◆11月7日(水)の子どもたち
2018年11月07日 水曜日
◆大聖堂屋上へ(つぼみ)

おひさまがやっと顔を出しました。お散歩日和です。秋の自然を満喫しましょう。ということで大聖堂屋上へ遊びに行きました。
道すがら紅葉し始めている木々を見ながら行き、保育士の色が変わっているね、きれいだね、の話にいろいろな反応を見せてくれます。
◎ちゃんは指を差して見上げ□君はボーっと気を見つめ、▽君は木々よりもすれ違う車にめが釘付けでした。
エレベーターで屋上に上がるのですがなぜかエレベーターの中ではシーンと静まり返る子どもたち。場所の雰囲気でがらりと空気感が変わり静かにしなきゃと思ったのでしょうか。
屋上に着くと早く散歩カーから降ろして~と手を伸ばしてアピール。
それぞれの遊びを見つけ、土を握る子、散歩カーの整備をする子、よーいドンで走り回る子、たくさんの笑顔が見られました。
お友だちの靴が脱げたことに気付きその子に靴を届ける◇ちゃん。どうぞと差し出しそっと寄り添っていました。受け取った子も大人が関わるよりも嬉しそう。子どもたち同士の関わり合いにとても温かい気持ちになりました。
園に戻る道中もたくさん遊んで疲れて散歩カーの揺れにウトウトしながらも園に着くとご飯という言葉に食欲増量し、我先にと手洗いに向かいました。
(K☆H)


◆絵本の世界(ふじ1)

今日も朝からお部屋では、赤い法被を着て太鼓&タンバリンを叩いて、お祭り気分を満喫している子ども達です。この光景はしばらく続くかなと思います。
園庭にでました。ホールでは誕生会、つぼみ組とふじ2組は散歩に出かけたので園庭はふじ1組の貸切状態。みんな思い思いに走り回りますが、バラバラではなく何となく一緒の場所に・・。築山・砂場・すべり台とそれぞれの遊び場でグループができているようです。
トランポリンの横にある木の小屋のようなところに〇ちゃんと△ちゃんが遊んでいたので、「3匹のこぶた」の真似をしてみました。
保「やぁ~いこぶた!なかにいれろ!」
子「きゃ~」「いやだよぉ。」
保「そんならこんな家吹き飛ばしてやる!」「ふぅ~!」
子「やめて~」「こわいよ~」
保育者のセリフに、子ども達は物語と同じように返してくれました。
いつも読んでいる絵本の内容を再現できるほどに覚えていることに感心しました。
そんなことをしていると☆ちゃんがやってきて「うんとこしょ」と一言。
次は「大きなかぶ」の真似をしてみました。木の幹を持って「うんとこしょどっこいしょ」と言いながら引っ張ります。保育者が「まだまだかぶは抜けません」「次は誰を呼んでくる?」と聞くと「〇〇ちゃん(くん)」と答え「おいで~」と誘っていました。ちゃんと前の人の体を持って一生懸命に抜こうと頑張っていました。みんなで頑張ったけれど木は抜けないので、抜けそうな草をうんとこしょしました。草が抜けると「とれた~」と大喜び。
一通り「おおきなかぶ」を楽しむと、また「3匹のこぶた」に。保育者がオオカミになりきって「美味しそうなこぶたはどこだ。まて~」と追いかけて食べるふりをするこぶたごっこを楽しみました。初めは数人でしたがどんどんと美味しそうなこぶたが増え大盛りあがりしました。普段、なかなか上手く遊べない〇ちゃんですが、園庭が貸切状態だったこと、グループになって遊べたことで今日はニコニコと笑顔をこぼしながら遊べていました。
友達を気にしながら仲間意識を持って上手に遊べるようになってきているのでみんなで楽しめるごっこ遊びだったりをしていきたいなと思いました。
(I・K)


◆行先のない散歩に出かけるとその先には、様々な発見がいっぱいです(ふじ2)

