。
このような伝承を園外でも行い大切に出来る環境を改めて作り上げていきたいと思います。
k★y
Posted in 園のこだわり