◆11月6日(火)の子どもたち
2018年11月06日 火曜日
◆おおきくなったよ(つぼみ)

最近のつぼみの子どもたちはやってほしいことや見てほしいことを言葉や行動で示してくれることが多くなりました。そして保育者や大人の言葉にも反応するようになり、いろんなことを出来る範囲が広がってきたように感じます。
朝「今日はお外行くよ」という一言で、帽子や靴下を探し始める子たちの姿がありました。「ミッキーおわったら準備しようね」というと理解したかのようにまた遊び始める◎ちゃん。ミッキー体操が終わると朝の集まりが始まることももう知っています。保育士が絵本をだそうとする前に「今日は何だろう?」と集まってきます。絵本にも興味があるものだと「あ、あっ」と指を差したり反応が多くなってきました。
園庭では「これやって」と鉄棒にぶら下がりたいことをアピールして来たり、「まま~」と保育士を呼んで求めていたり、様々な表現が出来るようになり嬉しく思います。
築山まで行き登ってみたり、砂場であそんでみたり、雨が降ってくる前に園庭でたっぷり遊べました。
(K.E)


◆お祭りスタイル(ふじ1)

10月ごろからお皿やお鍋をスプーンでこんこんと叩き、「お祭り!」と言う子がいました。ある日、お部屋にあったハンカチをお友だちの頭に巻くと、これまたお祭りっぽいと流行りだしました。スカートやマントをさらに身に付け、その子なりの「お祭りスタイル」があるようです。
お皿を包丁などで叩いているのは玩具といえどもあまり良くないかなと、去年のふじぐみでも同じように叩くのが流行っていた時に作った手作りの太鼓とバチを思い出し、きくたんぽぽのお部屋にしまってあったのを借りてきました。子どもたちに見せると、争奪戦になるほどの食いつきっぷりです。
そうこうしているうちに、ファミリースポーツデイの時期に。。園庭で年長さんのソーラン節を何度も見ているうちに、「どっこいしょ!どっこいしょ!」「ソーラン!ソーラン!」のフレーズを覚えてしまい、お部屋でお祭りごっこが始まると、誰かしら「どっこいしょ!」とか「ソーラン!」とか呟いています。
今朝は、年長さんがソーラン節で着ていたはっぴを借りてきて、お部屋に置いてみました。もちろん、早速の大人気。5枚ほど用意していたのですが、ボクも!ワタシも!と止まらないので、結局人数分借りてきました。太鼓やタンバリンを叩いたりとしながら、「どっこいしょ!」「ソーラン!」と朝から賑やかなふじぐみです。
にじグループの年長さんに「ふじぐみの子たちにソーラン節を踊って見せてくれる?」と声をかけてみました。来たい子だけでと言ったのですが、ほとんど全員が張りきって来てくれました。ぞろぞろとやってきた年長さんに、ちょっと緊張気味です。「かまえ!」と保育士が声をかけると、年長さんがサッとポーズをとりました。〇ちゃんは一緒にかまえのポーズをとっています。音楽が始まり、踊りが始まると、その迫力にまさに目を奪われる子どもたち。園庭で見るのとはまた違った迫力です。
踊り終わって、年長さんが帰って行ったあと(また来てくれると言っていました)、△ちゃんに「年長さんかっこよかったね~。」と話しました。「一緒に踊った?」と聞くと、△ちゃんの応えは「止まってた。」とのこと。確かに圧倒されて、じーっと見ていました。「なんで止まってたの?踊らなかったの?」と聞くと、しばらくの沈黙のあと、「おにいさん、すごかった。。」と△ちゃん。そこまでの会話のやりとりができること、感じたことを言葉にできることに驚きました。これからもこんな機会をたくさん作っていき、いつかは一緒に踊れたら・・・と企んでいます。
園庭に出ると、保育士が砂場に大きな山を作っていて、登ったり駆け下りたり、転がったりと大喜び。自ら靴を脱いで、裸足で感触を楽しむ子もいました。
(T.M)


◆やってみる。(ふじ2)