最近、歩くことに慣れてきた子ども達。散歩カーに乗っていても「歩く」という声が良く聞こえてきています。そのリクエストに応え、行先のない育子園周辺の散歩に出かけてきました。
保育者と手を繋ぎ交代に歩きながら探索を始めます。目の前を走るバスや車に大興奮な子ども達。指差したり、言葉で伝えたりじっと見つめたりとその姿に惹かれた子たちが続々立ち止まり、鑑賞タイムの始まりです。満足するとまた、動きだし次なる気になるもの探しが始まります。
次は、クレーン車が荷物をつっている姿を発見した子たちは、目を輝かせながらじっと見つめ目に焼き付けるかのようにするとその喜びを伝えたいのか指さし教えてくれる子もいます。どの子も満足そうです。
道路の段差に登って歩いてみたり落ちている物を見つけるとしゃがんで探してみたり、少し進むと立ち止まることだらけですが、今日のテーマは、「行先がない散歩。みんなの気になるにおつきあい」だったのでのんびり、ゆったりな空気感です。
歩いて散歩を初めてした子もいました。手を繋いで歩くだけで楽しくてしょうがないようで満面の笑みを浮かべ、「ふふふ」と嬉しい気持ちが声になっています。
そんな中、中野車庫に建てられた建物の中が気になった〇くんが一緒に歩いていた△くんに「△ちゃん。見て。新幹線だよ」と指さし話していました。耳を傾け様子を見ていると△くんも嬉しそうに視線を向けます。〇くんの発想にほのぼのしました。
先に歩みを進めると目の前を歩く◇ちゃんが足を高く振り上げ力強く歩きます。その姿は、大きな動物が歩くかのような姿です。「◇ちゃんは、何?ゾウさん?」と聞くと少し考え「ゴリラさん」と言って胸を叩き始めました。力強いゴリラさんです。育子園にたどり着くまで◇ちゃんは、ゴリラのまま戻りました。
様々な形で散歩を満喫してくれた子ども達。今後も行先を決めない散歩をしてみようと思います。
(N.Y)


◆11月のお誕生会に参加しました(きく)
11月のお誕生会、きく組では3人のお友だちが3歳になりました。楽しみにしていた誕生児たち、まずはクラスでお祝いをしました。「何歳になりましたか」と聞かれ口では「3歳」と答えながらも指は、2本だったりしてまだ2歳が抜け切れないようです。
いつも好きな食べ物を聞くのでもう1つ「好きなお友だち」を聞いてみました。3人とも嬉しそうに答えてくれました。友達関係が深まり、いつも遊んでいるお友達の名前が出てくるようになりました。
誕生会では、きく・たんぽぽ組沢山のお友だちや保育士の前で、誕生児たちもちょっと緊張気味でしたが、みんなにお祝いしてもらいやっぱり嬉しいお誕生会のようでした。
園庭に出ると鉄棒をしたり、ボルダリングをしたり、「できたよ」と言って見せてくれる機会も増えました。「先生もやってごらん」と言われ、「先生、出来ないよ」と言うと「ここを持って、次にここを手で持って」と細かく教えてくれました。体験をして大変な思いをして出来るようになったことは大きいようです。やりやすいやり方が分かって教えられるという事は、すごいことだと思います。
ミミズの取り方まで教えてもらいました。「先生、見つけても取れないよ」と言うと「それは、こうやってやるから」と取り方まで分かっているようでした。たくましい子どもたちです。
色々な遊びが深まると共に友達関係も深まっているのが、見ていてもよく分かります。楽しい経験を友達と共に味わっているときなんだと思います。M・K

◆ザワザワ・・・? (たんぽぽ)