朝の集まりの時、皆に「外で遊びたいひと」「お部屋で遊びたいひと」と聞くと、興味深い答えが聞く事ができました。手を挙げたのは皆、「外で遊びたい」でした。
頭で考えて、自分の気持ちを表現出来るように成長している。嬉しいです。
園庭で遊びました。まず、初めに向かった先は、ボルダリング。いつもは幼児が遊んでいて、憧れのボルダリング。○君は「おにいいさん…」と上を見上げて、ボソッと呟いていました。数名の児が自然と手と足を、かけて、挑戦しようとしていました。
「手はこうやって」と他の児に教えるように○ちゃんはやる気は十分。
でも、上に上るには難しい事がわかると、後ろにいる保育士に「お尻押して」や抱っこで何とか上ろうと、みんな必死です。その中で、○君と◇君は少しコツをつかんだようで、上に一段、一人で上る事ができたのです。◽︎ちゃんも、お尻を持ってあげると、自力で頑張っていました。一段でも、とてもまだ難しいので「やったね!すごいよ!」と言って共に喜びを味わいました。
太鼓橋への挑戦も未だ続いていますが、新たに興味を持ち増えていくのは、嬉しいことです。
この先、興味を持てる事が増えていく事に応援して見守っていきたいです。
砂場では保育士が大きな砂山を作り、その山は大きな存在感をかもしだしていました。
シャベルでお山つくりを続けている児もいました。「階段も作ろう!」など、夢は膨らむばかりです。その、大きな山を足で踏みしめて、歩いて登る児も。てっぺんで「やー!」言ってポーズを決めて、楽しそうです。
裸足になり、砂の感触を足裏で感じながら登る児も。お山の上に座り、休憩する場面も。
色々な楽しみ方がありました。
◇ちゃんは、「キャンディ作ろう」と小枝に葉を通して、持っていました。どこに行くのかと、見ていると、大型遊具の下にある小さな小部屋でした。そこに、ひょいと入り、顔をひょっこり出し、「いらっしゃいませ~」と言って、可愛いお店屋さんになっていました。
先に小部屋にいた※ちゃんも、「いらっしゃいませ~」と言っているようです。
部屋に戻る頃には、ちょうど小雨が降り始めました。満足してみな、部屋に戻ってくることができました。S・A


◆やってあげたい・やってみたい (きく)

『おしゃれなかえるさん』という紙芝居を読みました。
折り紙で折られたおしゃれなかえるが様々な場所に行こうとしてちょっと危ない場面に遭遇するというお話です。読み終わった後、どんな事が起ったのか振り返りながら聞いてみました。
Q.山にのてっぺんに行こうとしたかえるさんはどうなったかな?
A.『風に飛ばされたー』と〇くん。
Q.池で泳いだかえるさんはどうなった?
A.『濡れて折り紙になっちゃった』と△くん。
今日は、わかる人に手を挙げてもらい答えてもらいました。勢いよく手を挙げ、名前を呼ばれると『わからない・・・』ということもありましたが質問を聞いて考えて答えるとても大切な時間でした。物語を観る力・話を聞く力・考える力・答える力と様々な場面での力が必要です。沢山の力が育まれているのが分かります。みんなで一緒に答えるのも一つの楽しさですが、こうやって自分の力で答えていく場面を沢山作っていこうと思いました。
最近お手伝いが盛んです。口拭きタオルを畳んで並べる・椅子を並べる・お布団を敷く等、子どもたちには本当に沢山の場面で助けてもらっています。そんな中、よく見ているなと思った事がありました。
おやつ・給食の際にワゴンを運んでくるのですが、夏頃から子どもたちが自分でおやつを取りに来るようになったのをきっかけにロッカーと机の間にワゴンを置くという配置に変わったのです。
毎日毎日机を動かしてワゴンが入る隙間を開けていました。それを続けて4か月経ったある日、ワゴンを運んで来た事に気付いた☆ちゃんがサーッと机に向かって歩いて行って机を動かしたのです。すると『はい、あけたよ!』と☆ちゃん。ワゴンを見て次に必要な事を考えて行動に起こしてくれていました。
「ありがとう」と伝えると『ここにこれ(ワゴン)置くかなーと思ったの』との事。それから毎日ではないですが頻繁にワゴンを置く時に机を移動するといったお手伝いをしてくれています。もちろん、今日の朝のおやつの時もやってくれていました。
様々な場面での子どもたちの誰かの為にやってあげたいという気持ちや一緒にやりたいという気持ちに感謝しながら、日々を過ごしていきたいと感じました。
K・E


◆「あ」 (たんぽぽ)
朝の会がしっかり定着し、お休みのお友だちのことや今日の予定とかを「聞く」ことと
自分の考えや経験を発表する「話す」ことがますます充実してきています。
今日は「あ」で遊んでみました。
「あ」っていっぱいあること。
びっくりした時の「あ」と、がっかりした時の「あ」、嬉しい時と怖い時、その他にもいろいろ「あ」はあります。
そこで色々な「あ」を表現してみました。
嬉しい「あ」はみんな顔もにこにこと嬉しそうです。
でも悲しい「あ」は眉毛がドスンとおちて本当に悲しそうな顔になります。
そんなみんなの表情を見ていると可愛くて思わずにっこりしてしまいました。
続いて「あ」のつく言葉探しをしました。
アザラシ、雨、飴、あさがお、アイスクリーム・・・「あ」のつく言葉は沢山ありすぎて難しかったです。
そんな言葉遊びが楽しくなってきました。
ゆっくり気味に園庭に出ると雨・・・「あ」がつく雨が降っていました。
パラソルや菩提樹の下で雨宿りしながら遊びました。
トンネルすべり台の築山辺り、昨日は確かにあった焼いもを焼く場所。
今日行ってみると跡形もありません。
びっくりしていました。 確かこの辺に・・・
まさに驚きの「あー。」
お部屋の電球がチカチカしてきて、交換をお願いしたのですが、おもわず「お疲れー。」と声を掛ける☆ちゃんに「あ~・・・」と思いました。
お部屋では初めてハサミを使ってみました。
順番に数人ですが、これもまさに「あ・あ・あ・・・・」とヒヤヒヤする感じでしたが、やる気満々です。
いろんな挑戦が続きます。(N・S)