朝おやつの後、いつものようにトイレに行き、遊びに向かうのですが、大きな声があちこちから聞こえてきます。朝からなんだかみんな心がザワザワザワ・・・。
朝の会でもなかなか話し声が止まりません。話を聞くときもやっぱりザワザワ・・。
そして今日は誕生会がありました。「おめでとう」の気持ちでたくさんの拍手を贈り、きく・たんぽぽの11月生まれのお友だちをお祝いしました。
元気いっぱい、笑顔で言う「おめでとう!」は聞いていてもいい気持ちです。
でも少しすると、またお友だちとのお話が楽しくなって、ザワザワ・・。
お楽しみの大型絵本は、先日行ったやきいも会と繋げて、『キューピーのげんきいっぱい おいもほり』という絵本を読みました。興味津々の子どもたち。とっても上手に聞けました。
でも終わるとすぐにまたザワザワ・・
このままでは大変です。ザワザワの気持ちのまま、保育士の声が聞こえないままではみんながケガをしてしまうかもしれません。
誕生会後みんなに、話を聞く場面ではきちんと「聞く」ということの大切さを話して、ザワザワとした気持ちはそっとしまって園庭に出る準備をしました。
キューピーの音楽が聞こえたら園庭から戻る合図です。
よく「聞いて」、玩具を片付けて戻ってこようねと伝えました。
誕生会もあり、いつもより園庭に出た時間が遅かったので、園庭で遊んでいたらあっという間にキューピーが聞こえてきました。
それをちゃんと聞いて、ピューっと走って玄関に向かう姿が見られました。「キューピー鳴った!」「これが聞こえたらおへやだね」と教えに来てくれる子もいました。
最後はいい耳でちゃんと聞いていました。みんなハナマルです。
S.S


◆
◆11月誕生会 (にじグループ)

今日は11月の誕生会がありました。
にじグループに今月から仲間入りしたお友達もお誕生児でした。
初めてのことだらけの育子園で、更に最初の月にお誕生日を迎えたので、緊張や不安もあったと思いますが、舞台の上では堂々として皆の前で「ありがとうございました」と言っている姿がとても立派でした。
にじグループの子どもたちが優しくサポートしてくれ、お誕生児をお祝いしてくれている児がいることがとても嬉しかったです。
今日の給食は偶然誕生児が2人が一緒になりました。
「緊張した?」と聞くと「ちょっと緊張したよ」とハニカミながら、「プレゼントは何もらうの?」と話しが弾み、給食のお楽しみメニューも「全部おかわりしよう」と顔を見合わせて微笑む子どもたち。
お友達からのお祝いや、お楽しみのアトラクションや給食で誕生児が特別な気持ちで満たされ、周りの子どもたちも笑顔になる誕生会の一日となり、子ども同士の関わりが温かく良かったなと思いました。(B・K)
◆一緒に決める(そらグループ)

今月、そらグループには4名の誕生児がいます。今日は、その4名が舞台に上がりみんなにお祝いしてもらいました。待ちに待った日です。たくさんの人の前に立ち、緊張すると思います。けれど、1年に1度と思うのでしょうか。恥ずかしそうにしながらも前に立ち、お礼をして、質問にも答え、色紙をもらいます。そして、最後まで、舞台の上の特別席に座っています。みんなとても素敵な表情です。
誕生日当日、そして、誕生会。子どもたちにとって嬉しい楽しみな日になるようにしてあげたいなと思っています。
昨日と違い、秋晴れです。誕生会後、園庭に飛び出すように出ていく子どもたち。男児数名は、変わらず虫探し。大きな大きないもむしを見つけた〇君。部屋に持っていきたいと言います。そらグループには余っている虫かごがありません。そのため、持ち帰れないと伝えますが納得ができない様子。虫かごを借りる事ができたら良いという事ではと相談。すると、いろいろな人に聞きに行きました。結局見つからず、約束通りいもむしを逃がしてあげる〇君でした。
「ぜったいにいやだ」と自分の意見を押し通そうとすることの多い〇くんですが、一緒に決めた約束はしっかり守ることが出来ました。
こちら側の意見だけ相手の意見だけでなく、一緒に決めるということも大事にし、その時々の子どもの姿をしっかりと認め、受け止めていきたいと思います。(M.C)


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