◆みんなはなまる(もも)

久しぶりの音楽クラブ。
前回に引き続き今日もメロディオンに触れました。
今日は、ド・レ・ミ・ファの4つの音を使って、かえるの歌を弾きました。
右手をお母さんカエルと名付けて、みんなで弾いていきます。
何回か繰り返していくうちに、みんなと音が合わさっていきました。
講師から「すごーい。みんなはなまる~」と褒められるとヤッターと喜ぶ子どもたち。
中には、1人でできるという児もおり、3人ほどみんなの前で披露してくれました。
ちょっぴり緊張しながらもしっかりと音を聞かせてくれた3人。心の成長を感じる瞬間でした。
かえるの歌の後は、低いドの音から、高いドの音へ移りました。
高いドのところには、赤い□のシールが貼ってあるので、子どもたちもすぐに音を掴んでいました。高いドの音を押しながら、ミッキーマウスマーチとアンパンマンマーチを弾きました。
メロディオンを楽しんだ後は、ピアノの音に合わせて身体を動かしました。
ウサギになったり、くまになったり、眠ったり。
最後はドの音を聞き分けて、講師とハイタッチをしてお部屋に戻っていきました。
今日はメロディオンに触れましたが、音楽クラブを通して楽器に触れる楽しさを味わっていけるように見守っていきたいと思います。(O.Y)


◆憧れのバチ(ゆり)

今日の音楽クラブにはパパ先生にママ先生も参加してくれました。いつもより特別感を感じる時間になりました。
今日はファミリースポーツデイが終わり始めての音楽クラブ。
年長児の鼓笛演奏どうだった、という問いにかっこよかった、と声がたくさんあがります。
年中児の子どもたちもこれから年長児になります。それまでに重たい楽器を持っても疲れないことや、リズムの練習を頑張ろう、と気持ちを確認しました。
早速、バチを使ってリズムの練習を行いました。
バチを取りにいくのもただ取りに行くのではなくピアノに合わせて順番に取りに行きました。
自分の番までしっかり待つ年中児。自分の番になると嬉しさのあまり笑顔がこぼれます。
黒音符、白音符、旗音符、スキップ音符、白点音符五種類ものリズムの練習をしました。
練習後は自分が自信のあるリズムを一つ選び、そのリズムが聞こえたら動く、という難易度があがりました。
自分ができるリズムを把握している子どもたちや、たくさん走れる旗音符がいい、スキップをしたいからスキップ音符が好き、というように各々で好きなリズムを選んでいました。
今日は憧れの年長児が持っていたバチを使い、リズムの練習をしました。
いつも以上に気合が入った様子の年中児でした。
(A,Y)


◆音楽クラブ(ひまわり)

今日の音楽クラブでは、ファミリースポーツデイの鼓笛の感想を1人ずつ発表しました。
「○○をしたのが楽しかったです。」
「緊張したけど楽しかったです。」
「かっこいいなって思いました。」
「お母さんが撮ってくれたビデオを見たら上手かったです。」etc…
様々な感想を発表してくれました。
次の質問は「どこの小学校に行きますか?」
「○小」「◇小」「△小」etc…
「え?○小なの?一緒なの?うれしい!」と一緒の小学校に行くお友だちを見つけ、うれしそうな様子を見せる児もいました。
今までは四分音符を黒音符、二分音符を白音符、八分音符を旗音符と呼んでいた子ども達ですが、今日の音楽クラブで四分音符、二分音符、八分音符という名前を教わりました。リズムは変わらないため、すぐに名前も覚えることができました。
「本当の音符のお名前わかるかな?」と聞かれると「四分音符とか八分音符とか付点二分音符とかあるよ。」と★くん。おもわず保育士も「すごい!」と声が出てしまいました。
ファミリースポーツデイでは素敵な演奏をしてくれた年長児。
音楽クラブでのリズム遊びや、お友だちが発表しているときの待つ態度も立派になりました。音楽クラブだけでなく、普段の保育の中でもリズム遊びの楽しさを伝えていきたいと思います。
(K.Y)

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